楽器業界ではFM音源というとヤマハの「DX-7」に代表されるデジタルシンセがイメージされますが、一方でそのヤマハ社の音源チップによってコンピューターゲーム機の音楽や携帯電話の着メロの世界にも大きな影響を与えました。 ピアノから音楽の道をスタートしながらシンセではなく音源チップからFMを究めた作曲家の古代祐三さんに、現代のFMシンセ「opsix」について印象を伺いました。 古代祐三(こしろ ゆうぞう) 主にコンピューターゲームの音楽を手がける作曲家、ゲームプロデューサー。ゲーム制作会社株式会社エインシャント代表取締役社長。代表作に『イース』、『イースII』、『ソーサリアン』、『アクトレイザー』、『シェンムー』、『湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE』、『世界樹の迷宮』他。 株式会社エインシャント ──古代さんとシンセ、そしてコルグとの出会いなどお願いします。 最初に買ったのがコルグの「
すでにご存じの方、使っているという方も少なくないと思いますが、自分のしゃべる声をAIでリアルタイムにまったく違う人の声に変換するシステム、CoeFont ボイスチェンジャーが大きな話題になっています。これは株式会社CoeFontが提供しているAIによるボイスチェンジャーで、マイクに向かってしゃべれば、非常にリアルな声で別の人に声に置き換わるというもので、男性の声を入力しても、まったく違和感なく、リアルな女性の声にすることが可能です。あの、ひろゆきさんの声を含め、現在10人の声に変換が可能で、それを無料で使えてしまうというのが大きなポイント。 今後は人気キャラクターや著名人を含む1万種類以上の声への変換も可能になるとのことで、まさにボイスチェンジャーの世界における革命となりそうです。現時点ではWindowsのみで利用可能ですが、近い将来、Macにも対応するとのこと。またGPU搭載のパソコンで
星野源さんが2021年6月15日放送のニッポン放送『YOASOBIのオールナイトニッポンX』に出演。使用しているDTMソフト・LogicについてYOASOBIのお二人と話していました。 Apple、Logic Pro X 発表以来、最大規模のアップデートを Logic に実施 – Apple (日本) https://t.co/kDVllNJ6W3 "とりわけエレクトロニックミュージックの制作に携わるアーティストには非常に大きなリリース" — なつき@Webスクール動画開催 (@Stocker_jp) May 13, 2020 (Ayase)じゃあ、僕の質問をしてもいいですか? (星野源)はい。 (Ayase)これはすごい作曲者的な質問なんですけども。作曲ソフトは何を使われてますか? (星野源)ああ、いいですね。こういう話ね。僕は、Logicです。 (Ayase)おっ、一緒だ! (ikur
コンポーザーのAyaseとボーカルikuraにより“小説を音楽にするユニット”として活動を開始したYOASOBI。1st配信シングル「夜に駆ける」は2019年12月にリリースされ、1年でストリーミング再生回数3億回を突破し、CD未リリースながらNHK紅白歌合戦への出場を果たすなど飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を集めている。本誌は昨年末に、Ayaseとikuraにインタビューを敢行! 衝撃的な「夜に駆ける」の楽曲構成のルーツや、YOASOBIの特徴であるメロディックなピアノが確立された背景を紐解きつつikuraのボーカリストとしての軌跡も聞いた。 Interview:iori matsumoto Text:Mizuki Sikano Photo:Hiroki Obara Styling:Daisuke Fujimoto(tas) 衣装協力:HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE、MOO
10月18日、ヤマハがVOCALO CHANGER PLUGIN(ボカロ・チェンジャー・プラグイン)なるWindows/Mac用のVST3およびAudioUnits対応のプラグインのダウンロード販売を開始しました。これは人が歌った歌声をVOCALOIDの合成音声に変換することができるプラグイン。打ち込みを必要とせず、より簡単にVOCALOIDの歌声を作ることができるユニークなプラグインです。昨年発売されたVOCALOID6に搭載されていたVOCALO CHANGERという機能をプラグインとして切り出した格好ですが、単なる切り出しではなく、リアルタイムでの変換が可能になったり、操作可能なパラメータが追加されるなど、かなりパワーアップしたソフトとなっています。 価格は22,000円(税込)で、VOCALOIDユーザーであれば、クロスグレード版(※対象商品は記事最後に記載)を11,000円で購入
11月17日午前10時過ぎ、「ピンポーン」と来訪者。我が家に「Mac mini」がやってきた。Apple SiliconのMacカスタムバージョンである「M1」プロセッサを搭載したマシンが、本家・米国より一足先に届いた。それもかなり早いほうみたいだ。玄関まで小走りになりながら思わずニヤける。 購入したMac mini、Apple的な呼び方では「Mac mini (M1, 2020) 」らしい。その中でも一番安い、8GBメモリ、256GB SSDという構成。税込で8万円ちょっとである。これまでのMacの価格を考えてみても最低価格に近い。それでいて、性能的にはIntel Core i9搭載のMacBook Pro 16インチのマシマシモデルに一泡吹かせられるかもしれないという話なので、うれしくもなる。 Apple Silicon MacのM1ベンチマーク M1 MacはIntel Core i
楽器のようなアプリ これから音楽を始めたい初心者も、名だたるプロデューサーも—Zenbeatsなら音楽制作を誰でも気軽に楽しめます。ビートを創り出したり、マルチ・トラックの楽曲を完成させたり、レッスンを受けたり、周りの音をサンプリングしたり。さまざまなプラットフォームやデバイスに対応しているZenbeatsは、いつでもどこでもあなたの音楽制作を強力にサポートします。 手の中にあるホームスタジオ Zenbeatsを起動すると、音楽制作に必要なあらゆるものを、すぐに利用できます。専用のドラム・サンプラーZR1でビートを作成し、シンセサイザーZC1で楽曲のベースを形にしたら、オーディオ・トラックに演奏を録音して外出先でも傑作のミックスが可能です。さらにインスピレーションが欲しい時には、アプリ内のレッスンにアクセスしたり、曲のテンプレートをダウンロードしたり、ストア内のサウンドを閲覧したりすること
ガジェット楽器の元祖、シンセサイザー「KAOSSILATOR」アプリ版が期間限定で無料iKaossilator for iPhone and iPad | KORG (Japan)ガジェット楽器の元祖とも呼ばれる、KORGのシンセサイザー「KAOSSILATOR」のアプリ版が、期間限定で無料配布されています。 KORGは、新型コロナウイルスの影響で自粛が要請されている状況下で、「何か音楽的な方法で人々の心に楽しみを与えることができないか」という思いから、無料配布を決定したと説明しています。 KAOSSILATORは、難しい知識なく指先1つで作曲できるツール。iOS版はiPadにも対応している。iOSアプリ「KORG iKaossilator」は3月31日まで、Androidアプリ「KORG Kaossilator for Android」は3月20日まで無料。なお通常価格は2,440円。
自分で作った楽曲をCDや音楽配信の形でリリースしているけれど、やっぱりレコードを作ってみたい……。そんなことを考えている人も少なくないと思います。気が付くとアメリカやヨーロッパでは、レコード売上がCD売上を上回るようになり、日本でもレコードの存在が日に日に増しています。確かに音楽配信は手軽で便利ではあるけれど、制作者側にとって、なかなか利益になりにくいのは事実。かといってCDもなかなか売れなくなってきており、ライブの物販であったりM3やコミケなどの即売会での訴求力も落ちてきているのが実態ではないでしょうか?そんな中、いまレコードを作ったらいいのでは…と思うようになるのは、自然な流れだと思います。ジャケットも大きくてモノとしての存在感はあるし、レコードだからこそのサウンドに惹かれる、という人もいるでしょう。 でも、どうすればレコードが作れるのか、実際レコード制作工程がどうなっているかを知って
Try Basic Pitch, a free audio-to-MIDI converter with pitch bend detection, built by Spotify. Learn more or follow the instructions below. Press record and sing a ditty into your computer. Or drop a recording of any single instrument (piano, guitar, xylophone, you name it).Then get a MIDI version back. Just like that.Download the MIDI file to fine tune and make corrections in your favorite digital
ThinkPadみたいなポインティングデバイスを内蔵したHHKB Studio発売で沸くキーボード界隈ですが、筆者も新しいキーボードを購入しました。 Happy Hacking Keyboardは「馬の鞍」と称されています。馬は変わっても、馬と人のインタフェースとなる鞍は変わらず、同じものを使うものだということから来たそうですが、同じように、音楽用電子キーボードにはマスターキーボードというものがあります。使う音源は変わっても、人と音のインタフェースになる鍵盤にはいいものを使う。そのために良い鍵盤でフルサイズ、フルスケールのMIDIキーボードを搭載しようというものです。 筆者はこれまで、外部音源をドライブするためのMIDIキーボードとして、ミニ鍵盤を使ってきました。古くはYAMAHA CBXから、iPhoneやiPadに対応したIK Multimedia iRig Keys、Bluetoot
簡単操作で高品位な歌声が実現可能! 新技術による次世代の初音ミク。 『初音ミク NT(ニュータイプ)』は、特別にカスタマイズされた歌声表現技術/ボイスライブラリー/ソフトウェア・インターフェイス/ボイスエフェクターが組み合わさった、初音ミク・パッケージです。アップデートされたボーカルエディター「Piapro Studio」は、新たに開発された様々な機能を統合。歌詞とメロディを打ち込んで表現スタイルを選択したりVoiceColorを選択することで、歌のニュアンスがコントロール可能となっており、その上でノート毎に発声やキレ具合、ピッチの動き方など歌い方の基礎が設定出来ます。更に、進化したボイスライブラリーと新開発のボイスエフェクターを組み合わせれば、聞き取りやすさを保ったまま、初音ミクらしく可愛らしい歌声、切ない吐息声から、怒り声やガラガラ声、デスボイスまで表現可能です。ワンタッチで装飾発音も
こんなインプットメソッドがほしかった。 ピアノやギターなど、コード楽器をやる人はコード譜を入力する機会は多い。コード譜というのは、CとかFとかGとかAmとかいう和音を簡単にアルファベットで記載したもの。「この曲のコードを知りたい」と思えば、ネットで「曲名 コード」「song name chords」と検索すれば出てくる。便利な世の中だ。 自分で作曲する場合にも、コードだけ書いて、それに合わせてメロディーや歌詞を追加したり、その逆だったり、いずれにしてもコードを入力することは頻繁なのだ。筆者の場合はライブで演奏する場合、出来るだけ1枚で済ませたいので楽譜は歌詞とコードだけ入力したものをiPadで表示している。 だが、このコードというのがちょっとやっかい。基本的には英数字と記号なのだが、 大文字で使うのはAからG、そしてM 小文字はaugとかdimとかsusとかmとか 数字は頻出 #とb とい
ドイツMAGIXの初心者向けDAW、Music Makerの最新版、Music Maker 2023 Premiumが、14,800円でソースネクストより発売されました。これまでDTM経験がまったくない初心者でも、音楽理論も音符さえもまったく分からないという人でも、インストールすればすぐに使えて、AIによるサポートで簡単に作曲できてしまうという他にはないユニークなソフトです。もちろんDAWなので、機能は本当に盛りだくさん。ゼロから打ち込んでいくこともできれば、オーディオレコーディングもできるし、編集、ミックス、マスタリングと何でも一通りのことができるソフトです。 このMusic Makerは長い歴史を持つWindows用のソフトで、今回、発売されたMusic Maker 2023 Premiumは31番目にあたるバージョン。従来からの機能や資産を引き継ぎつつ、新たな機能が追加されるとともに
トレーラー-Trailer 映画 トレーラー Transformers One Official Trailer - 3DCG... 2024-04-19 若きオプティマスプライムとメガトロンが登場しサイバトロン星の戦いを描く3DCGアニメーション映画『Transformers One(邦題:トランスフォーマー/ONE)』のトレーラーが公開されました!監督は『トイ・ストーリー4』を手掛けたジョシュ・クーリー氏とのこと。 続きを読む イベント-Event 上手いエフェクトアーティストのエッセンス~ソフトウェアに依存しない上手いアーティ... 2024-04-19 Scanline VFXのVFXスーパーバイザーでCGディレクターの坂口 亮氏によるオンライン講座『上手いエフェクトアーティストのエッセンス~ソフトウェアに依存しない上手いアーティストに共通しているロジック~』がCGWORLD On
というスペックが詰まっており、それを内部の搭載のコンピュータが制御する形となっているのです。 コンパクトなサイズに機能が凝縮されたmidiglue たとえば「MIDI 端子を持たないUSBキーボードを使って昔のSC-55mkIIなどのMIDI音源モジュールを鳴らしたい」という場合、通常はPCを接続し、DAWを起動し、MIDIのセッティングをして……という手順が必要となりますが、midiglueに双方を接続すれば、それで簡単に鳴らすことが可能です。 midiglueのフロントパネル、MIDI入出力が1系統、アナログ入出力が2系統ある また、3.5mmのアナログ入出力はCV/GATEやSYNC信号の入出力としても使えるため、これを利用することで完全にアナログ端子しか持たないシンセサイザをMIDI化させることが簡単にできるし、それをPCと接続してDAWと連携させる……なんてことも容易にできるとい
たった1分の練習で弾ける楽器InstaChord(インスタコード)。日本のベンチャー企業が開発した、このギター型の電子楽器は、指1本でコードを押さえられるように設計されており、これまで楽器を演奏したことない人でも、簡単にコード演奏できるというユニークな楽器です。ギターでいう、ブリッジ部分には6つのパッドが搭載されていて、ストローク奏法やピアノの鍵盤を叩くような演奏、押さえて弾くといった、幅広い演奏方法が可能となっているのも楽しいところです。またBluetooth MIDIやUSB MIDIに対応しているので、DTM用途としても使用できる機材なのです。 InstaChordは、一般発売より先行し、5月28日からスタートしたクラウドファンディングのKibidangoで、1口29,800円(税別)で申し込むことによって、手に入れることができます(先着2,000名で、100人に1人無料になるキャン
についても、発表があり、「これは何なんだろう?」と気になっていました。この時は具体的な内容まではわからず、その翌日にHigh Dynamics Voice Modelに関する紹介ビデオも公表されたのですが、ここでもいま一つ、ピンときませんでした。が、それが実装されたβ版を使わせてもらうとともに、Kanruさんに話を聞いて、ようやくこれが歌声合成における革命であることが分かりました。 以下が、そのAIリテイクの様子を捉えたビデオです。 だいたいの雰囲気が、理解いただけたでしょうか? そう、このAIリテイク機能は、High Dynamics Voice Modelという技術をSynthesizer Vの機能として実装させたものであり、歌声を新たに作り直すというものなのです。 「歌声合成は、ここ数年で大きく進化してきましたが、やはり人間の歌声の魅力にはかなわない面があります。その大きな理由の一つ
クリプトン・フューチャー・メディア(CFM)の“VOCALOIDじゃない初音ミク”、6月4日に公開された試作バージョンに早速触れてみたのだが、すぐに「地味でも本当に欲しかった機能が盛りだくさんでうれしい……うれしい……」と語彙力を失った。ミクの歌声をもっと細かくいじり倒したかった人々には、文句なしにおすすめできる。 “VOCALOIDじゃない初音ミク”とは、初音ミク NTのことだ。CFMオリジナルの歌声合成ソフト「Piapro Studio」専用のボーカル音源で、ヤマハの歌声合成ソフト「VOCALOID」では使えない。 開発が自由にできるようになったのか、細かいところから大きなところまで、既存の歌声合成ソフトのいいとこ取りをしている。いじり倒したかった側の人間としては、「そう! それが欲しかったんだよ!」と叫びながら作業してしまう程度には満足度の高いものに仕上がっていた。 これまで約30種
誰でも無料で使えるクラウド型の楽譜作成ツール、Flat。1年前に国内でのサービスを開始したFlatですが、この2月半ば以降、急にユーザー数が伸びているようで、1年前に書いた記事へのアクセス数も突然増えだし、読者からの質問などもいろいろ寄せられるようになりました。ふと気になって、国内での代理店に問い合わせてみたところ、新型コロナウィルスの影響か、学生を中心にユーザーが急に増えだしているのだとか……。 ただ、FinaleやSibelius、Doricoなどを含め、これまで楽譜作成ソフトなど使ったことがない方が大半で、最初からつまづいてしまう人も多いそうです。DTMステーションとしては、ぜひこうしたツールをきっかけにDTMの世界に多くの方が入ってきてくれるといいなと思っているところです。そこで、そのFlatの国内代理店であるアレグロマーケティングの代表取締役、野澤洋介さんにFlatの基本的な使い
すでにご存じの方も多いと思いますが、先月、ZOOMからデジタルミキサー/レコーダーと銘打たれた機材、LiveTrak L-8という機材が税込み40,000円程度の価格で発売されてました。見た目はコンパクトなミキサーという感じですが、実際触ってみたら、これがトンでもないスーパーマシンでした。 一言でいえば8chのデジタルミキサーでありながら、12in/4outのオーディオインターフェイスであり、内部にSDカードを入れてマルチトラックレコーディングができるし、デジタルエフェクトも搭載し、6つのボタンでポン出しもできる……などなど、これでもか、というほどの機能を持った機材。実は2年前に「こんなデジミキを待っていた!ZOOMのコンパクトな12chミキサー、LiveTrak L-12が万能で超便利!」という記事で紹介したことのあるLiveTrak L-12の弟分として登場した機材ではあるのですが、さ
島村楽器オンラインストアからもご予約・ご注文頂けます!(※各種電子マネー決済にも対応) SEQTRAK(ブラック):こちら SEQTRAK(オレンジ):こちら こんにちは、島村楽器名古屋パルコ店の立浦です。 本日はYAMAHAさんから新たにリリースされます音楽デバイスSEQTRACKについて!! YAMAHAさんから実機をお借りしましたので写真や動画などでご紹介していきたいと思います。 SEQTRAK実機レビュー動画公開中です!!本記事と併せて是非ご覧ください♪ SEQTRAK概要 まずこのSEQTRAKは簡単に言うと「グルーヴボックス」というカテゴリーの音楽デバイスとなります。 この1台にドラム・リズムやピアノやストリングスの生楽器からシンセサイザー、SE系に至るまで2,000を超えるサウンドを内蔵し、搭載されている様々な機能やシーケンサーで打ち込みを行うこと、トラックメイキングやマシン
音楽制作をしている人であれば、ほとんどの人が購入してきたであろう雑誌、リットーミュージックのSound & Recording Magazine。私も創刊以来、ずっと、ずーーーっと買い続けてきた雑誌であり、すべてのバックナンバーを資料用に保存しているので、部屋がトンでもないことになっています。そのSound & Recording Magazine、3年前の2020年4月からWebサイト「サンレコ」をスタートするとともに、有料のコンテンツとしてバックナンバーをオンラインで読み放題というサービスを展開していました。私もこのスタート時から利用していましたが、閲覧スピードや検索面など不満点もあり、最近はあまり使わない状態になっていたのも事実です。 ところが、そのサンレコのバックナンバー閲覧システムが2月末に刷新され、とても使いやすいものへと生まれ変わっていました。2023年1月号で通算500号を
こんばんは!!!!! 3/1にM3で「命のバーチャリティ」をテーマにした1st full concept album 「Dear Thinking Nodes」をリリースするバーチャルオルタナアーティストmemexのぴぼです!!!!!!!!!!! こんな音楽をしています!!!!!!!! お金の計算をしないといけない時期ですね。 レシートなどなど見ていたら、DTMまわりの機材費の購入費合計が約40万円になっていて「え……?こんなに使ってたの……?」となったので、自分を戒めるために筆を取っています。下記の順に書いていきます ・環境 ・買ってよかったランキング ・まとめ ・過去のnoteとの整合性 環境・音楽ジャンル:ピアノとか入るタイプのオルタナティブロック ・経済環境:社会人1年目で金銭感覚がバグっている ・DTM歴:大学生の時にバンドをしながらあまりお金をかけずにDTMをしていた(4年)が
音楽を一人だけで演奏しようと思っても「ギターやピアノのメロディだけではちょっと物足りない」、でも「ドラム演奏をする技術も知識もない」という人のために、Googleの機械学習プロジェクト「Magenta」のAIがメロディに合わせてドラムパートを自動で生成してくれる無料ウェブアプリ「DrumBot」が公開されています。どんな感じでドラム演奏を披露してくれるのか、実際に使って試してみました。 DrumBot https://drumbot.glitch.me/ DrumBotを使うには上記のURLにアクセス。キーボード入力とMIDI入力があるので、今回はキーボード入力を選択しました。「Keyboard」を選択して「I'm ready!」をクリック。 DrumBotの初期画面はこんな感じ。 「temp」は、生成されるドラムパートのランダム具合を設定することができます。ドラムは2小節ごとに新しいドラ
Home シンセサイザ 全シンセユーザー、必携! シンセのためだけに開発されたオシロスコープ、KORG NTS-2が発売開始。開発者にその面白さを聞いてみた 2023/01/21 全シンセユーザー、必携! シンセのためだけに開発されたオシロスコープ、KORG NTS-2が発売開始。開発者にその面白さを聞いてみた 2022年5月に発表されていたので、すでにご存じの方も多いと思いますが、KORGがコンパクトなオシロスコープ、NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG(メーカー希望小売価格、税込価格30,800円)がいよいよ発売となりました。これはKORGのキット専用ブランド、Nu:Tektの製品として登場するもので、簡単なネジ留めで組み立てることができるコンパクトな機材。一般的なオシロスコープと異なり、シンセサイザ専用に設計されたものだけに
マウス派、トラックボール派、いろいろだと思いますが、「トラックボールが絶対にいい」という人は少なくありません。そのトラックボールはいろいろなメーカーから、多くの製品が発売されていますが、その中で2010年の発売以来、売れ続けているロングセラー商品LogicoolのM570が刷新されたのを、ご存知でしょうか?10年ぶりのアップデートを経て発売された、ERGO M575は親指でボールを動かすタイプのトラックボールで、ボタンやホイールの配置が通常のマウスに近いので、通常のマウスを使ってきた人でも、すぐに慣れることができる製品。DTMで使うトラックボールといえば、レコーディングスタジオでよく見かける、中央に配置されたボールが特徴的なKensingtonのトラックボールですが、いずれにせよ長時間作業するのであれば、トラックボールを使うメリットは大きいです。 というのも、普通のマウスは持ち上げて動かさ
スタンドアロンでAbleton Liveを使用できる第三世代のPush 何年かに一度、衝撃的なプロダクトが登場する楽器の世界ですが、先ほどAbletonが発表した第三世代のPushもそんな製品と言っていいでしょう。本日(2023年5月23日)、発表と同時に販売が開始された第三世代のPushは、なんとスタンドアロンで(パソコンを接続することなく)Ableton Liveを使用できる、オール・イン・ワンの音楽制作デバイス。余計なソフトウェアが一切立ち上がらない“Ableton Live専用のPC”であり、曲づくりやパフォーマンスだけに集中できる画期的なマシンです。 独自に開発された『Intel NUC Compute Element』を搭載 パッと見、先代と見分けがつかない第三世代のPushですが、独自に開発された『Intel NUC Compute Element(Intelが提唱する小型P
先日、VOICEPEAK 小春六花が発表されるとともに、CeVIO AI 小春六花やSynthesizer V 小春六花など既存の小春六花製品を持っている人は7月12日までの期間限定でVOICEPEAK 小春六花が無料でもらえることも発表されて大きな話題になっています。その小春六花のCVを務めるのは、声優の青山吉能(あおやまよしの @Yopipi555)さん。昨年大ヒットとなったアニメ「ぼっち・ざ・ろっく」の主人公、後藤ひとり役を務めたことでも注目を集めた青山さんですが、中学時代はボカロ曲、ニコニコ動画にハマっていたのだとか……。 かなりの熱の入れようだったそうですが、そこから10年近くを経て自分自身がSynthesizer VやCeVIO AI、そしてVOICEPEAKの小春六花になる、というのはどんな感覚なのでしょうか?そもそも、どんな経緯で、小春六花になることになったのか、実際の収録
そして、当時のYM2612サウンドの特性を再現する“レガシー・モード”を搭載(トラックごとにオンオフ切替可能)。FM音源トラックのFILTERとLADDERを別々に設定できたり、PCM音源トラックを4ビットで再生することも可能だそう。さらにディレイ・リバーブ・各種フィルターなど10種類のエフェクトも搭載している。 なお動作は単三電池6本で動かす以外に、KORG社製VolcaシリーズなどのDC9V出力の電源アダプターを流用して使用することも可能だそう(電池・電源アダプターともに付属しない)。 名作のエグいサウンドを再現してカバーしてみたり別フレーズを弾いて遊んでみたりするもよし、あるいはビデオゲームネタのローファイヒップホップ的に本機の音源をさらにサンプリングしてトラックメイクしてみるのもいいんじゃないだろうか。 公式サイト掲載の音源部・シーケンス部・エフェクト部の各仕様は以下。 FMサウン
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