ICT業界動向やICT関連政策を基に「未来はこんな感じ?」を自分なりの目線で「主張(Assioma)」します。 2011年2月3日にIPv4アドレスがIANAで枯渇し、その対策案として期待されているIPv6について、導入を検討開始された方々も多いのでは無いかと思います。 しかし、まず検討すべきは、いきなりIPv6導入という方向に進むよりは、IPv4アドレス枯渇とはどういったものなのか?それが及ぼす影響と、対策方法について正しく理解しておく必要があります。なぜなら、IPv4アドレスが即座に無くなるわけではなく、これから長い時間をかけて、IPv4とIPv6の共存環境に移行していくからです。 そういった内容を私の書籍に記載していたのですが、版元のリックテレコム様と相談し、IPv4アドレス枯渇の影響と、現在検討されている対策案をまとめた1章から2章について、無償公開させて頂く許可を頂きました。ご理