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とにかく、20才以上下の異性と友情を結ぶのは「テロ集団のビル占拠に偶然巻き込まれてしまった年齢も性別も全く違う二人が協力しあって生還に成功する」みたいなことがあれば成立するだろうけど、なかなか難しいと思うけど、互いに信頼しあう気持ちがあれば友達でなくても別にいいのではないか。『スケバン刑事』を読みながら、そう思ったのだった。 画像/為末大のX(旧Twitter)から 〈金曜連載〉 大森靖子の騒動:ロマン優光連載193 百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます:ロマン優光連載274 アイドルオタクが通りすがりに見たトー横と大久保公園:ロマン優光連載271 あのちゃんについて:ロマン優光連載145 PROFILE: ロマン優光(ろまんゆうこう) ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶
自分はものを書いたり、ミュージシャンをやっていたりするので年下の人と知り合うきっかけも比較的多いほうだと思うし、そういった人の中には仲良くしてくれている人もおり、異性の人もいたりはするが、それを友達と言えるかどうかはわからない。むこうがどう考えているかはわからないのだ。親戚の変わったおじさんと気安く話したり、酒を飲んだりしたって、友達かと言われたらそういうわけでもないように、ある程度仲良くなったからといって友達といえるかどうかは別の話だ。向こうが気を使ってくれてるのは絶対にあるし、自分を過信してはいけないのである。 別に年下の異性だけの話ではない。好意を自分が持っていたからといって、相手が同じくらい自分に好意を持ってくれているかなんてわからないものだ。アイドルオタクをやっていると他のおじさんオタクと仲良くなることはよくある。相手に友情めいたものを感じていることもあるけれど、むこうがどう思っ
友達は「つくる」ものではなくて、自然と「なる」もの あのポストは独立したものではなく、次にあげる為末さんのポストに繋がる流れの中で発言されたものである。 日本人が最も苦手な多様性は、性別でも国籍でも宗教でもなく、年齢だと思います。年上や年下と友達になれない。年齢によってどうしても態度を変えてしまう。この思い込みから逃れられなければ、少なくとも年齢の多様性は獲得できません。年齢が違う人の気持ちがわからないままです 他者の価値観の多様性を認めるということは別に友達になるということではないし、別に友達にならなくても年齢による価値観の違いを理解することは可能なのではないか。コミュニケーションをとることや交流をもつことは別に友達にならなくてもできるし。 件のポストも、20才以上下の女性の価値観に触れることで学べることもあるのはそうだろうけど、友達にならないと交流できないわけでないし、多様性を知るため
292回 為末大の言う「友達」について考える 「友達」って、いったい何なのだろうか。 初老のおじさんがこんなことをいきなり言い出してキモいと思う人もいるだろう。正直言って、自分でもキモいと思う。しかし、これは私のせいではない。 私がこんなキモいことを書かなければいけなくなったのは、為末大さんが、 50歳以降で多様性理解のために一番おすすめなのは『20歳以上下の異性の友達を作る』だと思っています とX(旧Twitter)でポストした結果、批判的なポストが大量に生まれ、その直後になぜかアカウントが凍結されるという事態が起こったせいである。その結果、為末さんに関する原稿の依頼がきてしまった。 PR 為末さんの凍結の原因はさっぱりわからない。あのポストに原因があるのではという話があるが、普通に考えて、不快に思う人が出てくるであろうポストではあるけれど、Xの規約にひっかかるようなポストとは思えない。
第517回 共演者キラー髙橋一生の沼らせ術 俳優の髙橋一生くんと飯豊まりえさんが5月16日、公式サイトに連名で結婚の報告文を発表。二人は、2020年以来不定期で放映されているNHKのドラマ『岸辺露伴』シリーズで共演したのがきっかけで知り合い、約一年の交際を経て、結婚するに至ったそう。『岸田露伴』シリーズは、大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品なので、この結婚は「ジョジョ婚」ともいわれているらしいわ。 PR 飯豊さんといえば、「登場人物ほぼ全員、性格が破綻しまくっていてやばすぎる」と評判だった一昨年の朝ドラ『ちむ●んどん』で、唯一ともいえるまともなキャラクター(ヒロインの恋敵なのに!)を演じていたのが印象的。『ちむ●んどん』、当時は「役者さんたちがあまりにもかわいそう」と思ったものだけど……。ヒロインを演じた黒島結菜ちゃんは宮沢氷魚くんというパートナーをゲットしたし、竜星涼くん
上映中の映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が史上最高に大人気。というわけで、過去のガンダム映画を改めて観てみました。そんで解説します。本数がやたら沢山あったので記事は前後編に分かれてますよ。 キモいガンオタよ、頭を冷やせ 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、ガンダムシリーズで史上最高の興行収入らしい。次いで、『めぐりあい宇宙編』『閃光のハサウェイ』といった順だ。観客動員数でも歴代トップの模様。 これにどよめいたのが、昭和のガンオタ。「『めぐりあい宇宙編』の記録を遂に塗り替えちゃったかぁ(ニチャ〜)」という肯定的な意見から、「当時はチケット1枚で何度でも観れたから単純比較するのはおかしいのでは(めっちゃ早口)」という否定的な意見まで。要は、「ガンオタって、本当に気持ち悪いもんですね〜」という話である。 ガンダムの映画がそんなに素晴らしいものなのか。否である……多
291回 西新宿タワマン刺殺事件で被害女性がなぜか叩かれまくった件 5月8日未明に起こった、西新宿のタワーマンションの敷地内で25才の女性が待ち伏せしていた51才男性に刃物でメッタ刺しにされて殺害された事件。例のごとく、はっきりとした情報が出ないうちからネット上には被害者を叩く人間が出現し、げんなりさせられた。道義的な問題や情報リテラシーの問題ももちろんそうだし、そんなことを書いたら訴えられることもあるということがわからない危機意識のなさにもうんざりだ。 被害者が水商売に従事していたこと。加害者は金を返してほしいと主張していたこと。加害者の父がマスコミに語った、息子は結婚したいなら金を出せと言われていたという話。こういった断片的な情報から「悪質ないただき女子に騙されて大金を奪われた可哀想な中年男性の復讐劇」というストーリーが形成され、それにそって被害者が盛大に叩かれていたわけだが、「純情な
やたらめったら印象に残っている漫画のキャラ。誰しもの記憶にそんなキャラがいるはずです。著名人の方々にランキング形式で紹介してもらいました。今回はサムソン高橋さんです。 「この漫画のこのキャラがヤバい」岩橋健一郎のTOP3 「この漫画のこのキャラがヤバい」ロマン優光のTOP3 「この漫画のこのキャラがヤバい」虫塚虫蔵のTOP3 PROFILE: サムソン高橋(さむそん・たかはし) 鳥取県出身。ゲイ雑誌『SAMSON』 編集部で編集者およびライターとして勤務し、同社の『SAMSON ViDEO』も制作。2002年に退社。その後はフリーライターとして活動。能町みね子と同棲生活をしている。主な著書に、『世界一周ホモのたび』(ぶんか社)シリーズ。 X:@samsontakahashi レ◯プ! レ◯プ! レ◯プ! この漫画のキャラがヤバい!ですって? そんなの、大島弓子先生の『綿の国星』の須和野チビ
「おばさん」という言葉を使うことはよろしくないという風潮になりつつあります。今年1月自民党の麻生太郎副総裁が上川陽子外務大臣を指して「おばさん」という言葉を使った時も問題になりましたが、「おばさん」が問題なら「おじさん」も問題だし、「おじいさん」も「おばあさん」も当然問題ではないでしょうか。 「おばさん」という言葉が問題視される近年の風潮 近年「おばさん」という言葉を使うことは好ましくないとされるようになっています。例えば、今年1月に自民党の麻生太郎副総裁が、上川陽子外務大臣について、 「俺たちから見てもこのおばさんやるね」 と発言したことに対して批判が集まりました。麻生氏はこの時、 「そんな美しい方とは言わんけれど」 とも言っており、こちらの発言があったからこそ「おばさん」という言葉も一緒に批判されたのかもしれませんが、いずれにしても「おばさん」という言葉が「ルッキズム(外見至上主義)」
ロックマガジンのアルビニのテキストには莫大な数のバンド名が書いてあったが、88年当時の私にとって、ほとんどが聴いたことがないバンドで半分以上が名前すら知らないバンドだった。4SKINSの名前があったのは覚えている。 あれ以来、文中に出てきたバンドを全部聴こうとしてきたし、かなりのところまで聴けたと思うが、年月がたち、現物は手元になく、記憶も薄れていく一方でどこまで聴けたのかは確認しようがない。The Raybeatsの名前があったような気はするが実際どうだったかわからない。 Shellacを聴くとRifle Sportというバンドの評価が自分の中でいまいち定まっていないことを思い出す。 この40年近い時間、アルビニについて考えるということは、アルビニがどのようにしてアルビニになったのかを考えるということだった。今も考えている。 先週はStrike UnderのGang of Fourのカヴ
ギュウゾウ わかってる。これも聞いたんだけど、南部さんは4年で突然やめるんだよ。何が言いたいかって話なんだけど、高崎経済大学って左翼がすごい強くてね、『圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録』っていう60年代末のドキュメンタリーがあるのね。これは高崎経済大学の学園紛争がすごくて人が死んじゃう、みたいな。そのときの人たちなのよ。 ――その時代の体育会系だったんですね。 ギュウゾウ 左翼が強い学校って応援団、空手道部がめっちゃ強くなるんですよ。ちょっと調べたら恐ろしい話が出てくるの。その『圧殺の森』のときは「10年にわたる不正入学、市当局の学校運営への度重なる介入。学生自治に対し、体育会系の学生をけしかけて一般学生を暴力で脅すなど露骨な弾圧」っていうようなときの空手道部にいたわけ。これはそんじょそこらの空手部じゃないのよ。 ――荒れてる時期に拳で制圧していた側。 小柳 一切話さないもんね、その時期の
290回 スティーブ・アルビニ〜断章〜 ふとX(旧Twitter)をみたら、スティーブ・アルビニの訃報が流れてきた。 80年代後半から90年代初頭の一時期、スティーブ・アルビニは私のヒーローの一人だったし、今でもBig Blackというバンドのことを未だに考えているときがある。 現在、私の脳内はいわば金縛り状態にあり、一定の流れにそって思考をまとめることは難しい。これ以降に書き並べるものは、アルビニや彼の周辺のまつわることに関して普段考えていたことや記憶の断片でしかない。 Big Blackは80年代に活動したアメリカのシカゴのバンドである。トレブル域が強調された金属的なギター音と潤いのないドラムマシーンの音が特徴的なバンドだった。私が初めて聴いたのは87年発売の最後のスタジオアルバムとなる『SONGS ABOUT FUCKING』だったのだが、金属的で潤いのない音とドラムマシーンの疾走感
形だけの結婚では法的拘束力がないため、多少の泥仕合はあれど皆スムーズに別れました。そこで思ったのです。結婚という形の不幸もあるではないか。地味に長続きしているブスカップルには手厚い保護を、そしてすぐにくっついたり別れたりするイケメンカップルには血みどろの修羅場を。同性婚って素晴らしいシステム。中年弱者男性の皆さんもそう思いませんか? さて、毎月ひとりの人物をあげなければいけない連載のため、結婚つながりでむりやり大谷翔平にします。安易。 世間では大谷翔平がゲイ受けするように思われているが、今回の結婚でゲイ界の揺れは震度2程度だったと思う。 ゲイ受けについて言うと、彼の顔面は文句ない。ハンサムという整い方ではないが、誰にも不快感のない顔であり、素朴さのある童顔。多くのゲイは美形だといまいち勃起につながらず、ちょっと不細工だったり田舎顔だったりするほうがストライクで、顔だけでいえば大谷翔平はど真
第7回 大谷翔平 『実話BUNKA超タブー』を読んでらっしゃる中年弱者男性にはマジどうでもいいだろう最近のLGBTQニュース! 札幌高裁にて、「同性婚を認めないのは違憲状態」という判決が出ました! まったく同性愛者の奴らってば、私たち中年弱者男性が日々低賃金にてブラック企業にこき使われ、ボロボロの身体で狭いアパートに帰宅しては半額シールを貼られた唐揚げ弁当をアルコール濃度9%の飲料で流しながらXにて主張の強いマイノリティを誹謗中傷するくらいしか楽しみがないというのに、生意気にもほどがありますよね! 身の程をわきまえたほうがいいですよ、まったく! 以前は私もそんなことを思っていたわけです。 実際、低賃金の肉体労働をやってた頃は、ゴミ部屋で半額弁当をストロングゼロで流しつつ、ツイッター(当時)でキラキラしたリア充同性愛者を見つけてはそのホームパーティ画像を2chに貼って「ブースブース」とはやし
上映中の映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が史上最高に大人気なので、過去のガンダム映画を改めて観て解説してみた記事の後編です。やっぱどれもいまいち〜。 ガンダム歴代映画 全部が全部つまらない【前編】 第08MS小隊 ミラーズ・リポート(1998年) あらすじ:連邦軍コジマ大隊の第08MS小隊のシローが、ジオン軍のアプサラスに取り付いたまま消息不明に。そのせいでスパイ容疑をかけられる。 OVA『第08MS小隊』の総集編で、しかも中盤までしか描かれてないらしい。どおりでイマイチなわけだ。ファーストガンダムと同時期の戦争物語で、なぜかガンダムと同じ見た目の試作機が量産されている……。ジムならともかく、ガンダムが量産って話ブレてこないか。ジオン軍の女に恋した連邦軍のシローは、審問会で「敵でもわかりあえる人間はいる!」とキッパリ。キンモー。宇宙世紀の主人公は女狂いの童貞しかいないのかよ
電撃ネットワークの南部虎弾が、1月20日、脳卒中のため亡くなった。南部虎弾は伝説級のエピソードに事欠かない人物だったが、それらについて本人の口から語られた例は少ない。そこで、初期の頃から南部と共に活動していたギュウゾウとダンナ小柳に、南部虎弾の伝説を大いに語ってもらった! 聞き手はおなじみの吉田豪。『実話BUNKA超タブー』2024年5月号掲載版よりも原稿の分量が多い、豪華バージョンでお届けします! かなりの変人でしたからね ――先日亡くなった南部虎弾さんの追悼対談ということで、電撃ネットワークの初期メンバーのお2人に集まっていただきました! ギュウゾウ まさかこういう状況になるなんて思ってなかったよ、ホントに……。 ――ボクは南部さんとは昔から交流はあったけどちゃんと取材したことはなくて、でもやっぱりかなりの奇人なのは間違いないから、一回ちゃんと取材しなきゃなってギュウゾウさんと話してた
自民党推薦を受けないことでイメージの悪化を避けた乙武氏だが、選挙違反をした木村前区長の応援していた時点で江東区での評判はどうだったのだろう。時を同じくするように小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑が再燃するということもあった。乙武氏の得票数の低さに関しては、不倫やそこから出てきたゴシップの数々によるイメージの低下の影響が大きいだろうが、木村氏陣営を応援していたこと、報道による小池氏のイメージの低下の影響がどれくらいあったのか知りたい。 立憲民主党が擁立した酒井菜摘氏(23年度の江東区長選挙を落選したことがある)が今回当選したのは、酒井氏の政策に支持が集まったというより、連続する不祥事による自民党の不在によって、相対的に固定の支持者が多い立憲が漁夫の利を得ただけだと思うので、立憲の支持が伸びているとかそういう話ではないと思う。 川勝知事はトンデモ知事:ロマン優光連載285 埼玉のトンデモ条例で
しかし、政策の論議以前の問題を個人的に強く感じる候補者がここまで登場する選挙も珍しかった。確かにおかしな状況だったが、これを面白がってはいけない。ほんとに憂鬱にさせられる選挙だった。 いや、そりゃ変な人が沢山出てくる選挙は面白いに決まっているが、面白いからこそ、それを面白がってはダメなのである。 その最たる例が、今回の選挙で法の盲点を都合よく解釈した他の候補に対する悪質な妨害ともとれる行動で話題になった、つばさの党の存在である。N国と提携している時代から、あんな感じの活動をしてきた黒川敦彦氏が率いるつばさの党。ある意味で彼らのメジャーデビューの場になってしまったわけで本当にひどい話だ。 黒川氏はロスチャイルド家、ユダヤ陰謀論など様々な陰謀論を支持し、自身もCIAに命を狙われていると主張している陰謀論者である。参政党(陰謀論では共通することも多いのだが)の街頭演説におしかけては、集団で執拗に
289回 底が抜けてる衆議院東京15区補欠選挙 2024年4月28日に開票結果のでた東京15区の衆議院補欠選挙。この選挙区は東京都江東区しか含まれていないので、ようするに江東区での衆議院補欠選挙である。 とりあえず、小池百合子東京都知事率いる都民ファーストの会の推薦を受けた乙武洋匡氏の得票数が5位であり、日本保守党の飯山陽氏を下回っていたのはさすがに驚いた。 こんなに順位が低いとは。特に強そうな候補者もおらず、乙武氏の知名度の高さからいって、当選しないにしてもかなりの得票数はあるかと思ったのに、この結果は正直予想外だった。 江東区は政治家がらみで色々なことが起こった地域である。 PR 前議員である自民党所属の柿沢未途・前法務副大臣が、無所属で立候補した木村弥生・前江東区長をめぐる東京都江東区長選における公職選挙法違反(買収)の罪に問われ、基礎内容を認めて議員辞職したことで生まれた補欠選挙。
もう人生に上がり目が残されてない48歳独身弱者男性(キモくて金のないオッサン)が、副業で一発逆転を目指して、メンズエステ開業に挑む日々を綴った日記です! 負け組が金持ちになるためには、胡散臭いビジネスしか勝たんのですよ。 第1回 メンズエステを始めると決めた日 自分は現在48歳の独身、フリー編集者です。いわゆるヤバいオッサン、未来のない弱者男性というやつですね。 唐突ですが、この年になってようやく気づいたことがあります。世の中で勝ち組と言われている年収1000万円以上だったり資産が1億円あったりするタイプの人。こういった人種は2種類しかいません。厳密に言えば3種類ですが、3種類目は生まれたときから実家が金持ちで家柄も良い人たちなので参考になりません。考えても意味ないので無視です。 そこで改めて、2種類の勝ち組について考えてみましょう。 まず1つは、一流大学を出て、ちゃんと就活して新卒で上場
撮り鉄 鉄道ファンの中でも、とりわけ列車の写真撮影を趣味とする人たちの総称を撮り鉄といい、マナーの悪い迷惑な集団として、とにかく有名。彼らは自分たちの撮影行為を最優先し、一般客の鉄道利用を妨害したり、あまつさえ「どけ! 邪魔だ!」などと罵声を浴びせたりします。 最悪のケースでは撮影の邪魔になった幼児の保護者から幼児を取り上げた上で土下座を強要したり、水を張った水田の後ろを列車が走行する風景を撮りたいからと、田んぼに勝手に水を引いたり、画角に入るからといって、私有地の木を切断したりとやりたい放題のかぎりをつくしています。たいていの撮り鉄は、1人では何もできない小心オタク野郎ですが、集団になると気が大きくなるタイプばかりです。 ガチ恋 職場や学校、友人、知人など、自分のリアルな生活圏ではなく、アイドルや声優など大なり小なり芸能活動をしている人を単なるファンの域を越えて、本気で恋愛対象として見て
急速に少子高齢化が進む日本で、「子は国の宝」と言う人がいるのもわかる。とはいえ「子育て世帯は偉い!」「子どもがいる人は優遇されて当たり前!」「子育て世帯には配慮が必要!」と主張し、いくら優遇しても「まだ足りない! もっと寄越せ」とさらなる優遇を求めてデカい顔をするのはいかがなものか。そのしわ寄せは結局独身者や子無し世帯にいく。 異次元の岸田政権のバラマキ 日本の子育て世帯は、いったいどれだけ税金を吸い上げるつもりなのだろう。昨今、少子化が進む日本社会の中で、「子どもは国の宝」のようなたわごとを錦の御旗にした子育て世帯の振る舞いは目に余るものになっている。 「実社会でもSNS上でも、子育て世帯が我がもの顔で暴れまわっています。彼らは少子化という国の弱みに付け込んで図々しく自分たちの権利を主張しているのです。一時期、議論になった生活保護と同じで、税金を吸い尽くそうとする社会の寄生虫のようなもの
個人的な思想信条については、いくらそれが論理的に矛盾をはらんでいようとも、愚かなバカだな以上の感想は持ちません。しかし愚かなバカたちが自分の考えを他人様に強要してくるなら話は違います。完全に社会の害悪です。 何を信じようが勝手だが他人に強要するとアウト この日本は論理的な思考のできない非常識な人たちで溢れています。それでも実害がなければギリギリ我慢の範疇です。ところが最悪なことに、彼らの一部は群れを作り、頭のおかしい自分たちの価値観こそが正義と信じ込み、他人に布教したり、あまつさえ意見を異にする者を攻撃したりするのです。 どんなに狂った価値観であっても、日本では憲法で思想や信条の自由が保障されているので、何を信じようが個人の勝手です。ただし、自らのヤバい思想を他人に強要してくる時点でアウトなのです。他人の迷惑を省みることのない常識を逸脱した思想集団を紹介します。 ネトウヨ ネット右翼の略称
第1回 意味不明な炎上について語ろうか 縁あって、今月から『実話BUNKAタブー』で連載する機会をもらった。普段から行きつけのサウナ(アダムアンドイブとか。最近は行けてない笑)で熟読していた雑誌に自分が連載するとは思ってなかったが、僕なりにムカついたことや気に入らないことなんかをテーマに世間に物申していこうと思う。 最近のSNSでマジで嫌いなのは一方的に何かを批判してから、最後にわざわざ「知らんけど」と、とってつけたように呟く人だ。だったら「最初から言うなよ」といつも思う。あと特に何もないのに朝になるたび「おはようございます」って言う人も意味がわからない。僕のツイッターにリプライを送ってくる人も、的外れな意見や文脈を読み取れない人が多くてときどきムカついてしまう。 SNS絡みでムカついたことといえば、今から4年ほど前にあった意味不明な炎上騒ぎだ。 ことの発端は、当時、幻冬舎で文庫化する予定
ゴールデンカムイを7巻までしか読んでないなんて本当にもったいない。無料公開がたびたびされているんだから、その時にでも読んでほしいと三宅氏も言っているのだけど自分も本当にそう思う。 自分も未だに友人と『花束』の話をしたりするし、本当に面白い作品だと思っているのだけれど、『花束』きっかけで重大なテーマの新書を一冊書き上げたりすることなんてできないだろうし、三宅氏は本当にすごいと思う。公開から何年も経ったというのに、こういうことが起こるとは、やっぱり『花束みたいな恋をした』という映画は何か特別なものがある。 画像/『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)(三宅香帆/集英社) 〈金曜連載〉 大森靖子の騒動:ロマン優光連載193 百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます:ロマン優光連載274 アイドルオタクが通りすがりに見たトー横と大久保公園:ロマン優光連載271 あのちゃんについて
200回 『花束みたいな恋をした』を見て 『花束みたいな恋をした』はとても面白い映画だ。観ていて最後までダレることもなく、ずっと麦くんと絹ちゃんの二人に引き付けられ、二人の行く末から目が話せない。 主役の二人である麦くん役の菅田将暉氏と絹ちゃん役の有村架純氏の演技(麦くんの凡庸でイケてない大学生→キラキラした恋人→病んだ社畜という同一人物による時間による変化を見事に演じた菅田氏の演技はすばらしいと思う)がいい。実際のところ、あんなに容姿端麗な人があんなに平凡な若者なわけはないのだけど、本当にそういう人に見えてくる。あと、オダギリジョーの登場シーンがラスボス登場みたいな強者感があってすごくいい。出てきただけで物語が動く予兆に溢れている。スターである主役二人が平凡な若者になりきってオーラを消しているのと相まって、めちゃくちゃ不穏なオーラが出まくっていた。 自分が柄にもなくジャンルとしては恋愛映
288回 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』と『花束みたいな恋をした』 三宅香帆氏によるベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)は非常な労作であり、様々な資料にあたりながら、明治以降の社会における読書というものの位置付けの変化を追い、現代日本社会の労働が抱えている問題に言及する本だ。タイトルを見て「そんなの忙しくて疲れてるからに決まってるじゃないか」と考える人もいるだろうが、人はなぜ本が読めなくなるまでハードに働かなければいけないのかという問題について考えている本であって、そこは出発点である。 そして、ある意味で映画『花束みたいな恋をした』(2021年1月29日公開/監督:土井裕泰、脚本:坂元裕二、主演:菅田将暉・有村架純)の考察本でもある。けして、冗談ではない。菅田将暉演じる主人公・麦くんが就職したことで今まで親しんできた文学・音楽・ゲーム・映画などを楽し
ドン・キホーテの公式キャラ・ドンペンの着ぐるみを着て、トー横を夜な夜な練り歩く謎の美女・ゆきにゃん。彼女のことをよく知らないという方でも、Xでドンペン姿の金髪女子がフ●ラをしていたり、広場で公開S●Xしている姿を見たことはあるはず。いったい彼女は何者なのか。その素顔に迫りました! 毎年年末年始はグアムに家族旅行 ――インタビューを受けてくださりありがとうございます。ゆきにゃんさんのことは、2月初旬にバズっていたトー横でのフ●ラ動画や公開S●X動画で初めて存じ上げたのですが、あれはご本人的には黒歴史だったりしますか……? ゆきにゃん(以下、ゆき) まったく! エロいことは大好きだし、わりと目立ちたがりの性格なものでして。だからあの動画が恥ずかしいとか、親や友達に見られて恥ずかしいといったこともまったくないんです! 歌舞伎町の植え込みで五条悟コスの男性と公開●●●する動画がバズった。 ――もの
不正会計問題やエロめのキャラクターへの批判など話題に事欠かない日本一有名なフェミニストの仁藤夢乃氏。彼女の学生時代の姿を知る「日本駆け込み寺」創設理事の玄秀盛氏が、数々の炎上騒動を起こしている仁藤氏へ正しい戦い方を提言する。 PROFILE 玄秀盛(げん・ひでもり) 2002年にあらゆる相談に応じる「公益社団法人 日本駆け込み寺」を設立し、新宿・大久保公園前に事務所を構える。2023年にはホスト売掛金、性的関連、家出・非行の問題・相談に特化した「一般社団法人 青母連(せいぼれん)」を設立。 仁藤夢乃の学生時代の姿 不正会計問題で一躍知名度を上げた一般社団法人「Colabo」代表の仁藤夢乃氏。最近もSNSに投稿した内容を誤った見出しで記事にしたとしてデイリースポーツ社に220万円の賠償を求める訴訟を起こすなど、相変わらず世間をざわつかせている。 そんな彼女だが、いったいいつからお騒がせキャラ
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