現代社会は気候変動やパンデミック、社会情勢の不安など、さまざまな問題に直面しています。これらの問題について警鐘を鳴らす人々がいる一方で、陰謀論を唱えてそういった警告を無視したり、批判したりする人もいます。なぜ警鐘を鳴らす人が批判されてしまうのかについて、社会心理学者であるジェシカ・ワイルドファイア氏が解説しています。 How Good, Kind, Caring People Became The Bad Guys https://www.okdoomer.io/thebadguys/ ワイルドファイア氏は、自身の母親が統合失調症を患っていたことを告白しています。ワイルドファイア氏の母親は、「CIAが夫をスパイしている」「カテゴリー4のハリケーンが家を襲う」「娘は宇宙人だ」といった妄想に悩まされ、真夜中に自作の爆弾をワイルドファイア氏らの部屋に投げ込もうとしたり、ワイルドファイア氏の弟を誘
クレジットカードの暗証番号やスマートフォンのパスコード、PCのロック解除コードなど「4桁の暗証番号」を使う機会は日常にあふれています。いずれも他人から推測されにくい4桁の数字を使うべきものですが、自分が覚えやすかったり、入力しやすかったりする数字を使ってしまうという人も多いはず。イギリスのデータサイエンティストであるニック・ベリー氏が2012年に書いた「4桁の暗証番号でよく使われている数字をまとめたブログ」は、2024年になってもなお通じる興味深い内容となっています。 PIN number analysis http://www.datagenetics.com/blog/september32012/index.html 「0~9」の数字を組み合わせて作られる4桁の暗証番号は全部で1万通りであり、すべての人々がランダムに数字を選んでいる場合、ランダムな数字を入力してロックを解除できる可能
はじめに# データビジュアライゼーションとは,数値や文章などのデータに基づいた情報を,人間が理解しやすい形に視覚化する技術を指します. このサイトは,文化庁のメディア芸術データベース・ラボ(MADB Lab)で公開されている四大少年誌( 週刊少年サンデー, 週刊少年ジャンプ, 週刊少年チャンピオン, 週刊少年マガジン )のデータを用いて,データビジュアライゼーションの学習を手助けすることを目指しています. データビジュアライゼーション(に限らずデータ分析全般)の学習において重要なのは,分析対象のデータに興味を持てるかどうかです. 本書では約47年の四大少年誌のマンガ作品データを採用しているため,モチベーションを保ちつつ学習を進めることが可能です.
科学的発見が私たちに届くまでの伝言ゲームで、さまざまな誇張・曲解・誤解が注入されています。 いったい、どうやったら、この伝言ゲームに勝ち、信用できる科学的発見と、地雷とを見分けることができるのでしょうか? 『Science Fictions』という本がその参考になります。 この本は、アメリカのamazonで306人に評価され、☆4.6という高評価。 世界最大の書評サイトgoodreadsでは1925人に評価され、☆4.39という高評価。 日本のamazonでは31人に評価され、☆4.0と、中程度の評価(翻訳は良い)です。 この記事では、この本を元に、以下の2つの視点から、この問題と、その解決策を検討します。 〔問題の把握〕 科学的発見の流通システムにおいて、いかにして、発見が誇張され、曲解され、誤解され、流通し、最終的に私たち一般人がそれを信じてしまうのか、その全体像を把握する。 〔解決策
インターネット上の意見に政府の圧力がかかるのは70カ国中53カ国、監視干渉行為をしない国は日本を含めてたった4カ国。ネット上の自由に迫る「影」は着々と広がり続けています。その実情とは。長年情報通信政策に携わり、現在は大手プロバイダーのIIJ副社長である谷脇康彦氏の著書『 教養としてのインターネット論 世界の最先端を知る「10の論点」 』から一部を抜粋して紹介します。 インターネットはどう生まれ、どう使われてきたか 1960年代のインターネット草創期。インターネットの普及は世界の人々の間で情報や知識を共有することを促し、透明で民主的な社会の実現に貢献するという期待が利用者の間に確かに存在していました。これはインターネットの基本精神である「自律・分散・協調」という面に依拠するものでした。 具体的には、インターネットを構成するルーターなどの機器は民間の人たちが「自律」的、つまり自由に設置・運用し
本記事内容および公開データに対して多くのご意見をいただきまして誠にありがとうございました。 プロフィール更新のご連絡をいただきましたため、一部情報を更新しております。その結果、図4の企業ランキングにてLINEヤフー社が4位群に変更となりましたことご報告いたします。 ご意見・ご指摘いただきました方々、この場を借りて御礼申し上げます。 2024.01.26更新 本記事3行要約: ● Competition Grandmasterの総数で、日本が世界TOPに躍進!! ● 7ヶ月間で新たに15名の日本人Competition Grandmasterが誕生!! ● 企業別では、新たに4名のGMが生まれたPreferred Networks社が最多在籍!! *更新情報* 「Kaggle Master 分析レポート 2024版」を公開いたしました。 Grandmaster 分析レポートと合わせてご覧くだ
国連の推計によると2023年、インドは中国を抜いて、人口世界一になった。筆者は現在、インド第3の都市圏、ベンガルールに居住するが、どこからともなく集まってくる人の多さには、毎日驚かされる。日本の10倍以上の人口を擁するため、当然と言えば当然だが。 しかしそんな中、インドの合計特殊出生率の低下に警鐘を鳴らす記事を当地メディアが掲載した。7月11日の世界人口デーに合わせてのことだった。そう聞くと、「インドで少子化?」と意外に思われる読者も多いかも知れない。 そこで本稿では、データを基に解説していく。 この先40年は人口増が見込まれる まずは、インドの人口推移を見てみよう。 図1のとおり、1960年時点で、人口は4億4,083万人だった。それが2023年に14億2,202万人に達し、現在も大きく増え続けている。国連の推計では、インドの人口は2064年に16億9,704万人でピークを迎える。そのた
2023年5月の前回調査から半年の期間が経過した今回の実態調査では、生成AIに対する認知・推進度合いが大幅に向上し、生成AIの急速な普及を実感する結果となりました。一方で生成AI活用推進のモチベーションが「他社に負けないこと」にあることや、多くの企業が人材・ノウハウ不足に直面していることなど、新たな課題も見えてきました。また、半数以上の回答者が今後1年以内の生成AI本格導入を検討しており、生成AI活用による成果が問われるタイミングが訪れていることも明らかとなりました。日本企業が生成AIを効果的に活用し、国際的に競争力を持つためには、単なる業務効率化を超えた価値創造の模索やそのための業務プロセスそのもの見直し、人材の育成、ガバナンス体制の整備などが重要と考えられます。 はじめに 2023年5月に前回の実態調査を公表して以来、さまざまな生成AIのツールやアプリの登場、G7広島サミットでの広島A
国内最大級のAIポータルメディア「AIsmiley」を運営する株式会社アイスマイリーは、ChatGPTをはじめとする生成AIサービス活用推進の一環として生成AIのサービスをまとめた「生成AIカオスマップ 国内向けサービス」を2023年11月13日に公開しました。掲載数は258製品です。 生成AIカオスマップ 国内向けサービスを資料請求する ■生成AIカオスマップ 国内向けサービス こちらのカオスマップは、生成AIサービスを「チャットボット」「カスタマー」「マーケティング」「検索システム」「画像生成」「音楽生成」など11カテゴリに分類、マッピングしております。作成にあたり参考にしたサービスURL、ベンダーを記載した一覧表(Excel)は、カオスマップ資料請求後に、生成AIサービスの導入を検討している企業ご担当者様に無償でご案内いたします。 ■生成AIとは? 生成AIとは「ジェネレーティブAI
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米スタンフォード大学、米ノースウェスタン大学、米コーネル大学に所属する研究者らが発表した論文「Can large language models provide useful feedback on research papers? A large-scale empirical analysis」は、大規模言語モデル(LLM)が研究論文の査読を行えるかを調査した研究報告である。この検証のため、論文の査読を自動で行うシステムと、LLMによる査読コメントと人間による査読コメントとの間の共通点を探るシステムを開発した。 学術雑誌に投稿される研究
「○○コンクールで金賞」といった情報はワインなどの商品を選択する際に重要なポイントです。しかし、ベルギーの公共放送局「RTBF」が「有名ソムリエに最悪と評価された激安ワイン」のラベルを貼り替えて国際コンクールに出品する実験を行った結果、高評価を得て金賞を獲得してしまう事態が発生しました。 Médaille d’or pour une piquette à 2,50 euros : ça fait le buzz ! - rtbf.be https://www.rtbf.be/article/medaille-dor-pour-une-piquette-a-250-euros-ca-fait-le-buzz-11193070 ワインに関するコンクールは世界中で開催されていますが、各コンクールの評価がどれだけ正確なのかは分かりません。ベルギーの最優秀ソムリエに選出された経歴を持つエリック・ボッ
今月末、『よつばと!』の久し振りの新刊が出ますね。 よつばと! (13) (電撃コミックス) 作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2015/11/27メディア: コミックこの商品を含むブログ (146件) を見る 12巻が出たのが2013年3月上旬なので、だいだい2年9ヶ月ぶりの新刊となります。 ずいぶんと待った気がしますね。 で、ふと思ったのですが、最近「◯年△ヶ月ぶりの新刊!」的な触れ込みを、比較的多く目にするようになった気がします。ちょっと気になったので、「新刊が出るまでに掛かった時間」が長かったマンガをまとめてみました。いちおう基準として、1年半以上掛かったものを取り上げています。 三浦建太郎『ベルセルク』37巻:1年6ヶ月 ベルセルク 37 (ジェッツコミックス) 作者: 三浦建太郎出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2
A study by economists at the consultancy Deloitte seeks to shed new light on the relationship between jobs and the rise of technology by trawling through census data for England and Wales going back to 1871. Their conclusion is unremittingly cheerful: rather than destroying jobs, technology has been a “great job-creating machine”. Findings by Deloitte such as a fourfold rise in bar staff since the
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