米国では戦没者を追悼する記念日「メモリアルデー」の週末が過ぎ、非公式ながら米国の夏が始まった。温暖な気候を楽しむにはもってこいの季節だが、夏は職探しには不向きだ。採用責任者やリクルーター、人事担当者などが休みを取り、こうした人々がオフィスに戻るまでの間、求職者は就職活動をなかなか進められない。面接のプロセスは暑い晴れた日のように長引く。 仕事量もオフィスの雰囲気も緩くなり始めるため、最新のトレンドである、仕事をしているふりをする「静かな休暇(Quiet Vacationing)」を取っても問題ないと思う人もいるかもしれない。 米世論調査会社ハリス・ポールがこのほど行った調査で、ミレニアル世代の労働者の40%近くが上司に分からないように仕事を休んだことがあると答えた。 回答者たちは、残業して期待されていること以上の仕事をしているという印象を維持するために、定期的にパソコンのマウスを動かして仕