「朝食」抜きが脂肪肝や糖尿病を悪化させる 「食べる量を減らしているのに、やせない……」と、お悩みの方へ。もしかしたら“肝臓にたまった脂肪”のせいで、肝臓が十分に働いていないのが原因かもしれません。肝臓は食べ物を体のあらゆる部位で必要な形に変化させる(=代謝を司る)、人体最大の臓器。肝臓に脂肪がたまると本来の働きができず、太りやすく、疲れやすくなります。これが“脂肪肝”という病気です。 脂肪肝の正式な病名は、「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」といいます。飲酒習慣がないのに肝細胞に脂肪がたまる病気で、現在、日本では成人の約3人に1人、2300万人以上が罹患しています。そして、今のところ脂肪肝を治す特効薬はないのです。 でも、治らないと諦める必要はありません。科学的に証明された改善法があります。 ーーその方法が“肝臓をいたわる食事”です。 実際に食事の改善で減量に成功し、脂肪肝を克服し