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SFに関するtanorityのブックマーク (6)

  • 数学と物理学と哲学が交錯し、どこまでもスケールする超遠距離恋愛SF──『不可視都市』 - 基本読書

    不可視都市 (星海社FICTIONS) 作者:高島 雄哉発売日: 2020/03/15メディア: 単行(ソフトカバー)この『不可視都市』は知性に関する3つの定理を解き明かす過程で「物理的に世界を変質させていく」様を描き出した、『ランドスケープと夏の定理』でデビューした高島雄哉最新作。東京大学理学部卒、その後に東京藝術大学を出て、今は小説家兼アニメやゲームなどのSF設定考証をつとめる異色の経歴を持つ著者だけれども、今回もそのバックボーンを活かすように、数学と物理と哲学が交錯し、「数学が世界を書き換えていく」様を描き出していく、超ド級のSFに仕上がっている。 世界観とか 2109年の22世紀、20世紀中盤、21世紀の後半と3つの年代と登場人物の物語が並行して語られる作だが、中心となっている概念は書名でもある〈不可視都市〉だ。発端は2108年のこと、突如世界各国の兵器の根幹である致死性自律兵

    数学と物理学と哲学が交錯し、どこまでもスケールする超遠距離恋愛SF──『不可視都市』 - 基本読書
  • サクラエディタ GitHub 移行 - clock-up-blog

    概要 日製 OSS のテキストエディタである サクラエディタ はずいぶんと前から SourceForge.net 上で Subversion 管理されている。 ずいぶんと長い間サービスを継続していただいている SourceForge に感謝の念は尽きない。が、今の時流としては SourceForge による Subversion 管理を続けるよりも、機会があれば GitHub 側に移行したほうが機能追加や修正等のプルリクエストを受け付けやすくなり、品質の向上に繋がるのでは、というのが自分の所感。 今回はコミュニティに対しては事後承認的な形で、サクラエディタ V2(UNICODE版) 部分のリポジトリを GitHub に移行してみる。 コミュニティの承認が得られれば今回の GitHub 移行を正式なものとみなし、更なる整備を進めたい。 移行結果(コミュニティの承認待ち) 移行元: http

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  • 魔術世界×プログラマ×中東──『無限の書』 - 基本読書

    無限の書 (創元海外SF叢書) 作者: G・ウィロー・ウィルソン,引地渉,鍛治靖子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2017/02/27メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る飛び抜けた海外SFが現れたものだ。世界幻想文学大賞を受賞した書は、中東の専制国家である〈シティ〉を舞台として、若きプログラマが世界を変えうる力を持つ書を手に入れてしまい、大きな騒動に巻き込まれていくSFファンタジィである。 中東を舞台にしたSF 中東を舞台にしたSFは珍しく、まずそれがおもしろい。 中東での女性の地位の低さの問題。宗教的なものから風刺的なものまで徹底的なネットへの監視体制を敷くことができる検閲局の技術力と、まともな郵便システムさえも整っていない伝統と革新がごた混ぜになった状況。血縁をめぐる問題、西洋への意識──などなど、中東でなければ出てこない問題意識がてんこ盛りで、それが見事

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    tanority
    tanority 2018/05/01
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  • アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が死ぬほど面白いという話【GW推薦図書】

    ちょっと長文になりますが、海外SF小説の話をさせてください。 しんざきは数ある小説ジャンルの中でもSFを偏愛しておりまして、特にちょっと昔の海外SF小説が好きです。 作家で言うと、大好きなのがレイ・ブラッドベリ、オースン・スコット・カード、R・A・ラファティの3人でして、この3人の作品については(少なくとも邦訳されているものは)あらかた読んでいる筈です。いわゆる作家読みです。 ただ、そういう「大好きな作家」という枠組みとは別に、純粋に自分が面白いと思うSF小説を5作選べと言われれば、最低2冊が割込みで入ってきます。 一冊は、J・P・ホーガンの「星を継ぐもの」。私はこの作品を、およそ「古典SF小説」という枠組みの中では一、二を争う大傑作だと思っていまして、ちょうど去年の今ごろ、「星を継ぐもの」の紹介を書かせていただきました。この記事です。 SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作であ

    アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が死ぬほど面白いという話【GW推薦図書】
    tanority
    tanority 2018/05/01
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  • #女の子 量子力学式 真 宇宙戦争 - 人間プラモのマンガ #漫画 #創作漫画 #オリジナル漫画 - pixiv

    とにかくスケールのでかい漫画を描きたかったのよ

    #女の子 量子力学式 真 宇宙戦争 - 人間プラモのマンガ #漫画 #創作漫画 #オリジナル漫画 - pixiv
  • 二次元世界の住人から、三次元はどう見える?──『フラットランド たくさんの次元のものがたり』 - HONZ

    作者:エドウィン.アボット・アボット 翻訳:竹内 薫 出版社:講談社 発売日:2017-05-12 フラットランド。そこは二次元の世界。立体が存在しない、いわば紙の上の世界だ。 そんな世界にも住人は存在する。まず女性は直線で、兵士や下層階級の労働者は二辺の長さが等しい三角形。中産階級は正三角形と、それぞれ形で身分が決定されている──そんな特殊な世界を描きながら、自身の今いる次元の世界から、一つ上、あるいは下の世界がどのように見えるのかを物語として描き出したのが、書『フラットランド たくさんの次元のものがたり』だ。 原書が出版されたのは1884年のイギリスである。当時は評価されなかったというが、「二次元世界の住人」という架空の視点を導入することで次元の質をついた内容が、アインシュタインの相対性理論発表以後、再評価された。書はその日語新訳版である。百年以上前のじゃん! と思うかもしれ

    二次元世界の住人から、三次元はどう見える?──『フラットランド たくさんの次元のものがたり』 - HONZ
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