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文化と福祉に関するu-liのブックマーク (12)

  • 差別語の三相を見つめて適切に距離を取る - やしお

    小説を商業出版することになり、これまで自分で書いて見直すだけだったのが、編集者・校正者による校正・校閲のプロセスを初めて体験した。その過程で差別語・差別表現に関しての指摘を受けて、改めて自分の中での判断について少し整理しておきたいと思った。 ある言葉が持つニュートラル、ネガティブ、ポジティブの三相を同時に見ないと、「その言葉をここで使うのが適切か」は判断ができないけれど、三相のうち一面しか見なかったり知らなかったりすると正確に判断ができなかったり、話が噛み合わなくなったりする。 指摘を受けた点1 「発狂」や「狂人」に指摘が入った。 江戸時代に実在したという届出「発狂扱ひ」に言及した箇所に指摘が入った時はどうしようかとも考えて、「精神状態の異常による行動という届け出」と言い換えた。 明治時代に精神障害者が「狂病者」と呼称され、「狂」に否定的・差別的な意味あいが付与されてきた。1970年代に「

    差別語の三相を見つめて適切に距離を取る - やしお
    u-li
    u-li 2024/04/22
    “差別意識を正当化させるために見出された差異が、もはや差異として機能しなくなれば、本義としての用法に収斂し得る。ただしその場合でも歴史的経緯として差別語だった過去は残る”
  • 子どもが否定されたと感じる「一発アウト」の言葉

    宮口:では、どうすれば自分を正しく知る力を養うことができるのか。効果的なのはグループワークですね。数人のグループで互いを観察していると、だんだん自分がどんな人間であるかがわかってくる。そのプロセスを経験させることがポイントです。繰り返すうちに、自分のなかに「人を見て自分を知る」仕組みが構築されていくはずです。 明治以降「自分」という存在を考えるように 養老:たしかに自己評価というのは、非常に難しい。ロビンソン・クルーソーなら、自分はあってもなくてもいいけれど、社会では他人があるから自分もある。だから自己評価が必要になってくるのでしょう。 もっともこの間会った禅宗のお坊さんは、「仏教には、自分なんかありません」と言っていました。とはいえ「無我」というのは、「自分という実体はないけれど、関係のなかで認識できる」ことを意味しますから、「人を見て自分を知る」のは理にかなっていますね。 それにしても

    子どもが否定されたと感じる「一発アウト」の言葉
    u-li
    u-li 2023/03/09
    “大多数の人は本音を言えば、「素の自分なんか知りたくない。できれば目を背けていたい」” “「無我」というのは、「自分という実体はないけれど、関係のなかで認識できる」ことを意味します”
  • 混乱してる認知症のおばあさんにお手玉を渡したら、、?!~介護職が無意識にしてるケアの考察~

    ツチ @dotarou デイサービスご利用のおばあさん、認知症の見当識障害のため「あたし何で来たんだっけ?どうやって帰るの?」と混乱されていた。声が大きい方で周囲もザワザワ。スタッフが声かけするも耳が遠いので余計に混乱。そこで、私はダメ元で→ 2023-01-20 19:13:00 ツチ @dotarou フロアにあったお手玉を渡してみた。すると「あら懐かしい、ちょっとやらして」とお手玉し始めた、最初は失敗していたが思い出したのか、そのうち次々と技を繰り出し拍手喝采。 たまたまあったお手玉がその方の経験にヒットし、しばらくその方が主役となる時間が生まれた。ここまででなくとも、→ 2023-01-20 19:16:17 ツチ @dotarou チラシを用意しておいて、一緒にチラシで作るゴミ箱作りを誘うと、黙々とたたんで下さる。 混乱したときや、「もう帰るよ」と、おっしゃった時に言葉で説得する

    混乱してる認知症のおばあさんにお手玉を渡したら、、?!~介護職が無意識にしてるケアの考察~
    u-li
    u-li 2023/01/21
    探偵みたいだ“精度を上げるためには、やっぱり介護職は近代史の知識が必須。 その時代の共有体験、例えば東京オリンピック、万博”“風俗史、民俗史の知識もあるとヒットする精度があがる。これは介護職の引き出し
  • https://twitter.com/kanameyukiko/status/1543918632379375616

    u-li
    u-li 2022/07/04
    “風俗嬢を福祉に繋げるべき」みたいな意見が多い”“資本主義社会を前提とした労働市場における男女平等を目指すと、エリート女性しか助からない”“この問題にこそ、政治が切り込んでいかないといけない”
  • 自民党が提案し自ら潰した「LGBT新法」をめぐる「6年間の経緯」(松岡 宗嗣) @gendai_biz

    今国会で「LGBT新法」が議員立法で提出される予定だった。しかし、法案の目的や基理念に示された「差別は許されない」という文言などに自民党の一部議員が反発。法案提出が見送られた。 明日、今国会が会期末を迎える。自民党が提案した法案は明らかに不十分な内容だが、それでも「あった方が良い」と野党は若干の修正によって苦汁を飲んで合意し、さらには自民党内でも賛成議員が多かったにもかかわらず、自民党が自ら法案を潰すという結果になった。 さらにその議論の最中には、自民党議員による差別的な発言があったが、謝罪や撤回等の対応はなされていない。 東京五輪の開催が強行されようとしているが、東京大会で掲げられた「多様性と調和」というコンセプトの空虚さが際立つ。 なぜ法案は今国会提出に至らなかったのか。「LGBT新法」をめぐる動きについて、超党派LGBT議連が発足した6年前にさかのぼって、この間の議論の経緯を振り返

    自民党が提案し自ら潰した「LGBT新法」をめぐる「6年間の経緯」(松岡 宗嗣) @gendai_biz
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    u-li 2021/06/15
    “男女雇用機会均等法や障害者差別解消法、アイヌ新法などでも差別的取扱いの禁止は明記されている”“野党案も差別的取扱いが起きた場合などの刑事罰は設けていない”
  • 「クソでもいいから植えろ」ギャングスタ園芸家がロサンゼルスを変える | 園芸はコミュニティを守る抗議行動だ

    ロサンゼルス南部で野菜、花、果物を育てる“ギャングスタ園芸家”ロン・フィンリー Photo: Todd Williamson / Getty Images for Airbnb 黒人やラティーノが多く住む米ロサンゼルス、サウスセントラル地区に暮らす“ギャングスタ園芸家”ロン・フィンリーは、10年ほど前から道路の脇や空き地などでゲリラ的に野菜を育ててきた。 最初は「農薬まみれじゃないリンゴ1個買うのに45分も車を走らせなきゃならない」ことに対する彼なりの抗議行動だったが、いまではその活動はロサンゼルス中に広がり、数十のコミュニティ菜園が作られるまでになった。 英紙「ガーディアン」が取材した。 「俺は菜園に夢中になんだ」と、“ギャングスタ園芸家”として世界で知られるロン・フィンリーは言う。「朝9時に家を出て、気がついたら午後7時だ。畑仕事をしてると何もかも忘れる。みんな庭を耕すべきだ」 手入れ

    「クソでもいいから植えろ」ギャングスタ園芸家がロサンゼルスを変える | 園芸はコミュニティを守る抗議行動だ
    u-li
    u-li 2020/08/07
    ”住民のすべてがギャングだと思われることに、フィンリーは憤慨する。「あのいまいましいHBO映画みたいなもんとは違う””変化を起こすのは希望じゃなくて機会だ。政府や市はそれに金を使うべきなのに、やってねえ”
  • カッキー on Twitter: "手話界隈のTwitterをゆるく眺めてる人としては、「お、また、いつものやってるな」って感じだったけど、話題が大きくなったので、たぶん普段は手話とかかわりのない人の反応が結構あって、面白かったので、わたしも少し自分の言葉で語ってみたいと思います。"

    手話界隈のTwitterをゆるく眺めてる人としては、「お、また、いつものやってるな」って感じだったけど、話題が大きくなったので、たぶん普段は手話とかかわりのない人の反応が結構あって、面白かったので、わたしも少し自分の言葉で語ってみたいと思います。

    カッキー on Twitter: "手話界隈のTwitterをゆるく眺めてる人としては、「お、また、いつものやってるな」って感じだったけど、話題が大きくなったので、たぶん普段は手話とかかわりのない人の反応が結構あって、面白かったので、わたしも少し自分の言葉で語ってみたいと思います。"
    u-li
    u-li 2020/08/01
    “英語が、LとRの発音を間違えがちみたいに、やっぱ聞こえる人が手話をやると独特の癖がでるのよ。それを、どこまで許容するか”“当事者に「聞こえる人の手話の方が優れてる」って思い込ませるだけの抑圧があった”
  • 車いすの母とミャンマーに行ったら、異国の王様だと思われた|岸田 奈美

    2016年11月。 土埃と魚醤の匂いがするミャンマーの市場で。 私は立ち尽くしていた。 車いすに乗る母の背後には、何人ものちびっ子托鉢僧たちが、連なっていた。 逃げようとすれば、ついてきて。 そしていつの間にか、増えていて。 君たちは、あれか。ピクミンか。 母・ひろ実は困り果てた顔で「どうしよう」と、私に助けを求めた。 私は、見て見ぬフリをした。 私という人間は、理解できない状況に遭遇したら、たとえ実の親であろうとも迷いなく他人のフリができるんだなあ、としみじみ思った。 それはもう、全力で他人を演じた。 演技には自信がなかった私が、ミャンマーの地で、倍賞千恵子を彷彿とさせる名女優になった。 なぜ倍賞千恵子になったかと言うと、話は遡る。 とある仕事のご縁で、私たち親子が、ミャンマーへ招かれることとなった。 今だから言えるが、当時の感情は「ありがてえ」と「おっかねえ」が、ハーフ&ハーフだった。

    車いすの母とミャンマーに行ったら、異国の王様だと思われた|岸田 奈美
    u-li
    u-li 2019/10/23
    “困っていたら助けるけど、障害者と一緒に働いたり、暮らしたりって思う人は、ほとんどいない”“街でニューヨーカーたちが助けてくれなかったのは、冷たいからではなく”
  • なぜ日本では「世の中への報復」がテロリストではなく通り魔を生むか(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    人生がうまくいかないと感じる者が世の中に報復しようとするとき、海外ではテロリストになることが多いが、日では通り魔が生まれやすい多くの国と異なり、日では破壊衝動にかられる者が吸い寄せられる場がほとんどないことが、この差を生む孤立した通り魔の犯罪を予測・警戒することは、テロ対策とは異なる難しさを抱えている 世の中に一方的に報復感情を抱く通り魔的な犯罪が多発するなか、個人や家族が孤立しやすい社会のあり方がフォーカスされやすいが、これは諸外国と異なり「なぜ日ではテロが起こりにくいか」の裏返しでもある。 「社会への破壊衝動=通り魔」は多くない 5月28日に発生した川崎20人殺傷事件の衝撃が記憶に新しい間に発生した練馬での事件で、息子を殺害したとして逮捕された元農水省事務次官の熊澤容疑者は「息子が川崎の事件のようなことを引き起こすのではないかと危惧した」という趣旨の発言をしているという。 それほ

    なぜ日本では「世の中への報復」がテロリストではなく通り魔を生むか(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    u-li
    u-li 2019/08/10
    家族はもう限界です。情報共有にシフトしなよ“低所得、ひきこもり、メンタルな問題などはそもそも警察の担当ではなく、こうした問題を担当する社会福祉事務所などは治安機関との情報共有をほとんど想定していない”
  • ヤフコメの調査から見えてきた「嫌韓嫌中」など過度な投稿者たちの正体[橘玲の日々刻々](ダイヤモンド・ザイ) - Yahoo!ニュース

    エスノグラフィーは「参与観察」とも訳される文化人類学の手法で、「フィールドワーク」の方が馴染みのあるひとも多いだろう。典型的な研究は、アフリカや中南米、南太平洋などの伝統的社会に長期間滞在して、学問的に定型化された手法によって文化や慣習、ひとびとの日常などを記述するというものだ。 【詳細画像または表】 その後、エスノグラフィーの手法は先進国の社会に拡張され、黒人や移民などのマイノリティ、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)のような性的少数者のコミュニティが参与観察されるようになった。日では、1980年代の暴走族を参与観察した佐藤郁哉氏の『暴走族のエスノグラフィー』(新曜社)がよく知られている。 文化人類学者の木村忠正氏は、「偶然の巡りあわせに導かれ」1995年頃からインターネット研究に取り組むようになった。その過程で、ネット上のコミュニティを分析する際にも、エ

    ヤフコメの調査から見えてきた「嫌韓嫌中」など過度な投稿者たちの正体[橘玲の日々刻々](ダイヤモンド・ザイ) - Yahoo!ニュース
    u-li
    u-li 2019/03/23
    “「非マイノリティ」とは要するに「マジョリティ」のことだが、「マジョリティ」として十分な利益を享受していないと感じているひと”“人権についての主張を「弱者利権」「被害者ビジネス」と見なし”
  • やさしい日本語で 外国人支援を|NHK 関西のニュース

    u-li
    u-li 2018/12/11
    “外国人が必ずしも英語を話すとは限らず、むしろ、できるだけやさしい日本語を使うほうが意思疎通がしやすい” “「避難の呼びかけ」は「あんしんなばしょへいきましょう」”
  • いじめられっ子漫画家 山田花子の『隠蔽された障害』をめぐるレポート - Underground Magazine Archives

    いじめられっ子漫画家 山田花子の隠蔽された障害 虫塚虫蔵 (追悼号となった『ガロ』1992年8月号) 面識がないのに、過去のどこかで関わった存在。見て見ぬふりして、無理にも顔をそむけたその存在。つまりこの人は、弱者にとって忘れられない存在だ。(文庫版『自殺直前日記 改』西村賢太の帯文より) 1.はじめに 2.山田花子の生涯 2-1.幼少期~小学生時代 2-2.中学入学後~投身自殺 3.隠蔽された障害の正体 4.「表問題児」と「裏問題児」 4-1.差別的感覚と被差別的感覚の同居 4-2.いじめられっ子でいじめっ子 5.書の問題点 山田花子プロフィール 寄稿/山田花子「自由(ラク)に生きる方法(ヒステリー治療によせて)」 解説/根敬「マリアの肛門を見た女」 解説/手塚能理子「姿優しく色美しく」 解説/阿部幸弘(精神科医)「ぎゅうぎゅう詰めの空っぽ」 寄稿/蛭子能収「それでは山田花子さん、さ

    いじめられっ子漫画家 山田花子の『隠蔽された障害』をめぐるレポート - Underground Magazine Archives
    u-li
    u-li 2018/09/26
    “山田花子の「隠蔽された障害」を明らかにするものだったが、それが皮肉にも著者と遺族の間で齟齬を招き、絶版”“人と人との分かり合えなさ」の帰結がこれだったとしたら、もはや本書という存在自体が残酷”
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