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消えた270キロの車輪、76枚 秩父鉄道が窃盗被害 背景には… | 毎日新聞
盗難被害にあった秩父鉄道の大麻生車両区。枕木の壁は破壊され、ロープなどで応急措置が施されていた=... 盗難被害にあった秩父鉄道の大麻生車両区。枕木の壁は破壊され、ロープなどで応急措置が施されていた=埼玉県熊谷市内で2024年3月6日、隈元浩彦撮影 秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)の大麻生車両区(同市大麻生、通称・広瀬川原車両基地)から鉄製車輪76枚が盗まれていたことが6日、明らかになった。同社は埼玉県警熊谷署に盗難届を出した。鉄スクラップの価格高騰を背景に、県内では水道メーターなど金属製品が盗まれる被害が頻発している。【隈元浩彦、安達恒太郎】 同社によると、4日朝に出勤した社員が、屋外の隅に積み上げていた廃棄予定の車輪がなくなっていることに気づいた。車輪は直径約78センチ、重さ約270キロ。木枠で4枚ずつ梱包(こんぽう)され、置かれていた。 道路と面した部分は、古い枕木を高さ約1メートルまで重ねて壁にしていたが、幅約5メートルにわたって破壊されていた。車輪は一つ当たり1トンを超える梱包ごとな
2024/03/07 リンク