「自分の原風景を見ているようで感動しました。自分の人生を自分の息子に伝えるチャンスだったなと思います。早めに結婚しておいたらよかったです」 冒頭、感慨深くも小さくボケながら話すのは、芸能界でも屈指の漫画好きで知られるお笑い芸人のケンドーコバヤシ氏。 現在、森アーツセンターギャラリー(港区・六本木)で開かれている「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1創刊~1980年代、伝説のはじまり」を記念して、同誌で連載を続けてきた人気漫画家による特別トークセッションが13日に行われた。 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の秋本治氏、『キン肉マン』のゆでたまご(嶋田隆司氏、中井義則氏)、『キャプテン翼』の高橋陽一氏が登壇し、作家どうし一番を競って、しのぎを削った時代の思い出とジャンプへの熱い思いぶつけ合った。 破天荒な両さんとはまったく違う秋本氏 80年代の頃と比べて現在のお互いの印象について、「