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2013年07月27日21:47 僕が聴いた講演や会った人のはなし依存のはなし 松本俊彦先生の講演を聴きました!「アディクション問題の理解と援助 薬物依存をどのように捉え、治療するか」 きょうです。 本日は聴講録です!松本俊彦先生!きょうクリいんちょうブログ、なんと5回目の登場です。 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556松本俊彦先生講演、聴くのは今日で5回目。何回聴いても飽きないし、勉強になる。精神科一年目のときに、聴いておけば、僕の臨床も違ったものになっていたかもしれない。「先生よお。俺、松本俊彦本読んどきゃ良かったかな…」「今からでも遅くないぞ!」ってスクールウォーズ思い出した。2013/07/27 21:01:59 今回は、100分間、松本俊彦先生喋りっぱなし!たぶんセミナーや講演3回分くらいの価値があったとおもいます。 患者さんが、診察室で覚せい剤を使ったと告白したら、
2013年06月25日18:01 社会論 岩手県議さんの死について思うこと。 きょうです。 なんともやりきれない悲しいニュースです。 岩手県議:小泉氏死亡、自殺か 病院非難でブログ炎上 (毎日jp)このニュースをみて、ネットで炎上して叩かれて怖いなーとか、叩く方もそこまでしなくても、とか、いろんな感想があることでしょう。 ただひとつ言えるとすれば、ネット炎上が自殺の原因と断定することはできないということ。 自殺の原因は、一対一に断定できるものではなく、複合的な要因が絡み合って起こっています。 もちろん、ネット炎上がトリガー(引き金)になったのかもしれませんが、ほかにもいろんな問題があったのではないでしょうか。 自殺の多くは、精神疾患がベースにあり、そのほとんどが診断されていない、というデータもあります。 想像にすぎませんが、ぼくはこんなふうにつぶやきました。 きょうクリいんちょう@児童精神
2013年05月30日23:15 ADHD・発達障害のはなし社会論 「ADHDは作られた病である」ことへの反論 きょうです。 こんな記事がありました。 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556反論はブログにまとめる予定。そもそも87歳で今の臨床を知らない医師の言う事にどんだけの説得力があると言うのか。過去の実績があったにせよ。<ADHDは作られた病であることを「ADHDの父」が死ぬ前に認める - GIGAZINE http://t.co/fId9Mi9NN62013/05/30 13:23:35 まあこの人が「ADHDの父」っていうのは、僕は初めて聞きましたし、勝手に認められても困るんですが…そもそも、発達障害を取り巻く状況はこの十数年でかなりの変化を見せています。 「発達障害が増えている」というのは厳然たる事実です。 ただし、それには以下のような可能性があります。 「診断概念が拡
2013年05月19日21:26 社会論 離婚はしていいものです。 きょうです。 日々外来の中では、さまざまな患者さんが来られ、ひとりひとりそれぞれの悩みに向き合っています。 僕は児童精神科医としての「児童思春期外来」と、それから一般臨床精神科医として、おとなの一般外来もおこなっています。 開業当初は、子どもの外来診療日とおとなの外来診療日をわけていたのですけど、8年もたって患者さんが増えてくると、さすがに混在する日が多くなってきました。わけていては回っていかないというか。 さて、そんな開業当初のおとなの外来診療日、クリニックでは結構とまどいました。なにせ女性が多い。平日午前など、ここは婦人科外来か、っていうほど女性の患者さんばかり。開業する前は大学病院で働いていたのですけど、大学病院と一般のメンタルクリニックでは、やっぱり患者層が違うのですよね。 大学病院では統合失調症とか精神病圏の人も
2013年04月15日16:58 僕が聴いた講演や会った人のはなし思春期のこころ 松本俊彦先生の講演を聴きました!「トラウマと『故意に自分の健康を害する』行為 -見える傷の向こう側」 きょうです。 本日も、昨日のSeeding Hope設立記念講演の続きです! 昨日の記事はこちら。 Seeding Hope 設立記念講演、白川美也子先生と松本俊彦先生のお話を聴いてきました! 昨日は白川美也子先生の聴講録録でしたが、本日は松本俊彦先生の聴講録をアップします! 「トラウマと『故意に自分の健康を害する』行為 -見える傷の向こう側」 思春期の1割は自傷経験がある。自傷する若者の特徴・飲酒・喫煙・薬物の誘いを受けた経験者が多い・自尊心が低い・摂食障害の傾向が認められる・セックス経験者・避妊しない者が多い・大人は信用できないと考えている者が多い・自殺系サイトへのアクセス経験者が多い 中高生への講演で、
2013年03月22日22:11 ADHD・発達障害のはなしくすりのはなし 値段から見たアトモキセチン(ストラテラ)の処方戦略 きょうです。 講演や、執筆原稿の中で、最近はかならず「お金のはなし」をするようにしています。 って自分が講演料いくらもらえるかとか執筆料とかそういう話でなく、医療経済の話です! 院外処方で診療しているクリニックでは、クリニックでの窓口負担にだけ、医療側は意識をするのですけど、患者さんからすれば、クリニックで払うお金と薬局で払うお金の合算が、医療にかかったお金ですから、どれだけ患者さんの財布に優しい治療をするか、ってことも大切です。ただし、これは短期的な見方をしてはいけません。 たとえば、たとえ1回にかかる治療費が高かったとしても、その結果生活が改善し、長期的にみればベネフィットの方が短期的な負担を上回ることもあるのです。 僕はこのような視点を意識していますし、社会
2013年03月20日23:09 ADHD・発達障害のはなしくすりのはなし 「コンサータ錠18歳以上の成人期への適応追加承認申請」のニュースを受けて、専門家としての所感。 きょうです。 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556ついに!申請段階でまだ処方はできませんが RT @afcp_01: 36mgの剤型追加の申請も。 / “注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬 コンサータ®錠18歳以上の成人期への適応追加承認申請 | ヤンセンファーマ株式会社” http://t.co/4fPIpUqiAa2013/03/19 20:48:30 きょうクリでも、徐放型メチルフェニデート、つまりコンサータの臨床治験を行っていました。治験は二重盲検の短期治験と、実薬による長期治験からなるのですけど、つい先日長期治験が、きょうクリでは全員終わったところです。依存性の有無についてのチェック項目もあり
2013年03月18日21:31 ADHD・発達障害のはなし ギリギリにならないとやらない、ADHDの「先延ばし特性」について考えてみた。 きょうです。 ADHDのひとには、「期限ぎりぎりになるまでやるべき課題を先延ばしにしてしまう」という特性があります。 そんなん普通の人でもよくあるよ、と言われるかもしれませんけど、まあたくさんある症状特性のうちのあくまで一つということです。 これって、裏を返すと 「期限ギリギリでもなんとか仕上げてしまう」ということなんですよね。 で、もっと言えば 「期限の無い仕事はとことん先延ばしにしてしまう」ということでもあります。 僕自身がADHDの特性を持っていることは散々書いていますけど 一番最初の本「児童精神科医が教える子どものこころQ&A70」は企画してから3年くらいかかりました。 本の出版って、ホントに期限が無いのでどこまでも先延ばし出来てしまうんです。
2013年03月17日23:23 心理学・心理療法 EMDRトレーニング、修了しました! きょうです。 金曜日から三日間、三宮の神戸国際会館で行われていたEMDR Part1トレーニング、無事に修了しました! 日本EMDR学会にも入会しました。 これで月曜から、臨床現場で使えることになります。 ただし、患者さんやクライエントさんに無理やりEMDRをはめこむのでなく、あくまで自分の持てる技法の一つとして、使っていきたいと思います。 ファシリテーターとして、僕のグループを担当していただいた福井義一先生の言葉が、印象に残っています。 EMDRの意図をつかむこと。 表面の方法にとらわれない。 なぜそうするのか、を考える。 EMDRは、「未完了の情報処理を完了させる」ことに意味がある。 tapping(クライエントさんに両手を膝の上においてもらい、セラピストが交互に指でタップする。コンタクト装着や、
2013年03月16日22:54 なんてことない日記 精神科医療に偏見を持っているのは実は医療関係者かもしれない。 きょうです。 EMDRトレーニング頑張っています! きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556EMDRトレーニング第二日だん。実習が濃すぎ。セラピスト役、クライエント役、観察役それぞれで45分ずつ!頭が疲れました。なので、ジムに行って身体を動かそうと思います。明日もあるのだ…2013/03/16 18:33:02 さて、トレーニングの休憩中、ツイッターでこんな記事を読みました。 いちは@Willway_ER精神科や心療内科を標榜しているクリニックのうち、半分近くが他科専門の医師。また、なんと全体の2割は精神科でのトレーニングすら受けていない。「精神科」とだけ書かれた看板の病院に行くのは気がひけるかもしれないが、このことは知っておいて。 http://t.co/DYORN
2013年02月21日22:56 ADHD・発達障害のはなしくすりのはなし ADHD治療薬、ストラテラを処方して現段階での使用感について きょうです。 去年8月にADHDの治療薬、ストラテラが成人にも適応をとり、半年が過ぎました。 僕も何名かの患者さんに処方し服用いただいていますが、現段階での使用感について書いてみます。結論から言えばADHDの各種症状で悩まれており、数々の自助努力や環境調整でも上手くいかない方は、服用を試してみる価値がある薬であると思います。 落ち着きの無さなどの多動症状や、集中困難・注意散漫など不注意症状、双方に効果がでる印象です。ただし、多動・不注意混合型の方の場合、両方に効くのか、どちらの症状に効くのか、服用前に予想することは困難です。 というか、ストラテラに限らずどんな薬でも、事前に効くか効かないかを見極めることなど不可能です。「飲んでみないとわからない」というの
2013年01月11日23:27 社会論思春期のこころ なぜ熱血恫喝指導がはびこるのか。いま大人たちがすべきこと。その2 きょうです。 昨日の記事の続きです。大阪のバスケ部の不幸な事件について。 なぜ熱血恫喝指導がはびこるのか。いま大人たちがすべきこととは。その1。 人間は集団性の中で生きていかねばならない。凝集化し、密閉化された集団の中では、おかしなこともいつしか当たり前のこととしてまかりとおり、だれも疑問を呈せないまま時がいたずらにすぎゆくことはままあります。今回の暴力のように。思春期部活動の熱血恫喝暴力指導がまかりとおってしまうのは、「期限」があるからです。卒業という。 人間は、期限があれば結構耐えれてしまう生き物です。 期限は、辛いことを耐えるという意味ではある意味良薬でもあるのですが、一方劇薬でもあります。 おとなになって思春期時代をいつしか振り返ったときに、「あの時はそうとう無
2013年01月10日22:20 社会論思春期のこころ なぜ熱血恫喝指導がはびこるのか。いま大人たちがすべきこととは。その1。 きょうです。 大阪の某高校で、部活動顧問教師に暴力を振るわれた高校生が自殺するという、本当に痛ましい事件が起こってしまいました。 自殺の原因は暴力だけとは断定できませんが、決して無関係ではないでしょう。そして、今回の教師による「指導」という名のもとに行われる暴力というのは、氷山の一角ではないかと思わざるをえないのです。 暴力や恐怖で人を支配するというのは、効果は絶大です。 また、人格的に純粋で未完成な思春期の子どもたちにとっては強烈な刷り込みとなって、指導する側からすればこれほどやりやすい手法はないのでしょう。 しかし、はっきりいいます。これは間違っています。 精神科医、臨床心理士はさまざまな治療技法を持ちます。僕たち専門家が一番大切にするのは、「効果の強さ」では
2012年12月20日21:01 社会論ADHD・発達障害のはなし 精神医学の専門家としてどうしても言いたいこと。 きょうです。 最近ツイッターやフェイスブック でタイムラインやウォールをにぎわしている話題のひとつに、反精神医学問題があります。この話題をとりあげるのに、僕は迷いました。 なぜなら、専門家が実名で真正面からこの問題と取り組むにはリスクが大きすぎるからです。 しかし、日々ツイッターやブログで時事問題などもとりあげている専門家としては、黙って見過ごすわけにもいかない。どうしてほかの専門家や学会は、何も言わないのでしょうね。 たとえオカルトと言えるような団体からの批判でも、真摯に向き合って、専門家として何らかの意見表明をすることは大切なことです。 ただ、一個人として僕があえて火中の栗を拾うことをしても仕方ない。 なので、ここではざっくり抽象的に話をしたいと思います。 特定の人や団体
2012年12月12日22:09 犯罪精神医学的にも未曽有の大事件、真相は闇の中に・・・ きょうです。 毎日ブログ更新、本日は時事ネタを。MSN産経ニュースからオフィシャルに記事を転載できるというので、テストがてら更新してみます。 まあ、集団洗脳というか、未曽有の大事件も、容疑者の死亡によって真相は闇の中になってしまいました。 精神医学には様々なジャンルがあって、(僕の専門は児童精神医学ですが)犯罪精神医学というのもあるのです。池袋通り魔事件とか、某附属小学校児童殺傷事件などが、研究の対象となってきました。 犯罪精神医学の大家、福島章先生曰く、「ケーススタディは、犯罪精神医学の基礎」だそうです。 今回の事件も、まちがいなくケーススタディの対象となったことでしょう。 しかし、首謀者とされる容疑者の「不可解な死亡」で、真相は永遠に闇の中となってしまいました。 そもそも本当に自殺であったのか、僕
2012年12月05日21:00 僕が読んだ本(や観た映画)の話認知行動療法 「山上敏子の行動療法講義with東大・下山研究室」を読んでみた。 きょうです。 毎日一生懸命、そしてぼちぼち生きております。 事業も 頑張っております。臨床心理士さんとの協同作業、どんどんやります。 さて、この数日、「死」について考えさせられることが多かったですね。 トンネルの崩落事故、 中村勘三郎さんの早すぎる死去。 僕たちが当たり前のように思っている「生」は、実は偶然の連続から成り立っていると感じています。 生まれるという事そのものが、偶然ですものね。 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556今年は死について考えることが多かった。自分もいつか死ぬ。後悔しないように一日一日を精一杯生きよう。僕はある時からそう決めたので、いつかやりたいなあと思ったことは、絶対やることにして、今に至る。やらないで後悔するの
2012年11月25日23:14 社会論依存のはなし 酒井法子さんの復帰会見を見て思う。薬物依存からの再生に必要なこと。 きょうです。 今日は、神戸や大阪など各地でマラソン大会が行われたようで、僕の友人知人もたくさん参加していました。去年は神戸マラソンのクォーターに出場したのですが、今年は11月の中土佐タッチエコトライアスロン大会でオフにしたので、フェイスブックやツイッターでの応援に専念しました。 で、ウォールをみていますと、女優の酒井法子さんが復帰されたようで、その話題もちらほらありました。僕もツイッターで情報発信をしたのですが、どうも彼女の復帰には否定的な意見が多かったようです。 まず、僕のツイートから。 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556意思の力では、薬物は断てない。人間は弱いから、ピアサポートなど継続した関わりが必要と思うのだ。<カウンセリングなどは受けていないという
2012年11月06日20:48 仕事術・整理術ADHD・発達障害のはなし ADHD特性を持つ自分的スケジュール&タスク管理術。 きょうです。 来年の手帳が発売されていますね。 本屋さんや文具屋さんで手帳が販売されだすと、ああ、年の瀬だなあと感じてしまいます。 僕も大学生の時から、手帳でスケジュール管理して 毎年手帳を買い替え続けていました。 でも、この二年は手帳を買っていません。ディスカヴァーさんの朝活手帳は買いましたけど、スケジュール管理としての手帳は、この二年はまったく使っておりません。そもそもADHD特性バリバリの自分としては、手帳は忘れたらアウトです。幸い、手帳や財布は無くしたことがありませんが、忘れるとどうしようもないですよね。 2010年に、大和西大寺きょうこころのクリニックの開院準備をし始めてから、スケジュール管理がかなりシビアになってきました。そこで、ウエブでの管理に移行
2012年10月28日00:22 僕が聴いた講演や会った人のはなし認知行動療法 越川房子先生の「マインドフルネス認知行動療法」講演を聴きました! きょうです。 本日は聴講録! いまトピックスのマインドフルネス認知行動療法について、聴講したので報告します。 講師は早稲田大学教授の越川房子先生。 まず最初に驚いたのが、そのお姿。全然知らなかったので。 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556補足)越川房子先生美人教授すぎワロスw 想像と全く違った!2012/10/27 23:03:26 マインドフルネス認知療法は、第三世代の認知療法と呼ばれているものです。まさしくいまトピックスなわけですが、とりあえず僕は本も何も読んでいなくて、はじめて勉強させていただきました。 ツイッターでの連続ツイートを引用しつつ、まとめたいと思います。 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556マインドフル
2012年10月26日19:59 なんてことない日記ADHD・発達障害のはなし 僕がADHD特性を持ちながらも、医師になれた理由。 きょうです。 患者さんとの診療では、日々気づかされるこどばかりです。 彼ら彼女たちにすれば、僕は治療者で、治療してもらうという受動的な立場かもしれませんが、実は僕自身が彼ら彼女たちから多くのことを受け取り、学んでいるのです。 また新しい気づきがあったので、ちょっと書いてみましょう。僕がADHD特性を持つのは、これまで出版した三冊の本の中でも散々述べました。 PHP研究所から出版した「他人とうまくいかないのは、発達障害だから?」の最後から紹介しましょう。 おわりに はじめにでも書いたように、多くの精神科医は「おとなの発達障害」の診療を避けています。そんな中、なぜ僕はここまで「おとなの発達障害」臨床に惹かれるのでしょうか? それは、多分、自分にも発達障害の特性、A
2012年10月05日12:58 くすりのはなし治験の話 治験のお話続き。なぜ僕は治験を実施するのか。 きょうです。 前回記事では、薬の開発、治験についてお話ししました。 本日も、続きです。生々しい話になります~^^; 臨床治験に取り組んでいる病院やクリニックはたくさんありますが、大体が通常の外来診療をしながら、平行して臨床治験をしています。 この前、某製薬会社で開発担当医師をしている方と話をした時、興味深かったので少し紹介します。 その方はアメリカで数年勤務されていたのですが、アメリカと日本の治験事情は若干異なる。 アメリカでは、治験専門の病院がたくさんあるようです。 で、「なぜ日本ではそういうのがあまり無いのでしょうか?」 と質問されました。 僕の答え。「治験、そりゃ外来診療と比べて大きな利益がないからでしょう」 協力いただいた患者さんには、治験協力費といって1回の来院ごとに費用をお支
2012年10月02日00:01 ADHD・発達障害のはなしくすりのはなし ADHDの治療薬「ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)」が、成人に適応拡大となって現状の雑感いろいろ(その4) きょうです。 10月になってしまいました。 もう今年も残りあとわずかですね。 ADHDの治療薬、ストラテラの話のつもりが延々リタリンとコンサータの話をしていました。 とりあえず、このシリーズも本日で一旦おしまいにしますね! 2008年から、コンサータ(メチルフェニデート)が18歳未満のADHDに対して使用できるようになりました。 そして、作用機序が違うもう一つの薬が 2009年、発売されました。 それがストラテラ(アトモキセチン)です。 注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬「ストラテラ®」(一般名:アトモキセチン塩酸塩)製造販売承認取得 (イーライリリーウエブサイトより) ストラテラ®は従来のAD/HD
2012年09月13日18:22 ADHD・発達障害のはなしくすりのはなし ADHDの治療薬「ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)」が、成人に適応拡大となって現状の雑感いろいろ(その1) きょうです。 毎週木曜日のブログ更新、本日も順調に アップです! 自分に課した約束なので、頑張ることができます。 いつでもいい、という自由度の高いタスクは、一見柔軟で良い様に思えるかもですが、僕のようなADHD傾向のある人には大きなハードルとなるのです。 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556自分に課した約束、毎週木曜日のきょうクリいんちょうブログ更新、頑張ろう!継続した約束を増やしていければ、自分は大きくなっていける。日々の診療も、患者さんとの約束だもんね。自己実現は、約束の繰り返し、約束を増やすことの結果ということに気付いたのです。さあ、書くぞ!2012/09/13 17:30:52 また、「
2012年08月23日23:45 僕が聴いた講演や会った人のはなしうつ病のはなし 混沌としている気分障害概念について、わかりやすくまとめられた徳山明広先生の講演を聴きました。 きょうです。 一週間は早いですね。 今日は木曜日、そうです、木曜日は「きょうクリいんちょうブログ更新の日」です! やっぱり決まった日にブログを更新するの、いいかもしれない。 これが無かったら本当にずるずるいきそうですものね・・・ 本日は、僕が聴いた講演の話、シリーズです。 徳山明広先生の講演です。うつ病概念の混乱、気分障害の概念についてまとめられたお話で、ものすごく腑に落ち、かつ知識が整理されたお話でしたので紹介したいと思います。 徳山先生は実は奈良県立医科大学の同門です。大学助手や精神保健福祉センター所長などを、本当に若いうちから務めてきたキレモノなんです。彼の視点には面白いものがあって、ぜひ論文や本を書いてほしい
2012年06月28日23:51 うつ病のはなし社会論 新型うつは、もっと治療論が語られるべきだと思う。 きょうです。 今週は運動強化週間です。日曜にグリーンピア三木でトライアスロン大会に参加し、無事に完走したのもつかの間、昨日はきょうクリ水泳部の練習。昨夜はおかげで疲れて泥のように眠れました。 そして次の日曜日はびわ湖でまたまたトライアスロン大会です。ぼちぼち頑張りたいと思います。 どれだけ忙しくても、洗顔や歯磨きは欠かさないように、行動は「無意識レベルの習慣化」までいけばしめたものですよね。運動もブログ更新も、ちょっとずつ「習慣化」されつつあります。しないと気持ち悪いって感じでしょうか。 今日は、最近特集をみないことはない「新型うつ」について、ちょっと書いてみました。最近のメディアでは、ものすごい勢いでとりあげられています、「うつ」「新型うつ」。 週刊東洋経済 6月11日号 表紙です。
2012年06月22日15:06 ADHD・発達障害のはなし ADHD的特性との上手な付き合い方。自己体験を通じて考えてみた。 きょうです。 おかげさまでブログランキングが病院・診療所部門で一時期3位! まで上がりました! わー!ぱちぱち。 ブログランキングって何?って方はこちらを押せば出てきます! ぽちっと押していただければ嬉しいです☆ 今日は記事の途中に入れてみましたm(_ _)m できるだけ毎日更新してみよう、ってモチベーションがどんどん湧きます。 アウトプットの種を探すとちょっと日常にも張りが出ますね。 ツイッターでも、随筆的に思考の垂れ流しとして「連続ツイート」に挑戦、はじめました。 ひとつのつぶやきに140文字の制限があるツイッターで、一つのテーマにそって連続的・即興的にツイートしていくとというもの。なんだか思考が鍛えられる気がします。気がするだけじゃ困るんですけどね。 本日は
2012年06月21日10:01 講演・取材記録ADHD・発達障害のはなし 「おとなの発達障害」診療で気をつけたいポイントについて。若手精神科医のみなさまに講義してきました! きょうです。 梅雨も本格化してきましたね。 じめじめしますが、 雨が降っている中、家でぼーっとするのも結構僕は好きです。 天気には晴れも雨もあって、作物も育ちますし、物事は良いことも悪いことも考え方一つで変わります。そしてすべてがすべて自分のおもうどおりにいく人生などありません。だからささやかな良いことをひとつひとつ喜んでかみしめて生きていきたいものです。人間は悲しいつらい記憶ほど残り、嬉しい記憶は簡単に忘れてしまうものですから・・・ さて、若手精神科医のみなさまに、講義する機会をもらったので、内容を簡単にまとめてみました。! 今回は、ナル活精神科医 西井重超先生の企画でした! きょうクリいんちょう@児童精神科医@k
2012年06月16日00:34 僕が聴いた講演や会った人のはなし依存のはなし 松本俊彦先生による自殺予防研修を受けました。「自殺念慮者と自殺未遂者への対応」 きょうです。 きょうクリいんちょうブログがヤバいです。きてます・・・ *サイパブ@psypub公式マトメ(http://t.co/2VRTIlN5)を追加しときましたよ! 「「“薬漬け”になりたくない~向精神薬をのむ子ども~(NHKクローズアップ現.. http://t.co/rYd7mTxV2012/06/15 18:05:14 NHKクローズアップ現代で問題提起された子どもへの薬物療法。 専門家たち、また一般の方々も番組制作にさまざまな意見を呈しました。 上記リンクに、まとめられています。 各所に僕のブログ記事『NHKクローズアップ現代「“薬漬け”になりたくない ~向精神薬をのむ子ども~」を視聴して、一児童精神科医として言いたい
2012年06月14日01:23 くすりのはなし社会論 NHKクローズアップ現代「“薬漬け”になりたくない ~向精神薬をのむ子ども~」を視聴して、一児童精神科医として言いたいこと。 きょうです。 ここ数日、物議を醸したNHKクローズアップ現代の「“薬漬け”になりたくない~向精神薬をのむ子ども~」が放送されました。 一児童精神科医として番組、ひいては今回の騒動をまとめたいと思います。きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556今から帰宅。クロ現、まとめスレも総括もある程度されてるようなのでもういいかな。自閉症のキレーションのときもそうだったけど、放送網にのってお茶の間に届くとジエンド。そこまでになんとかしたかった。まだ見てないけど、NHKよりフォローフォロワーさんの方がソース的に信じれるからね…2012/06/13 23:29:53 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556NHK
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