東京23区の新築マンションの平均価格は1億円を突破(2023年)。この10年でおよそ2倍にまで跳ね上がっています。 こうした中で注目が集まっているのが、建築から年数が経過した“築古(ちくふる)”の中古マンションです。 築42年の中古マンションを購入したファミリー層の事例や、購入の際の注意点をお伝えします。 (全2回の後編/前編を読む) 「首都圏情報ネタドリ!」の放送内容は、NHKプラスで配信しています↓
「前知事の肝いり事業が満載の予算。そのまま執行するわけにはいかない」 日本維新の会が公認して初当選した奈良県の山下真知事の予算の見直しが始まった。その多くは、前の知事が推し進めていた数々の大型事業。 大なたが振るわれた形の結果に、県とタッグを組んで準備を進めてきた地元の自治体トップからは、困惑の声が上がっている。 (奈良局 西村亜希子、平塚竜河) 公共事業停止に地元市長は不満げに… 6月8日、奈良県庁5階の知事室には、一部の自治体トップが次々と呼び込まれた。大型事業など、県予算の見直し結果の伝達だ。 「国民スポーツ大会に向けては施設を新設するのではなく、既存施設を有効利用することを基本とする。施設は新たに設けず、今年度予算は全額執行しない」 2031年に開催が予定されている国民スポーツ大会に向けて新たな競技場の建設が進められることになっていた奈良県第2の都市、橿原市の市長を務める亀田忠彦は
首都圏郊外にある築20年以上の中古アパート。 外観は古いうえ、駅からも決して近いとはいえません。 入居者の中には、なぜか生活保護の受給者が多く含まれていました。 驚いたのが、こうしたアパートが投資物件となっていたこと。 そして、何人かのオーナーが損失を出していたことです。 いったいどんな人たちが、どんな理由でこうしたアパートに投資するのか。 私たちは、関係者への取材を始めることにしました。 まず、気になったのがこのアパートのオーナーです。 会うことができたのが、40代の川上さん(仮名)。 仕事は?と聞くと、都内のコンサルティング会社に勤めるサラリーマンでした。 去年5月、川越市にある中古アパートを3100万円、全額ローンで購入したという川上さん。妻と4歳の娘がいます。将来の子どもの学費や老後の足しにしたいと考えて、初めてのアパート投資に踏み切ったと語りました。 川上さんが購入した時、アパー
週末を中心に福岡空港の出発ロビーで発生する大行列。全国旅行支援が始まった去年10月から目立ち始め、今も解消には至っていません。利用者からは困惑の声も相次ぎ、ネット上では「福岡空港」がトレンド入りしたことも。空港で何が起きているのか?背景を探るべく空港に向かいました。 (NHK福岡放送局記者 郡司幸耀) ※3月29日に取材した内容を追加しました。 見えない最後尾 2月最後の日曜日午後4時の福岡空港国内線ターミナル。 出発ロビーがある2階に着いた私の目に飛び込んできたのは、まさに“長蛇”の列でした。 この行列、ネット上に「ディズニーランドのアトラクション並み」「人気アイドルの握手会か」と書き込まれたことも。 いったいどこまで続いているんでしょうか? 北側の保安検査場付近の先頭から列を追ってみることにしました。 行列の先は見えない(1月末) 行列に並ぶ人と飲食店や土産物店の利用者で混雑するフロア
全自治体のトップに聞いてみました。 4月に迫った4年に1度の統一地方選挙。 これを前に、NHKは地方の「いま」を探ろうと、すべての自治体のトップを対象に、初めての大規模一斉アンケート調査を行った。 対象は、都道府県知事、市長、区長、町長、村長、1788人で、回答は1664人。回答率は9割を超えた。 アンケートには、自治体トップたちのやりがいや望み、怒りや悩みが率直につづられている。この結果をもとに、地方が抱える課題をシリーズで伝えたい。 第1回目のテーマは「老朽インフラをどうしますか?」。 【リンク】第2回 ふるさと納税 激化する競争 税の奪い合い? 「廃止もやむなし」42% 全国には、国から「補修が必要」とされているにも関わらず、補修が進んでいない橋やトンネルなどのインフラがたくさんある。 高度経済成長期に多くつくられたあと老朽化が進み、いま各地でこれを維持するための財源や人手をどう確保
「ここまでの高倍率は経験したことがないです」 販売担当者がこう漏らすほど応募が殺到したのが、東京・中央区晴海地区にある分譲マンションです。ここは、おととし開かれた東京オリンピック・パラリンピックの選手村の跡地です。最終販売期の最高倍率はなんと266倍に上りました。なぜここまで人気を集めたのでしょうか。 (「不動産のリアル取材班」 記者/牧野慎太朗) 私たちは「不動産のリアル」と題して、空前の高騰が続く東京の不動産事情を取材しています。皆さんからの情報や意見をこちらからお寄せ下さい。 関連記事:シリーズ不動産のリアル 関連記事:選手村マンション「晴海フラッグ」転売相次ぎ 2度目の販売方法見直し(5/22)
8月発足した、第2次岸田改造内閣で、新たに就任した14人の閣僚の資産が9月16日公開されました。 公開されたのは第2次岸田改造内閣で新たに就任した14人の閣僚の資産で、留任した閣僚は対象になっていません。 公開された資産には、本人だけではなく家族の分も含まれ、土地と建物の評価額は、実際の取り引き価格ではなく、固定資産税の課税標準額です。 また、預貯金には普通預金と当座預金は含まれていません。 ▽寺田総務大臣は東京 千代田区の土地や預貯金など3億218万円です。 株式は17銘柄、26万3436株を保有しています。 借入金が2億2719万円あります。 ▽葉梨法務大臣は、茨城県取手市の土地や有価証券など1985万円です。 株式は17銘柄、4万7374株を保有しています。 ▽永岡文部科学大臣は、茨城県古河市の土地や預貯金など1939万円です。 株式は1銘柄、300株を保有しています。 ▽加藤厚生労
顔色ひとつ変えず、言われるがまま実直に仕事をこなす。それに尽きるのではないかと思います。三谷さんからは「一見、人を殺すように見えない、殺気立っていないタイプがいい」とアドバイスをいただいたので、それを大前提に役柄をつくっていきました。やる気があるようなないような雰囲気で、殺陣たても時代劇っぽいきれいさがないように意識していました。放送回を重ねるごとに、「オープニングで善児の名前があると怖がられている」という報告もいただくようになり、三谷さんの構成によって絶妙な存在感のある人物になれたのではないかと思います。視聴者の方々をドキドキさせるということには僕のほうも毎回ドキドキしていました。 特異な役柄を演じられていましたが、現場での在り方がほかの作品と違う感覚になったりはしましたか。 まさか自分がこんなにも人を殺あやめることになるとは思っていなかったので、「やっぱり見るのとやるのとは違い、あんま
改めて、三谷幸喜さんはどのような脚本家だと思われますか。 三谷さんは喜劇の脚本家だと思われているだろうし、実際そうなわけですけど、僕としては実はものすごく怖い話を書かれる人だと思うんですよね。思わず笑ってしまうおもしろいシーンもあるけど、突然ナイフで斬りつけられるかのように怖いシーンがきたりするように感じるんです。そんな三谷さんの描く怖い部分というのは今回の「鎌倉殿の13人」でよく出ていたんじゃないかなと。前回出演させていただいた「真田丸」(2016年)よりは確実に怖かったですね。戦国時代よりさらに前の時代の話だからかもしれないけど、中盤からは特に「怖い脚本だな」と思って見ていました。 「鎌倉殿の13人」で描かれた源頼朝はどのような人物だと思いましたか。 演じていて思ったのは、いつまでたってもどこか孤独だったのかなって。自分の土地を持たずに伊豆に流されて、最初は義時の兄・宗時に担がれていた
ドラマトピックス ★こちらのページは2022年2月で更新を終了いたしました。 新しいドラマ情報はこちらをご覧ください。 2022年度後期連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロインが決まりましたのでお知らせいたします。 第107作・連続テレビ小説『舞いあがれ!』で描く時代は、1990年代から今。ヒロインが、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆(きずな)を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマです。 ヒロイン 岩倉舞(いわくら・まい)役 福原遥さん 福原遥さんは2545人にご応募いただいたオーディションから選ばれました。 【プロフィール】 1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。2005年にテレビドラマ「恋の時間」にてデビュー。近年では、2019年『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ)、2019年映画「 賭ケグルイ」に出演、2020年~
変異した新型コロナウイルスへの感染が、今も世界で、そして日本で拡大している。そうした中、世界中から集められた200万件の新型コロナウイルスの遺伝情報から、いつ、どのような経路で変異ウイルスが拡大してきたかを分析する研究が進められている。浮かび上がったのは、変異ウイルスが検疫をすり抜けるように国内に入り、さらに感染を広げた可能性だ。 一方、WHOは4月下旬、「エアロゾル」と呼ばれる空気中の細かな粒子からも感染が広がる可能性を指摘。注意すべき感染ルートとして警鐘を鳴らし始めた。 従来よりも感染力が強いとされる「デルタ株」の拡大が懸念される中、どう新型ウイルスの感染を抑え込んでいくべきか、最新研究からその対策を探る。 ※放送から1週間は「見逃し配信」がご覧になれます。こちらから 出演者 和田耕治さん (国際医療福祉大学大学院教授) 林基哉さん (北海道大学教授) 宮田裕章さん (慶應義塾大学教授
3月、学習塾が主催する来年度の高校入試説明会が都内で開かれていました。 生徒や保護者への説明に、気になる言葉が出てきました。 「都立高校は男子と女子で合格基準が違うことは注意してほしい。女子のほうが頑張って成績を上げないと同じ学校に入れない」 九州出身の私たちには驚きの一言。聞けば都立高校の普通科は男子と女子の定員を別に設けているのです。全国でもこんなことは東京以外にありません。今、LGBTQの生徒たちへの対応も求められる中で、一体どういうことなのでしょうか。 (首都圏局/都庁担当記者 野中夕加・ディレクター 村山世奈) この記事に寄せられた意見をまとめた記事はこちら 全国唯一の “男女別定員制” 都立高校の一般入試は、内申点を300点満点、5教科の学力検査を700点満点に換算し、合計1000点満点の中で、得点が高い順に合格が決まります。しかし、東京は全国で唯一、都立高校の全日制普通科の定
坂本城は、比叡山の東麓(とうろく)の坂本、琵琶湖に面した平地に信長の命を受けて明智十兵衛光秀が築いた平城(ひらじろ)です。信長の出身地・尾張国を除けば当時は険しい山城が主流でしたので、築城当時、平城はまだ珍しく、しかも本丸が琵琶湖に直面した水城であって、江戸時代になっても通用するような最新鋭の城でした。元亀2年(1571年)に着工され、翌元亀3年には「天主(てんしゅ)」が建てられました。 信長の安土城天主の完成は、それより7年後の天正7年(1579年)でした。ポルトガルから来た宣教師ルイス・フロイスは、光秀を「築城に造詣が深く、優れた建築手腕の持ち主」と称え、坂本城を「日本人にとって豪壮華麗なもので、信長の安土城に次ぎ、この明智の城ほど有名なものは天下にない」と絶賛しています。後に安土城が完成するまで、坂本城は全国一の豪壮華麗な城だったのです。 「天主」は、天下の主(あるじ)、すなわち将軍
日本放送協会(以下「NHK」という)は、放送番組の制作にあたり、放送法に基づき自主的に制定した番組基準を順守するとともに、平成8年9月日本民間放送連盟と共同で「放送倫理基本綱領」を制定し、これを尊重、順守している。 この文書は、NHKの放送倫理に対する姿勢に関し、番組基準や綱領の精神を踏まえ、内外に基本的な考え方や取り組みを明らかにするものである。 【放送倫理の意味】 放送は、ジャーナリズムの一つとして、表現の自由のもとに、国民に多様な情報を提供するという民主主義にとって欠かせない役割を担っている。このため、制度的に番組編集の自由が保障されている。 この番組編集の自由を実質的に支えるのは、番組編集に関する放送事業者の自律であり、その自律の根底にあるのが、取材・制作に携わる者一人ひとりの「放送倫理」である。 なかでも公共放送であるNHKは、国民の受信料によって成り立っていることから、その存立
「中国当局が警戒する人物」と評される外交官が、新内閣の発足と時を同じくして、新しい中国大使に任命された。 その名は垂秀夫。 巨大国家が警戒するほどの能力とはどのようなものなのか。そして、課題が山積する対中外交の最前線に立ついま、何を思うのか。 北京赴任直前の垂に、単独インタビューで迫った。 (山本雄太郎) 中国大使に起用へ 7月15日、NHKは朝のニュースで、新しい中国大使に外務省の垂秀夫(59)が起用される方向だと報じた。 たまたまだったが、その日の午後、私は当時、官房長だった垂に面会のアポイントをとっていた。 当局の発表前に流したニュース、把握しているだろう。どう思っているだろうか。 おそるおそる部屋を訪ねると、垂はめがねを外し、目をこすりながら、「おかげさまで寝不足だよ」と大きなあくびをした。放送を見た政治家や知り合いから、事実関係の確認やお祝いの電話が次々にかかり、朝早くから大変な
大河ドラマ『麒麟がくる』放送休止に伴う 番組編成について 大河ドラマ「麒麟がくる」は6月7日の放送をもって一時休止するとお知らせしましたが、休止中に以下の番組を放送することが決まりましたので、お知らせいたします。 特集番組『「麒麟がくる」までお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル』 6月14日(日)「独眼竜政宗」 6月21日(日)「国盗り物語」 6月28日(日)「利家とまつ」 午後8時〜8時45分/総合 ※土曜の再放送あり 午後6時〜6時45分/BSプレミアム 各回、上記の大河ドラマを中心に ●人気のあった戦国大河ドラマの「名場面集」 ●出演者が語る秘話 ●戦国大河好きなゲストの熱いトーク をお届けする特番となります。 ※7月以降の放送予定については、また別途お知らせいたします。 なお、BS4Kでは日曜午前9時の放送枠で、大河ドラマ「麒麟がくる」を第1回から再放送します。再放送枠は
すでに発表されている通り、NHKではチュートリアルの徳井義実さんが設立した会社が、東京国税局から申告漏れを指摘された問題を受け、徳井さんについて、新たな出演・収録を見合わせることにしました。 大河ドラマ「いだてん」につきましては、10月1日に全編の収録が終了し、撮り直しができない状況にあるため、徳井さんのシーンを中心に、再編集して放送いたします。 徳井さんが演じる大松博文監督は、1964年の東京オリンピックで、東洋の魔女と呼ばれた日本女子バレーボールチームを率い、金メダルを獲得しました。その活躍ぶりは「いだてん」で欠かすことのできない物語のひとつでした。再編集にあたっては、視聴者のみなさまに満足していただけるよう、ドラマ全体の流れを損なわないことにもできる限りの配慮をいたしました。その結果、11月3日(日)放送予定の第41回は、通常43分の放送時間が42分となります。ご理解を賜りますようお
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