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中村文則 著『私の消滅』より。過去に損なわれる未来と、未来に救われる過去。教育は過去ではなく、未来を問う。 - 田舎教師ときどき都会教師
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中村文則 著『私の消滅』より。過去に損なわれる未来と、未来に救われる過去。教育は過去ではなく、未来を問う。 - 田舎教師ときどき都会教師
アリストテレスという古代の学者が、神に変えられないのは過去だけだと言ったらしい。では神は無能だ。... アリストテレスという古代の学者が、神に変えられないのは過去だけだと言ったらしい。では神は無能だ。人間は違う。過去が積み重なり現在になる。それがこの世界の成り立ちで常識というのなら、僕はそれを拒否する。そもそも、なぜ人は悲劇を経験しなければならないのだろう? そしてその悲劇をわざわざ記憶にとどめ、そのことで、その後の人生まで損なわなければならないのだろう? それが当然というのなら、僕はその当然さを拒否する。なぜこんなに苦しまなければならない? なぜこんな苦しみに耐えなければならない? 僕のこの行為が倫理的に間違っていたとして、それが何だというのだろう? (中村文則『私の消滅』文春文庫、2019) おはようございます。学生だった頃、所属していた研究室(工学部)の教授に「教育は過去を問わない」と言われたことがあります。研究に行き詰まり、現実逃避で2ヶ月近くフラフラした後、暗い顔をして再び研究室に