会場整備費高騰やパビリオン建設の遅れが問題となる大阪・関西万博に新たな難題が浮上している。会場と大阪府内の主要駅などを結ぶシャトルバスの運転士が足りないことだ。 会場整備費高騰やパビリオン建設の遅れが問題となる大阪・関西万博に新たな難題が浮上している。会場と大阪府内の主要駅などを結ぶ「シャトルバスの運転士」が足りないことだ。大阪市此花区のJR桜島駅から2025年の万博会場となる此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)を目指す。 いったん此花大橋を渡って人工島の舞洲へ。そこから夢舞大橋を通り、広さ約390ha、かつて大阪五輪の招致失敗で 「負の遺産」 と呼ばれた夢洲に入る。万博開催中、桜島駅発のシャトルバスが運行するルートだ。 夢洲では11月末現在で会場のシンボルとなる木造リング(大屋根)の着工率が35%、13ある企業パビリオンのうち8社、日本政府館などの建設が始まっているが、契約の遅れや人手不足で