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改めて 妊婦さんに東京ディズニーランドはおすすめしません | 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 昨日の「月経血カップを使ってみた」のブログにたくさんのアクセスと反響をありがとうございます。 非常に便利で快適であるものの、結構「キワい」「コワい」と思われる方が多いかなあと思っていたので、たくさんの方に興味を持っていただけて嬉しいです。 日本女性は膣や外陰部に対して結構タブー感を持っている方が多く(文化ですね)、自分の外陰部を鏡で見たり、膣の中を触ったりすることについて抵抗がある人が多いと思います。 比較的高齢な患者さんで子宮が下がってきたり尿が漏れたりする方に、膣に「ペッサリー」という器具を入れて治療することがあるのですが、アメリカなんかでは患者さんが自分で取り出して洗ってまた入れる、ということをしているのに、日本では病院に
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宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 熊本の大震災で亡くなられた方に心より哀悼の意を示し、被災された方に深くお見舞い申し上げます。 21年前、阪神大震災の時に震度6強の地区で被災しましたが、そのころよりも諸対応がスムーズになっていると感じます。(マスコミは相変わらずヘリを飛ばしているようですが・・。余震に怯える中、あの音は邪魔でしかなかったので残念です) 今回、Twitterで被災時の月経について話題になっているのを見ました。生理用ナプキンが足りないことに対し「生理、我慢できないの?」という男性がいたというような話とか・・ 平常時でも月経はとても不自由で不快なものですよね。 生理用品が足りなくなるかもしれない不安はおそらくほとんどの女性が体験したことがあると思います
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 週刊文春に私の「詐称疑惑」という記事が載りました。先だって週刊文春の記者さんより2009年のロンドン留学について取材を受けました。留学として事務所の公式プロフィールにはロンドン大学病院だと載せてあるが、正しくはFMF(Fetal Medicine Foundation) ではないかとう旨の質問をされましたが、記事にあります通り、FMFにフェローとして所属し、そちらからの派遣でロンドン大学病院で超音波技師として超音波検査に従事していました。就労ビザも取得しました。ロンドン大学病院から発行されたIDカードもあります。 他にもキングスカレッジ病院でも超音波検査に従事していました。記事には「医療を行わなければ見学と同じで留学とは言えない
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 昨日のブログがネットのニュースに取り上げられたのはいいのですが、タイトルが「乙武氏の不倫は“不倫”じゃない? 友人医師が証言」で、いや別に不倫じゃないなんて言ってないのにわざわざ釣りのためにミスリードなタイトルをつけられたり、電話取材で「これを機に障害者の性について記事にしたいので一言」というようなのがきたりしていますので、もう一言書きます。 (昨日のブログはちょっと具体的じゃなさ過ぎて申し訳なかったです。) ・昨日は触れませんでしたが、今回のスキャンダルと乙武さんが障害者であることは全く関係ないことだと私は思っています。射精に関して乙武さんは健常人に比べて不便ではあるけれど、それはプロの店を利用すればすむことで、特定の女性とつ
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba Twitterに書こうかと思ったけど、ブログの方が書きやすかったのでこちらに書きます。 私は乙武さんとは一昨年から、飲めばいろいろ話す仲です。私の専門柄(性機能に関することやセックスレスやパートナーシップについてのカウンセリングも医療として行っています)、性に関することを話題にすることも多くて、「乙武さんってどうやってエッチすんの」のような話もざっくばらんにしていました。 乙武さんの家族やプライベートについてもいろいろきいていました。 今回、奥様も謝罪のFAXを送られたということが批判の的になっています。私自身も客観的に被害者である奥様が世間に対して謝罪されるということには違和感と言うか、そこまでしなくてもと思いました。が、「私
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 今日のおしゃれコンドームの記事にこのようなコメントをいただきました。(コメントを下さった方は内科ドクターのようです) やっぱり大事なことは、これは男性が持つもので、用意してくれない相手とは関係を持たないことが女性の身を守る唯一の方法だと、強く思います。 なぜ、こうしたものの準備まで女性にさせるのか? そんな最低限のことさえ守れない男性、他のこともいい加減です。よく腹痛で内科を受診して、、、という若い方にお会いする度に「断れなくて」という言葉がありました。 キッパリ断ることこそ、「出来る女」であり、そんなことで切れる仲なら、切れてしまう方が その女性の人生にとって、良いです。 そうですね。私も「男が用意しろよ」「コンドームをつけな
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 昨日のブログにたくさんの反響をありがとうございました。 Twitterやブログに書く度に一番話題になるのは、 「乳製品や脂っこいもので乳腺炎になるというのは嘘」 ということです。 昔一緒に働いていた助産師さんからメールをもらいました。 先生のブログで ケーキや油物と乳腺炎が関係ない という記事を読んでビックリしすぎてメッセージを送らせていただきました。 その指導している助産師って私だっっと物凄くドキドキして読みました。 私は血液中の成分などから考えて詰まりやすくなるよなぁと軽く思っていたのと、先輩達が話していたのをただ単に信じ込んでいたという根拠薄くお母さん達に話していた恥ずかしい自分に気づきました。 もし、なにかその様な内容が
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 「妊娠中に火事を見ると赤ちゃんにあざができる」 と日本では昔から言われているそうですが・・ 生まれた赤ちゃんに病気があると、お母さんが妊娠中に何かよくないことをしたせいだと捉えている人が少なくないようです。。 先日妊婦さんと話していたところ、その方のお母さんが先天異常の子どもを産んだあとで産婦人科医に「飲んでいた水が悪かったのでは」「交通事故にあったせい」などと言われてお母さんはずっとそう思っていたそうです。 うーん、昔の医者は適当なことを言っていたのだなあ・・ しかし、お腹の赤ちゃんに病気が疑われることを妊婦さんに告げると、かなりの方が、 「どうして病気になったんですか?私の何が悪かったんでしょうか?」 ととっさに質問されます
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 毎月の月経、鬱陶しいことこの上ないですよね。今は授乳中なこともあって飲んでいませんが、ピル内服歴が長かったので(月経がめちゃくちゃ軽くなっておりものシートで足りるレベルだった)、ナプキンをあてている時期が不快でたまりません。タンポンを併用しても、 繊維が経血を吸って、膣の中や外陰部周辺に留まっている という状態からは逃れられないし・・ 蒸れたりかぶれたりして、月経のたびに不快だという患者さんも多いです。 布ナプキンは、肌触りはましかもしれませんが、経血でべちょべちょになったらやはり不快だし、量の多い人は大変です。洗うまで使用済みのものを持つ運ぶのは大変だし。 私の妹(医師)は地球環境にとても配慮した生活をしているのですが、その妹
最近、週刊誌上で「子宮頸がん検診を受けてはいけない」 「上皮内がんは治療しなくてよい」などと書かれた記事が掲載されていることを知り、 腰が抜けるほどびっくりしました。 医療が進歩した今日でも、子宮頸がんは放置すれば死に至る悪性疾患であることに変わりありません。私たちの阪大病院でも多くの患者のみなさんの悲しみの声を聞きながら何とか健康を取り戻していただくよう懸命に治療をしています。子宮頸がんの罹患率と死亡率は、細胞診による子宮頸がん検診を受診すれば、受診しない場合と比べて、減少することが科学的に明らかにされています。わが国においても、厚生労働省研究班が詳細に検討し、「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン」1)において、「細胞診による子宮頸がん検診が有効である」という結論を公表しています。 日本には、検診で異常が発見された場合には次の精密検査を確実に受けていただき、その結果に基づいて、
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 立て続いて男性週刊誌が女性の健康についてむちゃくちゃなことを書く、ということが起こりました。 二つとも、おつきあいのある雑誌、よくお仕事をさせていただく出版社ですが、ここは名指しで書きたいと思います。 光文社FLASH がんは放置しろと言い続けている近藤誠医師が、子宮がん検診は意味がなくて子宮がんの治療もお金を儲けたいだけだと言っているもの 小学館週刊ポスト 産婦人科医の久保田医師が早期母子接触(俗に言うカンガルーケア)と完全母乳のせいで発達障害が増えていると言っているもの 前者に関しては完全に問題外の内容で、日本産婦人科学会から抗議が行くとききました。 後者については、赤ちゃんとお母さんほったらかし状態での早期母子接触が危険な
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 女性にとって一つしかない、大切な臓器、子宮。 子どもが要らないときは月経で「めんどくさいなあ」としか思わないかもしれません。 (ちなみに、性ホルモンや卵子を出しているのは卵巣で、こちらは通常二つあります) でも、子どもを自分で産もうと思ったら、子宮が健康でなくてはいけませんよね。 子宮頸がんは20代30代の女性がかかるがんとしては一番多く、最近急増しています。早期に発見出来なければ子宮を失うだけではなく、命を失うこともある病気です。 その理由の一つが、子宮がん検診の受診率がとても低いこと。先進国としてぶっちぎり最低で、30%に満たない受診率です。 子宮がん検診は、(100%ではありませんが)がんになる前の「前がん病変」という状態
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 昨日の「パワハラ保育園」にたくさんの興味深いコメントをいただいていたのに、なぜかコメント欄が消えてしまいまして、アメーバの運営局に原因を究明してもらっているところです。コメントを下さった方、すみません。サーバーには残っています。体験談、たくさんありがとうございました。 保育現場にいらっしゃると思われる方からこのようなコメントをいただきました。 保育士からすると、ねらいがあってのことですが、だんだんと保育園の中でそれが当たり前になると保育士も「なぜか」を充分理解していないまんま、保護者の方に「やってください」と迫ってしまうのかもしれませんね。 「保育園をきっかけに布おむつにしてよかった」という方もいらっしゃいますし、手書きで名前を
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 子どもを育てながら働く親に必須の存在が保育園ですよね。でも、待機児童が多いとか、お役所に行って泣き落としをしないといけないとか、シングルの方が優先されるから偽装離婚する、とか公立保育園に入るのは大変なようです。 うちは、私が妊娠中に忙しすぎて「保活」まで手が回りませんでした。産後に友達が家の近くのおすすめ無認可保育園を教えてくれたため、元気にそこに通っています。公立に比べて保育料は高いですが、信頼して預けられるので満足しています。 しかし、世の中にはいろんな保育園があるようですねえ。 職場のママさんたちや、二人目以降の妊婦さんの話をきくと、 強制的に布おむつ。迎えに行くと汚れた布おむつを渡される。助産師の自分からみると不衛生きわ
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba デング熱に国内で感染するという例が見つかってから今日までに報道が過熱し、不安を感じてらっしゃる方が多いと思います。代々木公園で散歩していたのにという人も多いでしょう。 「デング熱」という病気の名前が初耳な上になんだかおどろおどろしい名前なので余計に恐怖に感じる、という方も多いと思います。 デング熱は蚊が媒介するウイルス感染症で、 発熱、頭痛、筋肉痛、発疹などが起こり、デング熱に特別な症状はない 半数以上の人は感染しても症状が出ない(不顕性感染) ほとんどが軽症で終わる(健康な人なら1週間で治る) 人から人には感染しない ワクチンはない デング熱だと分かっても特効薬はない 重症になることはまれで、その際も特効薬はないので身体の状態
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 先日の女性の14人に1人がかかるガンという記事で、「子宮がん検診を受けていますか?受けていない人は何がネックですか?」と質問させてもらったところ、たくさんのコメントをいただきました。きっちり数えた訳ではありませんが、 子宮がん検診のネックは、 内診が嫌 というご意見が一番多かったです。 うーん、それを言われるとなんとも辛いのですが、というのも、自己採取による検診の精度が悪いため、医師による内診(正確に言うとクスコという器具を入れて子宮の入り口の細胞を採取する)は必須なんです。 でも、 子宮の入り口が見えるうちでなるべく小さいサイズの器具を使う 器具を挿入する際に敏感な場所に当たらないように気を配る、繊細に行う 乾いた場所に乾いた
乳製品や甘いもので乳腺炎になるの?? | 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 最近大した日常生活じゃないので健康ネタばかりですが。 殺人的な猛暑が続いていますが、相変わらず妊婦さんたちからは「妊婦健診の助産師指導で、冷やすな、首と名のつくところは覆えと言われました」という声がきかれています。 同僚の助産師に「そんなん助産学校で習うの?」ときいたところ、「え、全然習ってません、誰ですかそんなこと言ってるの」と言われました。 医療従事者じゃない人が、「顔がきつくなったから男の子じゃない?」「お腹が前に出てるから(以下略)」という迷信と同じノリで「妊婦は冷やしたらダメよ」というのはまだいいとして(それにしてもこんな猛暑、昔は無かったから考えてから言ってよって思いますが)、助産師をはじめとした医療従事者が言ってる
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 当直しながら27時間テレビみています。 もう、昨日も今日もむっちゃ暑いですね。横断歩道を渡っただけで蒸発しそうです。 それなのに、お腹から超音波で赤ちゃんをみようとすると、タケノコみたいに何枚も着てる妊婦さん、結構いるんですよね。腹巻きと、レギンスと、パンツと、タンクトップと・・。 暑くないのか?と思ってきくと、 「妊婦は冷やしちゃいけないと思って・・」 えーと、レギンスとレッグウォーマーとフットカバーで、下半身めっちゃ熱こもってそうですけど・・ 冷えなければ、のぼせてもいいの? 赤ちゃんは汗をかいて体温を調節することができないから、のぼせちゃいますよ! だから妊婦さんはサウナや長風呂はだめなんですよーー (しかも妊娠中はむしろ
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 先日の「子どもにステロイド剤は使ってはいけませんか?」にいただいたコメントの中に、このようなコメントがありました。 いろんな説がありますので何を信用するかは親次第だと思います。 子どもにとって最良と思ってみんな選ぶわけですもんね。誰も子どもに良くない選択をしているつもりはありませんから。 その方がその後に書かれていた脱ステロイド療法と思われる治療法についてはここでは触れません。 子どものことを真剣に思って選んだ治療法や健康法であっても、結果として子どもの健康や大切なものを損なったとしたら、「親次第」ではすまないのではないでしょうか。 ちまたにあふれる健康情報。どのどれを選び取るかは、最近よく聞く「多様性」「ダイバーシティ」で済む
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 現在私の周りでは30代後半の友人知人のベビーラッシュとなっております。 (私も波に乗りたい気持ちもありますが、こないだ熱中症で具合が非常に悪かった時にソファーでぐったりしていたら、かまって欲しがるミコたんに殴る蹴るの暴行を受けて顔の上にお菓子のカスをぶちまけられたので、これでつわりになったら死んでしまう、と思い当分無理だと思いました。年齢的に「当分」は「永遠」かもしれませんが) 妊娠すると妊娠出産に関する情報を集め始める方は多いと思うのですが、母乳育児に関する情報を妊娠中から集める人はあまり多くないようです。(集めても、超基本的なことくらい、とか・・) まあ自分の時もそうですが、やってみないと出るかどうか分からないし、「ピンとこ
こちらのブログでは女性の健康や妊娠・出産・育児にまつわるトンデモ斬りをよくいたしておりますが、トンデモ斬りの総本山のNATROM先生が一般の方に向けてとてもわかりやすい本を出されました。NATROM先生は匿名ですが活動歴が長く、ネット上で医師や専門家の信頼を一心に集めておられます。 大変光栄なことに帯に推薦文を書かせていただきました。 ガンは放置すれば治る ワクチンは打たない方がいい などの一見もっともらしい独自理論で人心を惑わせる医療不要論。でも、それを信じて健康被害に合うのは自分だったり家族だったりするわけです。 でも、出回る情報が多すぎて、何を信じていいか分からない、という方も多いですよね。 この本はニセ医学を一つ一つ確かな文献を元に分かりやすく斬っているので、自分の身を自分で守りたい方や賢い親になりたい方にオススメです。 もしも、この本を読んでもニセ医学を信じたい気持ちが残るなら、
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 妊娠・出産・育児の世界に出回るトンデモ情報や偏見を見つけては斬り続けてますが、今日はこれ。 「紙オムツの高分子ポリマーが赤ちゃんの熱を奪うので、女の子の子宮や卵巣が冷えないように布オムツを使うべし」 いや、股にあてるものの素材が布だろうと高分子ポリマーだろうとオーガニックコットンだろうと、内性器(子宮・卵巣)が冷えたりしません。 (股に冷たいものをあてると体表が冷えたり、鼠径部の太い血管を冷やすと体温が下がったりすることは考えられます) はい、一瞬で終了。 この種類のトンデモは、経皮毒(市販のシャンプーを使うとケミカルな物質が皮膚から吸収されて、出産の時に羊水が泡立ったりシャンプーの匂いがするという大嘘)がらみの布ナプキンビジネ
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 最近やたらと「妊活」という言葉を聞きますが、書籍やムックなども多数発売されているようですね。 その中で、一部お手伝いさせてもらった大きな会社の非常に影響力があると思われる妊活ムックの中身を見て唖然。 「冷え性を治せば妊娠できるからカイロをお腹に貼りましょう」 「ミトコンドリアのサプリで卵子をあたためて妊娠力アップ」 「糖質制限で妊娠しやすい身体に」 なんじゃこら・・ 冷えを治せば妊娠できるということはそこら中の雑誌に載っていますが、まあ「気は心」のようなもので、そんな科学的根拠はありません。 不妊治療の専門家のドクターがメディアでそんなことを言っているのは見たことがなく、たいていは「専門家ふう」の人の口を借りて言っています。 昨
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