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9日、日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬展示会が開催された。 展示されたのは新種牡馬グローリーヴェイズ、新入厩のサトノアラジンほか、初年度産駒が大活躍中のグレーターロンドンやGIサイアーのジャスタウェイなど同スタリオンステーションが誇る15頭。 展示会にはグローリーヴェイズと苦楽をともにした尾関知人調教師も駆けつけ「2歳からデビューして長くトップレベルで活躍してくれました。432キロでデビューしながら、最終的には460kgにもなった成長力や、海外の競馬でもしっかりと結果を出してくれた精神力もセールスポイントになると思います。充実期は得意とする京都競馬場が改修工事のために使えなくなったのは残念でしたが、国内GIも夢ではなかったと思います」とメッセージが送られた。
JRAは7日、今月28日をもって、5名の調教師と1名の騎手が引退すると発表した。調教師はいずれも定年によるもので、2017年の秋華賞を制したディアドラや99年の日本ダービー馬アドマイヤベガを育て、JRA重賞63勝を挙げた橋田満調教師ら5人。 また令和5年度調教師免許試験(新規)に合格した福永祐一騎手も今月で引退し、3月1日付けで調教師免許が交付される。 【調教師】 五十嵐忠男(栗東) 池添兼雄(栗東) 大江原哲(美浦) 橋田満(栗東) 南井克巳(栗東) 【騎手】 福永祐一(栗東・フリー) (JRAホームページより)
昨年の武蔵野Sを制し、1月29日の前走・根岸Sで2着だったギルデッドミラー(牝6=松永幹、父オルフェーヴル)は右前第1指骨剥離骨折が判明したため、登録済みのフェブラリーS(19日、東京ダート1600メートル)を回避して引退、繁殖入りが決まった。8日、シルクホースクラブが発表した。 当初はこの日、1週前追い切りを予定していたが前日の調教後に右前脚に張りが出たことから獣医師がチェックしたところ判明した、としている。 幸い軽度ではあるものの全治3カ月の診断となり、現役を退くことになった。 スポニチ
競馬学校騎手課程の卒業式を終え、晴れて騎手になることが決まった河原田菜々さん(左)と小林美駒さん(カメラ・荒牧 徹) JRAは7日、令和5年度(2023年度)の騎手免許試験合格者6人を発表した。女性は大阪府出身の河原田菜々(かわはらだ・なな)さん(18)と、新潟県出身の小林美駒(こばやし・みく)さん(17)が合格。一昨年の永島まなみ、古川奈穂、昨年の今村聖奈に続く3年連続の合格で、現役女性騎手は16年合格の藤田菜七子を含む6人となる。 他の合格者は茨城県出身の石田拓郎(いしだ・たくろう)さん(18)、長野県出身の小林勝太(こばやし・しょうた)さん(20)、神奈川県出身の佐藤翔馬(さとう・しょうま)さん(18)、岐阜県出身の田口貫太(たぐち・かんた)さん(19)。田口さんは両親ともに笠松競馬の元騎手で、父は現役の田口輝彦調教師という競馬一家の出身だ。 スポーツ報知
JRAは6日、今月で騎手を引退し調教師へと転身する福永祐一騎手(栗東・フリー)の引退式を3月4日に阪神競馬場で、今月19日の最終騎乗後にはインタビューを東京競馬場で実施すると発表した。 福永騎手は1996年のデビュー以来、JRA歴代4位となる通算2634勝を挙げ、重賞160勝、日本ダービー3勝を含むGI・34勝、JRA史上最長となる13年連続JRA年間100勝などの成績を残し、日本を代表する騎手として国内外で活躍した。今月はサウジアラビアでの海外騎乗を予定しているため、19日がJRAでの最終騎乗となる。 競馬場でのセレモニーに加えて、引退スペシャルサイト「Theヒストリー」が10日にオープンする。騎手を志した少年時代から、騎手デビュー、悲願の日本ダービー制覇、待ち望んだ三冠馬との出会い、そして調教師としての未来像と、騎手本人が語ったコンテンツなどを掲載。またJRAの公式Facebookでは
1日、ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)が川崎記念(JpnI)を勝利。これにより、オルフェーヴル産駒は初年度産駒がデビューした2017年から7年連続のGI級競走制覇を達成した。 オルフェーヴルは父ステイゴールド、母オリエンタルアート、母の父メジロマックイーンという血統。全兄は2009年の有馬記念(GI)をはじめ、GI・3勝を含む重賞7勝を挙げたドリームジャーニーである。 2011年、史上7頭目となる牡馬クラシック三冠を達成し、同年の年度代表馬にも選出。通算成績はGI・6勝を含む21戦12勝で、多くのファンに惜しまれつつ種牡馬となった。 現在は北海道勇払郡にある社台スタリオンステーションにて繋養されており、2023年度の種付料は350万円と発表されている。 【オルフェーヴル産駒が制したGI級競走】 2017年 阪神JF ラッキーライラック 2018年 皐月賞 エポカドーロ 2019年
◆第72回川崎記念・交流G1(2月1日、川崎・ダート2100メートル) 23年最初の交流G1は古馬10頭によって争われ、横山和生騎手とコンビを組んだ2番人気のウシュバテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)が4コーナー過ぎで早々と抜け出し、1番人気テーオーケインズ(松山弘平騎手)の追撃をしのいで昨年末の東京大賞典に続くG1連勝を果たした。勝ち時計は2分16秒0(良)。 テーオーケインズは半馬身差の2着。さらに4馬身差と大きく離された3着に、5番人気のニューモニュメント(小崎綾也騎手)が続いた。 横山和生騎手「今年、初めてのG1を勝ててうれしい。ウシュバテソーロといろいろな競馬をしてきて、小回りの川崎はどうかと思ったが、こなしてくれたことは今後の自信につながる」 高木登調教師「無難にスタートを切り、いいリズムで行けていると思った。内に入り窮屈になるかなとも思ったが、阪神で厳しい
個性派の快速馬、リフレイム(牝5歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父アメリカンファラオ)が現役を引退することが1月13日、分かった。馬主である山口裕介氏が代表を務める山口ステーブルのツイッターで発表されたもの。身体面での異常を発症したことによるものとしている。 同馬は2020年7月の新潟でのデビュー戦で大きく右へもたれ、外ラチ沿いまで行きながらも差し切る豪快な勝ちっぷりで話題を集めた。その後も右へもたれる癖はなかなか直らなかったが、圧倒的な速力を武器に芝、ダートを問わない走りを見せ、オープン2勝を含む6勝を挙げていた。鮮やかな逃げ切りを見せた先月のコールドムーンSがラストランになった。 スポーツ報知
第67回日本ダービー。河内洋騎手騎乗のアグネスフライト(手前・4番)がゴール手前でエアシャカールを差し、鼻差でゴール 2000年の日本ダービー馬で種牡馬引退後は社台ブルーグラスファームで余生を送っていたアグネスフライト(牡)が、1月11日に老衰のため26歳で死んだとJRAが発表した。 同馬は2000年、デビュー5戦目で迎えた日本ダービーを優勝。河内洋騎手(現・調教師)の悲願のダービー初制覇を実現した。 社台ファーム場長・東礼治郎氏「2000年のダービー馬アグネスフライトは、起立不能となり、回復の見込みが立たず安楽死の措置が取られました。現役引退後は日高スタリオンで種牡馬生活を送り、種牡馬引退後は社台ファームに乗馬として引き取り、若いホースマンたちの指導役として活躍してくれました。乗馬引退後は2015年9月に社台ブルーグラスファームに移り、功労馬厩舎にてローエングリン、スカーレットブーケ、ス
中山大障害でラストランとなったオジュウチョウサン(牡11歳、美浦・和田郎)を所有する長山オーナーが24日、報道各社にコメントを寄せた。 ◇ ◇ ◇ オジュウチョウサンのオーナーの長山尚義です。中山大障害当日にこのような式を行っていただき、日本中央競馬会の皆さま、ファンの皆さまに本当に感謝しています。ありがとうございました。本日、オジュウチョウサンは競走馬を引退します。「オジュウチョウサン」という馬名は、家族とともに名付けました。私の息子が子どもの頃、自分のことを「俺(オレ)」と言えず、「オジュウ(俺)オジュウ(俺)」と発音、発声していたこと。そこから「オジュウチョウサン」という馬名が生まれました。今や世界中にたくさんのオジュウチョウサンのファンがいます。これだけの馬を所有できたことは、オーナー冥利(みょうり)に尽きます。 平地競走で未勝利に終わってから障害競走に転向し、彼は「絶対王
11日、阪神競馬場で行われた阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)は、中団に付けた川田将雅騎手騎乗の1番人気リバティアイランド(牝2、栗東・中内田充正厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、内から伸びた12番人気シンリョクカ(牝2、美浦・竹内正洋厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒1(良)。 さらにクビ差の3着に10番人気ドゥアイズ(牝2、栗東・庄野靖志厩舎)が入った。なお、2番人気モリアーナ(牝2、美浦・武藤善則厩舎)は12着、3番人気ウンブライル(牝2、美浦・木村哲也厩舎)は15着に終わった。 勝ったリバティアイランドは、父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ、その父All Americanという血統。アルテミスS・2着からの逆転勝利で2歳女王に輝いた。 【勝ち馬プロフィール】 ◆リバティアイランド(牝2) 騎手:川田将雅 厩舎:栗東・中内田充正
JRAは8日、令和5年度新規調教師免許試験の合格者を発表。JRA重賞159勝(うちG1・34勝)を挙げた福永祐一騎手(45)=栗東・フリー=が狭き門を突破し、見事に合格を果たした。 “天才”と呼ばれた元騎手・福永洋一の息子として注目を浴び、“花の12期生”として1996年に騎手デビュー。新人時代から勝ち鞍を量産し、ほどなく一線級に加わった。年を重ねるごとに円熟味が増し、一昨年はコントレイルの無敗3冠を達成。自身最多となる年間134勝をマークした。昨年はシャフリヤールでダービー連覇、今年はフェブラリーS(カフェファラオ)、皐月賞(ジオグリフ)とG1を2勝。10月16日には史上4人目となるJRA通算2600勝に到達した。誰もが認める現役トップジョッキーが、キャリア絶頂のタイミングで調教師転向を選択するのは異例だ。 本格的に試験勉強を始めたのは今年に入ってから。周囲には「ジョッキーのモチベーショ
◆香港カップ・G1(12月11日、シャティン競馬場・芝2000メートル) JRA海外馬券発売レースの香港国際競走(11日、シャティン競馬場)に、武豊騎手(53)=栗東・フリー=が5年ぶりに参戦する。香港カップ・G1(芝2000メートル)で初コンビを組むのは、デビューから一貫して2000メートルを走るジャックドール。16年覇者の父モーリスとの親子制覇へ「チャンスはある」と意気込む。 武豊が5年ぶりに香港国際競走に参戦する。香港ヴァーズでアイルランド調教馬ブルームに騎乗する一方、香港カップでは今年G2・2勝と著しい進境を遂げたジャックドールの手綱を執る。初のコンビだが、かねて注目していた一頭だ。 「(1月に勝った)白富士Sで強いなと思った。ゴールした後、(藤岡)佑介に『秋の天皇賞とかいいんじゃない?』って言ったよ」 続く3月の金鯱賞は逃げてレコード勝ち。武豊自身が98年の同G2で勝利に導いた「
ジャパンC6着の外国馬グランドグローリー。それでも新施設効果で滞在中はノンストレスだったという(カメラ・池内 雅彦) 11月27日に行われた第42回ジャパンC・G1は3番人気、ヴェラアズール(牡5歳、栗東・渡辺薫彦厩舎、父エイシンフラッシュ)がデビュー22戦目の初G1挑戦を制して頂点に立った。主役不在とも言われたレースではあったが、JRAにとっては世界の競馬関係者に「ジャパンCの価値」を再認識させる好機であり、新施設がもたらした様々な試みが成功裏に終わったのは一定の成果だろう。 香港国際競走が行われるシャティン競馬場に私は行ったことはないが、当地で検疫を行うことができるという。そのため、近年の外国馬は11月末のジャパンCではなく、12月の香港を選択するケースが増えていた。だが、このたび東京競馬場内に国際厩舎が新設され、JRAの競馬学校(千葉県白井市)などで行われていた7日間の検疫が、今回か
11月27日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(GI)に予備登録した外国馬のうち、以下の6頭の関係者から招待を受諾する旨の連絡があり、来日スケジュールも決定した。 ●ブルーム(アイルランド・牡6 A.オブライエン厩舎) 2021年サンクルー大賞(フランスG1)1着など29戦8勝 ●マジカルラグーン(アイルランド・牝3 Mrs.J. ハリントン厩舎) 2022年愛オークス(G1)1着など7戦3勝、エリザベス女王杯から転戦予定 ●グランドグローリー(フランス・牝6 G.ビエトリーニ厩舎) 2021年ジャンロマネ賞(フランスG1)1着など通算23戦8勝 ●オネスト(フランス・牡3 F.シャペ厩舎) 2022年パリ大賞(フランスG1)1着など通算8戦3勝 ●シムカミル(フランス・牡3 S.ワッテル厩舎) 2022年ニエル賞(フランスG2)1着など通算9戦4勝 ●テュネス(ドイツ・牡3 P.
今週末に阪神競馬場で行われるエリザベス女王杯に向け、10月29日にアイルランドから来日した今年の愛オークス馬マジカルラグーン。愛オークス馬の出走は2011年のスノーフェアリー以来のこと。レースでの勝算は? 日本の馬場に対する印象、そして気になるその後のローテーションについて、ローリン・ファルクナー担当厩務員、ザラ・ネルソン調教助手を直撃した。 ──ようこそ日本へ、大変長旅だったと聞きましたが、到着後の様子は? 「私がマジカルラグーンの輸送に同行し、ザラとは日本で落ち合いました。シャノン空港からフランクフルトで一泊して、大阪に着きました。輸送は問題なく、状態にも満足しています」 ──8月の前走後、いつ頃エリザベス女王杯出走が決まりましたか? 「大体2ヶ月前くらいに日本に行くことがはっきりと決まりました」 ──エリザベス女王杯後の予定は決まっていますか? 「もちろん結果とレース後の状態によりま
BCクラシックも後続に8.1/4馬身差の完勝で、自らの引退に花を添えたフライトライン(c)netkeiba.com 現地時間5日、米・キーンランド競馬場で行われたBCクラシックを8.1/4馬身差で圧勝した現役最強馬フライトライン(牡4、Flightline)が引退し、来春よりレーンズエンドファームで種牡馬入りすることがわかった。6日、複数の海外メディアが報じた。 フライトラインは父Tapit、母Feathered、母の父Indian Charlie。アメリカのJ.サドラー厩舎の管理馬。 昨年4月のデビュー戦を13.1/4馬身差、9月に迎えた2走目の条件戦で12.3/4馬身差をつけて連勝し、G1初挑戦となった昨年12月のマリブS(米G1)では、G1初挑戦ながら11.1/2馬身差をつけての圧勝劇を披露。その後は後脚を痛めるアクシデントがあったものの、復帰戦のメトロポリタンH(米G1)では後続に
30日、東京競馬場で行われた天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)は、中団後方でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡3、美浦・木村哲也厩舎)が、直線で外から追い込み、大逃げから粘り込みを図った7番人気パンサラッサ(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)をゴール前で差し切って、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。 さらにクビ差の3着に4番人気ダノンベルーガ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が入った。なお、3番人気ジャックドール(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)は4着、2番人気シャフリヤール(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)は5着に終わった。 勝ったイクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、その父キングヘイローという血統。皐月賞、日本ダービー2着の悔しさを晴らし、GI初制覇を果たした。キタサンブラック産駒はGI初制覇で、同レースは親子制覇。 【勝ち馬プロ
10月30日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)。出走する15頭の馬名意味を紹介する。 また、香港ジョッキークラブのホームページで発表されている香港表記の馬名も、併せて紹介する。 ※( )内は性齢、騎手 1-1 マリアエレーナ(牝4、松山弘平) 意味:メキシコのワルツ調の曲名 香港表記:妙歌 2-2 カラテ(牡6、菅原明良) 意味:空手 香港表記:空手道 2-3 パンサラッサ(牡5、吉田豊) 意味:かつての地球に存在した唯一の海。父名(海の神)より連想 香港表記:本初之海 3-4 ポタジェ(牡5、吉田隼人) 意味:家庭菜園(仏) 香港表記:菜圃向榮 3-5 ダノンベルーガ(牡3、川田将雅) 意味:冠名+クジラ目の哺乳類 香港表記:野田猛鯨 4-6 ジオグリフ(牡3、福永祐一) 意味:地上絵 香港表記:地標圖形 4-7 イクイノックス(牡3、C.ルメール) 意味:昼
19年の牝馬3冠戦線で活躍したシゲルピンクダイヤ(牝6歳、引退)や昨年の報知杯フィリーズレビューを制したシゲルピンクルビー(牝4歳、栗東・渡辺厩舎)など、「シゲル」を冠した競走馬のオーナーとして知られた森中蕃(もりなか・しげる)氏=元光証券社長=が17日、悪性リンパ腫のため亡くなった。87歳。葬儀・告別式はすでに近親者で執り行われた。 森中氏は宝石名を引用した前記2頭のほか、「シゲルウサギ」などの動物シリーズ、「シゲルカチョウホサ」などの役職シリーズと、ユニークな馬名をシリーズ化。中央、地方で50年以上にわたって競走馬を所有し、阪神馬主協会の会長も務めた。現2歳馬の馬名はスポーツ報知紙上で募集。約1000のアイデアが寄せられ、JRAで19頭、地方で5頭の馬名に採用された。 スポーツ報知
27日、名古屋競馬第4R(ダ920m)にヒカルアヤノヒメ(牝18、名古屋・井上哲厩舎)が尾崎章生騎手騎乗で出走。10頭中8位で入線し、18歳5カ月17日という国内最高齢出走記録を達成したことを、名古屋競馬がホームページ上で発表した。 ヒカルアヤノヒメは2004年4月10日生まれ。2006年にデビューし、通算成績は309戦14勝。クラベストダンサーが持つ18歳5カ月11日での出走記録を更新することとなった。 同馬の同期にあたる2004年産世代にはウオッカ、ダイワスカーレット、アストンマーチャン、ヴィクトリー、ドリームジャーニー、ローレルゲレイロなどがいる。
24日の中京競馬で2鞍に騎乗予定だった山田敬士騎手(25)=美浦・小桧山=が、台風15号による東海道新幹線の運転見合わせの影響で競馬場への到着が遅れたため、1Rのフェルヴェンテは川田将雅騎手に変更となった。 「新横浜を過ぎてから止まってしまって…。その後はほぼ車中泊。静岡からタクシーで競馬場へ向かいましたが、到着したのは10時ぐらい。車中のラジオで僕が乗るはずだった馬が勝ったことを知りました」と苦笑い。 メインの中京11R豊明S(タツリュウオー=7着)には間に合ったものの、貴重な勝ち星を逃し、「今週は何とか稼がないと。台風が来ないうちに、これから帰ります!」と話し、25日に騎乗する中山競馬場へと向かった。 提供:デイリースポーツ
昨年の年度代表馬で、宝塚記念6着以降休養中のエフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸)が、有馬記念(12月25日・中山)での復帰を視野に入れて調整することになった。所属するキャロットクラブが16日、ホームページで発表した。 現在、同馬は北海道苫小牧市のノーザンファーム空港で調整中。左前脚に見られた不安はほぼ解消しており、来週から乗り運動を再開するという。 提供:デイリースポーツ
エリザベス女王の生産馬ハイクレアの血を繋ぐディープインパクト(左、撮影:下野雄規)バーイード(右、提供:At The Races) 9月8日、イギリスのエリザベス女王が、夏の静養先であるスコットランドのバルモラル城で崩御した。96歳だった。 エリザベス女王は長年にわたる競馬界への支援を考慮され、2021年にイギリス競馬殿堂入りを果たしている。1974年の英1000ギニーと仏オークスを制したハイクレア(Highclere)など、数々の名馬を生産・所有。これまで英クラシック競走を5勝しており、1954年と1957年にはイギリスにおける平地競走のチャンピオンオーナーにも輝いた。 ハイクレアの牝系からはウインドインハーヘアを介してディープインパクト、ゴルトブリッツ、レイデオロが出ているほか、ウインクリューガーなど日本における活躍馬が多数。また世界的にも血脈を広げており、現在10戦無敗を誇る欧州最強
夏の札幌競馬で2連勝したディナースタ(牡3、栗東・辻野泰之厩舎)は、10月23日に阪神競馬場で行われる菊花賞(3歳・GI・芝3000m)に直行する。 ディナースタは父ドゥラメンテ、母ラヴァリーノ、母の父Unbridled's Song。半兄に今年の札幌記念と金鯱賞を制したジャックドールがいる血統。 2021年10月にデビューし、翌年4月に5戦目で初勝利。日本ダービー出走をかけて挑んだプリンシパルSでは12着に敗れるも、札幌の長距離戦で才能が開花。札幌芝2600mの古馬混合戦で2連勝をあげ、夏の上がり馬として存在感を発揮している。通算成績は8戦3勝。
栄光の影にさまざまな馬の物語がある(写真は今年のダービー馬ドウデュース。文中に登場する馬とは関係ありません) これから「重いテーマ」を論じる。しかし、現実問題として今の自分には何の力もなく、解決策も見当たらない。それでも、記者として当事者の気持ちをくんで書き記すことはできる。見切り発車ではあるけれど、ひとまず筆を執った次第だ。 少し前の話。友人(某厩舎のスタッフ)の担当馬が引退したという話を耳にした。重賞には手が届かなかったが、堅実な走りで長く活躍。俗に言う“馬主孝行”な馬だった。 ある日、調教スタンドで久しぶりに彼の姿を見かけたので「聞いたよ。引退したみたいだね。よく頑張ったね」と声を掛けた。すると、彼の口から予想外の言葉が返ってきた。 「十分走ってくれたし、今後は乗馬としてゆっくりさせてもらえるものだと思っていました。そしたら…ネットオークションに出されたんですよ。確かに、パンクしたわ
04年の天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念を3連勝して同年の年度代表馬に輝いたゼンノロブロイ(牡)が2日早朝、繋養先である北海道新冠町の村上欽哉牧場で息を引き取った。22歳。関係者が明らかにした。 診断は加齢による心臓の動きの低下。昨夜は普通に横になって眠りについたものの、今朝は起きることはできず、牧場関係者に見守られながら静かにこの世に別れを告げた。 同馬は03年に美浦の藤沢和雄厩舎からデビュー。同年青葉賞を制し、ダービーでもネオユニヴァースの2着と好走した。翌04年に、00年のテイエムオペラオー以来、史上2頭目となる秋の古馬3冠を達成。有馬記念でマークした2分29秒5は、今もなおレースレコードとして刻まれている。サンデーサイレンス産駒として初めて年度代表馬に輝いたのも、この馬だった。 05年には武豊とのコンビで英国にも遠征。インターナショナルS・G1に挑戦し、エレクトロキューショニストか
馬と舞台演劇を愛する競馬マンガ家。代表作は2019年に連載30周年で1000回を達成、最終回を迎えた「馬なり1ハロン劇場」(双葉社)。令和元年から新連載「馬なり1ハロン!NEO」と「馬なり de SHOW」を開始、新しい時代に即した形でのチャレンジを試み中。趣味は観劇(俳優:鹿賀丈史・滝田栄推し!)&キャラ惚れベースの日本史研究。好物はお寿司とデコポン。
JRAは19日、中央競馬史上8位となる通算1155勝を挙げた伊藤雄二元調教師が老衰のため、17日に死去したと発表した。85歳だった。葬儀は19日に親族のみで執り行われた。 1966年に騎手から調教師に転身し、93年ダービーを制したウイニングチケット、96年オークスと97年天皇賞・秋を勝ち、97年の年度代表馬に輝いたエアグルーヴ、02年秋華賞、エリザベス女王杯を勝ったファインモーションなど数々の名馬を輩出した。G1(グレード制導入前のG1級を含む)は13勝を挙げ、83、84、87年と年間最多勝利を3度記録。07年に引退し、14年度に競馬の殿堂入りとなる顕彰者に選ばれた。 伊藤氏とのコンビで多くのタイトルを手にした武豊は「ご親族から、お亡くなりになったと連絡を頂きました。寂しいです。大御所なのに気さくな人柄の伊藤雄二先生には、ずっとかわいがってもらいました。なので恩人です。たくさんG1を勝たせ
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