2008/11/14 部落解放同盟新南陽支部の部落史研究会で「賎称語」(差別語)がとりあげられた際、議論に参加するために筆者用意した資料です。あくまで、試論・・・。イスラム運動における欧米からのラベリングのひとつ「イスラム原理主義」という「蔑称語」に関する理論と、ブログ『蛙独言』の著者・田所蛙治氏の「差別語-他称語論」を参考にさせていただきました。無学歴・無資格、学問とは縁のない筆者による、学者・研究者に対する批判です。 【第1章】部落学固有の研究対象 【第2節】穢多村の原風景 近世の穢多村・・・ それは、どのような村なのでしょうか。 「被差別部落」出身ではない筆者にとっては、近世の幕藩体制下の穢多村を何とか想像してみようとするのですが、ほとんどこれといったイメージを思い浮かべることはできません。『部落学序説』を執筆するために集めた、歴史資料や伝承、昔話をひもといてみるのですが、近世穢多村