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文章法に関するy_koutarouのブックマーク (100)

  • 小説家が真剣にAIと向き合った話。──フライデーと僕── - 葉真中顕のブログ

    どうも。 巷で話題のAIチャットボットChatGPT。 かなり自然な会話が出来るという噂。簡単な小話ならつくれてしまうとか。そのうちプロの小説家を凌駕するような小説を書けるようになるのかも。そうでなくても、今、将棋のプロ棋士がAIで研究するのが当たり前になっているように、そのうち小説AIに補助されながら書くのが普通になるのかもしれません。 小説でご飯をべている身としては、やっぱり気になります。そこでちょっと使ってみることにしたんですね。 そしたら思いもしなかった展開に……。 まずは超定番。自分のことを聞いてみるやつからやってみたんです。 僕は自民党政治家らしいです。読み方違うし……。僕は(はまなか あき)です。 次に、どの程度、フィクションを書けるのか試してみました。 お題は「圧迫面接」。 なるほどね。シーンを書いてと頼むと、脚になるわけね。しかし、これ、面接だけど全然圧迫面接じゃ

    小説家が真剣にAIと向き合った話。──フライデーと僕── - 葉真中顕のブログ
    y_koutarou
    y_koutarou 2023/04/06
    葉真中顕のこういう文体の記事は、罪山罰太郎とともに封印されたものだと思っていた。ブログ全記事削除のショックは忘れられない。
  • 浮草のように揺れる「浮足立つ」の用法

    6割が「ふさわしくない」を選びました。回答後に読める文にも記しましたが、文化庁の国語に関する世論調査で「浮足立つ」はどちらの意味と思うかという質問に「喜びや期待を感じ、落ち着かずそわそわしている」を選んだ人が6割でした。逆の結果のように見えますが、考え合わせると、違和感あるなしはほぼ半々に近いともいえるでしょう。 「浮き立つ」との混用か 「浮足立つ」の使い方は、例えば以下の記述が示すように「浮き立つ」との混用が広がっていると考えることができます。 「浮足立つ」は、これからよくないことが起こると思われ、落ち着かない、不安な心の状態を表す場合に使用される。類似表現の「うきうきする」「(気持ちが)浮き立つ」は肯定的な意味で、「浮足立つ」は否定的な意味で使われる。(日語口語表現辞典2版、2020年) 「日国語大辞典」担当の編集者だった神永暁さんも、ウキウキした気分の使い方を「誤用」として「類似

    浮草のように揺れる「浮足立つ」の用法
    y_koutarou
    y_koutarou 2022/12/24
    『「逃げ腰」はニュートラルな「そわそわ」の次に置かれ「そういう使い方もある」という感じの扱いです。索引で「×」まで付けて「駄目なものは駄目」と言わんばかりの編集方針の明鏡にして、この捉え方です』
  • 三国8版に総ツッコミの国語辞典ナイト

    今年出た三省堂国語辞典の8版にさまざまなツッコミが入れられた8月の「国語辞典ナイト」。新しく導入された「SNS時代のフェイクに惑わされないための豆知識」から、語釈に添えられた何か変?なイラストまで、話題が盛りだくさんのイベントの様子を校閲記者がリポートします。 左から司会の古賀及子さん、ライターの西村まさゆきさん、三省堂国語辞典編集委員の飯間浩明さん、三省堂辞書出版部の奥川健太郎さん、国語辞典マニアの稲川智樹さん、見坊行徳さん 今回の「国語辞典ナイト」は、今年初めに刊行された「三省堂国語辞典 第8版」を「被告」とした裁判形式で進められました。……と文字にすると穏やかではないですが、昨年11月の国語辞典ナイトで出た「8版が出たらそれぞれチェックして、またイベントを開きましょう!」という言葉通り、三省堂国語辞典(三国)をメインにした回でした。レギュラーメンバーの登壇者3人から寄せられた議題をそ

    三国8版に総ツッコミの国語辞典ナイト
    y_koutarou
    y_koutarou 2022/09/13
    『「見たことがない!」として「アスキーアート」の項にある絵を紹介しました。確かに、初めて見るデザインです。《中略》聞いたところ、飯間さんが「これはわたしが作りました」と発言。』
  • キラキラネームだけじゃない、「名前の漢字と読み」の論点

    「メフィラス」は個人名らしい 私が白眉と思ったのは、山耕史さんがにこやかに名刺を差し出すシーンです。名刺にはこうありました。(予告映像でも見られます) ここで注目すべき点は、「メフィラス星人」ではないこと。メフィラス星人はテレビシリーズの初代ウルトラマンと互角の戦いをし決着がつかなかった宇宙人ですが、「シン」ではメフィラス星という星から来たかどうかは分かりません。「郷に入っては郷に従う。私の好きな言葉です」と言う彼の行動パターンからすると、名刺にあった「メフィラス」は個人名と解釈すべきでしょう。ちなみに別の「外星人」である「ザラブ」も「ザラブ星人」とは呼ばれていなかったようです。 これは私の中ではコペルニクス的転回でした。あまたの特撮ヒーロー物に出てくる宇宙人は「○○星人」とひとくくりされていましたが、考えてみれば、私たちそれぞれに個人としての名前があるように、星人にもそれぞれ名前がある

    キラキラネームだけじゃない、「名前の漢字と読み」の論点
    y_koutarou
    y_koutarou 2022/05/31
    『ほかにも例えば「挙児」は「拳児(けんじ)」の誤り、「真似子」は「真以子(まいこ)」の誤りだろうとは思っても、裏付けがない限り確信が持てません』ふりがながない限り名前の読みは絶対に確定できない
  • 「談議を交わす」の微妙な違和感

    「談議を交わす」のような言い回しには重複感があると思っての質問でしたが、やはり「談議をする」のように言い換えたいという人が6割を占め、最多になりました。 重言は避けたいが… このブログをよく読んでくださっている方は、「重言」と言われれば「ああ、あのこと」とすぐに思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。同じ語を重ねてできた熟語(多多、刻刻など)という意味もありますが、今回出題した例では「同じ意味の語を重ねて使う言い方」(明鏡国語辞典3版)の意味で、部内では「ダブり」とも呼ばれています。校閲の作業ではこの「ダブり」がないように目を配っています。 ありがちな例では「あとで後悔する(→後悔する)」「製造メーカー(→メーカー)」などで、毎日新聞用語集にも掲載されています。ほかに、ネットであえて使われる「頭痛が痛い」なんかはよく知られていますね。「談議を交わす」はそこまではっきりしたものではありません

    「談議を交わす」の微妙な違和感
    y_koutarou
    y_koutarou 2022/03/20
    『「打撃談議を交わす」について職場の先輩に聞いてみたところ、「自分だったらスルーかな」とのことでした。』
  • 志望理由、校閲の面白さ、難しさ…若手記者座談会(前編)

    高田 私は小さい頃からを読むのが好きだったので、文章に関わる仕事をいつかできたらいいなとは思っていました。大学時代にアルバイトでスポーツ新聞の校閲をやっていて、それも結構楽しかったんですね。夜遅くにみんなで集まって、文章をひたすら読んでいるみたいな(笑い)。なんか結構面白くて、毎日新聞のインターンも栗原さんと同じで行きました。それで毎日新聞の社風も好きだなって。選考とか面接も楽しくお話ができて、今に至っています。 土田 すみません、ちょっと難しいかもしれないんですけど。私は一般記者で入社して、自分の希望というよりかは、校閲に異動ねっていわれて(校閲部に)来たんですね。でも小さい頃から言葉に興味があって。教育テレビNHK)の「にほんごであそぼ」とかすごく大好きで、古典作品の暗唱とか、あと韓国語とかもすごく興味があって、独学で勉強したりとかして。大学もそういう系に進みました。言葉に関する仕

    志望理由、校閲の面白さ、難しさ…若手記者座談会(前編)
    y_koutarou
    y_koutarou 2022/01/01
    『スポーツは結構記録が載っているホームページとかスポーツナビとかがあってわかりやすいけど、官公庁の記録とかってすごく探すのが難しい……。』これはすごく思う。官公庁のサイトの記録は探しにくい。
  • 個人の語感を尊重しつつ、違和感を持たれない例文に 三国8版

    笑いを意味する「w」は「あざ笑っている」? 「数十人」といったらどれぐらい? ら抜き言葉はもはや「俗語」でなく「話し言葉」? 三省堂国語辞典8版の改訂では、人によって受け取り方が異なる言葉についても議論になったそうです。

    個人の語感を尊重しつつ、違和感を持たれない例文に 三国8版
    y_koutarou
    y_koutarou 2021/12/22
    『辞書というのは人々の半歩先を行くことはできません。俗語と思う人がまだ多い段階で、「編集委員としては俗語と思っていませんから」と言ってもだめなんです。』
  • さらに磨かれた「鏡」に 三国8版は「考えさせる辞書」

    シュミレーションから「誤り」が消えた ――8版では新たにアクセントが表示されるようになりました。これに絡んでカタカナ表記を、例えば「ウイ/ウエ」にするのか「ウィ/ウェ」にするのかなど、いろいろ検討したのではないでしょうか。 飯間さん 「ウィ」と1拍で発音するか「ウイ」と2拍になるかでアクセントが変わるので大問題でした。カタカナは新聞社の方針、一般の出版物、そして自分たちがどう言っているかを確認して、世間一般で最も通じやすいだろうという語形を見出しにしました。例えば「プロフィール」と書くか「プロフィル」と書くか。毎日新聞はプロフィルで、語源的にはプロフィルが正しいらしいけど、みんなプロフィールと言うから見出しはプロフィールです。 ――元の言語と日語化したもので発音が違う場合もあります。 飯間さん 例えば「持続可能な」という意味の言葉では「サステイナブル」「サステナブル」「サスティナブル」の

    さらに磨かれた「鏡」に 三国8版は「考えさせる辞書」
    y_koutarou
    y_koutarou 2021/12/22
    『少なくとも戦前から両方使われているという事実を示し、誤りと考える人がいることも書いている。《中略》誤りとか誤りでないとかってそもそも客観的に辞書には書けないよねということです。』
  • 「過半数を超える」を直すべきか

    「過半数を超える」という言い回しについて、「半数を超える」ないし「過半数に達する」に直したいという人が9割に迫り、大多数を占めました。重複表現となることに違和感があるとした人が多かったようです。 「過半数を超える」は重複表現 毎日新聞用語集は「誤りやすい表現・慣用語句」の欄で、「過半数を超える」について「半数を超える、過半数に達する」と言い換えるように案内しています。「過」と「超」がいずれも、ある水準を上回る意味を表すため、重複表現になるからです。新聞・通信他社の用語集もほぼ同様ですが、日経新聞の用語集は言い換えの案内に加え、次のように記しています。 選挙の際など半数を超えるかどうかが関心の的になっている場合は、強調表現として「過半数を超える」または「過半数を割る」などを使うこともある。 たとえ重複表現になるとしても、意味を際立たせるために「過半数を超える」を使う場合はありうる、との立場で

    「過半数を超える」を直すべきか
    y_koutarou
    y_koutarou 2021/07/21
    『日経新聞の用語集は《中略》次のように記しています。選挙の際など半数を超えるかどうかが関心の的になっている場合は、強調表現として「過半数を超える」または「過半数を割る」などを使うこともある。』
  • やはり紛らわしい「○年越し」

    どの回答も20%台という接戦(?)でしたが、「使う」か「使わない」かに絞って回答を分けると使う派が45.2%、使わない派が54.9%と、「使わない」とする人がやや優勢でした。このように回答が分かれるということ自体が、「○年越し」の受け止め方がまちまちであることを示しているとも言え、やはり報道にとっては使いづらい言葉だと考えられます。 辞書の説明は「○年続いてきたこと」 国語辞典を引くと、接尾語「越し」の時間に関する用法は、「時間の長さを示す語につけて、その間中続いてきたことを表す。『三年―』」(広辞苑7版)のように説明されています。出題者が確認した範囲の辞書は同様の説明を載せています。 ただし、文化庁の「言葉に関する問答集6」(1980年)の「『二年ぶり』と『二年ごし』」という項目を見ると、「『二年越し』というのは(中略)丸二か年でなくてもよく、足かけの場合もある」とあります。「足かけ2年

    やはり紛らわしい「○年越し」
    y_koutarou
    y_koutarou 2021/04/30
    『本来、暦年・年度3年にわたることを表すが、起算点から3年経過したという意味の使われ方をすることも多く、解釈が分かれる。記事では《中略》起算点や期間を明示して誤解の余地のないように書く。』
  • Twitterで流れてくる文章のTIPS - ふしぎブログ

    Twitterでときどき流れてくる「文章を書くコツ」みたいなのがある。あれが、もう、ものすごく嫌いだ。たとえば、こういう感じのことが書いてある。 ・「こと」をとる ・一文は短く ・事実を端的に書く ・形容詞はなるべくつかわない 確かにこういうところを見直すと、文章はブラッシュアップされるかもしれない。でもこれって、あくまでも初心者向けのTIPSに過ぎないのだ。 僕はもっと文章の仕事が欲しいと思っていたころに、こういうTIPSを何かで見て、真に受けてしまった。そのころに書いていた文章は破滅的に悪い。当時も心の奥底では「なんか読みにくいな……」と思っていたが、「いや、プロはこういう文章を書くものだ」と思い込んでいた。 ・「こと」をとる →Twitterなどに流れてくるTIPSを見ると、まるで全ての「こと」が取れるように書いてある。でも、そんなのは当然ケースバイケースで、使ったほうがいいことだっ

    Twitterで流れてくる文章のTIPS - ふしぎブログ
    y_koutarou
    y_koutarou 2021/03/22
    『僕はもっと文章の仕事が欲しいと思っていたころに、こういうTIPSを何かで見て、真に受けてしまった。そのころに書いていた文章は破滅的に悪い。』
  • 執筆者やライターに向けて、編集者からのお願い→原稿を書き終わったらチェックして欲しい点がこちら

    中村明博(編集者) @naka727 【編集者からのお願い】 著者やライターさんへ、原稿が完成したら、 ・「という」をカット ・「と思います」をカット ・「こと」をカット ・「もの」をカット ・過剰敬語をカット できないか見直していただけないでしょうか。ざっとでもかまいません。関係者全員が幸せになります。なにとぞ、、! 2021-03-05 12:14:24 中村明博(編集者) @naka727 【なぜこんなお願いをするか】 誰かが直さなければならないからです。その分、「磨き上げ」の時間が減り、のクオリティーが落ちます。の売り上げが落ち、関係者全員が不幸になるためです。 2021-03-05 14:37:22 中村明博(編集者) @naka727 さらに可能なら、 ・40字を超える長文は短く・簡潔にする ・「これから説明します」的な余計な前置きはカット ・「ひとつ・1つ」「ひとり・1人

    執筆者やライターに向けて、編集者からのお願い→原稿を書き終わったらチェックして欲しい点がこちら
    y_koutarou
    y_koutarou 2021/03/10
    「と思います」は、自分はむしろ積極的に書くべきだと思う。「と思います」を削除すると「事実の記述か、意見の記述か」があいまいになりやすいので。『理科系の作文技術』にそんな事が書いてあった。
  • 「車窓を楽しむ」――新聞では言葉を補いたい

    今年のお正月は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により家で過ごした方も多かったのではないでしょうか。長いこと新幹線や特急にも乗っていないので、そろそろ列車の旅が恋しくなってきました。大阪でホ○ワーツ特急に乗って写真を撮りたいなあ……。 さて、今回取り上げた「車窓を楽しむ」との言い回しは、「違和感がある」とした人が合わせて8割。言葉を補って「車窓の眺めを楽しむ」などとしたい、という人だけでも半数を超えました。 「車窓」とは読んで字のごとく「(自動・電・汽)車の窓」のこと。この場合は単語から情景を思い浮かべれば、わくわくと窓のほうに向けた視線の先に何か(景色とか……)が足りないことに気がつきます。窓だけで楽しめる人は、そんなに多くないのでは。「車窓」の一言に外の景色の意味も込めた、一種の比喩とも言えるかもしれませんが、新聞ではもう少し丁寧に書かなければならないと思います。 何が足りない?を探す

    「車窓を楽しむ」――新聞では言葉を補いたい
    y_koutarou
    y_koutarou 2021/02/06
    『「自分ではわかっている」「なんとなくわかってしまう」ことだけに見落としてしまいがちな「言葉」。』でも「車窓を楽しむ」は認めていい気がするけどなあ……。
  • 2年目校閲記者が読んだ「カンマの女王」

    これらは全て日語特有のものです。英語の校正というと「スペルミスを直すのかな」という程度の想像しかできませんでした。そのスペルミスも、日語で例えるなら「新型コロナウイ『スル』」のような、悩む必要も無いような明白な誤りだと思っていました。 そんななめきった先入観は1章の2ページ目で吹き飛ばされました。「ニューヨーカー」の表記法にあわせて、スペルを直す記述に遭遇。スペルの違いは、アメリカ英語とイギリス英語の差くらいしかないと思っていました。同誌のスタイルブック(表記法の手引)もあるそうです。私たちにとっての赤のようなものでしょうか。そしてこうも書いていました。「英語という言語には、スペルを間違わせようと手ぐすね引いて待ち構えている単語がごまんとある」――日語と同じだ! やはり英語でも「言葉は変わるもの」 特に興味深かったのは、原題でもある“Between you and me(慣用表現で

    2年目校閲記者が読んだ「カンマの女王」
    y_koutarou
    y_koutarou 2021/02/06
    『「英語という言語には、スペルを間違わせようと手ぐすね引いて待ち構えている単語がごまんとある」――日本語と同じだ!』
  • 「新明解国語辞典」第8版を引いてみた

    新明解国語辞典第8版を買って改めて思いました。この辞書は仕事に向かない。「ねえねえ、ちょっと寄って行きなさいよ」と仕事とは関係ない言葉へと引きずり込む悪魔的な辞書だと。そして「一言多い」記述に自分も一言言いたくなる辞書といえます。 「新明解国語辞典」の第8版が発売された11月19日、私は職場を抜け出していそいそと東京・神保町の三省堂書店に向かいました。入り口近くのレジの前に既に目当ての辞書が多分50冊は平積みになっていました。さすが、「日で一番売れている国語辞典」という触れ込みだけのことはあります。他の辞書でこれだけ平積みにされるのは「広辞苑」くらいではないでしょうか。 表紙が赤、白、青といろいろなバージョンが並んでいましたが、やはり新明解といえば赤でしょうと買った後で開くと、「文字が小さすぎる!」。小型版でした。老眼にはつらいのですが、かさばらない分、かばんに入れて持ち運びすることにし

    「新明解国語辞典」第8版を引いてみた
    y_koutarou
    y_koutarou 2020/12/13
    『【猫耳】。なんと、国語辞典にこんな言葉が……秋葉原か晴海かどこかのコスプレーヤーが霞が関の官庁街に出現したみたいな衝撃。ついつい仕事と関係なく寄り道、いや語釈を見ると――』
  • 震災を「迎えた」――感情を含む表現と新聞校閲

    「問題があり、書き換えたい」との回答が8割近くと、圧倒的な結果となりました。「違和感がある」との回答も合わせるとおよそ95%もの方が違和感を覚えたようです。多数の方に伺うアンケートでここまで差が出るとは思わず、やや驚いています。 「迎える」には「能動的な印象」との声も いただいたコメントでは、「迎える、という言葉にはやや能動的な印象がある」など、出題者と同様「迎える」との言葉に対し「受け入れる」という印象を持つ人が複数見受けられました。一方で「備えるべきことが十分にできないままその日が来てしまったと考えれば違和感はない」という意見もありました。確かに、日では震災への備えは欠かせないものであるし、いつかは分からなくとも必ず大地震は起こるでしょう。この意見には非常に納得しました。 例えば警鐘を鳴らす意図で「十分な防災対策が取られないまま、我々は震災の日を迎えることになるだろう」と書かれた文で

    震災を「迎えた」――感情を含む表現と新聞校閲
    y_koutarou
    y_koutarou 2020/11/27
    『その際に面接で「震災の記事での『がれき』という言葉に対して、被災者の方から『思い出のある家、物に対して、がれきという言葉を使ってほしくない』との声があったらどうするか」と聞かれました。』
  • 編集者おすすめ 新明解国語辞典の“考えさせられる語釈”とは?

    さん 「幸福」というのも、人によっては解釈が割れるかもしれません。この語釈について、「私はこうは思わない」と感じる人もいるかもしれませんが、こうして踏み込んで書かれると、いやがうえにも考えさせられますよね。 吉村さん 「それ以上を望まない」。現状で満足しているから「幸福」という言葉を使えるんだ、ということですよね。ああそうか、言葉で説明するとこうなるのかって、改めて気づかされたりします。 反発を覚えたり、振り返って考えたり ――言葉で説明するのが難しい概念を説明していますね。 吉村さん 普段はこういった言葉をわざわざ辞書で引くことはあまりないと思いますが、引いてみると「この言葉にはこんな意味が当は隠されていたんだ、なるほどね」と考えさせられることが多いです。語釈を読んで、時には反発を覚えたり、改めて自分にその言葉を投げかけてみたりする。そういう機会を与えてくれる辞書だと思います。 ―

    編集者おすすめ 新明解国語辞典の“考えさせられる語釈”とは?
    y_koutarou
    y_koutarou 2020/11/14
    『「幸せであること」と言ってしまえば、間違いではありませんが《中略》「幸福」という言葉を使うときの、言葉が持っている背景や、人々が使うときの心のありよう、そういうところまで踏み込まないと』
  • ギョーザの漢字は? チコちゃん、それはないよ

    NHK「チコちゃんに叱られる!」でチコちゃんが「ギョーザ」を漢字で書く問題を出しました。豊川悦司さんが書いたのは「飠」に「交」と「子」。これをチコちゃんは不正解としました。それはないよ。チコちゃん、トヨエツにダメ出ししてんじゃねーよ! 「しょくへん」が「飠」ではダメなのか トヨエツこと豊川悦司さんがNHK「チコちゃんに叱られる!」に出た回。チコちゃんが出演者に正解されて「ボーッと生きてんじゃねーよ!」という決めぜりふを言えない悔しさを紛らすために「ギョーザ」を漢字で書く問題を出しました。 豊川さんがボードに書いたのは、おちゃめなことに「飠」の右にギョーザの絵。その下に書かれていたのは「飠」に「交」の「子」でした。 これをチコちゃんは不正解としました。正解は「餃子」で、「しょくへん」の下は「二」みたいな横線でなければいけないということです。 それはないよ。チコちゃん、トヨエツにダメ出ししてん

    ギョーザの漢字は? チコちゃん、それはないよ
    y_koutarou
    y_koutarou 2020/10/03
    『「手書き字形と印刷字形が別のもの」であり「中国でも日本でも、昔から今まで、漢字の歴史を通じて、印刷される通りに漢字を書く、などということは一度もなかった」』
  • 「3タテ」は3連敗を意味したはずが…

    「3タテ」の来の意味である「3連敗」と受け取った人は3割強にとどまり、「3連勝」と解釈する人が多数派という結果になりました。「どちらにも取れる」を含めると3分の2の人が「3連勝」と誤解する可能性があり、紛らわしい使い方は避けた方がよさそうです。 「3タテ」が慣用、今年は「6タテ」も 「3タテ」の「立て」は「助数詞。勝負に続けざまに負けた数を数えるのに用いる。連敗」(大辞林4版)。助数詞である以上「2タテ」「4タテ」などバリエーションがあってもいいはずですが、使われるのはほとんどが「3タテ」であり、新選国語辞典9版のように「さんたて」を見出し語にしている辞書もあります。「続けざまに」といっても多くの場合はプロ野球の同一カード3連戦について用いられるため、「3タテ」が慣用として定着したのだと考えられます。 とはいえ、同一カードが「3連戦」でない場合には、必然的に「3タテ」ではなくなります。今

    「3タテ」は3連敗を意味したはずが…
    y_koutarou
    y_koutarou 2020/09/25
    「3タテ」は(どの意味で使うとしても)、1 誤解されるのを覚悟して使う。2 文脈・注釈など工夫して誤解されないよう配慮して使う。3 別の言葉に置き換える。の三択が必要な言葉。
  • 飯間浩明さんとの「言葉と辞書をめぐる対談講座」

    目上に「なるほど」「ご苦労さま」は失礼か 話し言葉も取り上げました。例えば「なるほど」という相づちを目上の人に対して使っては失礼だと一部で言われているそうです。マナーによっては、逆に、相づちが大切だという例の一つに「なるほど」を挙げているものもあります。また、飯間さんによると、目上に言っては失礼とされる「ご苦労さま」はマナーの中には同僚に対しても失礼だと書かれているものもあるとのことです。 「場合によるんですよね。例えば同じ町内の人が共同花壇に水をやっているのを見たときに『いつもご苦労さまでございます』と言うといいと思いませんか」と飯間さん。確かに、「お疲れさま」は合いません。目上かどうかでなく、場合ごとに合う合わないがあるわけです。 思わず「飯間さん、マナーを書いてはどうですか」と提案してしまいました。マナーというのは「この言葉がいけない」という法律のようなものではなく、場面に合わ

    飯間浩明さんとの「言葉と辞書をめぐる対談講座」
    y_koutarou
    y_koutarou 2020/09/12
    『「辞書にないから間違いとか、辞書に載っているから正しい言葉ということではないですね。」』