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富士山付近で不気味な地震が頻発している。28日から29日にかけて山梨県東部・富士五湖でマグニチュード(M)5・5などの地震が立て続けに起こり、有感地震はこの2日間だけで十数回に達した。この現象で懸念されるのが、富士山への影響だ。現在のところ異変の兆候はみられていないが、富士山はれっきとした活火山。専門家はM9・0だった東日本大震災以降、活発化するプレートの動きに注目し、噴火の引き金になる「マグマ溜まり」への影響を危惧している。 28日午前7時39分。日本列島に緊張が走った。 山梨県東部・富士五湖を震源地とするM5・0(震度4)の地震が発生し、4分後にはM5・5(同5弱)が襲った。さらに29日午後4時46分にも余震とみられるM4・7(同4)など断続的に大きな揺れが起きたことから、震源地のほど近くにある富士山の火山活動に一挙に注目が集まった。 これを受け、気象庁は「富士山の低周波地震や周
2012年1月28日富士五湖付近で地震があった。 富士山のライブカメラ http://www.fujigoko.tv/live/camera.cgi?n=17 今回の群発地震:2012年1月28日 午後7:39〜7:47まで 1.富士五湖の群発地震について 2012年1月28日7:00~25:19までの地震(赤い部分が富士五湖付近) 資料:Tenki.jp:過去の地震情報(更新されて時間が経つと流れて行ってしまう) 3.11の二日前にも、このように群発地震があったが、それと違うのは、3.11の時の群発地震は、マグニチュードが4〜6と弱まることなく続いていたのに対し、今回の富士五湖付近の地震は後半になってくるとマグニチュード2クラスに落ちていることがあげられる。そこから察すると、地下の活動は沈静化してきていると見れるかもしれない。今回のものは、断続的に強くなったり弱くなったりしている。しかし
東京大学地震研究所の平田直教授のチームが発表した衝撃的な数値が、読売新聞の見出しに躍ってからわずか5日後のことだった。山梨県東部富士五湖を震源とするM5級の地震が1月28日の午前7時44分から54分にかけて連発。最大で震度5弱を記録する揺れが2度も発生した。 首都直下型地震と東海・東南海・南海の3連動地震、加えて富士山の噴火の危機に立たされている私たち。専門家たちが指摘するこの最悪のシナリオはどんな被害をもたらすのか。 富士山が噴火した場合、内閣府の富士山ハザードマップ検討委員会が想定した被害額は最大2兆5000億円にものぼる。同委員会は最悪の場合として、溶岩や火山灰などによって通行不能になる道路は最大1万4600km、運航不能になる飛行機は1日あたり515便、漏電による停電は最大で108万世帯にも及ぶという。 立命館大学歴史都市防災研究センターの高橋学教授は語る。 「日本の大動脈である東
1:影の大門軍団φ ★:2012/02/27(月) 08:31:53.57 ID:???0 山中湖畔から映した富士山の姿を24時間ライブ配信している「絶景くん」。 富士火山活動の取材を続けているジャーナリストの有賀訓氏が、 その映像で異常現象らしきものを発見していた。 日時は2月9日の午前3時30分頃。富士山東側斜面、 標高約2700m地点で「噴気」らしきものが立ち上がったという。 「この2月9日は満月の翌日で、午前1時頃から快晴の夜空に月光を浴びて薄ぼんやりと浮かぶ富士山東麓の高感度画像を眺めていたんです。 すると、月明かりに照らされて、 2時過ぎから山腹中央の冠雪部分だけが昼間のように明るくなってきたので、 変化を見届けるために、ほぼ1分間隔で配信画像をPCに保存し続けました」(有賀氏) その輝きは予想以上に強まり、 3時過ぎには雲ひとつない富士山東側の全体地形が見渡せるまでになった。
県、市町村の対応明確化へ 県は富士山噴火を想定した図上訓練を来年1月、富士吉田市など関係7市町村と合同で実施する。気象庁の「噴火警戒レベル」の5段階に合わせ、県や市町村の対応を明確にすることを狙う。 東日本大震災を受け、政府は昨年12月の中央防災会議で国の防災基本計画を改定。噴火警戒レベルに応じ、▽防災対応や避難経路などを定めた避難計画を策定すること▽訓練を実施すること――を火山を抱える自治体の努力義務とした。 富士山噴火の監視は、気象庁が行っており、富士山に設置した観測機器で、振動や磁力の変動などを24時間態勢で観測している。同庁は、富士山噴火の兆候や危険が及ぶ範囲を5段階で伝える噴火警戒レベルの発表を2007年12月から導入しており、市町村長が避難勧告や避難指示を発令する指標の一つとなっている。 富士山火山防災協議会(富士吉田、富士河口湖、身延、山中湖、鳴沢、忍野、西桂の7市町村で構成
富士山御殿場口の「大砂走り下山道」で、大規模な崩落が起きたことが26日までの御殿場市の調査で分かった。市はロープを設置するなどの応急措置を施した上で夏の登下山道開通までに対応策を検討する。 崩落現場は、新5合目(1440メートル)と次郎坊(約1900メートル)の間の2カ所。新5合目寄りの箇所は深さ最大1・4メートルのひび割れ。次郎坊寄りの箇所は深さ約5メートル、幅22メートル、長さ50メートルに及び、大砂走り下山道で近年できた崩落では最大規模とみられる。道沿いに設置されたくいやロープも倒壊していた。御殿場署山岳遭難救助隊が訓練中に発見した。 関係者によると、4月の「爆弾低気圧」による豪雨や雪解け水で砂れきが流された可能性があるという。 富士山の登下山道は現在、閉鎖されているが、県内3登山口の5合目(新5合目)までが27日に通行可能になる。 登山客が周辺のハイキングコースから誤って進
1月25日、富士山の東側斜面から高さ1000mもの蒸気が噴き上がっていたとの報告があり、噴火の前兆現象ではないかとの憶測を呼んでいる。 有名な女性占術研究家であるマギーさんが新幹線の三島駅付近で撮影した写真には、快晴の青空をバックに、富士山の斜面のとある一点付近にだけ細長い雲のようなものが見える。もちろんこれだけでは「噴気現象」と決めつけることはできない。ただ、マギーさんはこの10年ほど週に1〜2回は新幹線で東京−名古屋を往復しており、いつも富士山を見てきた。その彼女が、「快晴の山腹から、あれほどの速さで大きな雲が立ち上がるのを見たのはこの10年間でなかった」と本誌の取材で語ったことから、単なる見間違いと片付けるのも早計だ。 さらに撮影の3日後の28日から、富士山の北東約30kmを震源とする群発地震が発生。はたして富士山の東側で何が起こっているのか。取材班が静岡県小山町から東側斜面を望遠レ
富士山の西側を走る「富士川河口断層帯」が、従来の調査結果よりも1・5倍長く、約40キロ・メートルに及ぶことが、静岡大学の林(りん)愛明教授(地震地質学)らの調査でわかった。 同断層帯は、単独でマグニチュード(M)7・2、駿河(南海)トラフ沿いで起こる東海地震と連動すれば全体でM8程度の地震を起こすと想定されているが、林教授は「単独でもM8程度になる」と指摘している。 富士川河口断層帯は、駿河トラフから内陸の地下へ続くプレート境界につながるとみられる。東名、新東名の両高速道路や東海道新幹線の直下を横切る。政府の地震調査研究推進本部は、静岡県富士宮市から静岡市までの約26キロとしてきた。 しかし、林教授らは地形の分析などから、さらに10キロ以上北の山梨県富士河口湖町まで延びていると推定。掘削調査で確認した。調査では、最近1000年以内に生じた2~3メートル以上のずれ(上下方向)が見つかり、林教
朝の日本列島に緊張が走った。28日午前7時43分ごろ、富士五湖直下を震源とするM(マグニチュード)5・4の地震が発生し、最大震度5弱を観測した。昨年3月11日の東日本大震災以降、噴火の可能性も指摘されている富士山の近くだったこともあり、専門家は警戒感を強めている。 気象庁によると、震源地は山梨県東部・富士五湖で、震源の深さは18キロ。山梨県富士河口湖町や同忍野村で震度5弱となり、甲府市や神奈川県厚木市で震度4、東京都千代田区や横浜市でも震度3を観測した。 震度5弱の強い揺れに見舞われた富士河口湖町町のコンビニエンスストアの従業員(53)は、地震発生後時の状況について、「一気に下からガンッと強い揺れがきて、その直後に大きな横揺れを1分間ほど感じた。その後も小さな揺れが断続的に続いた」と話した。 28日午前9時現在までに、警察、消防など関係各機関に人的被害は報告されていないが、JR東海の
富士山噴火もありうる―こう警告するのは内閣府の火山防災対策検討会の座長を務める藤井敏嗣・東大名誉教授だ。21日(2012年3月)に開かれた火山防災対策の検討会でも論議されたのが、「過去M9クラスの巨大地震の後、それに誘発されたと考えられる噴火が必ず起きている」という事実。藤井教授は昨年の三陸沖巨大地震から「富士山の噴火も起こりうる」というのだ。 揺れで岩盤弱くなりマグマ上昇 過去の誘発噴火は、1960年5月23日のチリ地震(M9.5)の2日後にコルドン・カウジュ火山、7か月後にカルブコ火山が噴火。1964年3月28日にアラスカ湾地震(M9.2)の2か月後にトライデンナ火山、2年後にリダウト火山が大噴火した。04年12月26日のスマトラ沖地震(M9.1)の4か月後にはタラン火山、3年後にはケルート火山が噴火し、富士山も宝永地震(M8.6)の49日後に宝永大噴火があった。 活火山の地下20~3
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