龍と苺 柳本光晴 『響~小説家になる方法~』で天才を描ききり、大旋風を巻き起こした柳本光晴が切り拓く新地平!! 次に描くのは…将棋!! 将棋界に真っ正面から挑む14歳の”闘う”将棋漫画!!!
Appleが発売しているスマートウォッチApple Watch Series 9にて、将棋AIやねうら王・ふかうら王を動作させることに成功したので報告します。 基本的には、iPhone向けのビルド方法を少し変えれば実現できました。 技術要素 以下の3要素を実現することにより、Apple Watch上で動作するやねうら王をfloodgate上で他の将棋AIと対局させることができます。 やねうら王をApple WatchのCPU向けにビルドし、SPM形式で出力 watchOSアプリを作成し、SPMを依存関係に追加し、Swift言語からやねうら王を呼び出す Macで、通信仲介用サーバを実行 SPMのビルド C++言語で実装されたやねうら王を、Apple WatchのCPU(ARMアーキテクチャ)向けにビルドし、Swift Package Manager (SPM)形式で出力します。この形式のライ
日本将棋連盟【公式】 @shogi_jsa 【第82期 #名人戦 七番勝負第5局】 #藤井聡太 名人 VS #豊島将之 九段 藤井聡太名人に豊島将之九段が挑戦する 第82期名人戦七番勝負第5局が、5月26・27日(日・月)に北海道紋別市「ホテルオホーツクパレス」で行われます。 buff.ly/3WTqTK4 2024-05-25 17:39:16 日本将棋連盟【公式】 @shogi_jsa 日本将棋連盟公式アカウントです。対局速報やイベント情報、2024年の創立100周年にむけての情報などをお届け! #まいにち詰将棋 や #将棋コラム など将棋を楽しむコンテンツも満載! 100周年特設サイトはこちら→shogi100th.com 対局予定・結果はこちら→shogi.or.jp/game/ shogi.or.jp リンク www.shogi.or.jp 藤井聡太|棋士データベース|日本将棋連
大学受験ときに現代文のための勉強として、小林秀雄『考えるヒント』や柄谷行人『隠喩としての建築』などを誰もが読んだと思います。批評家や哲学者というのは、すぐれた思考を出来るはずの人ですが、時として結論を間違えます。 例えば、『考えるヒント』には次のようにあります。 (全知の存在が二人で勝負したら、将棋という遊戯は成立しなくなる、という中谷宇吉郎との対話の後で) ポオの常識は、機械には、物を判断する能力はない、だから機械には将棋は差せぬ、と考へた。(略) (電子計算機の原理や構造についても)ポオの原理で間に合う話だ。(略)ほんの少しでも、あれかこれかを判断し選択しなければならぬ要素が介入して来れば、機械は為すところを知るまい。これは常識である。常識は、計算することと考へることとを混同してはゐない。将棋は、不完全な機械の姿を決して現してはゐない。熟慮断行といふ全く人間的な活動の純粋な型を表してゐ
将棋界の話題を取り上げる「王手報知リターンズ」の第10回は、第95期棋聖戦で15年ぶりのタイトル挑戦を決めた山崎隆之八段(43)が登場。絶対王者・藤井聡太八冠(21)=竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖=との五番勝負の開幕は、6月6日。盤上盤外で人間味あふれる山崎の最高の戦いが始まる。(瀬戸 花音) 21歳の絶対王者の前に、43歳の挑戦者が名乗りを上げた。藤井に勝ちたい思いはどれくらいあるか―。不躾な質問にも、山崎はいつものように痛いほど真剣に対峙(たいじ)してくれた。「3連敗した15年前より状況は悪化しているし、絶望は広がっている。とはいっても自分の望みとしてはやっぱり、勝ちを得たい。棋士で45歳以降踏ん張れた人は少ない。僕は元々トップをとった力がある人ではないから、今がぎりぎり踏ん張れる時。普通に考えて、本当に最後のチャンスなんで」 2009年9月。マリナーズのイチローが大
「大人の数トレチャンネル」(YouTube)に私が出演した時の後編の動画があまり再生回数が伸びてないので改めて紹介をさせていただく次第である。 このブログでも以前ちらっと書いた、「将棋ソフトを開発して3000万円損した話」が出てくる。(詳しい内容については動画をご覧いただきたい) それとは関係ないのだが、動画の内容に関連して、いくつか補足しておきたいことがある。 AI界隈では、「プロ棋士 VS 将棋AI」という構図が「人間 VS AI」の縮図だと言われることが多々ある。例えば、これは「将棋AIのようにAIが人間を打ち負かしたあとは、○○○な未来になっていく」みたいな文脈で用いられる。 しかし、人間が将棋AIに抵抗してきた歴史について当事者視点で語ってあるブログや書籍はあまりに少なく、そのへんの情報がまるで伝わっていないように思う。 そこで、本記事では私が当事者視点でだらだらと書いていく。
はじめに 2022 年 1 月から、趣味で PC 向けの将棋アプリを開発しました。その中で取り組んだことや学んだことについて簡単にまとめます。 作ったもの Electron将棋 (electron-shogi) GitHub: sunfish-shogi/electron-shogi GitHub Pages: Electron将棋 背景 最近ではスマホやタブレットでも将棋の対局や研究ができるようになりましたが、本格的に将棋の勉強や研究をするには必ずしも十分ではなく、特に将棋 AI を動す上で PC の処理能力やカスタマイズ性は有用です。 2010 年あたりからオープンソースの将棋 AI が増えましたが、その多くは GUI や通信対局機能を備えておらず GUI のアプリケーションと組み合わせて使う必要があります。AI と GUI がやりとりするための USI という共通仕様があり、 USI
豊島将之九段が藤井聡太名人に挑戦する第82期名人戦(主催:朝日新聞社・毎日新聞社・日本将棋連盟)七番勝負第2局が、4月23日から24日にかけて千葉県成田市「成田山 新勝寺」で行われた。 豊島は、第1局では後手番で意表の横歩取りを採用した。先手ではどんな戦型を選ぶかが注目だったが、選んだのは相掛かりだった。両端を突き合ってから、豊島はすぐに飛車先を交換する。今年1月、第82期A級順位戦の広瀬章人九段戦でしか指したことがない出だしだ。その対局では広瀬が△6四歩としたのに対し、右桂を跳ねていった。 すぐに急戦になる可能性もある。序盤早々盤上に緊張感が走る。藤井は26分の考慮で、すぐに角道を開けた。今度は豊島が手を止め17分の考慮で角道を開けた。水面下の駆け引きが行われている。 藤井聡太名人が1勝して迎えた名人戦第2局 43年振りに名人戦で「ひねり飛車」が登場 この対局の1週間前に、今をときめく藤
将棋AIで用いている詰将棋ルーチンにdf-pnというアルゴリズムがある。 これは、proof number(証明数)、disproof number(非証明数)を用いて効率的に探索を行い、その局面が詰むか、詰まないかを判定できるとても強力なアルゴリズムである。 将棋ファンなら『脊尾詰』と言う「ミクロコスモス」(1525手詰)を解く詰将棋専用ソフトについて一度ぐらいは聞いたことぐらいあるだろう。これは、脊尾さんが大学時代に作成されたプログラムである。そこに使われていたのが脊尾さんが考案されたdf-pnというアルゴリズムである。 df-pnに関しては、脊尾さん自身の論文(1998年)があるものの、要点しか書かれておらず、いまのようにGitHubにソースコードがあるわけでもなく、その詳細については長らく謎に包まれたままであった。(この脊尾さんの論文では、証明数のみを用いており、非証明数は陽には出
去る5月3日~5日に開催された第34回世界コンピュータ将棋選手権(以下WCSC34と略す)について、私の視点で書きたいことをいくつか書いておきたい。 今回、優勝したのは「お前、CSA会員にならねーか?」(以下、たぬきと記す)である。この作者は、たぬきシリーズの作者の野田さん(nodchip)だ。 関連記事 : その名は「お前、CSA会員にならねーか?」2024年・世界コンピュータ将棋選手権、チャンピオン決定!(Yahooニュース) : https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3490be9ce374b0afe114ca3d6e5a422d0db85923 今回のたぬきは、Deep Learning型の将棋AIではなく、従来型(NNUE系と言われている)の将棋AIである。 nnue-pytorchについて 今年に入ってから、NNUE系はいくつかの大き
5/3~5/5に開催された第34回世界コンピュータ将棋選手権にHEROZチームとして、「dlshogi with HEROZ」というプログラム名で参加しました。 大会の概要 世界コンピュータ将棋選手権は、1990年より毎年開催されている歴史のあるコンピュータ将棋の大会です。 今回は34回目の開催で、45チームが参加しました。 第1予選、第2予選を通過した上位8チームで総当たりのリーグ戦で決勝戦が行われました。 大会の結果 決勝リーグでは最終戦で自力で勝てば優勝でしたが千日手になり、トップの「お前、 CSA 会員にならねーか?」(tanuki-チーム)と勝ち点同一でSB差で準優勝という結果になりました。 なお、二次予選は昨年とは異なり苦戦を強いられて、ボーダーラインで辞退があったため繰り上げで決勝に進めました。苦戦した事情は後述します。 今大会の特徴 定跡が出回った 先手勝率が高い角換わりの
永世棋聖か、初戴冠か。藤井聡太棋聖に山崎隆之八段が挑む棋聖戦五番勝負の展望はいかに!? 文化人・その他 2024.05.03 ⒞囲碁・将棋チャンネル 藤井聡太棋聖に山崎隆之八段が挑戦するヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負。山崎は久しぶりのタイトル戦登場で、藤井と番勝負を戦うのは初となる。 歴代タイトル獲得者一覧はこちらから 今期の棋聖戦で山崎は二次予選からの勝ち上がり。決勝トーナメントに入ってからは森内俊之九段、渡辺明九段、永瀬拓矢九段と実績十分の強豪を破り、初の挑戦者決定戦に進出。互いに棋聖初挑戦を懸けた佐藤天彦九段との挑戦者決定戦では苦戦を強いられるが、持ち前の逆転術で粘り勝ちを収めた。タイトル戦登場は2009年の第57期王座戦五番勝負(羽生善治王座に0勝3敗で敗れた)以来2回目で、実に15年ぶりだ。これだけ間隔が開くのは歴代2位の記録となる。 山崎はNHK杯将棋トーナメントの2回優
将棋の八大タイトルの1つ「叡王戦」五番勝負の第3局が名古屋市で行われ、挑戦者の伊藤匠七段が藤井聡太八冠に勝ち、初めてのタイトル獲得に王手をかけました。一方、藤井八冠は1勝2敗となりタイトル独占の維持にあとがない状況になりました。 4連覇を目指す藤井八冠に同い年の伊藤七段が挑む「叡王戦」五番勝負は、2日、名古屋市のホテルで第3局が行われ、藤井八冠の先手で午前9時に始まりました。 対局は、終盤、両者とも持ち時間を使い切って、1手を60秒未満で指す「1分将棋」となる中、伊藤七段が次第に優勢に持ち込む展開となり、午後6時43分、146手で藤井八冠を投了に追い込みました。 これで2勝1敗として、自身初のタイトル獲得に王手をかけた伊藤七段は、対局のあと「負けそうな気がしていましたが、1分将棋になってからこちらにも勝つ手段がありそうな気もしていました。課題が残る内容だったので、しっかりと振り返って第4局
日本将棋連盟は今年の秋に創立100周年を迎える。その記念事業として、東京・千駄ヶ谷の将棋会館は駅前に建設中の新しいビルに移転する。 そこで、過去の将棋会館(連盟本部)の変遷やエピソードを紹介する。戦前は陸軍の青年将校が起こしたクーデター事件の余波を受け、さらには空襲によって本部が焼失する事態にもなった。戦後はプロ野球、大相撲、徳川家の馬場跡と、なぜかスポーツと歴史に縁があった。一連の経過を田丸昇九段が解説する。【棋士の肩書は当時】 二・二六事件の日も通常通り対局が始まったが 日本将棋連盟が創立されてから11年後の1935(昭和10)年8月。連盟は東京市赤坂区青山北町に敷地180坪の本部事務所を賃貸で設置し、12間の和室で公式戦の対局が可能になった。同年5月に創設された「実力名人戦」(現・毎日新聞社が主催)の多額の契約金によって、連盟財政が豊かになっていた。
なぜ予想できないのか? それは豊島がスタイルを変えたからだ。豊島はコンピュータとの戦いを機に、対人の研究会をやめて独りでのAI研究に注力していた。それが対人の研究会を復活させ、NHK講師も務めるなど、人との接触を増やした。 それまでは藤井と同じく角換わり腰掛け銀を主軸に戦っていたが、戦型選択も変えた。昨年6月の本田奎六段との王座戦挑戦者決定トーナメントで、先手で三間飛車に振ったのが始まりだ。先手で石田流ではないノーマル三間飛車にしたのは、棋士になって17年で初めて。 居飛車でも、矢倉、相掛かり、さらには先手雁木と何でも採用した。角換わりでも、飛車先保留にする、あるいは早繰り銀にするなど何かしらの工夫を加え、通常の腰掛け銀を指さなくなった。後手でも、横歩取り、雁木、1手損角換わり、角交換振り飛車と、ありとあらゆる戦法を採用した。奨励会三段の将棋を参考にした斬新な囲いの四間飛車まで指した。 振
説明するまでもないと思うが、とりあえず将棋というターン制ストラテジーの基本的ルールを述べることにする。 勝利条件:ボス(敵方主人公)のHPを0にする敗北条件:主人公のHPが0になる1ターンに1ユニットのみ操作可能、ユニット操作の代わりに捕虜をフィールドの空きマスに配置して自ユニットとすることも可能主人公とボスを除く全ユニットにロスト(死亡)の概念は無く、HPが0になると敵方の捕虜になる一部のユニットは敵陣に侵入するとクラスチェンジ可能フィールドマップは9×9マス敵ユニットのいるマスに自ユニットを重ねることで攻撃する全ユニットの基本的な性能は以下の通りであるHP1攻撃力1防御力0攻撃回数1命中率100%回避率0%上記の性能によるダメージ計算により、必然的に敵ユニットと重なるだけで敵ユニットのHPを0にできる 将棋は各ユニットの性能が移動能力以外に違いが無いので、戦闘面に面白さは無い。よって、
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
将棋の八大タイトルの1つ、「叡王戦」五番勝負の第2局が石川県で行われ、藤井聡太八冠(21)は挑戦者の伊藤匠七段(21)に敗れ、対戦成績は1勝1敗となりました。藤井八冠のタイトル戦の対局の連勝は「16」でストップし、歴代1位となる17連勝には届きませんでした。 「叡王戦」五番勝負の第2局は、石川県加賀市のホテルで20日午前9時に伊藤七段の先手で始まりました。 対局は、後手の藤井八冠が公式戦では初めて使う作戦で序盤に工夫を見せたのに対し、伊藤七段も冷静に応じて互いに譲らない展開が続きます。 その後、伊藤七段が相手の飛車を奪って形勢を有利にすると、藤井八冠も粘りを見せますがそのまま追い詰められ、午後6時20分に87手までで投了しました。 この結果、対戦成績は1勝1敗のタイとなりました。 伊藤七段がタイトル獲得を目指して藤井八冠に挑戦するのは3回目で、今回が初めての白星となります。 一方、藤井八冠
将棋界の話題を取り上げる「王手報知リターンズ」の第9回は、漫才コンビを組み、将棋界からM―1グランプリ出場を目指す谷合廣紀四段(30)と山本博志五段(27)が登場。東大大学院情報理工学系研究科修士課程修了で寡黙な谷合と、江東区の下町育ちで明るい山本が、漫才未経験ながら「銀沙飛燕(ぎんさひえん)」のコンビ名で、スポットライトの当たるセンターマイクの前に立つ。(瀬戸 花音) 「つかみはどうしようか」「このボケ伝わるかな?」―。都内のハンバーガーショップで、谷合の書いてきたネタを見ながら、アイデアを出していく山本。2人が目指しているのは、M―1。そんな2人の職業は将棋の棋士である。 きっかけは1年3か月ほど前にさかのぼる。2023年1月、東京・将棋会館の廊下で谷合と会った山本は「あけましておめでとうございます」の後、「僕、(M―1に)人生で一回は出てみたいんですよね」と続けた。 山本(以下、山)
「令和の虎CHANNEL」と言うチャンネル登録者数 115万人ものYouTubeチャンネルに、電竜戦で人間最強賞を受賞した人が出演していた。 【FULL】生活保護を受給する男に虎が現実を突きつける。初心者でもプレイできる3択将棋アプリを提供したい【堀田 千】[550人目]令和の虎 この出演された堀田さんは、初心者でもプレイできる3択将棋アプリを作りたいから出資して欲しいと令和の虎たちにお願いに参上したようだ。 堀田さんは、この番組で紹介されていたキーワードを拾うと、 ・IQ 150超え ・MENSA会員 ・ADHD ・500万円分の機材(?)を窃取された ・双極性障害 I型 ・生活保護を受給している ・自分で作った薬で寛解 ・将棋アマ五段 ・電竜戦で人間最強賞を受賞 など、情報量が大変多い。 この動画について感想を述べている別のチャンネルの動画があるので、そちらも参考にされたい。 堀田さん
東京都文京区のホテル椿山荘東京で10、11日の2日間にわたって繰り広げられた第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第1局は藤井聡太名人(21)が最終盤、挑戦者・豊島将之九段(33)の一手のミスを捉えて逆転、初防衛に向けて白星スタートを切った。解説の千田翔太八段は終局後の取材に開口一番、「かなりの長期戦だったので、消耗に消耗を重ねる激しい戦いだったと感じた」と、両対局者をねぎらった。 藤井名人の側は、横歩取り模様からヒネリ飛車模様へ、そして下段飛車に構える複雑な経緯を経て振り飛車のような陣形になった。それゆえに「居飛車の常識からは外れるような展開が続いたと思う。藤井名人は自玉を安全にする指し手の判断が敏感で優れている棋士だが、本局は自玉が安定しないまま戦いに引っ張り込む形になった。指しこなすのが難しかったと思う」と、名人が苦戦した背景を指摘した。 一方、終盤は有利に進め、勝つ
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やねうら王の評価関数にNNUE(差分計算可能な3層程度の全結合ニューラルネットワーク)が採用されて数年の時を経たのちに、チェスのAIであるStockfishにNNUEが導入された。 これによってチェスの世界はどのように変わったのであろうか? 将棋AIの世界ではNNUEが導入されて、確かに強くなったが「棋風がこう変わった」みたいなのはあまり聞かないのだけど、チェスの世界ではどうもそれとは様子が異なるようである。 将棋AIも、もしかしたらNNUE導入前と導入後とでは棋風が本当は大きく違ってるのだけど、それをレビューしている人がいないだけという可能性もある。将棋AIの棋風のレビューを本気でやっているライターの人はいないと思うのだけど、チェスAIだとそういうライターの人がおられるようであるから、そのへんの事情はあるのかも知れない。 あとは、将棋AIではNNUE以前はKPP(三駒関係)型の評価関数が
将棋のタイトル戦では第1局が始まる前に、振り駒をして先後を決めます。 現在の作法では、畳の上に白布を敷き、振り駒をする人(多くの場合は記録係)がタイトル保持者側の歩を5枚取り、手の中でよく振って、白布の上にまきます。 表の「歩」が多く出ればタイトル保持者、裏の「と」が多く出れば挑戦者が、第1局の先手となります。 以後、第2局から先後は交互に替わります。 ところで、観戦をする側からはしばしば、こんな声も聞かれます。 「振り駒はしなくて、第1局は『挑戦者先手』と決めておいてもよくない?」 これはごく自然な意見ともいえます。将棋界の古くからの慣例では、ハンディなしの平手(ひらて)を指す場合、上位者の側が後手を持ってきたからです。 しかし現行のタイトル戦番勝負で最も古い、1940年の第2期名人戦七番勝負では、振り駒がおこなわれました。 実は運営側は最初、古くからの慣例に従って、第1局は挑戦者先手と
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