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超電導の検索結果41 - 80 件 / 82件

  • NTT・名大・東大が量子誤り訂正の新手法、熱と時間の課題を超電導回路で解決

    実用的な量子コンピューターに欠かせない「量子誤り訂正」の新手法を、NTTと名古屋大学、東京大学が開発した。名大が開発する超電導回路「単一磁束量子回路」を量子誤り訂正の計算に用いることで、従来手法に存在する熱と時間に関する課題を解決できるとする。 新手法は2021年11月8日に発表した。現在、米Google(グーグル)や米IBM、理化学研究所などが超電導方式によるゲート型量子コンピューターの開発を進めている。量子コンピューターで実用的な計算をするには量子誤り訂正が不可欠だが、まだ実現していない。NTTと名大、東大は、消費電力や実装規模、速度、性能などの条件を満たす量子誤り訂正の手法を世界で初めて開発したとする。その詳細を解説しよう。 量子誤り訂正の主流は「表面符号」 量子コンピューターを構成する素子である量子ビットは、ノイズや熱など外部環境の影響によるエラーが起きやすい。そのため量子コンピュ

      NTT・名大・東大が量子誤り訂正の新手法、熱と時間の課題を超電導回路で解決
    • ここを500km/hで超電導リニアが走るのか!工事中の中央新幹線トンネル こうなっていた | 乗りものニュース

      まず品川~名古屋間での開業に向け、建設が進むリニア中央新幹線。将来500km/hで超電導リニアが駆け抜けるその本線トンネルを取材したところ、「リニアの強み」を実感。トンネル掘削で発生する土砂についての工夫も注目です。 山あいを行く「空中のミニ鉄道」? JR東海が、まず2027年の品川~名古屋間開業を目指し、建設を進めているリニア中央新幹線。そのとき実際に500km/hで超電導リニアモーターカーが通るトンネルが2019年11月26日(火)、報道陣へ公開されました。超電導リニアが将来通る「本線トンネル」の公開は、今回が初です。 このたび公開されたのは、岐阜県の御嵩町と恵那市にまたがる全長およそ14.5kmの日吉トンネル、そのうちの「南垣外(みなみがいと)工区」です。日吉トンネルのうち、約7.4kmをこの工区が担当します。 拡大画像 中央新幹線「日吉トンネル」の掘削現場。将来ここを、超電導リニア

        ここを500km/hで超電導リニアが走るのか!工事中の中央新幹線トンネル こうなっていた | 乗りものニュース
      • JR東海で「超電導リニア」の体験乗車の申し込みを受け付け中です - なるおばさんの旅日記

        2023年3月に第一回目の「超電導リニア」の体験乗車会を行うようです。 日程は3月の29日、30日、31日の3日間で、会場は「山梨実験センター」ということです。 JR中央線大月駅から路線バス(片道300円)が運行されます。 タクシーでも2,800円前後のようです。 ↑ https://linear.jr-central.co.jp/experience/より引用させていただきました 募集数は各回20区画(40名)で、1〜2名で1区画、3〜4名で2区画を申し込む方式です。 締め切りは2月2日の23:59分までになっていますのでお急ぎください。 24時間申し込みは可能ですが、夜間メンテもあるらしいので、早めに申し込んだ方が良さそうです。 当選の発表は2023年2月14日(火)から2月22日(水)までの間に順次行います。(メールが送られてくるようです) ↑ 象さんのような鼻ですね… 料金は1区画

          JR東海で「超電導リニア」の体験乗車の申し込みを受け付け中です - なるおばさんの旅日記
        • 常温超電導体「LK-99」のサンプル、2週間後にも入手-韓国専門家委

          KSSCは電子メールによる返信で、別の学術誌による検証が2-4週間を要する見込みだと同研究所が明らかにしており、検証完了後にLK-99のサンプルが提出されるだろうと説明した。KSSCは先週、常温超電導体を巡る主張が韓国内外で大きな議論を巻き起こしており、検証機関が存在しない中で未検証の主張が多く出ていることを懸念していると表明していた。 KSSCは同研究所の科学者からサンプルを直接入手することに加え、論文に記されている条件に従ってLK-99の再現を試みることも検証になると説明。現在、3つの機関が独自に入手した物質を利用し、この方法の再現を目指しているとした。 韓国取引所では8日、超電導体技術関連株が一段高となった。超電導体に使われるワイヤを製造するソナム(SuNAM)は一時22%高を付け、シンソン・デルタ・テックは値幅制限いっぱいの30%高に再び達した。 SuNAMはLK-99論文公表以来

            常温超電導体「LK-99」のサンプル、2週間後にも入手-韓国専門家委
          • 幻と消えた韓国の常温常圧超電導 LK-99騒動にみる夢までの距離 | 毎日新聞

            人類にとって夢の技術である「常温常圧超電導」。7月、ついにその物質を発見したと韓国の研究チームが発表し、世界はざわついた。結局幻に終わったが、大きな騒ぎになったのにはワケがある、と専門家は言う。騒動から見えた「夢」までの距離とは。 「世の中が変わる」 超電導は、電気抵抗がゼロになる現象だ。電気エネルギーが熱として失われることがないため、電気はどこまでも流れ続ける。極めて低温に冷やした状態ではすでに実現しており、医療用MRI(磁気共鳴画像化装置)や建設中のリニア中央新幹線などに使われている。 それを冷却も加圧もしない常温(室温)・常圧の環境で実現しようというのが常温常圧超電導だ。「送電線に用いればどんな遠くからでもエネルギーロスなく電気を送れる。コンピューターの消費電力も大幅に減らせる。実現したら世の中が変わる」。茨城県つくば市にある物質・材料研究機構(物材研)の高野義彦フロンティア超伝導材

              幻と消えた韓国の常温常圧超電導 LK-99騒動にみる夢までの距離 | 毎日新聞
            • 超電導方式100量子ビット超「国産量子コンピューター2号機」、完成2年前倒しの理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

              文部科学省と理化学研究所は国産量子コンピューター2号機の完成を最大2年前倒しする。2号機は超電導方式の100量子ビット超の計算機になる。当初は27年の完成を予定していたが、量子コンピューターをめぐる技術革新と国際競争が激しさを増しており、国産2号機の開発を加速することにした。 文科省は2023年度予算で量子・人工知能(AI)分野に135億円を投資する見通し。22年度第2次補正予算の72億円を合わせ207億円を投資する見込み。一部を充て2号機完成目標を25―27年と最大2年前倒しする。国産初号機の発表を23年3月に控えるが、2号機の前倒しを先行して決めた。 2号機では超電導量子ビットが64個から100個超に増えるため、マイクロ波による量子ビット制御を高度化する。理研の和光地区(埼玉県和光市)で開発し、神戸地区(神戸市)の富岳の隣に設置して運用する案も検討されている。富岳と量子コンピューターを

                超電導方式100量子ビット超「国産量子コンピューター2号機」、完成2年前倒しの理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
              • リニアにも活用される「超電導」のメカニズムは実はよく分かっていない

                特定の物質を極低温状態にまで冷却すると、電気抵抗がなくなり高い導電性を備えた「超電導」と呼ばれる状態になることが知られています。超電導はリニアモーターカーやMRIなどに応用されているのですが、実は物質が導電性を獲得するメカニズムを説明できる単純な理論は見つかっていません。ミシガン大学の研究チームは、新たにスーパーコンピュータを用いて「従来の理論で超電導を説明できるのは、既知の物質の50%」という結果を導き出しました。 Mechanism of superconductivity in the Hubbard model at intermediate interaction strength | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2205048119 Quantifying the role of antiferromagnetic fluctuation

                  リニアにも活用される「超電導」のメカニズムは実はよく分かっていない
                • 核融合発電の実験炉「ITER」 日本製の巨大超電導コイル完成へ

                  原子核同士を人工的に合体させて膨大なエネルギーを生み出す核融合発電に向け、フランスで建設が進む国際熱核融合実験炉「ITER(イーター)」で、世界初の主要部品となる日本製の巨大な超電導コイルが30日に完成する。計画実現への大きな一歩で、量子科学技術研究開発機構と三菱重工業が15日、明らかにした。 イーター計画は日米欧などが国際協力で進めている巨大プロジェクト。総事業費は約2兆4400億円で、うち日本は約2900億円を負担。2025年にも実験炉の運転を開始し、約17万キロワットの発電量に相当する熱を取り出すことを目指している。 完成する超電導コイルは三菱重工が中心となって製造し、2月に船でフランスへ運ばれる。アルファベットの「D」に似た形で、高さ16・5メートル、横幅9メートル、厚さ1メートル、重さ310トン。全長7キロに及ぶ電線を巻き付け、周囲はステンレスで覆われている。 超電導コイルは、日

                    核融合発電の実験炉「ITER」 日本製の巨大超電導コイル完成へ
                  • 超電導で電力を供給し中央線E233系電車をフル加速

                    鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は、超電導による電力供給システム「超電導き(饋)電システム」で中央本線の営業用車両(E233系10両編成)を走らせる試験を実施したと2019年8月6日に発表した。鉄道総研日野土木実験所(JR東日本中央本線日野-豊田間)に長さ408mの超電導ケーブルを敷設し、始点と終点を通常のき電線に並列に接続。超電導ケーブルを経由した電力での電車の駆動に加え、電車がブレーキをかけた際に逆向きの回生電流が超電導ケーブルを通ること、超電導によるき電を突然遮断しても不具合が起きないことも確認した(図1)。

                      超電導で電力を供給し中央線E233系電車をフル加速
                    • 北海道のデータセンターで「超電導送電」 ロスゼロ挑む - 日本経済新聞

                      発電した電気を無駄なく運ぶ夢の技術が「超電導送電」だ。データセンター(DC)が集まる北海道石狩市で実用化を見据えた実証が進む。国内随一の再生可能エネルギーのポテンシャルを生かし切るにはテクノロジーの革新が欠かせない。雪の積もる石狩市内を車で走ると、海に近づくにつれて石狩湾新港の風力発電の風車が見えてくる。道路沿いに銀色にそびえる巨大な建物が、さくらインターネットのデータセンターだ。DCには膨

                        北海道のデータセンターで「超電導送電」 ロスゼロ挑む - 日本経済新聞
                      • 超電導リニアL0系『改良型試験車』車内お披露目 | 話題 | 鉄道新聞

                        L0系って? 2027年の超電導リニアによる中央新幹線(品川~名古屋)開業に向け、山梨リニア実験線にて2013年から営業仕様「L0(エルゼロ)系」の試験車による走行試験を実施してきました。

                          超電導リニアL0系『改良型試験車』車内お披露目 | 話題 | 鉄道新聞
                        • 共同発表:電気抵抗のない高温超電導接合で2年間の永久電流運転に世界で初めて成功

                          令和3年9月24日 理化学研究所 ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社 株式会社JEOL RESONANCE 科学技術振興機構(JST) 非常に低い温度に冷やされた物質の電気抵抗がゼロとなる「超電導」現象は、エネルギーロスの小さい送電線やリニアモーターなどへの応用が進められています。「永久電流」は、超電導状態にあるコイルに、外部からの電流供給なしで電気が流れ続ける現象で、これにより発生する強力な磁場を利用したのが核磁気共鳴(NMR)装置です。NMR装置は、外部電源で超電導コイルに電流を供給したのち、コイルを電源から切り離して回路を閉じることで、永久電流運転に移行します。この際、コイル部分の超電導線材だけではなく、スイッチなどの接合部分も超電導状態でなければならないため、「超電導接合」の技術が不可欠です。近年、液体ヘリウム温度(マイナス269度)で超電導状態になる「低温超電導」に対

                            共同発表:電気抵抗のない高温超電導接合で2年間の永久電流運転に世界で初めて成功
                          • 世界初!鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの実証試験開始

                            2 0 2 2 年 6 月 7 日 東日本旅客鉄道株式会社 世界初︕鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの実証試験開始 ○JR 東日本では「ゼロカーボン・チャレンジ 2050」達成に向け、「つくる~送る・ためる~使う」のエネ ルギーネットワークのすべてのフェーズで技術イノベーションを推進しています。 ○「ためる」のフェーズにおいて、電車のブレーキ時に発生する回生電力エネルギー※ を有効に活用す るため、蓄電媒体の導入を行っており、その1つとして超電導技術を活用したフライホイール蓄電 システムの開発に、JR 東日本研究開発センター環境技術研究所で取り組んでいます。 〇試験設備が中央本線穴山変電所に完成し、2022 年 6 月 8 日より世界初の鉄道用超電導 フライホイール蓄電システムの実証試験を開始します。 ※「回生電力エネルギー」・・・モーターが発電機となって発生する電力 1.鉄道用超電

                            • 「超高圧で室温超電導」白紙 米大学の論文撤回 - 日本経済新聞

                              冷却せずに電気抵抗がゼロになる「室温超電導」を初めて実現したとする、米ロチェスター大学などのグループが2020年に発表した論文が9月に撤回された。超高圧状態を作り出す特殊な装置が必要で、別のグループによる再現実験が成功しなかった。室温超電導を目指す材料開発は仕切り直しになる。この論文は英科学誌ネイチャーに2020年10月に掲載された。水素、硫黄、炭素からなる材料にレーザーを照射して化学反応させ

                                「超高圧で室温超電導」白紙 米大学の論文撤回 - 日本経済新聞
                              • 6月16日は超電導電磁推進船「ヤマト-1」が進水 、スペースインベーダーの日、無重力の日、天気予報記念日、ケーブルテレビの日、手羽トロの日、麦とろの日、家庭裁判所創立記念日、バイクエクササイズの日、和菓子の日、等の日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                6月16日は何の日? その日の出来事は? 2023年(令和5年) 6月16日は超電導電磁推進船「ヤマト-1」が進水 、スペースインベーダーの日、無重力の日、天気予報記念日、ケーブルテレビの日、手羽トロの日、麦とろの日、家庭裁判所創立記念日、バイクエクササイズの日、和菓子の日、等の日です。 〇世界初の超電導電磁推進船「ヤマト-1」が進水 1992年(平成4年)6月16日神戸港において、世界で初めて超電導を利用した電磁推進によって有人自力航行に成功した実験船である。 神戸海洋博物館にて船体と推進装置内部の超伝導電磁石が野外展示されていたが、船体は2016年度に撤去された。右舷側推進装置は船の科学館に屋外展示されている。 ●『スペースインベーダーの日』 スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション 特装版 - Switch タイトー Amazon アミューズメント施設の運営、アミューズメン

                                  6月16日は超電導電磁推進船「ヤマト-1」が進水 、スペースインベーダーの日、無重力の日、天気予報記念日、ケーブルテレビの日、手羽トロの日、麦とろの日、家庭裁判所創立記念日、バイクエクササイズの日、和菓子の日、等の日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                • 「超電導モーターしかない」 ジェット機も脱エンジン モーター開発大競争(下) - 日本経済新聞

                                  研究対象であっても実用には程遠い――。「超電導モーター」と聞いて、そう考える技術者は少なくないだろう。しかし、既存の超電導関連技術を使っても実用化の目標は2030年。もはや遠い未来の話ではない。航空機業界が桁違いに高いエネルギー密度に着目し、日米欧で開発が進む。冷凍機を含めたエネルギー効率も高く、電気自動車(EV)や鉄道、船舶への応用も視野に入る。【前回記事】「EVのインテル」狙う日本電産 車部品の系列破壊

                                    「超電導モーターしかない」 ジェット機も脱エンジン モーター開発大競争(下) - 日本経済新聞
                                  • 超電導ケーブルでJR中央線走行 - 日本経済新聞

                                    ■鉄道総合技術研究所 電気抵抗がゼロになる「超電導ケーブル」を使い、JR中央線の鉄道車両を走行させた。超電導ケーブルを使って送られた電力で、走行や照明と空調の稼働などができた。電力の損失がなく、5キロメートルごとに設ける変電所を減らす効果などが期待できる。超電導ケーブルは、特殊な金属でできたケーブルを液体窒素で冷却して使う。既存の電線の横に、408メートルの超電導ケーブルを組み込

                                      超電導ケーブルでJR中央線走行 - 日本経済新聞
                                    • 超電導のメカニズム解明へ一歩、東大などが突き止めたこと ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                      東京大学の芝内孝禎教授らは岡山大学、弘前大学と共同で、量子液晶ゆらぎが非従来型超電導の要因になると実験的に示した。超電導ではたくさんの電子が相互作用し、電子対になっていると考えられている。この相互作用を量子ゆらぎが増強すると突き止めた。超電導のメカニズムを解明する一歩になる。 超電導体のセレン化鉄に強磁場をかけて超電導状態を解くことで、超電導の安定性を測る。セレン化鉄はセレンをテルルに置き換えると量子液晶状態になりにくくなる。量子液晶状態のなりやすさと超電導の安定性の関係を調べた。 すると量子液晶状態が増大する条件で超電導が安定化した。量子液晶ゆらぎはセレン化鉄の中の電子が液晶のように振る舞う現象。このゆらぎが超電導の電子対を作る相互作用になると提唱されていた。今回、実験的に仮説が裏付けられた。 一方で磁気的なゆらぎが電子対を作るという仮説もある。量子的なゆらぎと磁気的なゆらぎを比べること

                                        超電導のメカニズム解明へ一歩、東大などが突き止めたこと ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                      • 富士通が理研に連携センター設置、1000量子ビット級超電導量子コンピューター開発へ

                                        富士通と理化学研究所は2021年4月1日、量子コンピューターの研究開発を行う「理研RQC-富士通連携センター」を同日付で設置したと発表した。和光市にある理研内に富士通から研究者を派遣するなどして、1000量子ビット級の超電導量子コンピューター開発とソフトウエア開発などを共同で行う。 同日、理化学研究所は新たに量子コンピュータ研究センター(RQC)を設置。このセンター内に、企業が連携する「連携センター」として、理研RQC-富士通連携センターを設置した。いずれもセンター長は、1999年に当時NEC基礎研究所で世界で初めて超電導量子ビットの動作実証をした研究者として知られる中村泰信氏が着任した。

                                          富士通が理研に連携センター設置、1000量子ビット級超電導量子コンピューター開発へ
                                        • 常識破りの“常温常圧超電導体”発見か? Science誌「事実ならノーベル賞モノの大発見」(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

                                          「常温常圧で超電導性を示す物質を合成した」とする論文が韓国の研究チームによって7月22日に公開され、話題になっている。同論文は査読前だが、科学雑誌「Science」も「事実なら即ノーベル賞モノの大発見」と期待感を示している。 【画像】LK-99 発表された論文のタイトルは「初の常温常圧超電導体」。研究チームは、銅を添加した鉛ベースの合成物質「LK-99」を開発。LK-99は常温かつ常圧であれば超電導性を維持でき、水が沸騰する温度以上(127度まで)でも超電導性を示すという。 超電導は特定の物質を冷却すると、一定の温度以下で電気抵抗がゼロになる現象のこと。これまでは、比較的高い温度で超電導性を示す「高温超電導体」でもマイナス170度以下まで冷却する必要があった。 Scienceによると、論文におけるデータは十分で「再現性があれば疑う余地がないように思える」という。LK-99は合成方法も比較的

                                            常識破りの“常温常圧超電導体”発見か? Science誌「事実ならノーベル賞モノの大発見」(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
                                          • 夢の超電導、超高圧実験で再燃 冷却不要に迫る - 日本経済新聞

                                            電気が抵抗なく流れる超電導の分野で最近、研究者が色めき立っている。超高圧という特殊な条件下だが、これまでのように極低温に冷やさなくても超電導になる物質が見つかったからだ。これに続いて長く夢見られてきた「室温超電導」を実現すれば、送電網や公共交通機関、大型医療機器などに大きな変革をもたらすと期待が膨らんでいる。新たな超電導物質の突破口を開いたのはドイツの有名な研究機関、マックスプランク研究所だ。

                                              夢の超電導、超高圧実験で再燃 冷却不要に迫る - 日本経済新聞
                                            • ノーベル技術で省エネEV ロス削減、超電導モーターも 電池の時代㊦ - 日本経済新聞

                                              電気自動車(EV)が1回の充電で走る距離はここ10年で4倍に延びた。電池が大きくなり、「航続距離が短い」弱点は解決済みに見える。だが一段と性能が上がるこれからは「CASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)」でさらに消費電力が増える。仮に電池の進歩が滞ったとしても、洗練と革新を続けるモーターや電線などが黒子役となってEVの進化を支える。世界唯一の「新車」が時速100キロメートルを達成

                                                ノーベル技術で省エネEV ロス削減、超電導モーターも 電池の時代㊦ - 日本経済新聞
                                              • 科学の森:超電導、鉄道送電に応用 営業用列車で実験成功 | 毎日新聞

                                                電気が流れる時に生じる電気抵抗がゼロになる現象「超電導」を、鉄道の送電に応用する研究が進んでいる。運行にマイナスとなる電気の損失を少なくできる技術だ。営業用の列車を使った実験にも成功し、実用化が見えてきた。詳細を知ろうと研究の現場を訪ねた。【野田武】 ●電気のロス小さく 研究を進めているのは鉄道総合技術研究所(鉄道総研、東京都国分寺市)。旧国鉄の研究開発を引き継いだ公益財団法人だ。 鉄道の送電は主に架線が使われているが、役割によって大きく二つに分かれる。列車のパンタグラフと接して電気を受け渡す「トロリー線」と、変電所から電車の軌道に沿って電気を流してトロリー線へ供給する「き電線」だ。

                                                  科学の森:超電導、鉄道送電に応用 営業用列車で実験成功 | 毎日新聞
                                                • 民間プラントでは世界初! 電気抵抗ゼロを可能にする超電導ケーブルの実証実験開始 | EMIRA

                                                  民間プラントでは世界初! 電気抵抗ゼロを可能にする超電導ケーブルの実証実験開始 エネルギーロスを大幅削減! 複雑な工場レイアウトでの導入成功で実用化へ一歩前進 化学の実験でおなじみの液体窒素。日常生活とは無縁のものと思いきや、血液の保存や食品の急速凍結など、実は身近な分野で使用されているケースも少なくない。そうした中、-196℃という特性を生かし、省エネにも役立てようという実験が進められているという。キーワードは「超伝導」。電気抵抗がゼロになる現象のことだ。超伝導と液体窒素の関係、電気抵抗をなくすことで生じるメリットなど、実用化に向けて期待がかかる注目の技術を紹介する。 普及する「低温」、これからの「高温」 開通に向けて工事が進むリニアモーターカー。ここに超伝導という技術が用いられていることをご存じだろうか? 超伝導とは、特定の物質を極めて低い温度まで冷却した際に電気抵抗がゼロになる現象の

                                                    民間プラントでは世界初! 電気抵抗ゼロを可能にする超電導ケーブルの実証実験開始 | EMIRA
                                                  • 英科学誌ネイチャー、米大学の「室温超電導」論文撤回 データ不適切 - 日本経済新聞

                                                    英科学誌ネイチャーは7日付で、冷却せずに金属の電気抵抗がゼロになる「室温超電導」を達成したとする米ロチェスター大学などによる3月掲載の論文を撤回した。実験の測定やデータ処理が適切ではなかったとして、論文の共著者8人が撤回を要請していた。室温超電導は実現すればノーベル賞級の成果だとされる。別の研究機関による再現実験も続けられていたが、良好な結果は得られていなかった。撤回された論文では、微量の窒

                                                      英科学誌ネイチャー、米大学の「室温超電導」論文撤回 データ不適切 - 日本経済新聞
                                                    • Nature、常温常圧近傍での超電導に関する論文を撤回 | スラド サイエンス

                                                      Nature は 7 日、3 月に出版した窒素ドープ水素化ルテチウムにおける常温常圧近傍での超電導に関する論文を撤回した (Nature の記事、 The New York Times の記事、 Ars Technica の記事)。 今年は幻に終わった韓国の研究チームによる常温常圧の超電導物質 LK-99 が注目を集めたが、こちらの論文は昨年 9 月に Nature が撤回した常温超電導の論文と共通する研究者がかかわっていたこともあり、当初から懐疑的な見方が出ていたそうだ。 前回の論文では執筆者 9 人全員が撤回に反対したが、今回の論文は執筆者11人のうち 8 人が撤回を要請している。撤回を要請した執筆者によれば、研究に貢献した研究者として、出版された論文は研究した物質の由来や実施した実験の基準、適用したデータ処理手順を正確に反映していないのだという。両論文に執筆しているのは最終執筆者でロ

                                                      • 徳川ゆかり名古屋城三之丸に 江戸へつながる「超電導リニア巨大穴」現れる | 乗りものニュース

                                                        名古屋城のすぐそばに、深さ約90mもの巨大な穴が出現。建設が進められているリニア中央新幹線の「名城非常口」です。その大きく深い穴の底へ、実際に降りてみました。またここから、中央新幹線のトンネルも造られていきます。 かつて名古屋城の三之丸で、現在は「名古屋の中枢」ともいえる場所で 徳川家康が1610(慶長15)年、豊臣家への備えとして加藤清正、福島正則ら豊臣恩顧の大名に築城を命じた名古屋城。ながらく尾張徳川家の居城であった、「金鯱」で知られるこの城の旧三之丸内でいま、“次の時代”に向けた工事が進められています。 超電導リニアモーターカーが最高速度500km/hで行き交う中央新幹線の、「名城非常口」です。 名古屋市内の大深度地下などを通過するリニア中央新幹線。その非常口や換気口として、また建設拠点として利用される“巨大たて穴”で、直径およそ41m、深さ約89m。18階建て程度の高層ビルに相当す

                                                          徳川ゆかり名古屋城三之丸に 江戸へつながる「超電導リニア巨大穴」現れる | 乗りものニュース
                                                        • 実用化近づく超電導送電、強みは? - 日本経済新聞

                                                          2022年1月13日の日本経済新聞朝刊1面に「送電損失ゼロ、実用へ」という記事がありました。JR系の研究機関はコストを大幅に削減した送電線を開発し、送電時のロスがほぼない技術「超電導送電」の実用段階に入りました。まず鉄道会社向けを想定する新技術はどのような点が強みなのでしょうか。ここが気になる発電所から家庭や企業に電気を送る際の送電ロスは主に電線の電気抵抗により、電気が熱に変わり生じます。

                                                            実用化近づく超電導送電、強みは? - 日本経済新聞
                                                          • 超電導リニアL0系 スマホ同様に電気を得る「誘導集電」全面対応の改良型試験車が登場 | 乗りものニュース

                                                            中央新幹線で使用されるL0系の試験車に、改良型車両が登場。従来のガスタービン発電装置にかわり、スマートフォンのワイヤレス充電にも似た「誘導集電方式」の採用が大きなポイントです。これにより先頭形状も“進化”しています。 ざっくり言うとスマホに似てるL0系改良型試験車 JR東海が建設中の中央新幹線。そこで使用される超電導リニアモーターカーL0系の改良型試験車が2020年3月25日(水)、日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で報道陣へ公開されました。 既存のL0系試験車との大きな違いは、スマートフォンの「ワイヤレス充電」のような、ワイヤレスでの電力供給へ全面的に対応したことです。 拡大画像 ワイヤレス電力供給を全面採用したL0系の改良型試験車(2020年3月25日、恵 知仁撮影)。 超電導リニアは軌道から約10cm浮上して、非接触で走行します(低速時はゴムタイヤ走行)。そこで問題になるのが、照明

                                                              超電導リニアL0系 スマホ同様に電気を得る「誘導集電」全面対応の改良型試験車が登場 | 乗りものニュース
                                                            • 住宅街に現れた超電導リニア関連施設 見た目は普通のマンション しかし居住者なしの謎 | 乗りものニュース

                                                              築17年でも居住者ゼロの理由 リニア中央新幹線では、橋本駅付近に神奈川県(仮称)駅を設置。この駅は地下にあり、その前後も、品川側が第一首都圏トンネル、山梨側が第二首都圏トンネルと、地下区間が続きます。 この神奈川県(仮称)駅前後でリニア中央新幹線は、大深度地下ではなく、比較的浅いところを通るのですが、そこで先述したマンションの基礎杭が、第二首都圏トンネルに支障することが判明。JR東海は、そのマンションを買い上げました。ちなみにこのマンション付近では、地下10~20mあたりをトンネルが通るそうです。 こうした経緯で、そう古くないのに居住者がいない――となったのですが、第二首都圏トンネルの工事開始まで、まだ時間がありました。 そこで、リニア中央新幹線に関する理解を広めたいと考えていたJR東海は、この空きマンションを活用し、エントランスを「さがみはら リニアブース」にしたそうです。 拡大画像 シ

                                                                住宅街に現れた超電導リニア関連施設 見た目は普通のマンション しかし居住者なしの謎 | 乗りものニュース
                                                              • 世界初の実証実験で実現。送電損失を95%以上削減する「超電導ケーブル」のすごさ(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース

                                                                新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と昭和電線ホールディングス(HD)傘下の昭和電線ケーブルシステム(川崎市川崎区)、BASFジャパン(東京都中央区)の3者は、超電導ケーブルの使用により送電損失を従来比で95%以上削減できたと発表した。二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果も確認した。石油・製鉄や化学など大規模電力を使う工場での採用につなげる。 【写真】実証した三相同軸型超電導ケーブルと長谷川昭和電線HD社長 昭和電線ケーブルシステムの三相同軸型超電導ケーブルをBASFジャパンの戸塚工場(横浜市戸塚区)に導入し、約1年間使用した。システムの信頼性・安全性を実証したほか、通常のケーブル(CVケーブル)からの置き換えで電力損失量を大幅に削減できるめどが立った。 NEDOによると民間プラントでの超電導ケーブルの実証実験は世界初という。 金属を導体に使う電線は電気抵抗による発熱で送電損失が

                                                                  世界初の実証実験で実現。送電損失を95%以上削減する「超電導ケーブル」のすごさ(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース
                                                                • JR東海「走らぬ超電導リニア」を導入 それが効率的なワケ L0系&MLX01実物使用 | 乗りものニュース

                                                                  JR東海が、かつて山梨実験線で走行試験に使っていた超電導リニアL0系の車両を使って、愛知の山中に実験設備をつくりました。走行しませんが、乗り心地の向上や地震発生時の安全性確認といったテストができるそうです。 L0系改良型試験車の登場にともなって 磁力によって浮上し、500km/hで営業運転を行うJR東海の超電導リニアモーターカー。2020年8月にはL0系改良型試験車が新たに登場し、来たる営業運転に向け山梨実験線でテストを重ねています。 このL0系改良型試験車が登場するまで山梨実験線で使われていた、L0系のいわば“初期型”車両の一部が、愛知県小牧市の山中へ移動していました。 拡大画像 本物の超電導リニア車両を使った「リニア走行試験装置」(2020年12月4日、恵 知仁撮影)。 JR東海は、技術開発を行っている同社の小牧研究施設へ、「リニア走行試験装置」を新設。先述したL0系の初期型車両を転用

                                                                    JR東海「走らぬ超電導リニア」を導入 それが効率的なワケ L0系&MLX01実物使用 | 乗りものニュース
                                                                  • 超電導送電が人手不足対策に 伊豆箱根鉄道で稼働 - 日本経済新聞

                                                                    鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市)と伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)は伊豆箱根鉄道駿豆線大仁駅(同県伊豆の国市)に設置した「超電導き(饋)電システム」を2024年3月21日に公開した。電車を動かす電力を超電導ケーブルで供給するシステムで、営業列車の運行に適用するのは「世界初」(鉄道総研)という。鉄道総研はこれまで、複数の鉄道会社で終電後や始発前に検証を実施しており、開発した技術について23年3月

                                                                      超電導送電が人手不足対策に 伊豆箱根鉄道で稼働 - 日本経済新聞
                                                                    • 日本も追い上げる超電導量子コンピューター、これがハードウエアの全体像

                                                                      2023年は日本にとっての「量子コンピューター元年」になる。国産ハードウエアの実機が初めて稼働するからだ。量子コンピューターの開発は米IBMや米Google(グーグル)などが先行するが、日本も追い上げを図る。量子コンピューターの構成部品には日本の中小企業の製品が多く使われていることも見逃せない。本特集は、現在最も開発が進んでいる超電導方式に焦点を当て、量子時代到来のカギを握る技術に迫る。 量子力学の原理を用いて、従来方式のコンピューターが苦手とする問題も高速に解くことが期待されている量子コンピューター。2023年3月末をめどに、理化学研究所(理研)が初の国産ゲート型量子コンピューターのテストベッドを稼働する。

                                                                        日本も追い上げる超電導量子コンピューター、これがハードウエアの全体像
                                                                      • 夢の「超電導モーター」が現実に、飛行機・クルマ・鉄道で開発が加速

                                                                        研究対象であっても実用には程遠い――。「超電導モーター」と聞いて、そう考える技術者は少なくないだろう。しかし、既存の超電導関連技術を使っても実用化の目標は2030年。もはや遠い未来の話ではない。航空機業界が桁違いに高いエネルギー密度に着目し、日米欧で開発が進む。冷凍機を含めたエネルギー効率も高く、電気自動車や鉄道、船舶への応用も視野に入る。 「航空機業界は、2050年のCO2排出量を2005年比で半減する必要に迫られている。一方で航空機需要は2050年までに倍増するとの予測がある。1機当たりのCO2排出量を少なくとも1/4に削減しなければならない。推力源は超電導モーターしかない」。このように言うのは九州大学 大学院システム情報科学研究院 電気システム工学部門 教授の岩熊成卓氏だ。 岩熊氏は、九州大学が2019年4月に組成した「先進電気推進飛行体研究センター」のセンター長を務める。同大学が蓄

                                                                          夢の「超電導モーター」が現実に、飛行機・クルマ・鉄道で開発が加速
                                                                        • ついに初めて"室温での超電導"を達成! 世の中を一変させるまであと一歩 - ナゾロジー

                                                                          今回の研究を発表したディアス研究室の液体窒素で冷却された超伝導体の上に磁石が浮かんでいる様子の写真。これまではこの写真のように超電導には超低温環境が必要だった。 / Credit:University of Rochester photo / J. Adam Fenster

                                                                            ついに初めて"室温での超電導"を達成! 世の中を一変させるまであと一歩 - ナゾロジー
                                                                          • 夢の「超電導モーター」が現実に、飛行機・クルマ・鉄道で開発が加速

                                                                            研究対象であっても実用には程遠い――。「超電導モーター」と聞いて、そう考える技術者は少なくないだろう。しかし、既存の超電導関連技術を使っても実用化の目標は2030年。もはや遠い未来の話ではない。航空機業界が桁違いに高いエネルギー密度に着目し、日米欧で開発が進む。冷凍機を含めたエネルギー効率も高く、電気自動車や鉄道、船舶への応用も視野に入る。 「航空機業界は、2050年のCO2排出量を2005年比で半減する必要に迫られている。一方で航空機需要は2050年までに倍増するとの予測がある。1機当たりのCO2排出量を少なくとも1/4に削減しなければならない。推力源は超電導モーターしかない」。このように言うのは九州大学 大学院システム情報科学研究院 電気システム工学部門 教授の岩熊成卓氏だ。 岩熊氏は、九州大学が2019年4月に組成した「先進電気推進飛行体研究センター」のセンター長を務める。同大学が蓄

                                                                              夢の「超電導モーター」が現実に、飛行機・クルマ・鉄道で開発が加速
                                                                            • 米ワシントンとニューヨーク結ぶ『超電導リニア』、2033から2034年頃の完成目指す | スラド

                                                                              JR東海が関与するリニア鉄道をアメリカ東海岸での展開を目指す整備計画の方針が発表された。国際高速鉄道協会(IHRA)が4年ぶりに開催した「国際フォーラム」の中で発表された。この計画はアメリカの首都ワシントンとニューヨーク間の約370キロを超電導リニアで結ぶプロジェクト(中京テレビNEWS)。 市場調査やプロモーション活動を担う米現地企業から発表された内容によれば、最初に首都ワシントンとメリーランド州のボルティモア間約65キロに関して、2024年から2025年にかけて環境影響評価を終了させる。2026年から2027年をめどに着工し、2033年から2034年ごろの完成を目指すという。

                                                                              • Satoshi Nakajima @NounsDAO 🇺🇦 on Twitter: "核融合・量子コンピュータ・磁気浮遊自動車などを可能にするとされる常温・常圧で超電導を起こす物質(LK-99)を韓国の研究者が作り出し、大きな騒ぎになっている。2020年にも同様の発表があったが期待外れだった。今回は、その時と一つだけ大きな違いがある。(続く)"

                                                                                • 「磁力」世界記録の2倍以上…AIと研究者が共創したスゴイ「鉄系高温超電導磁石」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                                                  東京農工大学の山本明保准教授らは、鉄系高温超電導磁石の磁力を2倍以上に高めることに成功した。マイナス235度Cで電流を流すと2テスラ超の磁力を得た。多結晶材料であるため、セラミックス材料の製造プロセスを利用できる。医療用磁気共鳴断層撮影装置(MRI)や核磁気共鳴(NMR)などに提案していく。 人工知能(AI)技術のベイズ最適化と研究者による仮説検証の二つの開発アプローチを並走させた。データは共有してそれぞれ実験を繰り返す。AI主導では純粋に材料の電流特性を高めるように探索し、研究者は作りやすさなどの電流特性以外の数値で表現しにくい要素も勘案しながら探索した。 二つの材料を重ねて評価すると低温で2テスラ超の磁力を得た。世界記録の2倍以上に当たる。研究者製の材料は磁場がない条件で最高の電流が得られ、AI製の材料は磁場条件で最高の電流を得られた。個々の比較評価はしなかった。 AI製の材料は結晶粒

                                                                                    「磁力」世界記録の2倍以上…AIと研究者が共創したスゴイ「鉄系高温超電導磁石」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社