来年3月いっぱいで閉館することになっていたすさみ町立エビとカニの水族館(同町江住)が16日、民営に切り替えて4月以降も営業を継続すると発表した。 町が、電気水道代を含めた運営委託金(今年度は約470万円)の支出を今年度限りで停止するのに伴い閉館を決めたが、継続を要望する声が多数寄せられたという。4月からは名前を「すさみ海立エビとカニの水族館」に変更する。ただし1年後をめどにさらに継続するかどうかを検討するという。 水族館の建物はすさみ町が県から無償で借りていたが、4月以降は水族館が県に賃料を払う。運営費を捻出するため、任意で支払うことになっている「入館協力金」(大人200円、子ども100円)を「入館料」として大人300円、3歳以上の子ども200円を徴収する。 入館料収入は500万円程度を見込むが、1300万円程度の運営費が不足するという。そこで、従業員を4人から3人に減らしたり、JR周参見