の、表を使い、例えば「AND」を暗号化するときは「11 33 14」とする。5×5の升に入っていることから「square(正方形)」と付いているが、アルファベットでは、26文字であり、上の表においてもJが抜けている。このときは、暗号「24」をIとJのどちらかとし、文脈に拠る。しかし、これを避けて、6×5、5×6に拡張する場合もある。このような問題は、(発明者であるポリュビオスが使っていた)ギリシア文字は24文字であった点に起因する。なお、IとJを重ねて1つの升に入れる考え方は、例えばプレイフェア暗号でも使われている。 行や列を増やせば文字数の多い言語にも対応可能であり、アルファベット以外でも成り立つ。日本の「忍びいろは」や「字変四八」は、同様の暗号の例である。これらはポリュビオスとは別に、1000年以上後になって独自に発明された。 安全性[編集] Aを11に変えるという作業は、単一換字式暗