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ブックマーク / gendai.media (175)

  • 『虎に翼』現象を制作陣はどう見ているのか。「自分ごと」にさせる「NHKの集合知」(田幸 和歌子)

    女性法律家のさきがけ・三淵嘉子をモデルとする、吉田恵里香氏による脚×伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』が、放送6週を終え、異色の盛り上がりを見せている。 朝ドラ発の流行語や人気キャラ、ブレイク俳優、社会現象などは多々あったが、オンライン&オフラインで、この作品に触発されて「私の話」をする人が続出しているのだ。それは例えば、自分と母の進学にまつわる話や、学校や職場で受けてきた男女差別や格差の話(過去記事を参照:『虎に翼』で新たな朝ドラ現象。「寅子は私」と語りはじめた女性たち)。 こんなにも視聴者が朝ドラを「自分ごと」としてとらえ、口々に語り出すケースは見たことがない。 こうした自然発生的な現象が生まれた背景には、おそらく作り手の強い意志がある。なぜなら『虎に翼』には、社会的に虐げられ、軽視されてきた全ての人々の思いを拾いあげようという思いが随所に感じられるからだ。 例えば、憲法記

    『虎に翼』現象を制作陣はどう見ているのか。「自分ごと」にさせる「NHKの集合知」(田幸 和歌子)
  • 【独自】1億円貸したのに返ってこない…!「ガキ使」名物プロデューサーに発覚した「大規模金銭トラブル」(週刊現代) @moneygendai

    ダウンタウンと昵懇だと吹聴 性加害報道によって松人志(60歳)が芸能活動を休止したことで、存続が危ぶまれている日テレビの看板バラエティ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(以下・『ガキ使』)。その裏で、番組の行く末を左右しかねないもう一つのトラブルが誌の取材で明らかになった。 「『ガキ使』のプロデューサーであることを盛んにアピールし、ダウンタウンと昵懇であると吹聴していた彼の言葉を信用してしまったのが間違いでした……。融資した額は、1億円。しかし、約束した返済日から1年が経とうというのに、いまだそのほとんどが返済されず、人ともまったく連絡が取れない状況です」 そう話すのは、都内で投資会社を経営する40代のA氏。融資した相手は、『ガキ使』の名物プロデューサーとして知られる中村喜伸氏(61歳)だ。 「中村氏は日テレの局員ではなく、制作会社の代表取締役です。『ガキ使』の番組開始当初

    【独自】1億円貸したのに返ってこない…!「ガキ使」名物プロデューサーに発覚した「大規模金銭トラブル」(週刊現代) @moneygendai
    mobile_neko
    mobile_neko 2024/04/15
    投資会社が融資して回収できない事を言ってもと言う気はする
  • 【奇跡の救出劇】JAL機炎上事故…乗客を救ったCAの半分が新人だった!(週刊現代) @gendai_biz

    称賛を浴びるCAたち 1月2日に起き、Uターンラッシュを直撃した日航空(以下、JAL)と海上保安庁の航空機衝突事故は原因究明に向け、警視庁と運輸安全委員会による調査の真っ只中だ。 今回の事故で脚光を浴びたのが、CA(客室乗務員)による迅速な避難誘導だった。乗客乗員379人が衝突からわずか18分で脱出し、一人も犠牲者を出さなかった奇跡の救出劇には、国内外から賛辞とねぎらいの声が贈られた。 そんななか、JAL社内ではあるニュースが駆け巡っている。 「じつは事故に遭った航空機に搭乗していたCAの約半数が'23年春に入社したばかりの新人だったのです。このニュースに社員は驚くとともに称賛を贈っています。 実際にここまで深刻な事故を経験したCAは社内にほとんどいません。当は自分たちも怖かったはずなのに、冷静な対応を見せた彼女たちは真のヒロインです」(JAL・現役CA)

    【奇跡の救出劇】JAL機炎上事故…乗客を救ったCAの半分が新人だった!(週刊現代) @gendai_biz
  • 「日本では批判が殺到してしまう」...クリストファー・ノーラン超大作映画『オッペンハイマー』が「日本で上映できない」と噂される理由(週刊現代) @gendai_biz

    「日では批判が殺到してしまう」...クリストファー・ノーラン超大作映画『オッペンハイマー』が「日で上映できない」と噂される理由 米国の超大作映画『オッペンハイマー』が日で公開できない? アメリカを皮切りに世界各国で公開されたクリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』。評論家から絶賛され、早くもアカデミー賞ノミネート確実と言われている。興行成績も好調なのだが、国での公開から2週間が経過しても、まだ日での公開日が発表されていない。 「アメリカで配給を担当するユニバーサル・ピクチャーズから、いまだに宣伝素材すら届いていません。おそらく日で公開するかどうかも未定だと考えられます」(ユニバーサル作品の国内配給を行う東宝東和の広報) その原因は作品のテーマにあると見られる。同作は物理学者ロバート・オッペンハイマーの伝記映画だ。「原爆の父」と言われた彼は、'45年8月に日に投下

    「日本では批判が殺到してしまう」...クリストファー・ノーラン超大作映画『オッペンハイマー』が「日本で上映できない」と噂される理由(週刊現代) @gendai_biz
    mobile_neko
    mobile_neko 2023/08/10
    描画が不十分で批判が出るとしても上映するか否かの判断には関係ないだろ…
  • これは最悪…!「news23」“身バレ報道”、「決死の内部告発」でJA職員が受けた「おぞましき仕打ち」の中身と「TBS敏腕記者たちの哀しき末路」(窪田 新之助,藤岡 雅) @moneygendai

    報道関係者に広がった衝撃 TBSの「調査報道ユニット」が6月末、誕生からわずか2年で解体された――。こんな情報が、報道関係者に衝撃を与えている。 TBS社長室広報・IR部は、筆者の取材に対して「調査報道ユニットが解体されたという事実はなく、引き続き取材活動を行っています」と否定しているが、現場の記者や関係者の認識は事実上の解散である。複数の関係者の話をまとめると、その経緯は次のようなものだ。 「同ユニットは、政治部、社会部など局内から敏腕記者が集められ独自ネタを追いかける専従部隊だったが、今回、記者たちは各部署に配置換えされることとなり、ユニットの記者たちは雲散霧消してしまった。この処分の原因となったのが、 JA職員の“身バレ報道”だった」 実はこの“身バレ報道”の問題は、筆者が『週刊現代』(5月1日発売号)とWebニュースサイトの「現代ビジネス」で、報道被害を訴える二人の職員の悲痛な訴え

    これは最悪…!「news23」“身バレ報道”、「決死の内部告発」でJA職員が受けた「おぞましき仕打ち」の中身と「TBS敏腕記者たちの哀しき末路」(窪田 新之助,藤岡 雅) @moneygendai
  • 「お腹が痛い」と「風俗街の病院」を訪れた14歳少女が受けていた、あまりにむごい性暴力と、その後に待ち受けていた「驚きの結末」(鷹見 夜) @gendai_biz

    「お腹が痛い」と「風俗街の病院」を訪れた14歳少女が受けていた、あまりにむごい性暴力と、その後に待ち受けていた「驚きの結末」 恵まれた環境で育ち、研修医として関東のとある病院に勤め始めた筆者。研修期間は衝撃的な光景の連続だった。その中でも最も忘れられないのは、ある14歳の少女のケースだ。 彼女は夜間、激しい腹痛を訴えて救急外来へ運ばれて来た。当直の医師が問診をしようとしたが、痛みに耐えきれないと、すぐにトイレにこもってしまった。そして長い時間出て来なかったという。 ようやく扉が開き、看護師が「大丈夫ですか?」と声をかけた瞬間、彼女は信じられない光景を見た。呆然と立ち尽くす少女の後ろで、血まみれの赤子が産声を上げていたのである。 前編『「風俗街の病院」に勤める新人女医が驚愕…トイレから血まみれで出てきた14歳少女の「衝撃の姿」』に引き続き、その時の経験を紹介しよう。 目の当たりにするリアル

    「お腹が痛い」と「風俗街の病院」を訪れた14歳少女が受けていた、あまりにむごい性暴力と、その後に待ち受けていた「驚きの結末」(鷹見 夜) @gendai_biz
  • 日本のマンガ、じつはフランスで「高尚な芸術」として受け入れられていることをご存じですか?(大野 舞) @gendai_biz

    漫画の快進撃 フランスにおける日漫画市場はコロナ禍を経て、現在も成長を続けている。日に次いで世界第2位の規模を誇るフランスのマンガ市場は、この10年間で4倍に膨らんだ。2022年には金額にして 3億8100万ユーロ(約530億円)の規模に達している。 つい先日、フランスではヨーロッパ最大級のアングレーム国際漫画祭が開催され、そこでも日漫画が多くの人を惹きつけ、大盛況だったという。 私は日漫画の快進撃を2010年代から見つめ続けてきた。フランスにある日漫画を翻訳出版する会社に入社したのが2013年だったが、その時に強く感じたことの一つは、フランスでは日漫画が、一種の「高尚な文化」として受け止められつつあるとのではということだった。 日での漫画の位置付けは一般的に、大衆文化、娯楽、エンタメ、という感じではないだろうか。では、フランスではどうだろうか。もちろん、ワンピ

    日本のマンガ、じつはフランスで「高尚な芸術」として受け入れられていることをご存じですか?(大野 舞) @gendai_biz
  • 「発達障害と脳」の最新研究! 計画的に行動できない、目の前のことを優先しがち……「ADHD」の背後にある「脳のしくみ」とは?(岡田 俊)

    うつ病、自閉スペクトラム症、統合失調症......。多くの現代人を悩ませる発達障害や精神疾患について、原因解明や治療法開発のための研究が進んでいます。 今回は、前回の記事〈『多くの人を悩ませる…「ADHD」は「いつまで続く」のか? いったい「どんな人が当てはまる」のか? 』〉に引き続き、『「心の病」の脳科学』(講談社ブルーバックス)の中から「注意欠如・多動症(ADHD)」をご紹介します。 ADHDが生じるメカニズムについて、最新の4つの仮説があるというのですが――。 *記事は『 「心の病」の脳科学  なぜ生じるのか、どうすれば治るのか』を一部再編集の上、紹介しています。 ADHDが生じるメカニズムとは?「4つの仮説」 (1)実行機能の障害――目標達成のために計画的に行動できない ADHD(Attention-Deficit / Hyperactivity Disorder:注意欠如・多動

    「発達障害と脳」の最新研究! 計画的に行動できない、目の前のことを優先しがち……「ADHD」の背後にある「脳のしくみ」とは?(岡田 俊)
  • 安倍晋三を総理に押し上げた謎のサロン「四季の会」の正体…元メンバーが初めて告白(森 功)

    2022年末に刊行された『国商 最後のフィクサー葛西敬之』(森功著)の話題が止まらない。一般にはあまり知られていない葛西敬之という一民間経営者が、安倍政権を裏で牛耳っていた事実が明らかになったからだ。同書では、安倍を総理に押し上げたメンバー非公開の財界サロン「四季の会」の存在が明かされ、元メンバーの赤裸々なインタビューが掲載されている。その内容は衝撃的だった。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第10回前編 メンバー非公開の財界サロン「四季の会」 葛西敬之は保守、右翼思想で安倍晋三と通じる。葛西の政治とのかかわりを語る上で欠かせないのが、安倍の財界応援団として知られる親睦会「四季の会」だ。 四季の会は2000年代に入り、安倍を首相に担ぎあげた。その第一次政権が腰砕けになって一敗地にまみれた悔恨もまた、安倍の思いと重なる。葛西は「美しい日の再建」を標榜する政策提言団体「日会議」の中核

    安倍晋三を総理に押し上げた謎のサロン「四季の会」の正体…元メンバーが初めて告白(森 功)
  • 「親ガチャ」よりヤバかった…! 行動遺伝学者が明かす「学校の成績が悪い人たち」の“意外すぎる共通点”(安藤 寿康) @moneygendai

    Q. 遺伝とか言っても、やっぱり大事なのは環境でしょ? 環境がなければ始まらないじゃないですか!? A. 環境さえ同じにすれば同じ能力を発揮できるわけではありません。 人間の備えているさまざまな形質、知能や運動などの能力からパーソナリティ、精神疾患まで、遺伝が非常に大きな影響を与えています。 形質によっては遺伝率が非常に高くなる可能性があるものもありますが、それ以外のほとんどの形質についても40〜60パーセント程度は遺伝の影響があると見ておけば、だいたい間違いありません。 遺伝と環境の影響は半々をデフォルトとして考えよ、ということです。こう聞くと、「何だか当たり前のことを言っているなあ」と思われるかもしれませんね。 その人らしさに遺伝と環境の両方が関わっているなんて、双生児法の研究がどうとか言わなくてもわかっているよと言いたくなりますね。

    「親ガチャ」よりヤバかった…! 行動遺伝学者が明かす「学校の成績が悪い人たち」の“意外すぎる共通点”(安藤 寿康) @moneygendai
    mobile_neko
    mobile_neko 2022/10/30
    タイトルの釣りが酷すぎるだけだな
  • 世界史の転換点かもしれない安倍晋三暗殺、本当に陰謀ではないのか(大原 浩) @gendai_biz

    警備の隙は怠慢かそれとも 安倍元首相暗殺事件については、色々な情報が流れているが、新聞・テレビなどのオールドメディアは、誰かに「指揮」されているかのように「統一教会との関連性」ばかりを報道している。 まるで戦前に彼らが「大政翼賛会」(是非は別にして、戦後登場したテレビもほとんどが新聞社系列)などで、国民に対する戦意高揚プロパガンダを「統一的」に行ったことを思い起こさせる。 もちろん、「宗教と政治」というのは大きなテーマである。だが、8月9日公開「韓国『日のセイダーズ』と日『アベノセイダーズ』との共通項」1ページ目「宗教問題ではない、民主主義に対するテロ」でも触れたが、公明党の国会議員59名(公明党国会議員一覧参照)と宗教の問題について、オールドメディアが沈黙しているのは、「何かの力」が働いているのか、それともオールドメディアが「忖度」しているのであろうか。 また、現在は統一教会を叩いて

    世界史の転換点かもしれない安倍晋三暗殺、本当に陰謀ではないのか(大原 浩) @gendai_biz
  • 統一教会からの“暴露”が怖い? 自民党が「教団との関係を絶つ」と断言できない理由 元信者のジャーナリストが分析(多田 文明) @moneygendai

    歯切れの悪い議員が脱会を躊躇する信者の姿と重なる 自民党をはじめとする政治家と旧統一教会のつながりが次々に明らかになってきています。旧統一教会の関連団体のイベントに参加して、信者らの前で教団の活動を褒めたたえるような話をする。 さらには選挙協力も受けて、教団の組織票の配分まで受けている議員もいるとの話も出てきています。 霊感商法の手立てで物を売り、多額の献金を集めて、家庭崩壊までさせてしまう旧統一教会との関係があることを認めながらも、今後も支援を受けていくかについては「慎重に検討する」「軽々に答えることはできない」との政治家らの発言も出てきています。 ようやくここにきて、世論の批判に押されるように「これまでの関係について、しっかり見直す」との一歩踏み込んだ言葉も聞かれ始めましたが、いまだ、決別するとの言葉は出てきていません。なぜ、きっぱりと「教団との関係を絶ちます」「二度と関わりません。手

    統一教会からの“暴露”が怖い? 自民党が「教団との関係を絶つ」と断言できない理由 元信者のジャーナリストが分析(多田 文明) @moneygendai
    mobile_neko
    mobile_neko 2022/08/03
    うーん。次の選挙まで3年あるんだから暴露されてもダメージを最小限に抑えるチャンスだと思うんだけどな。
  • 「東京の東雲に住んでます」維新・海老沢前大阪市議に「居住実態」重大疑惑、再び(週刊現代) @gendai_biz

    大阪府議が東京から通勤 7月10日投開票とされる参院選で東京選挙区から立候補予定の日維新の会・海老沢由紀氏が、大阪市議の身分のまま、一ヵ月以上、東京都内で政治活動を続け、地元を不在にしていることが波紋を広げている。 これまで海老沢氏は、東京都内で有権者に向かって東京都江東区の東雲に住んでいると繰り返し公言してきた。また市議会時代にも東京からの遠距離通勤をしたという証言もあり、「東京で子育て」と維新の広報紙で主張をしている。「実態として東京に住んでいたのではないか」という疑いはますます強まっている。 法的に問題はないのか まず、法律的な観点から今回の問題を簡単に整理していこう。 現在、東京に住みながら大阪市議会議員をすることは、法律上できない。もし、大阪市議会議員の任期中に居住実態が東京にあったのなら、「失職」となる。このことは、地方自治法に定められている。 地方自治法の「議員の失職及び資

    「東京の東雲に住んでます」維新・海老沢前大阪市議に「居住実態」重大疑惑、再び(週刊現代) @gendai_biz
  • 「地球で耀く女性100人」最年少選抜の和菓子起業家が「日本の恥」と言われて思ったこと(三木 アリッサ)

    2019年からロサンゼルスを拠点に、和菓子ブランド「MISAKY.TOKYO(ミサキ・トーキョー)」を経営し、「Forbes JAPAN」にて「地球で耀く女性100人(2018)」に最年少で選抜された三木アリッサさん。琥珀糖を宝石のように美しくした商品は「クリスタルトリーツ」という名前で愛されています。しかし、「日の恥」というような言葉を浴びせられることも実はあったとか……。6月16日は「和菓子の日」。アリッサさんがなぜ和菓子をアメリカで販売しようと思ったのか、そして今の想いは何か。 三木アリッサさんの2019年のnote に加筆・再編集の上、お届けします。 「貴殿のは和菓子とは言いません」 こんにちは。 ロサンゼルスで和菓子D2C「Misaky.Tokyo」を立ち上げました、三木アリッサです。 2019年11月からプレローンチを開始し、世界的セレブ‘キムカーダシアン’とのコラボ、オスカ

    「地球で耀く女性100人」最年少選抜の和菓子起業家が「日本の恥」と言われて思ったこと(三木 アリッサ)
    mobile_neko
    mobile_neko 2022/06/17
    金平糖は「和菓子」扱いでいいのかな?
  • 日本のために戦い、犠牲となったのに…戦後、過酷な境遇を生きた「傷痍軍人とその妻たち」(フリート 横田) @moneygendai

    戦後、忘れられた「戦争の傷跡」 忘れもしない。小学校に入学した最初のプールの授業、その日は曇っていて寒かった。痩せて小さな身体だった私はぶるぶると震えながら先生や生徒たちと水に浸かっていた。そのとき、担任の横にザブンと大きな身体の老人が入ってきた。 「水練」が得意という、今考えればずいぶん歳のいった教頭先生だった。小さな私の横に、恰幅のいい教頭先生が水をかいて近づく。その場面は40年近くたった今も鮮明に覚えている。水に立ち上がり、さあ泳ぎを教えようとする優しい先生の太鼓腹には、胸元からヘソの下まで大きく、とげとげとした波紋の形に傷があった。それは水泳パンツの中にまで達しているらしかった。脇腹や腕のあちこちにも傷が散っている。子供心にも、あまりに痛々しい。幼い私は何の遠慮もなく聞いてしまった。「それどうしたの?」 教頭先生はやさしく答えた。 「戦争でやられちゃったんだよ」 彼は、元傷痍軍人だ

    日本のために戦い、犠牲となったのに…戦後、過酷な境遇を生きた「傷痍軍人とその妻たち」(フリート 横田) @moneygendai
  • 「AV出演強要」は存在するのか? 多くの人が見落としている「本当の実態」(河合 幹雄) @gendai_biz

    「AV出演強要」は存在するのか? 多くの人が見落としている「当の実態」 成人年齢引き下げで議論が盛んだが… 2022年4月からの成人年齢の引き下げに伴い、18歳、19歳、現役高校生までが、AVに意に反して出演させられる恐れがあると運動団体が立憲民主党と連携してキャンペーンをはじめた。 私が理事を務めるAV人権倫理機構は、早くから検討を進め「AVに出演を希望する女性に対する面談、契約、登録、撮影は、20歳に達してからとすることを強く推奨する」との通達を3月に出した。 別稿(論座「成年年齢引き下げに際し、AV出演年齢の自主規制をする意義とジレンマ」)で述べたように、2017年に結成された全ての大手業者が加入する適正AVグループ内では、18歳、19歳の出演は、そもそもニーズもないし起きないと予測される。 このようない違いは、ありがちな展開なのだが、ここで、思いがけない展開となった。なんと自民

    「AV出演強要」は存在するのか? 多くの人が見落としている「本当の実態」(河合 幹雄) @gendai_biz
  • 呼吸の確保は声を失うこと…ALS罹患のニャンちゅう声優が直面する「最終段階」(津久井 教生)

    ALS(筋萎縮性側索硬化症)を検索すると「感覚があるままに体が動かなくなる病気」という説明が多くあります。もう少し詳しい説明を探すと「筋肉が動かなくなってしまい最終的に自力で呼吸が出来なくなる」と書かれてれています。そして「現在、効果の認定されている治療法がない」と言われていることで知られています。ALS罹患を公表して2年半が過ぎ、病状は進行しています。そしてALSという難病の最終段階の進行に入ってきたと思います。今回は前回に引き続き今後の可能性と共にALS(筋萎縮性側索硬化症)の進行に対しての考えをお話したいと思います。 声優の津久井教生さんは、ニャンちゅうの声を演じて丸30年になりました。31年目に突入した今もニャンちゅうを演じています。そんな津久井さんが足に違和感を覚えたのが2019年3月のこと。突然理由もなく転ぶようになったのです。検査入院を経て、ALSの診断を受けたのが同年9月で

    呼吸の確保は声を失うこと…ALS罹患のニャンちゅう声優が直面する「最終段階」(津久井 教生)
  • 「ウクライナは核を放棄したからロシアに侵攻された」という議論が見逃していること(秋山 信将) @gendai_biz

    ウクライナは核を放棄したからロシアに侵攻されたのだ――ロシアウクライナへの侵攻を続ける中、日でもそうした議論を目にするようになった。しかし、単純にそう考えてしまっていいものなのか。国際政治、なかでも軍備管理や安全保障を専門とする、一橋大学大学院法学研究科教授の秋山信将氏が解説する。 「核を放棄しなければ…」 ロシアウクライナに侵攻した。これだけ軍事力に格差があれば、ウクライナなどロシア軍にとっては一ひねりだろうと想像していた向きも多かったようだが、ゼレンスキー大統領のリーダーシップ(こちらについても彼を見くびっていた人たちも少なくなかったのではないだろうか)の下でのウクライナ軍と国民の抗戦は、能力、意欲ともに予想をはるかに超えるものであった。 一方、ロシアのプーチン大統領は、米国や北大西洋条約機構(NATO)の介入の機先を制する意図もあってか、核兵器使用の可能性を早い段階から示唆し、

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    mobile_neko
    mobile_neko 2022/03/01
    歴史にifは無いけど、使える核兵器があったとして、証拠をでっち上げられて真っ先に先制攻撃のターゲットにされるだけだと思う
  • 体重が減っていく難病ALS…ニャンちゅうの声優が目指す2つの「かんしょく」(津久井 教生)

    ALS(筋萎縮性側索硬化症)を検索すると「感覚があるままに体が動かなくなる病気」という説明が多くあります。もう少し詳しい説明を探すと「筋肉が動かなくなってしまう」と書かれています。そして「現在、効果の認定されている治療法がない」と言われていることで知られています。前回は、罹患から3回目の新年を迎えての私のALSの進行状況をお話しました、今回は治療法がないと言われている中、大切だと感じている対症療法などを交えてのお話をしたいと思います。 2019年3月に足に異変を感じ、検査入院を経てALSを告知された声優の津久井教生さん。今も3月で30周年を迎えるニャンちゅうの声も元気に聞かせてくれているが、実は体はほとんど動かなくなっている。治療や介護についてリアルを綴る連載「ALSと生きる」で、前回はALSという病気は「今が一番元気」だということを改めて伝えてくれた。今回は、津久井さんが告知から2年半た

    体重が減っていく難病ALS…ニャンちゅうの声優が目指す2つの「かんしょく」(津久井 教生)
    mobile_neko
    mobile_neko 2022/02/07
    ALSは早く治療法が見つかって欲しい、こう言う情報を発信してくれるのは本当に頭が下がる
  • 「スレイヤーズ」「スラダン」「ガンダムW」…42歳女性が告白する「1995年黒歴史」が刺さりすぎる!(現代ビジネス編集部)

    オタクがここまで市民権を得るなんて――」 人気漫画が原作の劇場アニメ作品が映画興行収入数十億円、企業とのコラボグッズが次々登場、2.5次元アイドルブームでチケットは即完売…。昨今、アニメ・漫画の市場規模は拡大するばかりだ。そんな状況に困惑する42歳女性の平成初期における“オタ活”を描く漫画『古オタクの恋わずらい』(ニコ・ニコルソン)が共感の声を呼び、SNSを中心に大きく話題を集めている。 当時、オタクを隠すのに必死だった… 主人公の佐東恵は42歳シングルマザー。子供の頃から生粋のオタクだが、娘がアニメ柄の服を着こなし、推しキャラのラバーストラップや缶バッジをカバンに着けて当たり前のように外出している姿に驚愕する。 「こんな未来、こんな青春…私の時代にはあり得なかった!!」 恵が青春時代を過ごした1995年といえば、コギャル・プリクラ・ポケベル・Windows95…。ネットも携帯も普及して

    「スレイヤーズ」「スラダン」「ガンダムW」…42歳女性が告白する「1995年黒歴史」が刺さりすぎる!(現代ビジネス編集部)