ブックマーク / courrier.jp (12)

  • フランスが漫画大国になった歴史を「仏紙の40年の報道」から読み解く | フランスに根付くまでの40年間

    フランスでも非常に人気が高い日のマンガ。その評価は初めから高かったわけではなく、長年かけて徐々に定着していったという。日のマンガはフランス社会でどう受け止められてきたのかを、仏高級紙「ル・モンド」上での40年以上の報道から読み解いていく。 フランス中が悲しんだ鳥山明の死 とうとう孫悟空が孤児になってしまった……。史上もっとも有名なマンガのひとつで、世界で2億6000万部を売り上げた『ドラゴンボール』の作者、鳥山明が68歳で亡くなった。3月1日のことだったが、遺族がそれを公表したのは1週間後だった。 こうして日から世界にマンガを広げた主要人物の一人がいなくなってしまった。仏紙「ル・モンド」にウィリアム・オーデュロー記者はこう記した。 「2013年にアングレーム国際漫画祭で特別賞を受賞。2019年にはフランスの芸術文化勲章『シュバリエ』を受章した。地方に暮らすことを好んだマンガ家の鳥山明

    フランスが漫画大国になった歴史を「仏紙の40年の報道」から読み解く | フランスに根付くまでの40年間
    ripple_zzz
    ripple_zzz 2024/05/05
    娯楽文学のファストフードっていい表現だな
  • エマニュエル・トッド「いま私たちは西洋の敗北を目の当たりにしている」 | 西側諸国は「何も見えていない」

    西洋の凋落を証明する「3つの要因」 ──2023年に弊紙から受けたインタビュー「第三次世界大戦はもう始まっている」が、今回の新著を書くきっかけになったと伺っています。すでに西洋は敗北を喫したとのことですが、まだ戦争は終わっていませんよね。 戦争は終わっていません。ただ、ウクライナの勝利もありえるといった類の幻想を抱く西側諸国はなくなりました。このの執筆中は、それがまだそこまではっきり認識されていなかったのです。 昨年の夏の反転攻勢が失敗に終わり、米国をはじめとしたNATO諸国がウクライナに充分な量の兵器を供給できていなかった事態が露呈しました。いまでは米国防総省の見方も、私の見方と同じはずです。 西洋の敗北という現実に私の目が開かれたのは、次の三つの要因によるものでした。 第一の要因は、米国の産業力が劣弱だということです。米国のGDPにはでっちあげの部分があることが露わになりました。私は

    エマニュエル・トッド「いま私たちは西洋の敗北を目の当たりにしている」 | 西側諸国は「何も見えていない」
    ripple_zzz
    ripple_zzz 2024/02/22
    BRICS舐めたらあかんねん
  • マイケル・サンデル「左派が恐れる“愛国心”を右派はきわめて有効に政治利用してきた」 | 「国境」と「移民」に代わるアイデンティティが必要だ

    30年ほど前、ハーバード大学教授のマイケル・サンデルは1990年代の“黄金の仮面”に隠されたものを暴いた。 冷戦終結後に訪れた繁栄と陶酔の仮面をはぐと、そこには不安があふれていた。サンデルの耳に届いたのは、エリート層が推進するグローバル化に反対する人たちの声だった。 彼らの意見を集めて1996年に出版されたサンデルの著書『民主政の不満 公共哲学を求めるアメリカ』(勁草書房)は、古典として読み継がれている。いまこのを再読すると、すでに現在の状況を予感させる記述がいくつも見られる。 また、サンデルは2020年に出版した著書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(早川書房)のなかで、能力主義を解体し、生まれや環境の平等が欠如していることが真の能力主義の普及を妨害している、と指摘する。 能力主義が生んだ格差によって大きな被害を受けた労働者階級が、怒りを覚えるのは当然だ。サンデルは『民主政の不満』

    マイケル・サンデル「左派が恐れる“愛国心”を右派はきわめて有効に政治利用してきた」 | 「国境」と「移民」に代わるアイデンティティが必要だ
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    ripple_zzz 2023/07/02
    "ポピュリズムの台頭は進歩的な政治が失敗した証拠"←ほんこれ
  • ついに米国で「日本酒ブーム」到来─現地で酒蔵のオープンが相次ぐほどの人気の理由は? | 需要が爆発的に増加、収まらないその勢い

    米国では何年も前から、「次に流行るアルコールは日酒だ」と言われてはきたものの、実際に人気が出たのは他の酒ばかりだった。だがここに来て、ついに「飛躍の兆し」が見えはじめたという──米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、現地の状況を取材した。 自宅で日酒を造ってみたら 加藤忍は若い頃、東京で初めて日酒を飲んだ。雑味があり刺激が強くて、とても好きにはなれなかった。しかし、年上の同僚から「それは質の悪い安酒を飲んだからだよ」と言われ、上質な日酒を知っていくうちに、彼はだんだんとそれが好きになっていった。 2004年、メリーランド大学でビジネスを学ぶために渡米した加藤は、自身が初めて口にしたような質の悪い酒しか買う余裕がなかった。そこで彼は、いっそ自分で醸造してみようと思い立った。自宅のキッチンで米を蒸し、それを発酵させた。驚いたことに出来栄えは上々で、友人たちにも好評だった。 その後、日産自動

    ついに米国で「日本酒ブーム」到来─現地で酒蔵のオープンが相次ぐほどの人気の理由は? | 需要が爆発的に増加、収まらないその勢い
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    ripple_zzz 2023/03/19
    コロナでも輸出で乗り切った得意先の酒造ある 円安も追い風だったけど
  • 米紙の疑問「悪名高い掲示板『4chan』の管理人“ひろゆき”はなぜ日本で人気者なのか」 | 厳格な規則に抑圧を感じる若い人々の心を掴んだ

    米国に、陰謀論や人種差別、さらには銃乱射事件などを引き起こす“問題のWebサイト”がある。旧「2ちゃんねる」開設者のひろゆきが管理人を務める、英語圏最大の匿名掲示板4chan」だ。 米紙「ニューヨーク・タイムズ」が「ひろゆきは、日の若者の不満の声を代弁し、スターになっている」と報道。海外から、彼はどう見えているのだろうか。全訳を掲載する。 ひろゆきが語ろうとしないこと 日社会の欠点に意見を述べる彼のソーシャルメディアは、何百万人というフォロワーを集める。日最大級のファッションショーのランウェイに現れたかと思えば、政府作成の動画に出演して人々に個々の財政への注意を促す。ある全国調査では、高校生が選ぶ総理大臣候補の第一位もこの人物である。 日の厳格な規則に抑圧を感じる若い人々の心を掴んだ西村博之は、日国内では驚くほどの有名人だ。有名実業家、作家、コメンテーターとしていたるところに顔

    米紙の疑問「悪名高い掲示板『4chan』の管理人“ひろゆき”はなぜ日本で人気者なのか」 | 厳格な規則に抑圧を感じる若い人々の心を掴んだ
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    ripple_zzz 2023/01/02
    人気って解釈難しくないか?
  • ニーアル・ファーガソンの予測「人口動態から見れば、中国は覇権をとれないかもしれない」 | 同様の問題を抱える米国との大きな違いとは

    同様の問題を抱える米国との大きな違いとは ニーアル・ファーガソンの予測「人口動態から見れば、中国は覇権をとれないかもしれない」

    ニーアル・ファーガソンの予測「人口動態から見れば、中国は覇権をとれないかもしれない」 | 同様の問題を抱える米国との大きな違いとは
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    ripple_zzz 2022/10/04
    ブリックスと第三国が今の欧米基軸を否定したら終わる
  • 「日本人の給料はこれからも上がりそうにない」と英経済紙が考える理由 | 岸田首相は賃上げに前のめりだが…

    企業はこの30年、あらゆる手段を使って商品価格を据え置いてきた。 そのせいで「インフレの可能性はゼロ」という考え方が国民のあいだにも根づき、企業側も、OECD加盟諸国で最も低い平均賃上げ率を何の恥じらいもなく労働者に押しつけた。 労働力人口が減少し、飲店の従業員からエンジニアに至る幅広い分野で人材が不足しているにもかかわらず、各部門の労働組合もその状況に異を唱えなかった。 だが突然、風向きが変わりはじめた。コロナ禍から2年が経過した今春、エネルギー価格とともに、日人のお気に入りのスナック菓子を含めた物価が1979年以来はじめて上昇に転じたのだ。この春に職場に配属される新人社員は、春闘が数十年ぶりにもたらす変化の恩恵を受けるだろうと、楽観的な見方をする向きもある。 生産性は向上しているのに、給料は据え置き 過去30年、日のインフレ率は年平均0.3%で推移していたが、2022年は1.

    「日本人の給料はこれからも上がりそうにない」と英経済紙が考える理由 | 岸田首相は賃上げに前のめりだが…
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    ripple_zzz 2022/03/12
    雇用の流動性が無いからこうなる
  • 新曲が売れないのはなぜ? 米国の音楽市場の70%を占めるのは「古い曲」だった | 「新しい音楽の市場は縮小傾向にある」

    パンデミックだけが理由ではない「根的な問題は他に…」 現在、「アメリカ音楽市場の70%を古い曲が占めている」と、音楽・カルチャーライターのテッド・ジョイアが米誌「アトランティック」に寄稿している。 音楽分析会社の「MRCData」の最新データによると、近年のアメリカ音楽市場の成長は「すべて古い曲によるもの」だという。そして「新しい音楽の市場は縮小傾向にある」。 すべての音楽ストリーミングにおいて、最も人気のある200曲のうち、新曲(過去18ヶ月以内にリリースされた曲)が占める割合は、なんと5%未満。少なくとも3年前は「10%はあった」と、同氏は述べている。

    新曲が売れないのはなぜ? 米国の音楽市場の70%を占めるのは「古い曲」だった | 「新しい音楽の市場は縮小傾向にある」
  • 日本のコロナ感染減を英紙が「驚きのサクセスストーリーだ」と報じる | 小規模だった反ワクチン運動、マスク着用習慣が奏功?

    8月には新型コロナウイルスの感染者が過去最多を記録した日だが、最近は急激な減少傾向が続いている。これについて、英紙「ガーティアン」が「崖っぷちからの復活:日はどのようにしてコロナの驚きのサクセスストーリーになったか」と見出しをつけて報じている。 イギリスは苦労しているのに 同紙は、8月13日に東京で新規感染者数が過去最多の5773人、全国では2万5000人超に達したことを挙げ、「東京五輪閉幕から数日後、日は新型コロナウイルスの大惨事に向かって突き進んでいるように見えた」と、約2ヵ月前の状況を説明。 その後、緊急事態宣言が解除されて約2週間が過ぎた今週、日全国で新規感染者数が減少し続けていることについて「2ヵ月間で日では驚くべきことが起きた」と記している。 さらに「8月以降、世界的には緩やかな減少となっているのに、イギリスを含むヨーロッパの一部では、感染のい止めに苦労している」と

    日本のコロナ感染減を英紙が「驚きのサクセスストーリーだ」と報じる | 小規模だった反ワクチン運動、マスク着用習慣が奏功?
    ripple_zzz
    ripple_zzz 2021/10/16
    せやな
  • 「トランプ支持者」を真に理解し、分断を癒すには─彼らに“共感”するため、5年間を共にした社会学者が解説 | 左派には見えない、右派が見ている「世界」

    選挙当時、アメリカ国内の新型コロナによる総死亡者数は25万人の大台を超え、その犠牲は他の西洋諸国をはるかに上回っていた。さらに選挙後、前大統領の支持者たちは、選挙結果が「盗まれた」という根拠のない主張を進んで受け入れているように見えた。 私が育ち、そして今も愛しているこの国で、いったい何が起こっていたのだろうか? そして、この狂気があくまで一時的なものに過ぎないという可能性はあり得るのだろうか? その答えを期待して、私はホックシールドに電話をかけた。カリフォルニア州立大学バークレー校の名誉教授である彼女は、社会学者として非常に有名だ。書くものがわかりやすく、一般読者を対象にした作品を多く著してきたということももちろんあるが、同時に、彼女が現実の人々の日々の生活と悩みに注目してきたためでもある。 左派には見えない、右派が見ている「世界」 ホックシールドはその50年のキャリアを通じ、人々が公共

    「トランプ支持者」を真に理解し、分断を癒すには─彼らに“共感”するため、5年間を共にした社会学者が解説 | 左派には見えない、右派が見ている「世界」
    ripple_zzz
    ripple_zzz 2021/01/24
    アカン こりゃ4年後トランプ以上の何かにヤラれる流れだわ
  • 18世紀パリの人々はどんな音を聞いていた?─音響考古学が再現する“音の歴史” | ノートルダム大聖堂の再建にも活用

    昔の人々が聞いていた音を再現する「音響考古学」という学問がある。古地図や文献などの資料をたよりに、当時の音環境を分析し、再現する学問だ。 その第一人者のミレーヌ・パルドアンは、2011年から18世紀パリの生活音の再現に取り組んできた。現在は2019年に火災に見舞われたノートルダム大聖堂の再建にもかかわる彼女の活動を、仏誌「ル・ポワン」が取材した。 ノートルダム大聖堂の再建に生かされる技術 ノートルダム大聖堂に夜の帳がゆっくりと下りる。建物に入ると、今では天井の先に巨大な空が見えることに驚く。 崩壊した天井のアーチからは、様々な耳慣れない音が聞こえてくる。工事用の足場には不安な風の音、呼びかけあう夜間労働者の叫び声、空に開かれた大聖堂を今夜の寝床とする鳥の叫び……。 地上では、白い防護服を着て、まるで亡霊のように忍び込んだ専門家の一団が、最新の録音機材で音響のチェックを進めている。夜遅くまで

    18世紀パリの人々はどんな音を聞いていた?─音響考古学が再現する“音の歴史” | ノートルダム大聖堂の再建にも活用
  • 神田敏晶と津田大介が考える「テレビ、音楽、ツイッターの未来」 « クーリエ・ジャポンの現場から

    IT特集を担当した南です。 今月はツイッター上での実験的な取り組みをいろいろと行っていますが、今週はITジャーナリストの神田敏晶さんと津田大介さんにツイッター上で対談を行っていただきました。今月号を読んで...IT特集を担当した南です。 今月はツイッター上での実験的な取り組みをいろいろと行っていますが、今週はITジャーナリストの神田敏晶さんと津田大介さんにツイッター上で対談を行っていただきました。今月号を読んでくださった皆さんに“次のITライフ”について、より理解を深めていただければと思い、テレビ音楽、ツイッターの今後について、専門家のお二人にご意見をお聞きしました。 ツイッター上で対談が進んでいく様子をリアルタイムでご覧になり、その内容にツイートしてくださった方も非常に多かったのですが、見逃してしまったという方もたくさんいたようです。当初はツイッター上だけの特別コンテンツの予定でしたが

    ripple_zzz
    ripple_zzz 2010/01/23
    面白かったけど仲間同士の駄弁りじゃん! 内容が排他的過ぎだこれ。Twitterはいいけど、マスであるテレビや音楽を語るならもっとマクロに軸を置いて。飯喰うライターなら。
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