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植民地主義の検索結果1 - 40 件 / 126件

  • 琉球「方言禁止記者会見」に見る「普通の日本人」の植民地主義 - yktのブログ

    はじめに 「方言禁止記者会見」のCMを見たのは定食屋のテレビで、知り合いと「イヤイヤこの企画はマズいだろうよ」という話をしていた。翌日になって果たしてどんな番組なのかを判断するためにTVerで視聴すると、案の定マズい内容であった(なにがマズいかは後述)。しかしTwitterなどで調べても誰も言及していないどころか、「沖縄弁が出ちゃう二階堂ふみ可愛い」といった意見がちらほら見えたため、引用RTという形で「植民地主義的でエグい」と投稿すると、思ったより拡散されて番組が炎上したというのが今回の経緯である。 私はこの番組自体をキャンセルしたいわけではないし、ポリコレ的配慮がなっていないと言いたいわけでもない(植民地主義とは「ポリコレ」以前の問題なので)。また番組の批判者を見ていても少し疑問に思うところもある。そういった疑問や懸念について、本稿では現在の「普通の日本人」による沖縄差別あるいは植民地主

      琉球「方言禁止記者会見」に見る「普通の日本人」の植民地主義 - yktのブログ
    • アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』感想(ネタバレ)…異世界アニメは植民地主義が隠し味?

      ほのぼの異世界転生モノをその視点で? 日本のアニメの専門雑誌やウェブサイトを見ていると気づくことがあります。それは専門のレビューが行われていないという点です。映画であれば、雑誌でもウェブサイトでも各映画作品を批評する記事があるものですが、日本のアニメにはそれがないのです。もちろん「大人気です!」とか、そういう評判を紹介したり、人気ランキングなどを掲載したりする記事は見つかります。でも作品ごとにじっくりとレビューするものはない…。 たぶんこれはアニメをレビューする文化が業界の本流にはないんでしょうね(研究事例はあれど、商業的な世界では積極的に行われない)。日本のアニメ業界はかなり独特の構造を持っています。そのため、日本語圏でアニメのレビューを見つけようと思うと、個人でやっている人を見つけるくらいしか術がありません。 一方で英語圏などの海外では日本のアニメのレビューが専門ウェブサイトなどではし

        アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』感想(ネタバレ)…異世界アニメは植民地主義が隠し味?
      • 魔王×勇者と植民地主義、あるいは「啓蒙の傲慢さ」をめぐって

        BigHopeClasic @BigHopeClasic こういう議論、文脈もまおゆうファンは了承しておいた方がいい。この作品が坂の上の雲と共通するという私見も、ここと無関係ではない。@ShojiMasudaさんも文脈の中で隠れて批判されている。 #maoyu RT 魔王×勇者は第二の「嫌韓流」か http://ow.ly/1MkKP 2010-05-18 10:48:01

          魔王×勇者と植民地主義、あるいは「啓蒙の傲慢さ」をめぐって
        • プーチン氏、「醜悪な新植民地主義」の終焉宣言

          ロシア・サンクトペテルブルクで開催されたサンクトペテルブルク国際経済フォーラムに出席するウラジーミル・プーチン大統領(2023年6月16日撮影)。(c)AFP PHOTO / Host photo agency RIA Novosti 【6月17日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は16日、国際政治における「新植民地主義」の終焉(しゅうえん)を宣言した。 プーチン氏はサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)で、「国際関係における醜悪な新植民地主義は消滅し、多極的な世界秩序が強化されている」「これは必然だ」と述べた。 プーチン氏は、国際政治における米国の一極支配を繰り返し批判し、ウクライナ侵攻はモラルが崩壊している西側諸国との戦いという位置付けを図っている。 AFPを含め、ロシアに「非友好国」と見なされた国の報道機関は、SPIEFの取材

            プーチン氏、「醜悪な新植民地主義」の終焉宣言
          • 植民地主義者の欲望 - セイキキ

            搾取を語るなら論文を読めそういうわけで、Atul KOHLIの"Japanese Colonialism and Korean Development:A Reply"を読んでみた。どうやって読んだかというと、google scholarで「Japanese Colonialism and Korean Development:A Reply」で検索してみると、全4バージョンのうち、2番目に同論文のHTMLバージョンが見られるので、それを利用したのだ(そのままだと読みにくいのでワードで編集した)。で、一通り読んでみたのだが、これを読んで日本の韓国統治が善政だったかどうかはともかく、「その植民地政策が、他の帝国主義国家の政策とは明らかに異なる、有益なものであった」ことについては、学者の間である程度のコンセンサスがあるという考えにはとても同意できないな、と思った。植民地における「収奪と開発」な

            • 「日本は植民地主義を乗り越えるチャンス」…'日韓通'の韓国市民運動家が見る日韓の葛藤(徐台教) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              日本の韓国「ホワイト国」除外決定により一層深まった日韓の葛藤。その発端となった昨年10月の韓国大法院判決の経緯と意味をよく知る「日韓通」の市民運動家に、現状と解決策、日韓市民連帯などについて聞いた。 ●「市民の連帯があれば解決できる」「私が日韓関係に摩擦をもたらしていると言う人もいる」と複雑な表情で明かした金英丸(キム・ヨンファン)さんは1972年生まれ。ソウル市内にあるNGO『民族問題研究所』で対外協力室長を務める。 1997年から北海道の強制徴用者の遺骨発掘運動で日本との関わりを持ち、2002年から06年まで高知県の平和資料館・草の家の事務局長を務めた。日本語が堪能な上に温和な人柄で、日韓市民の交流の橋渡しを長い間続けてきた。日韓の市民社会で広く知られた人物だ。 徴用工裁判には14年から本格的に関わり始めた。今は市民団体の連帯組織である「強制動員問題解決と対日過去清算のための市民社会共

                「日本は植民地主義を乗り越えるチャンス」…'日韓通'の韓国市民運動家が見る日韓の葛藤(徐台教) - エキスパート - Yahoo!ニュース
              • ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理 | 長周新聞

                京都大学で13日、自由と平和のための京大有志の会などの主催による公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」が開催された。昨年10月7日から始まったパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの破壊と殺戮が苛烈さを増すなか、人文学の視点からこの暴力の歴史的根源に迫った。オンラインも含め約600人が参加した。今号では、岡真理・早稲田大学文学学術院教授による基調講演「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題」の内容を紹介する。 ◇      ◇ 本セミナーは、この4カ月間、今なおガザで生起している出来事――イスラエルによるジェノサイド(大量殺戮)、ドミサイド(大量破壊)を、この暴力の根源に遡って理解することを企図している。 昨年10月7日、ガザ地区――マスメディアでは「イスラム組織ハマス」あるいは「イスラム原理主義組織ハマス」が実効支配するガザ地区と説明されるが

                  ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理 | 長周新聞
                • 刺青が西洋で「タトゥー」と呼ばれるようになった黒歴史 | 抑圧と人種差別と植民地主義の血に塗れた

                  日本語で「いれずみ(入墨・刺青)」と呼ばれる習慣は、西洋では広く「タトゥー」と呼ばれている。ではタトゥーとは何語なのか? どこから来たのか? タトゥーの若手研究者がその歴史をひもとく。 タトゥーの歴史家である私は、「タトゥーはどこ発祥だと思うか」とよく人に聞いては楽しんでいる。返ってくる答えは、中国、日本、アフリカか南米のどこか、ポリネシアなどだ。 こうしたやりとりをこの5年してきて興味深いことがある。タトゥーの発祥地がヨーロッパか北米かもと答えた人が、いまのところ誰もいないのだ。 こうした答えにどの地域が含まれており、また抜けているのかということが、じつはタトゥーの歴史について深い真実を物語っている。タトゥーについて私たちが知っていることや考えることは、抑圧と人種差別と植民地主義の影響をもろに受けているのだ。

                    刺青が西洋で「タトゥー」と呼ばれるようになった黒歴史 | 抑圧と人種差別と植民地主義の血に塗れた
                  • バンドン会議で露わになった安倍晋三の呆れ果てた植民地主義者の傲慢 | 日仏共同テレビ局フランス10

                    今年のアジア・アフリカ会議は60周年であっただけでなく、開催国のインドネシアにとっては、ついに誕生した本格的な民主政権のジョコ・ウィドド大統領がホストとなった点でも意義深いものだった。だが日本のメディアの関心は、首脳たちの記念撮影でそのジョコヴィの左右を固めた習近平中国主席と安倍晋三日本首相にしか向いていない。それにしても安倍晋三首相自身が、ジョコ大統領にも他の首脳達にも目もくれず、ひたすら習近平の握手を求めようと懸命に待ち構えている映像がNHKのニュースで流れたのには、「ああ、なんてこった」と呆れてしまった。 この会議では日本政府の関心が日中首脳会談にしか向いていないのだから、メディアがそうなるのも仕方がないのだろう(こうした外遊では外務省と官邸の差配で報道内容がだいたい決まるものだし)。しかも安倍氏がわざわざこの会議の参加直前に、戦後70年記念談話について「村山談話、小泉談話を引き継ぐ

                      バンドン会議で露わになった安倍晋三の呆れ果てた植民地主義者の傲慢 | 日仏共同テレビ局フランス10
                    • ロシアとアフリカ、植民地主義による損害補償追求で合意 首脳宣言

                      ロシアとアフリカ諸国は、植民地主義で被った損害の補償を求め、文化財の返還を追求するために協力することに合意した。ロシア北西部サンクトペテルブルクで開催された「ロシア・アフリカ首脳会議」で宣言を採択した。写真は7月28日、「ロシア・アフリカ首脳会議」最終日に発言するロシアのプーチン大統領(2023年 ロイター/Valery Sharifulin/TASS Host Photo Agency via REUTERS) [28日 ロイター] - ロシアとアフリカ諸国は、植民地主義で被った損害の補償を求め、文化財の返還を追求するために協力することに合意した。ロシア北西部サンクトペテルブルクで開催された「ロシア・アフリカ首脳会議」で宣言を採択した。 ロシア大統領府のウェブサイトに掲載された宣言によると、ロシアとアフリカ諸国は「アフリカの脱植民地化プロセスを完成させ、植民地化の過程で持ち去られた文化財

                        ロシアとアフリカ、植民地主義による損害補償追求で合意 首脳宣言
                      • 医学の発展に貢献したにもかかわらず、歴史から抹消されてしまった人々を掘り起こす──『帝国の疫病 - 植民地主義、奴隷制度、戦争は医学をどう変えたか』 - 基本読書

                        帝国の疫病――植民地主義、奴隷制度、戦争は医学をどう変えたか みすず書房Amazon「疫病(えきびょう)」とは、集団発生する伝染病などのことを指す。少し前ではコレラや赤痢。最近ではコロナウイルスなどのような病のことである。同様の病は昔からあったが大きな問題になるようになったのは多文化がより頻繁に交錯するようになったこの数百年のことで、疫病の広がりと共に疫学もまた発展を遂げてきた。 本書は主に疫病に対抗する疫学がどう発展してきたのかの歴史をたどるわけだが、そこからさらに踏み込んで「疫学の発展に大きな貢献を果たしてきたにもかかわらず、これまで歴史からその存在を抹消されてきた人たち」に光を当てた一冊である。どういうことかといえば、1700年〜800年代はまだまだ観測技術や遺伝子についての理解も進んでいなかったから、医学の理論や検証のために用いられてきた主な手段は現場を観察し法則を見つけたり検証を

                          医学の発展に貢献したにもかかわらず、歴史から抹消されてしまった人々を掘り起こす──『帝国の疫病 - 植民地主義、奴隷制度、戦争は医学をどう変えたか』 - 基本読書
                        • 松島泰勝さんのツイート: "遺骨箱の一部は京大の学生が大学のゴミ箱から見つけました。松島泰勝は同写真をピリカ全国実・関西から提供してもらいました。喜界島を含む琉球弧の遺骨が敬意をもって扱われておらず、京大の植民地主義の証拠です。… "

                          遺骨箱の一部は京大の学生が大学のゴミ箱から見つけました。松島泰勝は同写真をピリカ全国実・関西から提供してもらいました。喜界島を含む琉球弧の遺骨が敬意をもって扱われておらず、京大の植民地主義の証拠です。 https://t.co/UBVJ4mj3WH

                            松島泰勝さんのツイート: "遺骨箱の一部は京大の学生が大学のゴミ箱から見つけました。松島泰勝は同写真をピリカ全国実・関西から提供してもらいました。喜界島を含む琉球弧の遺骨が敬意をもって扱われておらず、京大の植民地主義の証拠です。… "
                          • 「中国は植民地主義」と批判:日経ビジネスオンライン

                            石油などの資源を確保するためアフリカ投資を拡大する中国。蜜月関係とされた中国とアフリカだが、変化の兆しが出てきた。ナイジェリア中銀総裁が中国を警戒する必要性を訴えた。 「アフリカは中国に対する幻想を捨て、中国をパートナーであると同時にライバルで、植民地時代の宗主国と同様の搾取を行う能力を持つ国と見るべきだ」――。ナイジェリアの中央銀行総裁であるラミド・サヌシ氏がこのほど本紙(フィナンシャル・タイムズ紙)に寄稿し、こんな警告を発した。 アフリカ各国の政府高官の間では、アフリカの工業が停滞しているのは安価な中国製輸入品による攻勢のせいだとの懸念が増えている。サヌシ氏もアフリカが、「新しい形の帝国主義がつけ入る隙を見せている」と指摘する。 中国のアフリカとの貿易の仕方は「搾取だ」として、中国を痛烈に批判するナイジェリアのサヌシ中央銀行総裁(写真:Bloomberg via Getty Image

                            • 沖縄をあざ笑うひろゆき氏 冷笑の裏にある植民地主義 | | 親川志奈子 | 毎日新聞「政治プレミア」

                              米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する玉城デニー知事が再選した沖縄県知事選の投開票から一夜明け、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「民意は示された」と抗議する人たち=沖縄県名護市で2022年9月12日、喜屋武真之介撮影 辺野古(沖縄県名護市)の座り込みを揶揄(やゆ)するひろゆき氏のツイートは、日本にとって沖縄があざ笑う対象であることを沖縄に再認識させた。 あざ笑うことによって仲間が出てくる。そこに一緒に乗れる人たち、お客さんがいて、沖縄をあざ笑うことで得られる利益がある。沖縄はたたいても大丈夫な対象で、沖縄をあざ笑うことで評価される一定の客層がいるということを、沖縄は見せつけられた。ひろゆき氏のツイートが実際に何十万といういいねをたたき出すことを見せられ、沖縄をあざ笑うことはこれだけの人に受けるということを見せつけられた。 差別と同化 沖縄をあざ笑うことができるのは、沖縄を他者化

                                沖縄をあざ笑うひろゆき氏 冷笑の裏にある植民地主義 | | 親川志奈子 | 毎日新聞「政治プレミア」
                              • 植民地主義は「重大な過ち」、仏大統領がコートジボワールで発言

                                コートジボワール実質的首都アビジャン市内のフランス大使館で演説するエマニュエル・マクロン仏大統領(2019年12月21日撮影)。(c)Ludovic MARIN / AFP 【12月22日 AFP】フランスの旧植民地、西アフリカのコートジボワールを訪問したエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領は21日、「植民地主義は重大な過ちだった」との認識を示し、「過去のページをめくって」新たな友好関係を構築するよう促した。 マクロン氏は実質的首都のアビジャン(Abidjan)で行った演説で、フランスが「覇権主義的な見方や、共和国(フランス)の重大な過ちであった植民地主義を象徴するものを有している」と見なされることが多いと語った。 その上で、自身は植民地時代の世代の人間ではないと明言するとともに、「アフリカは若い大陸であり、皆さんの国の人口の4分の3は植民地主義を全く知らない」

                                  植民地主義は「重大な過ち」、仏大統領がコートジボワールで発言
                                • スイスと植民地主義

                                  1800年頃、欧州の博物学者たちの目にスイス人は「平和な浜に住む無教養な民への訪問」を思い出させる存在と映り、彼らを「半野蛮人」と呼んだ。教養ある欧州人は、スイスの人々が自然のままに暮らしていると捉えた。それはスイス人自身が自嘲的に使ったイメージだ。ヨーグルトの広告1つ、旅行コンセプト1つとっても「高貴な野蛮人」というスイス人の異国的なイメージ無しには語られなかった。こうした自己イメージは今も残り、スイスが欧州連合(EU)の植民地になると人々を煽る政治的勢力のレトリック(修辞句)に繰り返し利用されている。 だが近現代史において、スイスが植民地の側に立つことはまれで、むしろ宗主国側のことが多かった。事実、スイスは国民国家として帝国主義を取らず、植民地を持たず、東インド会社のような巨大な経済組織を設立する試みも失敗した。 だが植民地主義は、植民地の原住民は欧州の白人より劣っているという信念を包

                                    スイスと植民地主義
                                  • 「原発は植民地主義の産物」だったら発電所はみんな植民地主義だよね

                                    火力は資源国の労働者を搾取して燃料調達してるし、 水力も山村をダムに沈めて都市のための電力を供給してる。 風力も騒音公害を被るのは風車が立地してる近辺だけだし、 地熱だって温泉地につくって温泉が枯れたら、近隣の温泉旅館が生業を失う。 太陽光発電も、太陽電池を設置できる土地・屋根と財力がある人が得をして、 それらを持たない人にとっては電気代が上がるだけということになる。 影響や規模の大小の違いはあっても、エネルギー開発には全て搾取的な構造がありえるし、 そもそも大規模産業全般が搾取的な構造で成り立ってる部分はあるだろう。 この議論の行き着く先は、最終的にはすべての大規模産業の否定しかないと思うんだが、 そんなのについていける人って、ガチガチの左翼しかいないんじゃないの?

                                      「原発は植民地主義の産物」だったら発電所はみんな植民地主義だよね
                                    • アフリカ、新たな「中国型新植民地主義」に懸念の声

                                      エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)の道路建設現場で、作業を監視する中国人の監督官(右、2007年4月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/SIMON MAINA 【10月6日 AFP】アフリカにおいて近年増大しつつある中国の影響力は、当初は熱狂的に受け入れられたものの、懸念する声が出始めている。「中国型新植民地主義」の危険性を指摘する専門家もいる。 アフリカ連合(African Union、AU)の経済部門の専門家は、「アフリカは、新植民地主義の一種から別の中国型新植民地主義へとやみくもに飛び移ってはいけない」と話す。 こうした態度は、2000年に中国・北京(Beijing)で第1回中国アフリカ協力フォーラムが開かれたころの熱狂とは対照的だ。フォーラムで、中国はほかの多くの国々とは異なり、資金源を多様化する手段として民主改革への条件は付けない支援を約束した。 アフリカ

                                        アフリカ、新たな「中国型新植民地主義」に懸念の声
                                      • 農薬汚染が招いた極右大勝 カリブ海仏領、今も巣くう植民地主義 | 毎日新聞

                                        マルティニクのフォールドフランス湾。美しい光景だが農薬クロルデコンに汚染され、湾内の漁は全面的に禁止されている。地元の漁師は「クロルデコンが暮らしと海のつながりを断ち切った」と言う=2022年6月8日、久野華代撮影 聞いたこともない言葉が旅の始まりだった。「クロルデコンのせいだよ」 カリブ海に浮かぶフランス領の島、マルティニク。今年4月に行われた仏大統領選の決選投票で、極右「国民連合」のマリーヌ・ルペン氏が、この島で「勝利」を収めたことは衝撃だった。その理由を、島出身でパリに住むアデイ・ルネコライユさん(35)に尋ねると、耳慣れない、このキーワードが飛び出したのだった。 フランス全体でマクロン大統領はほぼ6割の得票率で再選した。だがマルティニクではルペン氏が6割の得票率を占め、マクロン氏が「敗北」するという本土とは逆の結果になった。 沖縄本島とほぼ同じ面積のマルティニクの世界的な知名度は低

                                          農薬汚染が招いた極右大勝 カリブ海仏領、今も巣くう植民地主義 | 毎日新聞
                                        • 中国の植民地主義を黙認した日本の失点

                                          日本の安倍晋三首相が先週、インドネシアのアジア・アフリカ会議に出席し、中国の習近平(シー・チンピン)国家主席らと会談した。安倍は「強い者が、弱い者を力で振り回すことは、断じてあってはならない」と演説したが、物足りない感は否めない。 バンドン会議とも称されるこの国際会議は、60年前、独立したばかりのインドネシアのスカルノ大統領と「エジプトのライオン」ナセル首相、インドのネール首相らの推進で実現したものだ。 史上初めてとなる、アジアとアフリカの有力な政治家たちが一堂に会した会議は「反帝国主義と反植民地主義」を訴えて「バンドン10原則」を宣言した。「すべての国家の主権と領土保全の尊重」「あらゆる人類の平等と大小すべての国家の平等の承認」「侵略または武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない」......。 どれも美しいスローガンだったが、何よりもアジア・アフリカ諸国にとっては白人の植

                                            中国の植民地主義を黙認した日本の失点
                                          • 植民地主義時代の「人間動物園」 人種差別の歴史たどる展覧会 ベルギー

                                            1911年に「生きたコンゴ人」から型を取り、制作された石膏像。ベルギー・テルビュレンのアフリカ博物館で開かれている「人間動物園」に関する企画展にて(2021年11月25日撮影)。(c)Kenzo TRIBOUILLARD / AFP 【12月30日 AFP】欧州各地に19世紀末から20世紀初めにかけて、植民地帝国の「文化的優位性」を誇示する目的で、アフリカの村を再現した遊園地が造られた。 ベルギー・ブリュッセル郊外テルビュレン(Tervuren)で現在、こうした遊園地が人種差別的な固定観念を広める窓口となっていたことを紹介する展覧会が開催されている。会期は来年3月初めまで。 展覧会のタイトルは「人間動物園:植民地主義的展示の時代(Human Zoo: The age of colonial exhibitions)」。会場のアフリカ博物館(AfricaMuseum)は、国王レオポルド2世(

                                              植民地主義時代の「人間動物園」 人種差別の歴史たどる展覧会 ベルギー
                                            • ダロン・アセモグル, ジェームズ・ロビンソン 『植民地主義の経済的影響』 (2017年1月30日)

                                              Daron Acemoglu, James Robinson, “The economic impact of colonialism” (VOX, 30 January 2017) 今日の世界に観察される巨大な経済格差は、膨大な歴史過程を経て実現した経路依存的アウトカムであるが、そうした歴史過程の中でも一際重要なものに、ヨーロッパの植民地主義がある。最近のVoxebookから抜粋した本稿では、植民地主義が幾つかの根源的、しかし不均一な形で近代の格差を形成してきた、その経緯を検討する。 本稿の初出はVox eBook 『歴史に掛かる経済と政治の長影 (The Long Economic and Political Shadow of History)』 一巻。同書はこちらからダウンロード可能。 今日の世界に観察される巨大な経済格差は、一朝一夜にして出現した訳でないことは当然としても、前世紀

                                                ダロン・アセモグル, ジェームズ・ロビンソン 『植民地主義の経済的影響』 (2017年1月30日)
                                              • 「ジェノサイド」とは何か─カナダの先住民寄宿学校制度から考える | 植民地主義的な同化政策も「集団殺害」になりうるとすれば…

                                                先住民の子供たちをキリスト教会が運営する寄宿学校に強制的に入学させ、その文化を剥奪しようとした「インディアン寄宿学校制度」は、カナダ政府が19世紀から1990年代まで実施していた同化政策だ。この制度が「ジェノサイド(集団殺害)」に当たるとしたカナダ庶民院の決議は今後、国際的にどんな意味を持つのか? アフリカ、ヨーロッパ、北米で法律を学んできた研究者が読み解く。 2022年10月27日、カナダの庶民院は全会一致で、「インディアン寄宿学校制度(IRS)」がジェノサイドだったと認める歴史的な判断を下した。 この決議は、「カナダ真実和解委員会」が2015年に出した報告に基づいている。だが同委員会は法的な理由により、ジェノサイドという言葉を使うことを禁じられており、その代わりに、IRSの慣行を文化的ジェノサイドと呼んでいた。 決議がなされたタイミングは、教皇フランシスコがカナダ訪問中、寄宿学校のせい

                                                  「ジェノサイド」とは何か─カナダの先住民寄宿学校制度から考える | 植民地主義的な同化政策も「集団殺害」になりうるとすれば…
                                                • 野間易通 on Twitter: "日帝がどうの、植民地主義がどうのと頭でっかちのうわずった寝言ばかり言い、協力者を足蹴にして誹謗中傷し、日本人大衆を蔑んでばかりいたから、誰もおまえらに共鳴しなかった。クソ左翼の袋小路をそのまま体現してたわい。今さら偉そうに憤って見せるな。@ANTIFAchegewalt"

                                                  日帝がどうの、植民地主義がどうのと頭でっかちのうわずった寝言ばかり言い、協力者を足蹴にして誹謗中傷し、日本人大衆を蔑んでばかりいたから、誰もおまえらに共鳴しなかった。クソ左翼の袋小路をそのまま体現してたわい。今さら偉そうに憤って見せるな。@ANTIFAchegewalt

                                                    野間易通 on Twitter: "日帝がどうの、植民地主義がどうのと頭でっかちのうわずった寝言ばかり言い、協力者を足蹴にして誹謗中傷し、日本人大衆を蔑んでばかりいたから、誰もおまえらに共鳴しなかった。クソ左翼の袋小路をそのまま体現してたわい。今さら偉そうに憤って見せるな。@ANTIFAchegewalt"
                                                  • Sakino Takahashi @sakinotk はじめて「植民地主義」という語彙を使いました。今生成AIをめぐって生じている事態は、新たな植民地主義です。 = なんで我々が我々の仕事を勝手に使われたうえで仕事から追われ、我々の仕事を使った側は、それをサービスとして、それ自体を有料で売ったり、広告料というかたちでお金を得たりするのか

                                                    • カズオ・イシグロ「英国と日本は植民地主義の歴史を甚だしく隠した」 韓国紙取材で - コリア・エコノミクス - KOREA ECONOMICS

                                                      日系英国人で作家のカズオ・イシグロが今年4月に韓国の記者たちのインタビューにおいて、日本が植民地支配の記憶を隠そうとしていると述べていたことが明らかになった。 参考記事:韓国紙「慰安婦問題で強制か自発かは本質ではない」「当時日本に公娼制あったが国際法違反」 イシグロ氏は当時新作『クララとお日様』の韓国語出版に伴い韓国メディア記者たちとの非対面インタビューに答えた。イシグロ氏がノーベル文学賞受賞演説において「忘却と記憶の間で奮闘する個人について書いてきた。これからも一民族や共同体がそのような質問をどのように直視するかを書きたい」と述べたことについて、その後の進展を聞く質問に対し、イシグロ氏は新作ではそのようなテーマをあまり扱えなかったと答えつつ、英国や日本の歴史認識について言及した。 イシグロ氏は「英国は植民地主義の多くの記憶を葬り、日本も第二次世界大戦前後にしたことにに関する数多くの歴史と

                                                        カズオ・イシグロ「英国と日本は植民地主義の歴史を甚だしく隠した」 韓国紙取材で - コリア・エコノミクス - KOREA ECONOMICS
                                                      • 水口良樹YoshikiMizuguchi on Twitter: "韓国で開催された『記憶の海へ:富山妙子の世界』シンポジウムが全編視聴できる(日本語訳つき)。日本の植民地主義と向かい合い、韓国の5.18光州民主化運動への連帯などで知られるアジアを代表する画家。なぜこれが日本で行えないのかと言うこ… https://t.co/HXWY0ygah8"

                                                        韓国で開催された『記憶の海へ:富山妙子の世界』シンポジウムが全編視聴できる(日本語訳つき)。日本の植民地主義と向かい合い、韓国の5.18光州民主化運動への連帯などで知られるアジアを代表する画家。なぜこれが日本で行えないのかと言うこ… https://t.co/HXWY0ygah8

                                                          水口良樹YoshikiMizuguchi on Twitter: "韓国で開催された『記憶の海へ:富山妙子の世界』シンポジウムが全編視聴できる(日本語訳つき)。日本の植民地主義と向かい合い、韓国の5.18光州民主化運動への連帯などで知られるアジアを代表する画家。なぜこれが日本で行えないのかと言うこ… https://t.co/HXWY0ygah8"
                                                        • 中国の植民地主義を黙認した日本の失点 (ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

                                                          日本の安倍晋三首相が先週、インドネシアのアジア・アフリカ会議に出席し、中国の習近平(シー・チンピン)国家主席らと会談した。安倍は「強い者が、弱い者を力で振り回すことは、断じてあってはならない」と演説したが、物足りない感は否めない。 バンドン会議とも称されるこの国際会議は、60年前、独立したばかりのインドネシアのスカルノ大統領と「エジプトのライオン」ナセル首相、インドのネール首相らの推進で実現したものだ。 史上初めてとなる、アジアとアフリカの有力な政治家たちが一堂に会した会議は「反帝国主義と反植民地主義」を訴えて「バンドン10原則」を宣言した。「すべての国家の主権と領土保全の尊重」「あらゆる人類の平等と大小すべての国家の平等の承認」「侵略または武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない」......。 どれも美しいスローガンだったが、何よりもアジア・アフリカ諸国にとっては白

                                                            中国の植民地主義を黙認した日本の失点 (ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
                                                          • 日朝平壌宣言と朝鮮高校“無償化”除外問題から見える継続する植民地主義

                                                            【民主党政権により高校“無償化”制度が施行され2年半が過ぎましたが、いまだ朝鮮高校には適用されず、「議論を白紙に戻す」と文科大臣が発言し、問題が棚上げされたまま衆議院解散総選挙を迎えようとしています。ここで、USMとしてあらためて高校“無償化除外問題”についての意見表明をしておきたいと思います。】 今年は2002年小泉訪朝時に発表された日朝平壌宣言から10年の節目の年です。平壌宣言から10年を経たいま、どのような視点から日朝間の問題と在日朝鮮人に対する差別・弾圧政策を問うていかなければならないかを改めて考えたいと思います。 直近の問題として、2010年の制度開始から2年半が経過した現在も高校無償化法(就学支援金制度)の対象から、朝鮮高校へ就学する生徒が除外されたまま「審査継続中」とされている問題について、世論は「朝鮮学校は『北朝鮮』および朝鮮総聯の関係団体であるため支給対象から除外すべきで

                                                            • 「新植民地主義」を回避するCSR調達 | WIRED VISION

                                                              「新植民地主義」を回避するCSR調達 2008年12月 8日 経済・ビジネス環境国際情勢 コメント: トラックバック (0) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの本質」はこちら) 師走に入り忙しい日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか。小生も御多分に洩れず、であります。この世の中、長い目で社会を考えるなんて行為は奢侈品に類するものかもしれませんね。ただ、この贅沢、お金がなくてもできるという長所があります。等身大のラグジュアリー(笑)、ということで今回は「新植民地主義」の二回目。前回の続きです。 韓国の大宇ロジスティクスのマダガスカルへの投資に対するファイナンシャル・タイムス(以下、FT)の批判記事(2008年11月20日)を概観してみます。記事のタイトルは、「大宇、広大な土地をタダで入手(Daewoo to pay nothing for vast land acquisition)」

                                                              • Re: 植民地主義者の欲望

                                                                http://d.hatena.ne.jp/usoki/20100122/1264167020 元増田です。原論文に当たる労を取ってくださったことに感謝します。 そもそも「有益」か否かで論を立てるのであれば、それが誰にとっての利益であるかをはっきりさせないといけないはずだ。そうではなく、単に統計数字を見ただけで言っているのであれば、何の疑いもなく「資本主義=good」「近代=good」と思い込んでいるだけである*1。また、その問いがなければ「善政かどうかはともかく」と言いながら、結局は植民地支配肯定論となってしまうだろう。 なんだか1段落でいくつもロジックが飛んでいて文意が取れません。まず、なぜ有益か否かを立論するに当たって受益者を特定する必要があるのかが分かりません(国レベルでの特定が必要であることは自明ですが、そういう話をしているわけではないでしょう。もしかして、就学率上昇の受益者は朝

                                                                  Re: 植民地主義者の欲望
                                                                • 日米地位協定と元米兵強姦殺人事件は直結している。しかし、安倍首相もオバマ大統領も、この日米地位協定という植民地主義的な不平等条約を見直すつもりも、強姦殺人事件の原因である沖縄米軍基地の撤去を目指すつもりもないらしい。 - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

                                                                  👈応援クリックよろしくお願いします! さすがネット右翼政権たる安倍首相らしい能天気振りである。オバマと安倍は、ヒロシマ?に行って何のパフォーマンスをするつもりか。口先だけの、心にもない「核のない世界」宣言のパフォーマンスでもやるつもりか。そして日本国民は、能天気な二人の漫才コンビに騙されて拍手喝采するのか? オバマはともかく、安倍首相が、「核のない世界」など目指すはずがない。安倍首相が、オバマと手をつないで「ヒロシマ神社」(?)に参拝し、原爆投下後の現実を直視した上で、「非核宣言」など、大真面目にやり始めたら、「気が狂った?」と考えた方がいい。安倍が本気だったら、「川内原発」を止めてから 「ヒロシマ神社」へむかうはずだ。 オバマと安倍首相の広島訪問は、外務官僚や官邸官僚等が中心になり企画した「選挙目当てのパフォーマンス」、つまり安倍官邸のミエミエの、安っぽい広報戦略に過ぎない。そもそもヒ

                                                                  • 岸田外相、「人間中心の投資」を発表 中国の「新植民地主義」に対抗 日メコン外相会議 - MSN産経ニュース

                                                                    【ネピドー=沢田大典】 日本とカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムのメコン川流域5カ国による日メコン外相会議が10日、ミャンマーの首都ネピドーで開かれ、メコン川流域のインフラ整備など開発に向けて協力を強化するという声明を採択した。 岸田文雄外相は、インフラ整備にあたり日本の支援を強化すると強調。特に投資に際し、官民で連携し、現地を中心に多くの人々が経済的利益を得られることを目指し、現地の人でインフラの維持管理をできるようにするための能力構築を重視するなど「人間中心の投資」を推進すると発表した。 この地域で影響力を強めている中国の開発手法は、中国から大量の資本、物資、労働者を送り込むやり方から「新植民地主義」との批判が国際社会でみられる。それだけに、日本政府としては「人間中心」で対抗する狙いもありそうだ。

                                                                      岸田外相、「人間中心の投資」を発表 中国の「新植民地主義」に対抗 日メコン外相会議 - MSN産経ニュース
                                                                    • ドイツでおばあさんの輸出が論争に  主要紙は老年植民地主義だと非難 : まとめたニュース

                                                                      2013年09月17日 Tweet ドイツでおばあさんの輸出が論争に  主要紙は老年植民地主義だと非難 ヨーロッパ│社会│22:30│コメント(19) 1 : やるっきゃ騎士φ ★[sage] :2013/09/17(火) 16:57:59.44 ID:??? ソースは↓から一部抜粋。 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MT8WF66TTDSR01.html 9月17日(ブルームバーグ):日本語トップニュースの 総合TOPJK・海外TOP JI掲載以外の主な海外記事の抜粋は以下の通り。 認知症を患っているゾンヤ・ミスクリンさんは自分に孫がいるのかどうかも分からず、ドイツの自宅からポーランドのケアセンターへの9時間への旅も覚えていない。先月、このケアセンターで94歳の誕生日を迎えた元翻訳者のミスクリンさんはもう母国に戻る予定もない。彼女の66歳になる娘が

                                                                        ドイツでおばあさんの輸出が論争に  主要紙は老年植民地主義だと非難 : まとめたニュース
                                                                      • 新植民地主義 - Wikipedia

                                                                        新植民地主義(しんしょくみんちしゅぎ、Neocolonialism)とは、ポストコロニアル批評において発展途上国の様態を形容する際用いられる用語。かつての宗主国が築き上げた現存するあるいは過去の国際的な経済協定が、第二次世界大戦後に発生した脱植民地化を経てもなお、独立国に対しその支配を維持すべく利用されている(又はされていた)とする。 「新植民地主義」の語は今日における「現実の」植民地主義(国連決議に違反してまで外国の領土とその国民を統治する国家が存在する[1])及び旧植民地で展開されている資本主義的事業の双方を批判の射程に入れることが多い。とりわけ多国籍企業が発展途上国の資源を搾取する構図を強調し、この経済支配が16世紀から20世紀にかけてのヨーロッパの植民地主義を髣髴とさせるとの批判がある。広義では大国による小国への内政干渉(特に現代のラテンアメリカ)を指し、帝国主義時代の列強諸国にも

                                                                          新植民地主義 - Wikipedia
                                                                        • 『三つの旗のもとに-アナーキズムと反植民地主義的想像力』ベネディクト・アンダーソン著、山本信人訳(NTT出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

                                                                          →紀伊國屋書店で購入 日本人にはちょっとわからない著者の博識を背景に、独特の言い回しがあって理解するのが困難な本書を、日本語で読むことできるようにしてくれた訳者に、まず感謝したい。著者アンダーソンは、その著書『想像の共同体』(原著1983年)で、世界的に有名になった東南アジアを中心とするナショナリズム研究者である。本書では、19世紀末という「グローバルなアナーキズムとローカルなナショナリズムがときに対立しながらときに連結するという独特な政治空間を醸しだした時代」を扱う。地域は、3つの旗「フィリピン独立運動派の秘密組織カティプーナンの旗、アナーキストの黒旗、そしてキューバ国旗」で象徴している。残念ながら、原著表紙に5つずつ描かれている3つの旗は、日本語訳の本書にはどこにもない。原著にもなんの説明もないため、門外漢にはなにをあらわしているのかわからないが、著者は読者に「未知の世界」の話を予告す

                                                                            『三つの旗のもとに-アナーキズムと反植民地主義的想像力』ベネディクト・アンダーソン著、山本信人訳(NTT出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
                                                                          • 欧州が始めた「負の過去」開示 植民地主義や残虐行為 欧州総局編集委員 赤川省吾 - 日本経済新聞

                                                                            英金融大手HSBCやバークレイズなどの高層ビルが立ち並ぶロンドン東部のカナリー・ワーフ地区。ここは200年前、外洋とロンドンを結ぶ重要な港湾施設だった。テムズ川沿いに整然と並ぶ倉庫群の前でひしめく大型帆船――。当時の風景画家ウィリアム・ダニエルが残した版画集(大英図書館蔵)をみれば、超大国への階段を駆け上る英国の息吹が伝わってくる。その一画に19世紀初頭の倉庫を改装した博物館、ミュージアム・オ

                                                                              欧州が始めた「負の過去」開示 植民地主義や残虐行為 欧州総局編集委員 赤川省吾 - 日本経済新聞
                                                                            • 朝日新聞デジタル:仏大統領「植民地主義、苦痛与えた」 アルジェリア訪問 - 国際

                                                                              20日、アルジェリアの首都アルジェの国会で演説するオランド仏大統領=ロイターアルジェリア西部トレムセンの大学で20日、聴衆の歓迎にこたえるオランド仏大統領(左)と、ブーテフリカ・アルジェリア大統領=稲田信司撮影  【アルジェ=稲田信司】フランスのオランド大統領は20日、独立50年の節目を迎えた旧植民地アルジェリアの国会で演説した。植民地政策の過ちを明確に認め、「新時代の幕開け」を宣言。歴史問題に区切りをつけたい考えだ。北アフリカ地域でのフランスの影響力の再構築も目指す。  オランド氏は演説で「アルジェリアは(フランスが支配した)132年の間、極めて不公正で乱暴なシステムに服従した。植民地主義がアルジェリアの人々に苦痛を与えた」と述べた。明確な謝罪の言葉はなかったが、フランス側の虐殺行為を列挙した。議員らは立ち上がって拍手を送った。  1962年のアルジェリア独立後、国家元首としては2003

                                                                              • 「新たな植民地主義」いらぬ マレーシア首相、中国けん制

                                                                                北京の釣魚台迎賓館で会談した中国の習近平国家主席(右最前列)とマレーシアのマハティール首相(左前2人目)。(c)Roman PILIPEY / POOL / AFP 【8月21日 AFP】中国を訪問しているマレーシアのマハティール・モハマド(Mahathir Mohamad)首相(93)は20日、北京で習近平(Xi Jinping)国家主席らと会談した。マハティール氏は、これに先立ち会談した李克強(Li Keqiang)首相との共同記者会見では「新たな植民地主義が生まれている」と中国をけん制する一幕もあった。 国営の中国中央テレビ(CCTV)によると、習氏は会談で「相互尊重と平等互恵の原則に基づいて既存の問題に適切に対処する」必要があると述べた。 一方、李氏は共同記者会見で米中貿易紛争をめぐる質問に答えた際、自由貿易を擁護した上でマハティール氏に同じ考えかと尋ねた。それに対してマハティール

                                                                                  「新たな植民地主義」いらぬ マレーシア首相、中国けん制
                                                                                • なぜ「反植民地主義」がグローバルサウスでむき出しになっているのか? | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」

                                                                                  日本で「植民地主義」は歴史の問題とされがちだが、アフリカ諸国を含む「グローバルサウス」では現在の問題でもある。その火種が現在の国際情勢に煽られて再燃しはじめている。元朝日新聞政治部長の薬師寺克行氏が解説する。 ウクライナ戦争が続くなか、7月末にロシアで「ロシア・アフリカ首脳会議」が開かれた。欧米諸国は、この会議をロシアがウクライナ戦争についてアフリカ諸国の支持を得るためのイベントととらえて注目しなかった。 ウクライナ戦争が長期化し苦境に陥ったロシアは、あの手この手で状況を変えようとしている。この首脳会議もそうした手立ての一つであり、西側が冷めた目で見るのも当然だろう。 4年前の第1回会議に比べると、首脳級が出席したアフリカからの参加国が43から17に激減したこともあって、欧米メディアも目立った報道はしなかった。だがこの会議には、ロシアの思惑とは別に注目すべき点があった。 会議後、ロシア大統

                                                                                    なぜ「反植民地主義」がグローバルサウスでむき出しになっているのか? | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」