【ヒューストン=花房良祐、ニューヨーク=弓真名】小型旅客機「737MAX9」の事故を巡り、米航空会社が製造元の米ボーイングへの批判を強めている。航空機自体の安全性に懸念が深まれば、2018〜19年に引き起こした2度の墜落事故から少しずつ取り戻しつつあった顧客の信頼は再び揺らぐ。アラスカ航空の小型機「737MAX9」は1月5日、飛行中に機体の一部が吹き飛ぶ事故に見舞われた。米連邦航空局(FAA)
経済産業省は29日、下請け振興法に基づき、取引先の中小企業との価格交渉と価格転嫁に後ろ向きな企業を実名で公表した。積水化学工業、中部電力グループのトーエネックの2社は交渉状況が4段階評価で最低だった。経産省は下請けの中小企業を対象にアンケートを実施した。10社以上の中小から取引先として名前があがった約120社の状況をまとめた。「交渉状況」と「転嫁状況」について、それぞれ評価した。2023年2月
排気量の小さい日本独自規格の軽自動車が米国で人気になっている。小ぶりでかわいらしい外見や燃費のよさが受け入れられ、様々な形で使われる。製造から25年経過した車は安全や環境の基準を満たさなくても輸入が認められる米国でのルールが追い風。1990年代に造られた中古の軽トラックにまで熱い視線が注がれている。「小さくてかわいいから、どこの市場でも注目の的だよ」。米ワシントン州で自家焙煎(ばいせん)コーヒ
トヨタ自動車、ソニーグループに次ぐ国内3位の時価総額を誇るキーエンス。営業利益率55%という強さの原動力が「直接営業」だ。迅速な対応で他社を圧倒し、ニーズを細かく聞き取って商品を開発。顧客のキーマンの異動情報まで共有し、組織を挙げて売り込みをかける。神出鬼没のキーエンス営業担当者の姿に迫る。「レーザーマーカーを購入されるご予定ですか」2021年冬、工作機械用部品を手掛けるエーワン精密の山梨工場
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