暑い夏は、冷えたビールが美味さを増し、喉をうるおす。飲みたい衝動にかられても、流石に仕事中に飲酒することは「よくない」と自制する人がほとんどだろう。 しかし、ノンアルコールビールに手を出す人はいる。東京都内のIT企業で働くアカリさん(30代)の男性上司も、午後になるとプシュッと缶の蓋をあけ、グビグビ飲みながら「たまんね〜」と満足げにしている。冷ややかに見ていると「暑いんだから、これぐらい許してよ。そもそも酒じゃないし、合法でしょ」と言われたという。 就業規則で飲酒を禁止している会社もあるが、ノンアル飲料ならば許されるのか。山田長正弁護士に聞いた。 ●「就業規則違反」になる可能性も… ーーノンアルコール飲料を会社内で飲むことは就業規則違反となりうるのでしょうか。 外観や香りがビールそっくりのものであれば、他の社員へ悪影響を及ぼし、職場秩序や風紀を乱す可能性があります。また、社外からの来客があ
スイスの高級時計ブランド「OMEGA(オメガ)」のパロディー時計の商標「OMECO(オメコ)」が特許庁によって登録取り消されたことをめぐり、知財高裁でも、「卑猥」であり「公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある」として、登録取り消しが支持された。 この判決から約3カ月。OMECO側は一連の決定は、表現の自由を保障する憲法に違反しているとして、最高裁に上告している。 特許庁と知財高裁が登録取り消しの根拠とした商標法4条1項7号「公の秩序又は善良の風俗を害するおそれ」の解釈は漠然としており、最高裁で解釈を示すべきだというのだ。(編集部・塚田賢慎) ●OMECO訴訟の経緯 OMECO社は2020年8月、アルファベットの「OMECO」ロゴ商標を登録。OMEGA社から異議申し立てされて、特許庁は2021年12月に登録取り消しを決定した。 続いて、OMECO社が特許庁による決定の取り消しをもとめて裁
最近はタバコの吸えない場所が増えて喫煙者にとっては厳しい時代となっていますが、職場のタバコ休憩にも厳しい目が向けられています。弁護士ドットコムには「タバコ休憩の多すぎる社員がいる」という相談が寄せられました。 ●【相談】他の社員にも悪影響です ある契約社員の女性が、1時間に10分〜15分ほどタバコ休憩をしています。1日合わせると、休憩以外で1時間半ほどになります。社内に禁煙室があり、そこに入り浸ってスマホをみたり、事務所に聞こえるくらいの大きな声で大笑いしたりしていて、真面目に仕事をしている者からしたら不平等でやりきれません。 あの人は、好きな時間に好きなだけサボっているのに、私たちは真面目に仕事していて、やっていられない。はっきり言って辞めてもらいたい。他の社員にも悪影響です。所長に何度も訴えましたが、改善されません。 ●【回答】場合によっては懲戒の対象に(金井英人弁護士) そもそも「休
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