強姦の認知件数,検挙件数及び検挙人員の推移(昭和21年以降)は,6-4-1-1図のとおりである。 強姦の認知件数は,昭和39年に戦後最多(6,857件)を記録した後,長期減少傾向を経て横ばい傾向にあったところ,平成9年以降増加傾向に転じた。15年には昭和57年以降で最多(2,472件)となった後,平成16年及び17年と2年連続して減少した。検挙件数及び検挙人員は,近年おおむね横ばい傾向にある。 6-4-1-1図 強姦の認知件数・検挙件数・検挙人員の推移 強制わいせつの認知件数,検挙件数及び検挙人員の推移(昭和41年以降)は,6-4-1-2図のとおりである。 強制わいせつの認知件数は,昭和61年までなだらかな長期減少傾向にあったところ,翌62年以降増加傾向に転じた。平成11年以降急増し,15年には戦後最多(1万29件)となった後,16年及び17年と2年連続して減少したが,なお高水準にある。検