昨今、「オファリング・ビジネス」 という言葉が、SI事業者界隈で、聞かれるようになりました。これは、お客様個別の要望に応える「受託開発」ではなく、自社のサービスをお客様に提案(オファリング)することでビジネスを生みだすことを意味する言葉です。 クラウド・サービスの充実や生成AIの機能向上で、工数需要に伸び代はなくなりつつあります。また、これらツールの充実は、ユーザー企業の内製化を拡大させていくでしょう。また、変化が速く予測できない社会に対処するには、システムの開発や改修のスピードを加速しなければなりません。外注に依存する従来のやり方では、これに対処できないことは明白で、これが内製拡大の機運を高めています。 また、慢性的な「エンジニア不足」は、工数の確保を難しくしており、これまでと同じやり方で収益の拡大を目指すことは、できません。このような、事業環境の変化に対処するために、「オファリング・ビ