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  • 量子物理学の原理で地下に埋もれた構造物をマッピングする「量子重力勾配センサー」の実験に成功

    量子物理学の原理を用いて微小重力の変動を検出する「量子重力勾配センサー(量子重力グラディオメーター)」の屋外実験に、イギリス・バーミンガム大学の研究者らが成功しました。微小重力の変動を高精度で測定することで地下構造のマッピングが大幅に改善され、建設プロジェクト・火山噴火の予測・天然資源の発見・考古学調査などに役立つと期待されています。 Quantum sensing for gravity cartography | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-021-04315-3 Sensor breakthrough paves way for groundbreaking map of world under Earth surface https://www.birmingham.ac.uk/news/latest/2022/02/sensor-b

      量子物理学の原理で地下に埋もれた構造物をマッピングする「量子重力勾配センサー」の実験に成功
    • 1000億円超かかる究極の量子力学実験施設とは?

      ミクロな系における力学を考察する「量子力学」において、考えられる限り最高の環境が整うのが「宇宙空間における量子力学実験」です。この量子力学実験を行う設備を宇宙に整備するには約10億ドル(1100億円)という巨額の資金が必要となるのですが、なぜこれが必要になるのかを、ドイツ・テュービンゲン大学に所属するAlessio Belenchia氏が解説しています。 Test quantum mechanics in space — invest US$1 billion https://www.nature.com/articles/d41586-021-02091-8 粒子が壁をすり抜ける「量子トンネル効果」など、限りなく小さな物質は人間にとって常識的な「古典力学的な世界」とは異なる振る舞いを行うことで知られています。近年の物理学者は物体がどれくらい小さくなった段階で古典力学的な振る舞いから量子力

        1000億円超かかる究極の量子力学実験施設とは?
      • ノイズがある量子コンピュータをどう使いこなすか 慶應大が金融や化学、AI分野の研究成果を発表

        慶應義塾大学を拠点として、米IBMの量子コンピュータの実用化を見据えた産学連携の研究が進んでいる。慶應大はこのほど、慶應義塾大学量子コンピューティングセンターの最新の研究成果を発表した。金融や化学、暗号、AIなどの分野でノイズのある量子コンピュータを活用する手法を考案した。 「今の量子コンピュータは幼稚園で運動会をやっている段階」 慶應大とIBMが2018年に慶應義塾大学量子コンピューティングセンター内に設立した「IBM Q Network Hub」は、IBMのワトソン研究所が保有する量子コンピュータ「IBM Q」を活用する研究拠点の一つだ。 IBM Q Network Hubの意義について、慶應大の伊藤公平教授(量子コンピューティングセンターファウンダー)は「量子コンピュータの実機を使う研究は、IBM Q誕生以前はなかった」として、IBMが開発する量子コンピュータの実機を使った研究ができ

          ノイズがある量子コンピュータをどう使いこなすか 慶應大が金融や化学、AI分野の研究成果を発表
        • 3量子ビットを用いた量子テレポーテーションに成功

          理化学研究所(理研)らによる国際共同研究グループは、3つの電子スピン量子ビットを用いて、「量子テレポーテーション」と呼ばれるアルゴリズムを実行し、入力ビットの状態を出力ビットへ転写することに成功した。大規模な半導体量子コンピュータの開発に弾みをつける。 量子もつれ検出でエラーの主要因も解明 理化学研究所(理研)とシドニー大学、ルール大学ボーフム校による国際共同研究グループは2021年5月、3つの電子スピン量子ビットを用いて、「量子テレポーテーション」と呼ばれるアルゴリズムを実行し、入力ビットの状態を出力ビットへ転写することに成功したと発表した。大規模な半導体量子コンピュータの開発に弾みをつける。 共同研究グループは今回、GaAsとAlGaAsを用いた半導体基板上に金属電極を設け、3重量子ドット配列構造の電子スピン量子ビットデバイスを作製した。ゲート電極に電圧を印加することで量子ドットを形成

            3量子ビットを用いた量子テレポーテーションに成功
          • 量子情報理論の基本:エントロピー(2) - Qiita

            $$ \def\bra#1{\mathinner{\left\langle{#1}\right|}} \def\ket#1{\mathinner{\left|{#1}\right\rangle}} \def\braket#1#2{\mathinner{\left\langle{#1}\middle|#2\right\rangle}} $$ はじめに 前回の記事で、古典的な情報理論におけるエントロピーについておさらいできたので、今回は量子情報理論におけるエントロピーについて勉強します。その定義と性質について説明した後、量子計算シミュレータqlazyを使って、その重要な性質について、実際に計算して確認してみたいと思います。 参考にさせていただいたのは、以下の文献です。 ニールセン、チャン「量子コンピュータと量子通信(3)」オーム社(2005年) 石坂、小川、河内、木村、林「量子情報科学入門」共

              量子情報理論の基本:エントロピー(2) - Qiita
            • 【速報】エレコムが「量子コンピュータボード」を公開 汎用PCで量子アニーリングやイジングマシンを実現する拡張FPGAボード - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン

              エレコム株式会社は従来のパソコンにPCI拡張ボードとして装着し、量子アニーリングに特化した機能を発揮する「量子FPGAボード」を公開した。公開したのは開発中のもので、2021年末に試作デモ機が完成予定としている。 現在のPCでは、長時間かかったり、計算が求められないような膨大な「組合せ最適化」問題に対して、高速に処理して回答が得られる「量子アニーリング技術」が、将来は手軽に導入できるようになることが期待できる。「組合せ最適化」問題は金融や保険分野のほか、従業員のシフト作成業務などでも活用が待たれている。 エレコムが公開したのは、東京ビッグサイト青海展示棟で開催中の「第1回 量子コンピューティングEXPO【春】」の同社ブース内。開発しているのはエレコムグループのなかでも先端技術の開発を行っているエレコム子会社のディー・クルー・テクノロジーズ(D-CLUE)だ。 業務用プリンター向けの高速転送

                【速報】エレコムが「量子コンピュータボード」を公開 汎用PCで量子アニーリングやイジングマシンを実現する拡張FPGAボード - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン
              • Amazon Braket – Get Started with Quantum Computing | Amazon Web Services

                AWS News Blog Amazon Braket – Get Started with Quantum Computing Nearly a decade ago I wrote about the Quantum Compute Cloud on April Fool’s Day. The future has arrived and you now have the opportunity to write quantum algorithms and to run them on actual quantum computers. Here’s what we are announcing today: Amazon Braket – A fully managed service that allows scientists, researchers, and develop

                  Amazon Braket – Get Started with Quantum Computing | Amazon Web Services
                • Microsoftが10年以内に量子スーパーコンピューターを構築すると宣言

                  Microsoftが現地時間2023年6月21日に量子コンピューティングに関するロードマップを公開しました。公開したロードマップの中でMicrosoftは、AIと量子コンピューターなどを組み合わせた「Azure Quantum Elements」や量子シミュレーションなどに特化した生成AI「Copilot in Azure Quantum」などの新サービスや機能を発表するとともに、量子スーパーコンピューターの構築について「数十年ではなく数年の規模で考えています」と発言しています。 Accelerating scientific discovery with Azure Quantum - The Official Microsoft Blog https://blogs.microsoft.com/blog/2023/06/21/accelerating-scientific-discov

                    Microsoftが10年以内に量子スーパーコンピューターを構築すると宣言
                  • 日本はまた後塵?米国「夢の超高速計算機」の驚異

                    現代社会に新たな突破口を切り開くと期待される夢の超高速計算機「量子コンピューター」。その開発に拍車がかかってきた。 アメリカのIBMは今年11月、基本的な性能の指標となる「量子ビット」の数を127個にまで拡張した量子プロセッサ「イーグル」を発表した。 それに先立つ7月、日本の「かわさき新産業創業センター」に導入されたIBMの量子コンピューターは27量子ビットのプロセッサ「ファルコン」を搭載している。イーグルはその5倍近くに達することから、同社の量子コンピューター開発が今、急ピッチで進んでいることがうかがえる。 またIBMと先を争うように、グーグル、マイクロソフト、アマゾンなども軒並み、この分野の研究開発に巨額の資金を注いでいる。 巨額資金を調達するスタートアップが続出 一方、スタートアップ企業への投資も急拡大している。ニューヨーク証券取引所では今年「SPAC(特別買収目的会社)」と呼ばれる

                      日本はまた後塵?米国「夢の超高速計算機」の驚異
                    • 量子コンピュータの性能評価してみた - Qiita

                      はじめに はじめまして。某大学の情報系学部で量子計算・量子通信を専攻している、daveと申します。 最近IBMの量子コンピュータ(シミュレータ・実機両方)に投げたjobの数が8000を超えました。 今回はあまり着目されてない、量子コンピュータの性能の話をしたいと思います。 量子コンピュータの計算方式が量子力学に基づいていて、更に素因数分解に代表されるいくつかの問題を古典コンピュータより少ない時間計算量で解けることはご存知の方も多いと思います。 現に、このQiitaでも量子アルゴリズムの解説記事がいくつか載っています。 (自分も量子コンピュータを使った量子トンネル効果のシミュレーションと連立1次方程式のための量子アルゴリズムの記事を書きましたので、良かったらご覧下さい。) しかしこれらは全てあくまで数学・物理・CSの範疇で、性能に代表されるエンジニアリングの側面について触れた記事の存在は確認

                        量子コンピュータの性能評価してみた - Qiita
                      • プランク定数は考案者にも謎の定数だった|物理の4大定数|小谷太郎

                        小谷太郎『物理の4大定数 宇宙を支配するc、G、e、h』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書! 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 小谷太郎『宇宙はどこまでわかっているのか』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天

                          プランク定数は考案者にも謎の定数だった|物理の4大定数|小谷太郎
                        • ミチオ・カク「正しい知識とともに、楽観的でいよう─量子コンピュータがもたらす未来はこんなに明るい」 | 未来主義者の大家が語る展望と「知識の力」

                          量子コンピュータは、がんの治療や気候変動の改善などを可能にし、我々の世界を変えてしまうだろう、と科学者やSFファンは息巻く。しかし、それは実現可能なのだろうか? 一般の人々へ向けての科学の普及活動にも力を入れる、理論物理学者のミチオ・カクは、量子コンピュータについての新著を上梓した。カクは、量子コンピュータおよび科学の未来に関して、楽観的な姿勢を貫く。英「ガーディアン」紙によるインタビュー。 それでも未来は明るい あなたは最近の技術について不安になったことはないだろうか。 もしそうなら、あなたには仲間がいる。国連はAI(人工知能)を規制する一連のルールを用意するよう、すべての政府に要請している。ユヴァル・ノア・ハラリやイーロン・マスクら著名人が名を連ねたあるオープンレターは、最先端AIの研究を、「安全で、信頼性があり、誠実である」ものに保つためにいったん停止し、規制を課すことを求めている。

                            ミチオ・カク「正しい知識とともに、楽観的でいよう─量子コンピュータがもたらす未来はこんなに明るい」 | 未来主義者の大家が語る展望と「知識の力」
                          • 【森山和道の「ヒトと機械の境界面」】 量子コンピュータって何?今はどこまで開発が進んでいる?話題を総まとめ

                              【森山和道の「ヒトと機械の境界面」】 量子コンピュータって何?今はどこまで開発が進んでいる?話題を総まとめ
                            • Amazonが量子コンピューティングサービス「Amazon Braket」の一般提供を開始

                              Amazonのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」が、量子コンピューティングの研究・開発環境をサポートするフルマネージシステム「Amazon Braket」の一般提供を開始しました。今後は一般の研究開発者も、Amazon Braketの開発ツールやシミュレーター、量子ハードウェアセットを活用して量子コンピューティングの研究を体験できます。 AWS Announces General Availability of Amazon Braket | Amazon.com, Inc. - Press Room https://press.aboutamazon.com/news-releases/news-release-details/aws-announces-general-availability-amazon-braket Amazon Braketは、

                                Amazonが量子コンピューティングサービス「Amazon Braket」の一般提供を開始
                              • 量子コンピュータ国産初号機、今月末に公開

                                理化学研究所は9日、量子コンピュータの国産初号機を今月末にクラウド公開し、外部から研究に使ってもらうサービスの運用を開始すると明らかにした。 理化学研究所は9日、量子コンピューターの国産初号機を今月末にクラウド公開し、外部から研究に使ってもらうサービスの運用を開始すると明らかにした。初めての国産機が整備されることで研究人材の裾野が広がり、量子情報技術の研究開発が促進されると期待される。 量子コンピューターは、スーパーコンピューターでも不可能な計算が可能になるとされる、次世代の「夢の計算機」だ。国産初号機は、昨年4月に策定された政府戦略の「量子未来社会ビジョン」で今年度中の整備が掲げられ、理研の量子コンピュータ研究センター(RQC、埼玉県和光市)で開発が進められていた。世界中で量子コンピューターの開発競争が激化する中で、日本の国際競争力向上の起爆剤となるかが注目される。 クラウド公開当初は、

                                  量子コンピュータ国産初号機、今月末に公開
                                • 心と意識の謎は量子物理学で解き明かされるのか?(ブライアン グリーン)

                                  「なぜこの宇宙は存在するのか?」という究極の問いを超ひも理論で解き明かそうとした世界的ベストセラー『エレガントな宇宙』。サイエンス好きなら書名を覚えている人も多いだろう。その著者でもあり、理論物理学者でもあるブライアン・グリーンの『時間の終わりまで』が新書化された。 なぜ物質が生まれ、生命が誕生し、私たちが存在するのか。膨張を続ける「進化する宇宙」は、私たちをどこへ連れてゆくのか。時間の始まりであるビッグバンから、時間の終わりである宇宙の終焉までを壮大なスケールで描き出し、このもっとも根源的な問いに答えていく本書から、「宇宙とは、時間とはなんだろう?」と考える私たちの「意識」の謎と物理学の関係に迫る。 *本記事は、『時間の終わりまで――物質、生命、心と進化する宇宙』(ブライアン・グリーン 著・青木薫 訳)から、内容を再構成してお届けします。 意識と量子物理学 過去数十年間にわたり、意識を理

                                    心と意識の謎は量子物理学で解き明かされるのか?(ブライアン グリーン)
                                  • Microsoftの量子コンピューター構築のカギだった「マヨラナ粒子」を観測したという論文が撤回される

                                    量子コンピューターの分野において、GoogleやIBMがプロトタイプを構築する中で出遅れていたMicrosoftは「マヨラナ粒子」を利用した量子コンピューターの構築を進めていました。2018年に発表された、超低温半導体ワイヤにおいてマヨラナ粒子の存在する証拠を観測したという論文は、Microsoftの動きを大きく後押しするものでしたが、このたび、論文を発表した研究チームが新たな論文を発表し「マヨラナ粒子は観測できなかった」と結論を改めました。 True to its nature, on closer inspection Microsoft's quantum technology collapsed - MSPoweruser https://mspoweruser.com/true-to-its-nature-on-further-investigation-microsofts-q

                                      Microsoftの量子コンピューター構築のカギだった「マヨラナ粒子」を観測したという論文が撤回される
                                    • 光の量子コンピューターでかけ算に成功、年内に実機作成へ 理研と東大

                                      理化学研究所量子コンピュータ研究センターの古沢明・副センター長(左)と阪口淳史特別研究員=12日、東京都千代田区の文部科学省(松田麻希撮影) 光を用いた量子コンピューターでこれまで難しかった「かけ算」に相当する計算操作を行う技術の実証に成功したと、理化学研究所(理研)と東京大の研究チームが発表した。論文が12日、英科学誌に掲載された。汎用(はんよう)的な計算を可能にするために不可欠な技術で、光の量子コンピューター実現に向け大きく前進した。この成果を受け、研究チームは実機を年内に完成させ、年度内にクラウド公開を目指す方針を示した。 量子コンピューターはスーパーコンピューターでも難しい複雑で大規模な計算を高速で解くことができると期待される次世代の計算機だ。 東大教授で理研・量子コンピュータ研究センター副センター長の古沢明氏らが取り組む光量子コンピューターは、情報を扱う基本単位の「量子ビット」と

                                        光の量子コンピューターでかけ算に成功、年内に実機作成へ 理研と東大
                                      • 日本の強さは量子力学におけるトンネル効果があるため、量子と出会い、広げよう (1/2)

                                        今回のひとこと 「大企業も、大学も、政府も、コヒーレント状態を作る必要がある。スタートアップ企業ともコヒーレントタイムを同期させることで、日本の失われた30年が、失われたわけではないということを示したい」 量子技術の利用者を1000万人、その生産額を50兆円規模に 一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)と内閣府は2024年2月5日に「Quantum Startup Day 2024~出会いの場~」を開催した。 量子技術スタートアップ企業の状況を理解してもらうことを目的にするとともに、ベンチャーキャピタル(VC)やコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)とのマッチングの場として用意された初のイベントで、スタートアップ企業による講演やパネルディスカッション、ブース展示を通じたネットワーキングなどが行われた。 2022年4月に内閣府が打ち出した「量子未来社会ビジョン」では、

                                          日本の強さは量子力学におけるトンネル効果があるため、量子と出会い、広げよう (1/2)
                                        • Googleが量子コンピューター研究施設「Quantum AI campus」を発表

                                          Googleが2021年5月18日から20日にかけて開催しているオンラインイベント・Google I/O 2021で、新しい量子コンピューター研究拠点「Quantum AI campus」を発表しました。アメリカのカリフォルニア州サンタバーバラに設置されるQuantum AI campusには、初の量子データセンターや量子コンピューターの研究所、独自開発した量子チップの製造施設が併設されており、今後の量子コンピューター研究の中心になると位置づけられています。 Discover the Quantum AI campus | Google Quantum AI https://quantumai.google/learn/lab Unveiling our new Quantum AI campus https://blog.google/technology/ai/unveiling-ou

                                            Googleが量子コンピューター研究施設「Quantum AI campus」を発表
                                          • 量子コンピューター国産初号機、今月末にクラウド公開

                                            理化学研究所は9日、量子コンピューターの国産初号機を今月末にクラウド公開し、外部から研究に使ってもらうサービスの運用を開始すると明らかにした。初めての国産機が整備されることで研究人材の裾野が広がり、量子情報技術の研究開発が促進されると期待される。 量子コンピューターは、スーパーコンピューターでも不可能な計算が可能になるとされる、次世代の「夢の計算機」だ。国産初号機は、昨年4月に策定された政府戦略の「量子未来社会ビジョン」で今年度中の整備が掲げられ、理研の量子コンピュータ研究センター(RQC、埼玉県和光市)で開発が進められていた。世界中で量子コンピューターの開発競争が激化する中で、日本の国際競争力向上の起爆剤となるかが注目される。 クラウド公開当初は、大阪大など初号機の開発に関わった研究チームや、共同研究者を中心に利用してもらい、段階的に産業界も含めて幅広い層が使える態勢を目指すという。 開

                                              量子コンピューター国産初号機、今月末にクラウド公開
                                            • グーグルの量子コンピューター発表は、要するに何がすごいのか

                                              Close Up 激動する世界経済の流れに、日本も無縁ではいられない。政治・経済、企業・産業、社会の注目テーマをクローズアップし、独自の視点、切り口で「詳説」する。 バックナンバー一覧 米グーグルは23日、量子コンピューターを使って、最先端のスーパーコンピューターよりも高速で計算する成果を出したと発表した。社内の研究チームによる論文は同日の英学術誌ネイチャー(電子版)に掲載され、学術的実績としても高い評価を受けている。一体この発表、何がすごいのか? サイエンスに縁遠いビジネス層にも分かるように、量子コンピューター分野の若手起業家2人に解説してもらった。(聞き手/ダイヤモンド編集部 杉本りうこ) 計算速度でついに スパコンを超えた 文系記者の素朴すぎる質問に答えてくれたのは、QunaSysの楊天任代表と、Jijの山城悠代表だ。いずれも1994生まれで昨年起業した。楊氏は東京大学大学院修士課程

                                                グーグルの量子コンピューター発表は、要するに何がすごいのか
                                              • 九州大、水素が量子素子のノイズ原因になることを観測

                                                  九州大、水素が量子素子のノイズ原因になることを観測
                                                • 専門家も脱帽、深層学習を使ったPFN・ENEOS量子化学シミュレーターの威力

                                                  Preferred Networks(PFN)とENEOSの共同出資会社Preferred Computational Chemistry(PFCC)は、分子の物性を原子レベルでシミュレートする材料探索クラウドサービス「Matlantis(マトランティス)」の提供を2021年7月6日に始めた。深層学習(ディープラーニング)を使い、これまで数時間~数カ月かかっていたシミュレーションを数秒単位で実施できるようにした。触媒や吸着剤など新物質の開発にかかる時間を圧縮できる。 Matlantisを利用すれば、専用のハードウエアを用意しなくてもブラウザー上で材料探索ができる。現在は55の元素をサポートし、今後さらに拡大する予定だ。オンライン会見で登壇したPFCCの岡野原大輔社長は「今年(2021年)は実際に多くの企業に使ってもらい、価値を認めてもらいたい。将来の海外展開を踏まえた活動も徐々に進めていき

                                                    専門家も脱帽、深層学習を使ったPFN・ENEOS量子化学シミュレーターの威力
                                                  • 東大とIBM、127量子ビット「IBM Quantum System One with Eagleプロセッサー」を秋に稼働開始

                                                      東大とIBM、127量子ビット「IBM Quantum System One with Eagleプロセッサー」を秋に稼働開始
                                                    • 産総研、NVIDIAと量子計算システム 有償で民間に - 日本経済新聞

                                                      経済産業省所管の研究機関である産業技術総合研究所は、米エヌビディアと協力して量子計算ができるシステムをつくる。2025年度以降に企業や研究者が有償で使えるようにする。量子計算は高速で複雑な計算処理が可能で、創薬研究や物流の効率改善につなげる。産総研がスーパーコンピューターと量子コンピューターをつなげた計算基盤「ABCI-Q」の運用を始める。量子コンピューターは単独では計算ミスが多い課題がある。

                                                        産総研、NVIDIAと量子計算システム 有償で民間に - 日本経済新聞
                                                      • 0.43ミリグラムの物体が発する「重力」の測定に成功! - ナゾロジー

                                                        どんなに小さくても引かれ合います。 オランダのライデン大学(LEI)で行われた研究により、わずか0.43mgの微粒子が発生させる重力を測定することに成功しました。 これまでアインシュタインの重力理論をもとにした研究では、星やブラックホールなど大質量のものを中心に行われており、微小な質量の重力についての検証は進んでいませんでした。 微小な重力を測定する技術が進歩すれば「量子的重ね合わせにある粒子の重力」を測定するなど、量子力学と組み合わせた興味深い重力実験が可能になるでしょう。 しかし0.43mgの微粒子は、いったいどれほどの重力を発していたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月23日に『Science Advances』にて公開されました。

                                                          0.43ミリグラムの物体が発する「重力」の測定に成功! - ナゾロジー
                                                        • TechCrunch

                                                          Researchers at MIT CSAIL and Project CETI believe that they have unlocked a kind of sperm whale alphabet with the aid of machine learning technologies. Results from the study, which were published und

                                                            TechCrunch
                                                          • 量子コンピュータの攻撃に備えるための4つの暗号化アルゴリズムをアメリカ国立標準技術研究所が採択

                                                            既存の強固なセキュリティを突破する可能性がある量子コンピュータの登場に備え、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が4つの暗号化アルゴリズムを採択し、安全性を強化したアルゴリズム「ポスト量子暗号」として標準化に向けて調整を図っていくことを明らかにしました。 NIST Announces First Four Quantum-Resistant Cryptographic Algorithms | NIST https://www.nist.gov/news-events/news/2022/07/nist-announces-first-four-quantum-resistant-cryptographic-algorithms Announcing PQC Candidates to be Standardized, Plus Fourth Round Candidates | CSR

                                                              量子コンピュータの攻撃に備えるための4つの暗号化アルゴリズムをアメリカ国立標準技術研究所が採択
                                                            • 慶應大学教授が断言!「私たちに見える世界は本当の世界ではない」(松浦 壮)

                                                              私たち自身も、私たちが生きているこの世界も、すべては量子でできています。 身近な自然現象も、科学技術も、量子の存在がなければ成り立たないものだらけです。 ところが、この量子というやつ、なんとも捉えどころのない不思議な代物です。 世界の根本を作る根源的な存在で、量子についての理解は今後ますます必須になっていくはずなのに、その姿を追い求めるとフワフワと逃げていく。なんとももどかしいことです。 量子って一体なんなのでしょう? 話題作『時間とはなんだろう』の著者、松浦 壮さんが『量子とはなんだろう』で繰り広げるのは、量子論の “直感的”理解への旅!  その一端を垣間見てみたいと思います。 今回は、本書の前書きを特別編集してお届けします。 いま見えている世界は「本当の世界」ではない!? 顔を上げてまわりを見渡してみてください。私は電車の中で原稿を書くことが多く、今もまた電車の中でキーボードをたたいて

                                                                慶應大学教授が断言!「私たちに見える世界は本当の世界ではない」(松浦 壮)
                                                              • 慶應大学教授が断言!「私たちに見える世界は本当の世界ではない」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                                                ---------- 私たち自身も、私たちが生きているこの世界も、すべては量子でできています。 身近な自然現象も、科学技術も、量子の存在がなければ成り立たないものだらけです。 【写真】「共感覚」の持ち主には、世界がこんなに違って見えていた ところが、この量子というやつ、なんとも捉えどころのない不思議な代物です。 世界の根本を作る根源的な存在で、量子についての理解は今後ますます必須になっていくはずなのに、その姿を追い求めるとフワフワと逃げていく。なんとももどかしいことです。 量子って一体なんなのでしょう? 話題作『時間とはなんだろう』の著者、松浦 壮さんが『量子とはなんだろう』で繰り広げるのは、量子論の “直感的”理解への旅!   その一端を垣間見てみたいと思います。 今回は、本書の前書きを特別編集してお届けします。 ---------- 顔を上げてまわりを見渡してみてください。私は電車の中

                                                                  慶應大学教授が断言!「私たちに見える世界は本当の世界ではない」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                                                • 日立がシリコン量子ビットの開発に向け前進、超伝導量子ビットを超えるか

                                                                  日立がシリコン量子ビットの開発に向け前進、超伝導量子ビットを超えるか:量子コンピュータ(1/3 ページ) 日立製作所(以下、日立)が同社の量子コンピューティング技術について説明。古典コンピュータを用いてアニーリング型の量子コンピューティングを行う「CMOSアニーリング」は事業化の段階に入っている。米中で研究開発が進むゲート型についても、シリコン半導体技術をベースとする「シリコン量子ビット」の開発で一定の成果を得ているという。 日立製作所(以下、日立)は2021年9月14日、オンラインで会見を開き、同社が開発を進めている量子コンピューティング技術について説明した。2013年から研究開発をスタートした古典コンピュータを用いてアニーリング型の量子コンピューティングを行う「CMOSアニーリング」は2020年から事業化の段階に入っており、米国や中国で研究開発が進むゲート型についても、従来のシリコン半

                                                                    日立がシリコン量子ビットの開発に向け前進、超伝導量子ビットを超えるか
                                                                  • 東芝、量子暗号通信で“世界最長”600km以上の伝送に成功 2026年までに実用化目指す

                                                                    東芝は6月9日、原理的に破られることがないとされる次世代暗号技術「量子暗号通信」を使い、世界最長となる600km以上の通信に成功したと発表した。この記録は既存システムの通信距離の3倍から6倍に相当し、実験室での最新の実証でも約500kmが最長だったという。同社は2026年までに実用化を目指す。 量子暗号技術は、「光子」という微弱な光の量子性を利用することで盗聴を防げる一方、光ファイバーが温度変化や振動による影響を受けることから、長距離の通信が困難とされていた。 そこで、同社は2つの異なる波長の光を使って通信中の位相変動を抑制する「デュアルバンド安定化技術」を新たに開発。同社の量子暗号鍵配信プロトコルと組み合わせることで、通信距離を延ばすことに成功した。600kmの際の通信速度は1bit/秒で、従来の記録だった500kmの際の通信速度(0.1bit/秒)に比べても10倍速く、今回の技術で50

                                                                      東芝、量子暗号通信で“世界最長”600km以上の伝送に成功 2026年までに実用化目指す
                                                                    • 【量子技術関連株】2020年、コロナ禍でも利益を出している量子関連8銘柄! - 青森活性化ブログ

                                                                      量子コンピュータを知っていますか? 現在のコンピュータは2進法で動いていますが、量子コンピュータは量子ドットを使用することで2種類以上の情報を記憶し、n進法で動くことができます。そのため計算速度が爆発的に向上する技術です。 この量子コンピュータを制御する量子技術の開発に各国が凌ぎを削っています。日本も東京大学、東北大学などのアカデミア、NEC、富士通などの民間企業、ベンチャーが関連技術開発に取り組んでいます。コロナ禍で逆風が吹く昨今の経済状況においてこれら量子技術関連株はコロナ前の株価を取り戻せず出遅れ感があります。投資判断をどうするべきか個人的に調べてみました。 *あくまで個人の意見です。本記事は投資を進める意図はありません。投資は自分の意思で、自己責任でお願いします。 投資銘柄一覧 YKT ブレインパット テラスカイ HPCシステム エヌエフホールディングス シグマ光機 スパークス・グ

                                                                        【量子技術関連株】2020年、コロナ禍でも利益を出している量子関連8銘柄! - 青森活性化ブログ
                                                                      • 日本マイクロソフトのクラウド型量子コンピューティングサービス「Azure Quantum」

                                                                          日本マイクロソフトのクラウド型量子コンピューティングサービス「Azure Quantum」
                                                                        • 分子研、世界最速の2量子ビットゲート実行に成功

                                                                            分子研、世界最速の2量子ビットゲート実行に成功
                                                                          • 「ポスト量子暗号アライアンス」をAWS、Google、NVIDIA、シスコ、IBMらが設立。ポスト量子暗号の採用促進のため

                                                                            AWS、Google、NVIDIA、シスコ、IBMをプレミアメンバーとする「Post-Quantum Cryptography Alliance」(ポスト量子暗号アライアンス)がLinux Foundation傘下で設立されました。 ポスト量子暗号とは、量子コンピュータによる暗号解読攻撃に耐性があると期待されるアルゴリズムを採用した暗号のことです。 量子力学を利用した量子コンピュータは、ある種の計算に関して従来のコンピュータとは比較にならないほど劇的な計算能力を有するため、その計算能力を暗号解読に用いることで現在利用されている暗号は短時間で解読されてしまう可能性が高いと考えられています。 そのため今後も安全な暗号化通信などを行うためには、量子コンピュータが本格的な実用に入る前に量子コンピュータをもってしても解読が困難な、量子コンピュータへの耐性を備えた暗号アルゴリズムの開発と普及が求められ

                                                                              「ポスト量子暗号アライアンス」をAWS、Google、NVIDIA、シスコ、IBMらが設立。ポスト量子暗号の採用促進のため
                                                                            • IBMが1121量子ビットプロセッサ「Condor」とエラー率を大きく改善した量子ビットプロセッサ「Heron」を発表

                                                                              IBMが量子プロセッサ「IBM Quantum Condor」と「IBM Quantum Heron」を発表しました。CondorはIBMの量子プロセッサで最多となる1121量子ビットを搭載し、HeronはIBMで最もエラー率が低い量子プロセッサとなっています。また、このHeronを搭載した次世代量子コンピューティングシステム「IBM Quantum System Two」も発表されました。 IBM Quantum System Two: the era of quantum utility is here | IBM Research Blog https://research.ibm.com/blog/quantum-roadmap-2033 IBM Debuts Next-Generation Quantum Processor & IBM Quantum System Two, E

                                                                                IBMが1121量子ビットプロセッサ「Condor」とエラー率を大きく改善した量子ビットプロセッサ「Heron」を発表
                                                                              • 量子コンピューターを知る人が圧倒的に利する訳

                                                                                量子コンピュータの実用化が現実味帯びる 2019年10月にグーグルが「量子超越性」を達成したことで、現在のテクノロジーの先に描かれている未来、すなわち量子コンピュータの実用化が、これまで以上に現実味を帯びるようになりました。 ただし、そうはいっても、普段「量子」などに触れない人は、量子コンピュータが登場したとして、どのような変化が私たちの生活に訪れうるのか、予想もできないことと思います。 そこでここでは、ごく簡単ではありますが、量子コンピュータ実用化によってもたらされるであろう進歩をご紹介します。 その1つ目が、既存のコンピュータにはなしえない「スピード」です。 量子デジタルコンピュータの高速性への期待は、1994 年のアメリカ・ベル研究所の、ショアによる整数の因数分解のアルゴリズムの発見によって一気に高まりました。 アルゴリズムとは、「ある目的の状態へ達するための有限回の手続き」と考えて

                                                                                  量子コンピューターを知る人が圧倒的に利する訳
                                                                                • 東京医科歯科大ら、量子干渉で量子ビットを長寿命化する技術 ~量子コンピュータの性能向上に期待

                                                                                    東京医科歯科大ら、量子干渉で量子ビットを長寿命化する技術 ~量子コンピュータの性能向上に期待