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世界禁煙デー
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JRAは3日、今村聖奈騎手(19)=栗東・寺島、古川奈穂騎手(22)=栗東・矢作、永島まなみ騎手(20)=栗東・高橋康、角田大河騎手(19)=栗東・石橋、河原田菜々騎手(18)=栗東・渡辺、小林美駒騎手(18)=美浦・鈴木伸=の6人に30日間の騎乗停止を科したことを発表した。 競馬開催中に騎手控室でスマートフォンを使用したため。日本中央競馬会競馬施行規程第147条19号の「競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した者」に該当すると認められ、処分が下った。 同様の処分では15年3月に、JRA通年免許を取得したC・ルメール騎手が騎乗予定前日の調整ルームで携帯電話からリツイートして30日間の騎乗停止となった例などがある。 提供:デイリースポーツ
康太は昨日、天国に旅立ちました。 土曜日の落馬後からずっと意識のない状態で、何とか頑張ってほしいと願ってはいましたが、正直、いつ息を引き取ってもおかしくない状況でした。 そんななか、頑張って心臓を動かし続け、家族や友人たちが気持ちの整理をするため、そして、それぞれがお別れを言うための時間を作ってくれた康太。優しい康太らしい最期だったと思います。 明るくて、本当にいいヤツで、弟であると同時に大事な友達のような存在でした。もう笑って冗談を言い合えないこと、レースで競い合うことができないこと、とても寂しいです。 ですが、いつまでも悲しんでばかりはいられません。普段からよく話をしていたので、僕には康太の気持ちがよくわかります。 まだ35歳。これからも続くはずだった人生で、まだまだやりたいことがあったのは間違いないです。ただ、ここまでの人生にはまったく悔いがなかったと思いますし、大切な家族のために、
JRAは11日、6日の阪神競馬7Rで落馬負傷した藤岡康太騎手=栗東・フリー=が10日午後7時49分に死去したと発表した。35歳だった。落馬後は意識不明の状態が続き、入院加療していた。 藤岡康太騎手は、1988年12月19日、滋賀県出身。祖父が厩務員で、父が健一調教師、兄が佑介騎手という家庭に育った。07年3月に栗東・宮徹厩舎から騎手デビュー。競馬学校の23期生で同期には浜中俊、丸田恭介、田中健、荻野琢真、宮崎北斗、草野太郎、大下智(現調教助手)、池崎祐介元騎手がいる。 07年3月3日の中京1Rで父の管理するヤマニンプロローグに騎乗し、初騎乗初勝利を達成。ルーキーイヤーはJRAで24勝を挙げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。09年にジョーカプチーノのファルコンSで重賞初制覇を果たすと、同年のNHKマイルCで10番人気の低評価を覆してG1初制覇を達成した。 その後もコンスタントに白星を
◇G1・大阪杯(2023年4月2日 阪神芝2000メートル) 春の古馬中距離王決定戦で、武豊がジャックドール(牡5=藤岡)を初のG1制覇に導き、異次元の金字塔を打ち立てた。 54歳19日で大阪杯を迎えた武豊は、岡部幸雄が保持していた騎手のJRA・G1最年長勝利記録(53歳11カ月27日、02年天皇賞・秋=シンボリクリスエス)を塗り替えた。 35年前の88年、武豊は菊花賞をスーパークリークで制し、19歳7カ月23日という史上最年少のG1勝利記録も持つ。最年少と最年長記録のダブル保持という偉業にネットには驚愕と賛辞の声があふれた。 「凄すぎる」「まさに生ける伝説」「どっちも保持してる武豊、ナニモンだよマジで」「最年少記録と、最年長記録を保持してるアスリートなんて聞いた事ない!」「最初に大レース勝った時(スーパークリークで菊花賞)はまだ昭和だったんですよね…」などの声が上がり、武豊を称えていた。
昨年の菊花賞を制したアスクビクターモア(牡4=田村)が放牧先で熱中症による多臓器不全で死んだ。JRAが9日、発表した。8日付けで競走馬登録を抹消した。 アスクビクターモアは父ディープインパクト、母カルティカ(母の父レインボウクエスト)の血統で、21年6月の2歳新馬でデビュー。初戦は3着だったが、続く未勝利戦で初勝利を挙げると、22年のG2・弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇。皐月賞5着、日本ダービーは3着だったが、クラシック最終戦の菊花賞を制した。 今年の宝塚記念(11着)がラストランとなった。通算12戦4勝。獲得賞金は3億4527万5000円(付加賞含む)。 スポニチ
4月30日(日)に京都競馬場で行われた天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)で2着に入ったディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)が、同レースの2着賞金を加算し、総賞金が6億4591万3800円に到達。これによりGI級未勝利馬の獲得賞金ランキングで歴代1位に躍り出た。 ディープボンドは19年10月に京都競馬場の2歳新馬戦でデビュー。3歳春の京都新聞杯で重賞初制覇を果たした。その後も21年、22年に阪神大賞典を連覇するなど活躍。天皇賞(春)では一昨年から3年連続の2着に好走した。 【GI未勝利馬の歴代獲得賞金ランキング】 1位 ディープボンド 6億4591万3800円 2位 キョウトシチー 6億2870万1000円 3位 ナイスネイチャ 6億1918万8000円 4位 バランスオブゲーム 6億1769万5000円 5位 ダイワテキサス 6億1326万2000円 6位 メイ
1月某日、美浦トレセンに大手牧場の重鎮の姿が。これはまたとない機会と思い、気になっていた質問をぶつけてみた。 「ウマ娘の影響力は、現場でも感じ取っていますか?」 いまさらながら、話題の『ウマ娘 プリティーダービー』について説明したい。公式サイトによると、“かつて名勝負、伝説のレース、偉大な記録を生んだ競走馬の名前と魂を受け継いだ『ウマ娘』たちが織りなすクロスメディアコンテンツ!”とのこと。世間ズレしてブームに乗り遅れた私は詳しく知らなかったのだが、熱心なユーザーである記者仲間に聞くと、実在する名馬を基にしたキャラクターを育成し、レースで活躍させるゲーム(21年にサービス開始)だそうだ。 ゲームに先駆けて漫画やアニメ化もされており、もともと競馬が好きだったファンにとどまらず、それまで競馬に興味のなかった人々もとりこにしている大人気コンテンツ、それが『ウマ娘』である。もちろんトレセン内でも話題
アグネスデジタルが死んだことが分かった。8日、ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが発表した。24歳だった。 同馬は99年9月12日阪神でデビュー。芝&ダートの元祖二刀流として活躍し、00年マイルCSでG1初制覇。01年には交流G1・南部杯を制すると、続く天皇賞・秋ではテイエムオペラオーを撃破した。同年香港Cで海外G1初制覇を飾り、02年にはフェブラリーSを制覇した。 03年安田記念でG1・6勝目を挙げた後は勝ち星に恵まれず、同年有馬記念9着を最後に引退した。 管理した白井寿昭元調教師は「ビックリしました。アメリカで当歳の時に自分で見つけてきた馬。芝とダートのG1を勝ってくれて、いろんな思い出をつくってくれました。おとなしい馬で、海外とかでも動じることはありませんでしたね。残念です」としみじみと語った。 主戦騎手だった四位洋文調教師は「残念ですね。アグネスデジタルには、いろんな景色
「ダービーを見て、すごく怖かった」レース直後に急逝した悲しみを乗り越え、イグナイターでさきたま杯を勝つまで 先週31日、浦和・さきたま杯JpnIIをイグナイターが制しました。昨年の地方競馬の年度代表馬で、JRA馬と戦うダートグレード競走はこれが3勝目。しかしながら、新子雅司調教師は「今回は怖かった……」と胸の内を明かします。 そのきっかけは、日本ダービーのゴール直後、スキルヴィングが急性心不全で倒れたこと。8年前のJBCスプリントで同じ理由によって管理馬が倒れた悪夢と後悔が蘇ったといいます。大レースで勝つには究極の仕上げが時に求められます。 そこで生きる人たちの「ちょっと馬ニアックな世界」を覗いてみましょう。 好位から直線でグイッと伸びると、スマイルウィ(船橋)をクビ差交わしてさきたま杯を勝ったイグナイター。地方競馬の年度代表馬にあたるNARグランプリ年度代表馬に昨年選ばれた園田・姫路競馬
現役時代に重賞4勝を挙げて、名バイプレーヤーとして人気を集めたナイスネイチャが30日12時40分、北海道浦河町の渡辺牧場で死んだ。35歳だった。存命のJRA重賞勝ち馬としては最高齢だった。同日、認定NPO法人引退馬協会がホームページで発表した。 ナイスネイチャは父ナイスダンサー、母ウラカワミユキ、母の父ハビトニーの血統。通算成績は41戦7勝(重賞4勝)。90年に栗東・松永善晴厩舎からデビュー。3歳時に小倉記念、京都新聞杯、鳴尾記念と重賞を3勝。その後は有馬記念で3年連続で3着に敗れるなど惜敗が続いたが、6歳時の高松宮杯で17戦ぶりの勝利を挙げた。総獲得賞金は6億2358万5600円。 96年に現役引退後、97年からは種牡馬として日高スタリオンステーションで繋養され、代表産駒のセイントネイチャーはJRAで3勝を挙げた。また、99年にワイド馬券が発売開始となった際にはキャンペーンキャラクターに
1番人気の秋華賞で10着に敗れた白毛の桜花賞馬ソダシ(牝3歳、栗東・須貝)が、チャンピオンズC(12月5日・中京)でダートに初挑戦することが10日、明らかになった。須貝師は「古馬とは斤量差もあるし、血統的に物語ってるものもあるしね。1回試してみてもいいかなと。今後も見据えてね。距離の千八もちょうどいい。これからの選択肢も広がると思うので」と説明。鞍上は引き続き吉田隼人騎手(37)=美浦・フリー=が務める。 これまで全8戦で芝のレースに参戦し、G1・2勝、重賞5勝を挙げるなど6勝をマーク。一方、父クロフネは01年ジャパンCダートの覇者で、母ブチコも全4勝をダートで挙げており、近親にもダートの活躍馬が数多くいる。血統的な適性は高そうだ。白毛の桜の女王が、新たなフィールドでどんな走りを披露するのか、注目が集まる。 提供:デイリースポーツ
現地時間25日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドC(4歳上・G1・ダ2000m)は、道中最後方からとなった川田将雅騎手騎乗の4番人気ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)が、直線で一気に前の各馬を差し切り、早めに先頭に立って粘った3番人気アルジールス(セ6、英・S&E.クリスフォード厩舎)に2.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分03秒25(良)。 3着には11番人気エンブレムロード(牡5、沙・A.アブドゥルワーヒド厩舎)が入った。なお、1番人気カントリーグラマー(牡6、米・B.バファート厩舎)は7着に終わった。 8番人気テーオーケインズ(牡6、栗東・高柳大輔厩舎)は4着、10番人気クラウンプライド(牡4、栗東・新谷功一厩舎)は5着、2番人気パンサラッサ(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)は10着、5番人気ジオグリフ(牡4、美浦・木村哲也厩舎)は11着、9
29日、東京競馬場で行われた日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m)は、後方からレースを進めた武豊騎手騎乗の3番人気ドウデュース(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で前の各馬を差し切り、そのさらに後ろから追い込んだ2番人気イクイノックス(牡3、美浦・木村哲也厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分21秒9(良、レースレコード)。 さらに2馬身差の3着に7番人気アスクビクターモア(牡3、美浦・田村康仁厩舎)が入った。なお、1番人気ダノンベルーガ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は4着に終わった。 勝ったドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、その父Vindicationという血統。皐月賞3着からの逆転勝利で、2019年に生産されたサラブレッド7522頭の頂点に立った。GIは朝日杯フューチュリティSに続き2勝目。 武豊騎手は13年キズナ以来9年ぶりのダービー制覇で、騎手
98年のダービー馬でG1を4勝したスペシャルウィークが27日、けい養先の北海道日高町の日高大洋牧場で死んだ。23歳だった。武豊騎手にダービー初勝利を届けた馬で、種牡馬としてもG1を6勝したブエナビスタ、05年のオークス、アメリカンオークスを制したシーザリオ、14年菊花賞馬トーホウジャッカルなどを輩出した。 日高大洋牧場代表取締役・小野田宏氏「23日の放牧中に転倒し、左腰を強く打ったため、馬房内で経過観察をしておりましたが、本日、転倒しているところをスタッフが発見し、午後4時40分に死にました。ファンがとても多い馬で現役時代に一緒に戦った世代の馬たちが種牡馬として活動しているなかで少しでも長く生きていてもらいたかったものの、不慮の事故でこの世を旅立つことになってしまいました。スペシャルウィークには感謝の気持ちで一杯です」 武豊「突然のことで驚いています。自分にとっては、自分をダービージョッキ
抹消一覧 2013年11月2日抹消分 抹消馬名 メジロカトリーヌ 調教師 大久保洋吉 最近のレース 2013年2回新潟12日10R 父馬名/母馬名 メジロライアン メジロダーリング 収得賞金 700万円 入着賞金 3506万円 (一部抜粋) 【補足】 JRAのHPは各ページに直リンクできないので、トップページから 「テータファイル」→「競走馬登録/抹消一覧」→「2013年11月2日抹消(6頭) と選択してください。このページで登録抹消馬にメジロカトリーヌという馬が抹消されているのが確認できます。 このメジロカトリーヌはJRAに唯一所属するメジロライアン産駒でした。また、ノーザンテーストを祖とする競走馬もほかにいません。メジロカトリーヌの抹消をもって、ノーザンテースト系競走馬はすべて中央競馬を去ったことになります。 地方では数頭のメジロライアン産駒のほか、ダイナレターを父に持つダイナマイトメ
“九州産の星”として人気を集め、8月の北九州記念で熊本県産馬として初の重賞制覇を飾ったヨカヨカ(牝3歳、栗東・谷)は22日、左第1指節種子骨骨折が判明。競走能力喪失と診断された。 提供:デイリースポーツ
注目のオルフェーヴルの始動戦。衝撃のレースが展開された。最初、テンポイントになったのかと思った。そうではなかった。しばらくたって再び馬群を追走しはじめると、一旦はレースを止めるように速度を落とし、明らかに圏外に去っていたオルフェーヴルは、まるで他馬とはエンジンがちがっていた。レースを止めようとしてスピードを落とし、馬群から離れたロスはいったい何秒くらいあったのだろう。あんなレースを展開しながら、もうちょっとで勝つところだった。ゴール直後、勝ったギュスターヴクライの福永祐一が笑っていた。「まいったな…」、苦笑に見えた。 オルフェーヴルは「逸走」したのだろうか? VTRをみて、パトロール映像をみて気がついた。オルフェーヴルは逸走などしていない。鞍上の指示に従い、走りたくて、走りたくてどうしようもなかったが、鞍上の指示を受け入れ、レースをやめようとしたのである。 休み明け。明らかにテンションは上
JRAは8日、令和5年度新規調教師免許試験の合格者を発表。JRA重賞159勝(うちG1・34勝)を挙げた福永祐一騎手(45)=栗東・フリー=が狭き門を突破し、見事に合格を果たした。 “天才”と呼ばれた元騎手・福永洋一の息子として注目を浴び、“花の12期生”として1996年に騎手デビュー。新人時代から勝ち鞍を量産し、ほどなく一線級に加わった。年を重ねるごとに円熟味が増し、一昨年はコントレイルの無敗3冠を達成。自身最多となる年間134勝をマークした。昨年はシャフリヤールでダービー連覇、今年はフェブラリーS(カフェファラオ)、皐月賞(ジオグリフ)とG1を2勝。10月16日には史上4人目となるJRA通算2600勝に到達した。誰もが認める現役トップジョッキーが、キャリア絶頂のタイミングで調教師転向を選択するのは異例だ。 本格的に試験勉強を始めたのは今年に入ってから。周囲には「ジョッキーのモチベーショ
「ジョッキーたちは、命を守り合う仲間」人馬の命を守るため──より強く持ち続けたい思い【In the brain】 4月6日、起きてほしくないと思い続けてきた事故が起きてしまいました。 事故は起こり、そして康太が旅立ってしまった。落馬したという事実だけを切り取れば、先行馬との距離が近すぎたことが原因なので、事象そのものは当該馬に騎乗していた騎手の責任です。当然、周りにいたジョッキーたちは誰も悪くない。かといって、康太が雑に乗っていたのかとなると、決してそんなことはない。ただ、あの瞬間、ほんの少し、本当にほんの少しだけ、前の馬との距離が近すぎてしまった。 康太への想い、思い出は、僕の心にあります。ここで僕がお伝えしたいのは、ほんの数センチの差で、ああいった事故が起きてしまう危険な部分もあるのが『競馬』だということ。死につながる事故がJRAでは20年間起こらなかったというだけで、そういった事故が
5日、イギリスのニューマーケット競馬場でクラシック第1冠目の英2000ギニー(G1・芝1600m)が行われ、D.オブライエン騎手騎乗、ノーザンファーム生まれのディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が中団追走から鋭く抜け出し、後続の追撃も抑え1.1/2馬身差で勝利、無傷4連勝でG1・2勝目、日本産馬初の英国クラシック制覇の偉業を達成した。勝ちタイムは1:36.55(稍重)。 2着はD.プロバート騎手騎乗のティップトゥーウィン、3着はW.ビュイック騎手騎乗の1番人気マサー。人気の一角だったS.ヘファーナン騎手騎乗のグスタフクリムトは6着だった。 サクソンウォリアーは父ディープインパクト、母は欧州2歳牝馬チャンピオンのメイビー、その父Galileoという血統。2歳時に無敗の3連勝でG1・レーシングポストTを制し、このレースが今年初戦だった。今後はブックメーカー
1998年のJRA賞年度代表馬を受賞するなど数々の輝かしい実績を残し、日本が誇る「最強マイラー」として知られるタイキシャトルが、8月17日の午前5時ごろ死亡した。28歳だった。同日、引退馬協会がホームページ上で発表した。 馬房には荒れた様子もなく、寝ている間に安らかに旅立ったものと思われ、獣医師の死亡診断でも、老衰による心不全とのことだったという。 タイキシャトルは父Devil's Bag、母ウェルシュマフィン、母の父Caerleonという血統。通算成績は13戦11勝(うちGIを5勝)。引退後は種牡馬となり、メイショウボーラー、ウインクリューガー、サマーウインド、レッドスパーダ、ゴールデンキャストなどの重賞馬を送り出した。 残した主な実績は下記のとおり。マイル以下を主戦場とした競走馬が年度代表馬を受賞、ならびにJRA顕彰馬に選定されるのはともに史上初のことだった。(※現在の馬齢表記に準拠)
18年有馬記念を制したブラストワンピース(牡7歳、美浦・大竹)が現役を引退することが19日、シルクホースクラブのホームページで発表された。昨年の札幌記念5着後に痛めた右前球節の状態が回復せず、ターフを去ることが決まった。 同馬は17年11月の東京でデビュー。無傷3連勝で毎日杯を制し、続くダービーは5着。1番人気に推された菊花賞は4着に敗れたが、暮れの有馬記念を制して悲願のG1初制覇を飾った。翌年は札幌記念Vから凱旋門賞に挑戦して11着。帰国初戦の20年AJCCが最後の勝利となった。通算成績は18戦7勝(うち重賞5勝)。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬になる。 提供:デイリースポーツ
スタディオブマンが仏ダービー制覇、父ディープインパクトは日仏のダービーを産駒が制した(提供:Racingfotos Ltd) 3日にフランスのシャンティイ競馬場で行われたジョッケクルブ賞(仏ダービー・G1・芝2100m)は、S.パスキエ騎手が騎乗し、中団で進めたディープインパクト産駒のスタディオブマン(牡3、仏・P.バリー厩舎)が、直線の叩き合いから抜け出し優勝した。重馬場で勝ちタイムは2:07.44。 2着はM.バルザローナ騎手騎乗のパタスコイ(牡3、仏・X.トマドゥモールト厩舎)、3着はA.アムラン騎手騎乗のルイドール(牡3、仏・T.カスタニェイラ厩舎)。 ディープインパクトは産駒のワグネリアン(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が今年の日本ダービー(GI・芝2400m)を制しており、産駒の日仏ダービー制覇となった。昨日の英ダービーで期待されたディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、愛
栄光の影にさまざまな馬の物語がある(写真は今年のダービー馬ドウデュース。文中に登場する馬とは関係ありません) これから「重いテーマ」を論じる。しかし、現実問題として今の自分には何の力もなく、解決策も見当たらない。それでも、記者として当事者の気持ちをくんで書き記すことはできる。見切り発車ではあるけれど、ひとまず筆を執った次第だ。 少し前の話。友人(某厩舎のスタッフ)の担当馬が引退したという話を耳にした。重賞には手が届かなかったが、堅実な走りで長く活躍。俗に言う“馬主孝行”な馬だった。 ある日、調教スタンドで久しぶりに彼の姿を見かけたので「聞いたよ。引退したみたいだね。よく頑張ったね」と声を掛けた。すると、彼の口から予想外の言葉が返ってきた。 「十分走ってくれたし、今後は乗馬としてゆっくりさせてもらえるものだと思っていました。そしたら…ネットオークションに出されたんですよ。確かに、パンクしたわ
地方・盛岡のダートで南部杯を制したかと思えば、次走は芝の天皇賞・秋で、テイエムオペラオー相手に勝利するなど、芝・ダートを問わず国内外で活躍したアグネスデジタルが、種牡馬を引退しました。 17年間、種牡馬として過ごしたのはビッグレッドファーム。種牡馬としては珍しく夜間放牧が行われたり、種付け時にはとある配慮がされていたとか。そこには彼の健康を願う思いが込められていました。 これから十勝軽種馬農業協同組合・種馬場で余生を過ごすアグネスデジタルについての思い出を、ビッグレッドファーム・スタリオン部門主任の木村浩史氏に伺いました。 (取材・構成=大恵陽子) ※このインタビューは電話取材で行いました 夜間放牧でストレス解消していた種牡馬時代 ――稀代のオールラウンダーとして活躍したアグネスデジタルが今年をもって種牡馬を引退とのことですが、ビッグレッドファームに種牡馬入りしたのは2004年1月でした。
21日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年はオンラインセール方式で行われた千葉サラブレッドセールで『プレミアステップスの2019』(牡)が、4億7010万円(税込5億1711万円)で落札された。落札者は藤田晋氏。 同セールの歴代最高落札額は2015年に落札された『ムーンレディの2013』(牡、父ディープインパクト、競走馬名マツリダバッハ)の1億9000万円。この記録を大幅に更新した。 プレミアステップスの2019は父ディープインパクト、母の父Footstepsinthesandという血統。北海道千歳市の社台ファームの生産馬。 父のディープインパクトは2019年7月30日に死亡。デビューを控えた現2歳世代の産駒は109頭。最終の1歳世代は6頭しかおらず、残された産駒への注目は高まるばかりだ。
【岩手競馬からのお知らせ】 生涯通算43戦39勝の成績を残し、数々の伝説を創り上げたトウケイニセイ号。種牡馬引退後、岩手県滝沢村の『馬っこパーク・いわて』で余生を送っておりましたが、本日(3月6日)朝、死亡が確認されましたので、お知らせいたします。 【馬っこパーク・いわて』代表 山手氏のコメント】 「1ヶ月ほど、飼葉食いが悪くなり、少し痩せてきたこともありましたが、ここ数日は体調も上向きでした。昨夜も元気だったのですが、今朝、馬房で亡くなっていました。全国の皆様から「トウケイニセイ基金」へのご支援も寄せられ、岩手の宝として、皆様に愛されながら、まだまだこれからもゆっくりと余生を送れるものと思っていましたが、非常に残念です」 【菅原勲騎手のコメント】 「自分に競馬を教えてくれた馬でした。トウケイニセイがいなかったら、自分の騎手人生は全く違ったものになっていたと思います。それほど、騎手として大
「秋華賞・G1」(17日、阪神) 単勝1・9倍の圧倒的な1番人気に支持された白毛馬のソダシだったが、まさかの10着に敗れた。道中は2番手から追走したが、3コーナー過ぎから吉田隼の手が動き、直線でもまったく伸びず馬群に沈んだ。 レース後に馬の状態を確認した須貝師は、「ゲートでぶつけたのだろうけど、歯が折れてグラグラしていて血が出ていた。それが影響したのかな」と敗因を分析。阪神JF、桜花賞に続き3つ目のG1タイトルを狙ったが、思いがけぬ結末に落胆の表情は隠せなかった。 提供:デイリースポーツ
11月27日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(GI)に予備登録した外国馬のうち、以下の6頭の関係者から招待を受諾する旨の連絡があり、来日スケジュールも決定した。 ●ブルーム(アイルランド・牡6 A.オブライエン厩舎) 2021年サンクルー大賞(フランスG1)1着など29戦8勝 ●マジカルラグーン(アイルランド・牝3 Mrs.J. ハリントン厩舎) 2022年愛オークス(G1)1着など7戦3勝、エリザベス女王杯から転戦予定 ●グランドグローリー(フランス・牝6 G.ビエトリーニ厩舎) 2021年ジャンロマネ賞(フランスG1)1着など通算23戦8勝 ●オネスト(フランス・牡3 F.シャペ厩舎) 2022年パリ大賞(フランスG1)1着など通算8戦3勝 ●シムカミル(フランス・牡3 S.ワッテル厩舎) 2022年ニエル賞(フランスG2)1着など通算9戦4勝 ●テュネス(ドイツ・牡3 P.
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