小児がんで失明した娘は4歳 「ショックすぎて眠れなかった」母は闘病生活を絵本に残す…娘へ『お母さんの宝物だよ。本当に大好きだよ』 ■両目を失った娘に「光を失って幸せになれるのか…」 この記事の画像(13枚) 小原佳純ちゃん:1、2、3…。 指先で物を触りながら数を数えるのは、4歳の小原佳純ちゃん。両目とも義眼だ。 彼女は、目のがんで両目を失った。 佳純ちゃんは、1歳年上のお姉ちゃんと、お父さん、お母さんの4人家族。 ある日の自宅では、お母さんやお姉ちゃんと一緒に、おもちゃで遊んでいた。 小原佳純ちゃん:わっ!ごはんだ!ここテーブル?いすちょうだい。 母・絢子さん:いすはここにあるよ。 小原佳純ちゃん:ここ?窓あったんだね、見えるね! 母・絢子さん:何が見える?(窓の)外。 小原佳純ちゃん:えっとね、虹が見える!六甲山のお山が見えるよ! 母・絢子さん:そう。きれい? 小原佳純ちゃん:うん。ま