首都を含む多くの都県に「特別警報」が発令され、身近な河川が氾濫する事態を「自分の身に起きうること」と予期していた市民は、どれほどいただろうか。近年、頻発する災害は行政が主導してきた防災対策の限界を示し、市民や企業に発想の転換を迫っている。2011年の東日本大震災は津波で多数の死傷者を出し、防潮堤などハードに頼る対策の限界を見せつけた。これを教訓に国や自治体は、注意報や警報を迅速に出して住民の命
首都を含む多くの都県に「特別警報」が発令され、身近な河川が氾濫する事態を「自分の身に起きうること」と予期していた市民は、どれほどいただろうか。近年、頻発する災害は行政が主導してきた防災対策の限界を示し、市民や企業に発想の転換を迫っている。2011年の東日本大震災は津波で多数の死傷者を出し、防潮堤などハードに頼る対策の限界を見せつけた。これを教訓に国や自治体は、注意報や警報を迅速に出して住民の命
「ここにいてはダメです」 表紙にこう書いて避難を呼びかける東京 江戸川区の水害のハザードマップが「あまりにも潔すぎる」とインターネットで大きな反響を呼んでいます。 マップは洪水や高潮によって荒川と江戸川が氾濫すると、区内のほぼ全域が浸水するという最悪の想定が示され、被害の発生前に、区の外に避難をするよう区民に求めています。 この表紙の地図には、江戸川区の場所に「ここにいてはダメです」と太字で書かれていて、この率直な表現が「あまりにも潔すぎる」としてインターネットのSNSで大きな反響を呼んでいます。 ツイッターへの書き込みでは「江戸川区民ですがこれはひどい」、「まさか自分が住んでる区から『どっか行け』って言われるとは思わなくて笑っちゃった」、「お母さんもドン引きしていた」などと、戸惑いの声が多く見られました。 一方、「正直でよろしい」、「江戸川区職員さんの勇気と責任感に尊敬」、「ここまではっ
(冒頭VTR) 【インド洋大津波被害】 今から8年前、22万人の死者、行方不明者が出たインド洋大津波。 インドネシアのある島では 歌い継がれてきた口承文芸によって、多くの島民の命が守られたのです。 【口承文芸/歌っている写真】 地震が起きたら高い場所に移動することを歌った口承文芸。 叙事詩に込められたものが 今、改めて見直されています。 【高藤洋子研究員】 「自然とともに生きる大切さ/ 恐れることはないよというメッセージがある」。 【歌っている写真】 地震の多い地域で、 “防災への意識”がどのように伝えられてきたのか。 民間の伝承が果たす役割を考えます。 「インドネシア_口承文芸から考える“防災意識”」 2004年に起きたインド洋大津波ですが、震源地となったインドネシアでは人々の中では強い記憶として残っているのでしょうね。 (広瀬A1) それはもちろんですね。
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