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世界禁煙デー
asada0.tumblr.com
English version 先日、北海道カラーユニバーサルデザイン機構(北海道CUDO)のイベントで、「色覚体験ルーム」というのを経験した。特殊な分光特性を持つライトに特殊な光学フィルタを被せたものを照明として使用しているその部屋の中では、一般型の色覚の人でも、P型(1型)やD型(2型)色覚の人と同様に色が見えてしまうのだ。つまり、特定の色の組合せにおいて、色の区別がつかなくなってしまう。こんなすごいものをよく作れたと思う。その部屋の中でいろいろなものを見たが、裸眼で色覚体験を行うのは、シミュレータを使ってディスプレイ上で見るのとはまた違った臨場感がある。貴重な体験だった。 部屋の中にフィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の絵のコピーがあった。その絵は、なんだか僕がいつも見ているゴッホと違って見えた。僕はゴッホの絵が大好きで、いろいろな美術館で実物を何点も見た
魂が揺れた。魂が揺さぶられたのではない。中から揺れたのだ。読み終わってから書評みたいなのを書こうと思っていたのだが、前半の第5章まで読んだ時点でもう居ても立っても居られない。文章を紡ぎ出さずにはいられない。だからこれを書き始める。 高校生の頃、発売日を心待ちにして書店に行き、貪るように読んだ雑誌がロッキング・オンだ。ロック雑誌のくせにグラビアより文字の方が多い。こんなに文字がたくさんの雑誌を誰が読むのと思ったが案外僕と同じようなファンはたくさんいたらしい。公称10万部だからな。 この雑誌が僕の人格形成に与えた影響は大きい。ロックという一つの共通項を楔で固定して、それに繋がっている様々なことについてシャウトするみたいな雑誌だった。一応投稿雑誌という形になっていたようなのでいろいろな人が記事を書いているのだが、それがまた全部すごかった。僕はロックという楔でこの雑誌に体の一箇所が繋ぎとめられて逃
あんなにも人に嫌われ憎まれていた人が、晩年にこんなにも人に尊敬され愛されたのは極めて希有な例ではないかと思う。それが僕にとっては大きな驚きであり、衝撃だ。 人に嫌われるくらいの人間でないと、これだけの偉業を成し遂げることができなかっただろうと僕は確信している。そしてたとえ嫌われてもやり遂げる人を僕はとても好きだ。でも普通は、世間はそういう人が嫌いだ。 人としてはちょっと欠陥人間だったような彼が(失礼な言い方でごめんなさい)、最期にはこんなにたくさんの人に感謝され、悼まれている。彼はこんなに多くの人に、こんなにも尊敬され、愛されていたのだ。 彼が一度会社を追われたとき、正直ホッとした人は少なくなかったと思う。彼は自分のやりたいことをするためには、平気で人を傷つけたり馬鹿にしたりするような人だった。自分と考えが違えば馬鹿扱いだったし、自分の邪魔になる人は敵と見なして平気で攻撃した。妥協してうま
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