久しぶりの投稿です。 はじめに 昨今、様々なサイトがどんどんパスキーに対応しはじめてきました。 まだまだパスキーがデフォルトになっていくには時間が掛かりそうですが、どのような仕組みでパスキーを実装するのか、早めにキャッチアップしておくのも悪くないと思い、パスキーについて色々と調べてみました。 パスキーとは? パスワードの代わりに、自分の持つデバイスによる生体認証やパターンを用いて認証を行う方法のことです。 次世代認証技術であるFIDO(Fast IDentity Onlineの略で、「ファイド」と呼びます)を使った認証方式(詳細は後述)で、Apple、Google、MicrosoftがFIDOを普及させるために命名したブランド名になります。 FIDOとは? 脆弱なパスワードは安全ではありません。 2段階・2要素認証を採用してもそれを有効にするユーザーは少なく、昨今では2段階認証を突破する攻
2023/10/25発売のHHKB Studioを購入し、構成・構造を細部まで検証したのでレビューします。 注意: 詳細レビューは執筆中で、随時追記しています。ひとまず総評まで読んでいってください。 レビューする私の立場 私はHHKB Studioの購入者です。 特にどこからか提供や依頼を受けてのレビューではありません。 またHHKBの従来品の愛用者でした。 初期のHHKB Professionalから始まり、 Pro 2、Type-S、HYBRID Type-Sまで色違いや予備品も含めて 合計7台を所有しています。 加えて2020年末より自作キーボードに傾倒しました。 短期間で大量のキットを組み立てたり、 自ら回路を設計したり、 ファームウェアを書き起こしたり、 あのKeyballシリーズのファームウェアを担当したり と 自作キーボードとポインティングデバイスに関する一定以上の知見を持っ
おそらく、読者の皆さんも多くのパスワードを使っているはずだ。 パスワードマネージャーの助けを借りたとしても、パスワードはほとんどの人にとって、ますます大きな負担になっている。 p455w0rd123のようなばかげたパスワードを設定して、使い回すことのできた時代は、とっくに終わっている。現在では、すべてのオンラインアカウントを、複雑で一意のパスワードによって保護する必要がある。 さらに、多数のパスワードの1つが侵害された場合に備えて、常に警戒しておかなければならない。 もっと良い解決策が必要だ。実は、パスワードよりも優れた解決策が存在する。 それはパスキーだ。 パスキーとはどんなものなのか パスキーは、ウェブサイトとアプリの認証手段である。Appleが2022年6月に「iOS」と「macOS」でパスキー(同社の独自規格ではなく、普通名詞である)のサポートを追加したことで、広く知られるようにな
この方法により、推定したビッティング間の距離から鍵のビッティングパターンを推測できる。この手法で、大量の鍵の中から特定の鍵を効率的に絞り込むことが可能となる。実験により、33万以上の鍵の中から最も可能性の高い3つの候補鍵を特定することに成功している。 SpiKeyの最大の利点は、特殊な道具や技術を必要とせず、スマートフォンさえあれば誰でも利用できる点である。また、従来のロックピッキングに比べて疑いをかけられにくく、最新のアンチピッキング機能を備えた錠前に対しても有効である。 Source and Image Credits: Soundarya Ramesh, Harini Ramprasad, and Jun Han. 2020. Listen to Your Key: Towards Acoustics-based Physical Key Inference. In Proceedi
Kaz Tsuruoka @KazTsuruoka バイクを中心としたアナログお絵描き(コピック、顔彩、色鉛筆)。バイクや旧車の話、つれづれの雑多なネタなど。 カタナ(M0): 2022年4月~ モトコンポ:2023年9月~ ☆グッズの販売も始めました! https://t.co/yVLzhGd9F7 リンク Wikipedia ワールドトレードセンター (ニューヨーク) ワールドトレードセンター、世界貿易センター(英語: World Trade Center, WTC)は、かつてアメリカ合衆国のニューヨーク市マンハッタン区のローワー・マンハッタンに位置していた高層ビルの集合体である。 ツインタワーと呼ばれる2棟の110階建てオフィスビルを中核に、計7棟のビルで構成されていた。1973年4月4日にオープンし、2001年9月11日に破壊されるまで存在していた。ツインタワー(1 WTCおよび2
IDやパスワードを入力することなくアカウントにログインできるパスワードレス認証の「パスキー」が注目されている。Webサービスでの対応が進み、一部の企業でも導入が始まった。 パスワードを使わないため、フィッシング詐欺などの被害を避けられる。またパスワードを用いた認証と異なり、生体情報やPIN(暗証番号)などの大事な認証情報がネットワーク上を流れない点が特徴だ。 ではパスキーは具体的にどのような仕組みで認証をしているのだろうか。以下で解説しよう。 認証情報から「鍵」を作成 現状、パスキーという言葉は複数の意味で使われている。この特集ではFIDO2(Fast Identity Online 2、ファイド2)という仕様に基づいた、複数の端末(マルチデバイス)に対応するパスワードレス認証を指す。 そこでまずはFIDO2について説明しよう。FIDO2による認証を利用するには、認証を受け持つ「FIDOサ
執筆者: 張 君子, 大池 陸斗, 小岩井 航介 サービス開発1部 先日公開されたAndroid14から、Credential Provider APIによるパスキー管理ができるようになりましたので、実際にパスキー管理を行うアプリを試作してみました。 弊社内で、アプリ・サービスの開発を通して技術知識を身に着ける取り組みとして、「つくる会」という取り組みがあり、この取り組みの中で、今回の試作を行いました。 「つくる会」の詳細については、別のブログで紹介予定です。 注意:ここでの記載内容は、執筆者の個人の意見であり、会社の見解を示すものではありません。また、こちらで紹介しているソースコードは、調査・試作目的で作られたものであり、実際に利用される場合には十分ご注意ください。 また、当記事執筆時点のCredential Provider APIのバージョンはbeta02となっており、その後のアップ
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