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バイアスピリン - 抗血栓療法Q&A - 通常用量への変更はいつ?
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バイアスピリン - 抗血栓療法Q&A - 通常用量への変更はいつ?
通常用量への切り替えはいつ行うのか 解説:橋本洋一郎 先生 熊本市民病院 脳神経内科 首席診療部長(2... 通常用量への切り替えはいつ行うのか 解説:橋本洋一郎 先生 熊本市民病院 脳神経内科 首席診療部長(2020年当時のご所属) よく知られているように、脳梗塞急性期におけるアスピリンの効果を証明したのは、ISTとCASTの 2 つの大規模臨床試験である。ISTでは、発症48時間以内の急性期患者19,435例をアスピリン300mg/日投与群と非投与群に無作為に割り付け、2 週間観察した。CASTでは、同じく発症48時間以内の20,655例に、アスピリン160mg/日またはプラセボを投与し、4 週間追跡した。そして、いずれの試験でも、アスピリンは脳梗塞に対するリスク減少が認められた。 これらの成績から、欧米や日本のガイドラインでは、発症48時間以内の脳梗塞急性期患者に対して160~300mg/日のアスピリン投与(※本邦承認外)が推奨されている。一方、慢性期の二次予防に関して、日本では75※~15