ロシアで行われる、動物用コロナウイルスワクチンの開発研究の様子。ニュースサイトvetandlife.ru提供(2020年12月9日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / vetandlife.ru news portal / handout 【3月31日 AFP】ロシアは31日、「世界初」となる動物用の新型コロナウイルスワクチンを認可したと発表した。同ウイルスの変異を防ぐ上で重要な一歩だとしている。 連邦動植物検疫監督局(ロスセリホズナドゾル、Rosselkhoznadzor)によると、動物用ワクチン「Carnivak-Cov」の試験を、犬、猫、ミンク、キツネなどを対象に昨年10月から実施し、有効性が確認された。4月にも大量生産に着手できる可能性があるという。 同局副長官は「ワクチン接種を受けた全動物、100%の事例で、新型コロナウイルスへの抗体が形成された」と述べ、動物による発症