今、日本のAppStoreで「The Coffee Inc 2」という経営シミュレーションゲームが人気を博しています。その人気ぶりは、アプリストアランキングで一時マインクラフトやスイカゲームを超えるほ...
日本初のハンバーガーチェーンとして知られ、多くのファンに愛されるドムドムハンバーガー。 1杯のカニをそのまま使った『丸ごと!!カニバーガー』などの独創的なメニューや、アパレルブランドとのコラボレーション、遊園地・浅草花やしき内での出店、さらには自社ECサイトでオリジナルグッズが“爆売れ”するなど、従来のファストフード業界の常識に縛られない動きでも話題となっています。 これらの取り組みを主導しているのが、運営元であるドムドムフードサービス社長の藤﨑忍(ふじさき・しのぶ)さん。撤退が相次いで店舗数が激減し、一時は「絶滅寸前のチェーン」とまで呼ばれていた状態から再建を進め、2021年3月期には初の黒字化を成し遂げました。 しかし当の藤﨑さんは「私は企業再生のプロでも優秀なビジネスパーソンでもない」と語ります。確かに、その経歴は異色と言っても差し支えないでしょう。39歳まで専業主婦として過ごし、S
飲食に関連する業態の中で、最も寡占化が続いているコンビニ業界。ここ数十年で大手3社がほかの中小・ローカルコンビニを吸収した。 その中で、最後の大きなローカルコンビニこそがセイコーマート。北海道では1,081店(2021年11月末時点)と一番の数を誇り、人口の少ない地域でもできるだけ店舗を営業する姿勢で、道民のライフラインになっている。 しかし、北海道のローカルコンビニであるはずのセイコーマートは、なぜか遠く離れた茨城(83店)と埼玉(9店)、この2県にも店を出している。しかも1980年代から長らく存在する。なぜ東京や大阪でもなく、遠く離れたそこだけにあるんだ? 中はもはや北海道 セイコーマート水戸堀町店 この日はセイコーマートの関東の拠点・茨城県水戸市にある、水戸堀町店にやってきた。市の中心部から車でしばらく行った郊外にある。 心がホットになるような旗 筆者とセイコーマート水戸堀町店の入口
「三国志」や「信長の野望」などのゲームシリーズで知られるコーエーテクモホールディングスは、実は多額の手元資金を株式などで運用する機関投資家としての顔も併せもっている。襟川恵子会長は1200億円もの運用資金を一手に引き受けている。その投資経験や運用哲学を聞いた。――投資収益が業績を底上げしています。どのような運用を手掛けていますか。「日米・香港の株や仕組み債を中心に投資しています。注目しているのは米国で、GAFA各社は昔から保有しています。人工知能(AI)やIoT、クラウド、セキュリティーなど先端分野にも注力しています」「個人的に一番好きな銘柄はネットフリックスなのですが、これはどういうわけか乗り遅れました。買いのタイミングをつかめないうちに大きく上昇してしまい、悔しい思いをしています。今後はコロナ禍の終息を見据えて先端技術を駆使した旅行関連や、売られすぎた銘柄への投資も考えています」――全
こんにちは。ライターの斎藤充博です。 みなさんは『桃太郎電鉄』シリーズ(桃鉄)を遊んだことはありますか? 桃鉄といえば、ファミコン時代から続く定番のゲーム。僕もコンピューターと100年プレイに挑戦したり、友達の家で明け方までプレイしたり、数々の思い出があります。 そしてこのたび、桃鉄の最新作として、KONAMIさんよりNintendo Switch専用ゲーム『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!』が、本日(11月19日)発売されました! 桃鉄といえば地方色豊かな「物件」が印象的なゲームです。小さい頃の僕は、「仙台は牛タンが有名」とか、「秋田はしょっつる鍋というものがあるらしい」とか、このゲームで知りました。 また、この記事が掲載されている「ソレドコ」を運営する楽天市場でも、桃鉄の最新作発売にあわせた企画「桃鉄×楽天 全国を巡る大物産展」が行われています。 \ここでいったんCMです!/ 【
ポッポって実はすごいんじゃないか イトーヨーカドーのフードコートを思い出してほしい。 うどんやドーナツ、アイスクリームなどの専門店があるなかで、らーめん、たこ焼、お好み焼とライトミールを網羅するオールラウンダーのファストフード店があるでしょう。 そう。「ポッポ」。 部活帰りの高校生グループがお好み焼や山盛ポテトを食べてる光景を思い浮かべて懐かしさを感じる人も多いのではないか。 昼は近隣のビジネスパーソンで、休日はファミリーでにぎわう。テレビCMもないのに安定して繁盛している不思議なファストフードチェーンだ。 ところでポッポを経営している会社をご存じだろうか。 セブン&アイ・フードシステムズ。 そう。あの巨人が「なんでもない」お店を、あえてやっているということなのである。 「素朴な味」とはちょっと違う、あの研ぎ澄まされた「ど真ん中」なおいしさは、つまり意図したものなのだろうか。 そこには絶対
『週刊ダイヤモンド』特別レポート 『週刊ダイヤモンド』編集部厳選の特別寄稿と編集部による取材レポートを掲載。本誌と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズや映画『シン・ゴジラ』を手掛けてきた庵野秀明監督には、映像作家という一面の他に、映像企画製作会社カラー代表取締役社長としての顔がある。このたび、カラーの会社設立10周年を迎え、2016年11月23日(祝)から8日間、東京・ラフォーレミュージアム原宿で初の企画展覧会を開催することになった。日本を代表するアニメスタジオを誕生させた庵野監督が初めて会社経営について語った。(「週刊ダイヤモンド」編集部 小島健志) 10年間「大丈夫」だった カラーを知ってもらいたい ──株式会社カラーが設立して10周年を迎えました。初めての企画展覧会を開くことになりましたが、その理由
2016年11月15日 6時0分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「富士そば」のホワイトな経営哲学を丹道夫会長に聞いている 人間は平等という考えのもと、アルバイトにもボーナスや退職金が出るという 資産である従業員の待遇を良くすれば、売り上げも増えて楽ができると語った 首都圏で働くサラリーマンであれば、一度はお世話になっているであろう立ち食いそばチェーン「」(現在は東中野店を除く全店にイスがある)。 実は『週刊プレイボーイ』と同い年の1966年創業で、今年が50周年。今では1都3県に100店以上を展開する富士そばを築き上げた丹 道夫(たん・みちお)会長は、四国の田舎町から上京しては失敗を繰り返し、4度目の上京でようやく成功を手に入れた苦労人だ。 80歳を迎えた今でも現役バリバリで、店回りを欠かさない丹氏に波乱万丈の人生を振り返ってもらいつつ、客にも従業員にもやさしい超ホワイト
先日、池内恵と対談(というかインタビュー)をしたので、この『公研』という雑誌が毎号送られてくるようになって、面白い記事とか結構ある。電力会社中心の、産業界だけが見る雑誌のようなんだけれど、もっと広く読まれていいんじゃないかと思うんだけど。 その最新号が送られてきて、表紙を見てぼくは一瞬、見たものが脳で処理される前に「あれ、これってどっかで見た名前だけどだれだっけ」というステージから「いやまさか、そんなはずはないよな」というのが何度か往復するような、めまいのようなものを感じてしまいましたよ。黒田東彦って……確か日本銀行とかいうところの総裁かなんかやってる人に、同姓同名の人がいたけど、まさかねえ。金融政策の話をするというけど、まさかねえ。 そのまさか。 いやあ、金融政策運営について、産業界だけにこういうレクチャーしてあげるというのはずるいっすよ。こういう話は、経済全体に関わることなんだし、ちゃ
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