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この国で特大ヒットするマンガ・アニメを楽しむには近現代史へのまともな認識などあってはならないのだ、ということがわかってきた。 - 読む・考える・書く
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記事へのコメント209件
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minamihiroharu
これも結局「物語を正しさで測る人」の文章だな。 赤旗日曜版の映画評論がそうだったが、作品を党の理想や正義だけをものさしにして論評するので「あの戦争への反省がない」みたいな文章ばかりになる。
trade_heaven
最終話は、主役や戦いの中で散っていった仲間達に対する作者なりの救済みたいなオマケであって、あの一話でじゃあどんな内容を入れたらこの人は満足なんだろう。鬼を倒しても世界から戦争はなくなりませんでした？
roikokun
なぜ「鬼滅の刃」一作品の話を「この国で！」「まともな認識など！」「あってはならないのだ！」とか主語も述語もなにもかも極限まで歪曲拡大しちゃうんだろうね。／「この世界の～」を併せた話にしてもね…。
hatebu_ai
「それとこれとは、別のお話（それはまた別のおはなし）」ってだけでしょ・・・このメソッドだと明治でも江戸時代でも戦国時代でも平安時代でも弥生時代でも縄文時代でも、アダムとイブの物語ですらNG出せちゃうぞ。
kako-jun
リアル歴史への知見はあったほうが良く、リアルと架空を混ぜると美味しい部分以外、脳内で混ぜない能力を持つのが最も架空を楽しめる。脳内のコンテナ化。それができなければ、リアルを捨てるか架空を捨てるかですね
chintaro3
完全に架空の世界の話だったらここまでヒットしなかっただろうが、自分も楽しめなかった。売れるためにわざと危ない橋を渡る行為を賞賛すべきかどうかというのは悩ましいところだな。ある種の炎上芸な訳だから。
sekiryo
こういう自分の基準が特殊だと理解できずにここが重視されてないとおかしいとか別に主題でも何でもない些細な事を勝手に決めてかかり満たされていないと頓珍漢な主張をする人間の事を総称する言葉はない物だろうか。
yarukimedesu
BLEACHとかも、ソウルソサエティ救ったりしてるけど、史実では日本人は戦争して、敗戦したり、原爆落とされたりしてんだな…と思いながら、漫画読まないといかんわけか。唯我は世界史教諭だし。地獄。
susahadeth52623
「サクラ大戦」も帝国華撃団が帝都を妖魔から救ったところで、この後帝都の中枢が暴走して世界から見たら悪役化するんだよなあ、とか思いながらプレイしてた。まああれは「太正」なのでパラレルだけど。
zyzy
鬼滅の刃は「大正ケレンミ血しぶき系妖美系」とでも言うべきコアな人気があるジャンルの系譜で（自分もこのジャンル好き）、しかしだからこそこのジャンル自体が覆い隠してきた欺瞞みたいなものはあるよな。
dimitrygorodok
コメント修正/昔・火葬戦記、今・鬼滅&片隅/こんな国だからポケ戦が嫌われる訳だ/鬼滅という作品は現実と虚構を都合よくミックスしてるって指摘に対して「リアルと虚構を混同するな」と難詰する倒錯したブコメ多数
mamezou_plus2
英国の三枚舌とかアメリカンネイティブをマンハントしたフロンティアスピリッツにあふれた入植者とかあるし。田舎の農家なんか空爆も無くのどかな戦中だったりするよ。鬼滅の刃は個対個の戦いで、集団の醜さとは別
taisai429
そういうことをいいだすと、その後の東西冷戦を描かない第二次世界大戦ものは全てまともな認識を有していないことになってしまわないか。そういう視点から描いた作品はもちろん必要だが、全てがそうである必要はない
out5963
共感と感動したのは、そこではないので、異世界でもかまわないが、現代までの間に大変な時代があったのは確かであると、同時に現代日本には、鬼になっていない鬼がいるんで、あんな平和な世界ではないかな。
IkaMaru
例えば2000年の福島浜通りを舞台に同じセリフが出たらアイロニーとしか読めない気がする。尤も「修正できないほど直近の過去」だからであって、50年後には原発事故が「自虐史観」の産物扱いになってるかもしれないが
nekotetumamori
ケチつけてる多くのブコメには悪いが創作物嫌いな自分はこのエントリはごもっともだと思う。大体マンガ&アニメのみならず、文芸作品とその映像化作品からしてそうだからなあ……(司馬遼太郎作品を横目にみつつ)
kotobuki_84
「『大衆は馬鹿』をなるべく長文で言い換えつつ自分の馬鹿を晒そう」というゲームが世の中にあって、コレがこの人のスコアという、本当にそれだけの記事。（記事タイトルの大風呂敷の割に、本文が短すぎて逆に驚いた
casa1908
認知の歪みもここまでくると、陰謀論者と変わらんな。極左も極右も行き過ぎると似てくるのかもしれない。漫画にまで無理筋のケチをつけてくるのだから、一事が万事この調子なのだろう。身内の人には同情する。
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『この世界の片隅に』に続いて、完全に「国民的マンガ・アニメ」の地位を確立したと言える『鬼滅の刃』... 『この世界の片隅に』に続いて、完全に「国民的マンガ・アニメ」の地位を確立したと言える『鬼滅の刃』。 しかしこの作品も、ナショナリズムを煽っているとまでは言えないまでも、その設定・構成にはかなり危ういものを感じさせる。 読んでみてまず最初に引っかかったのは、マンガ版のラストだ。 最終決戦で鬼舞辻無惨を倒し、鬼たちを滅ぼしたことによって、この世界はようやく「人を喰う鬼がいない世界になった」とされる。そして「ただひたすら平和な 何の変哲もない日常が いつまでもいつまでも続きますように」という願いが語られる。（第204話「鬼のいない世界」） 続く最終話である「幾星霜を煌めく命」では、時代は一気に現代に飛び、炭治郎や禰豆子、善逸や伊之助の子孫たちが平和で微笑ましい日常を送る姿が描かれる。 つまり、この物語の世界では、鬼殺隊の剣士たちが命がけで鬼と戦って手にした平和が、そのまま現代まで続いているのだ。
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