7月10日に投開票が行われる見込みの参院選挙(6月22日公示)。岡山では自公の選挙協力が“破綻”する異常事態が起きている。 きっかけは自民のマドンナ議員・小野田紀美氏のツイートだ。母は日本人、父はアメリカ人で学生時代はモデル経験もあるという。 小野田氏は今年1月に公明が自民候補への推薦見送りを検討していることが報じられるとツイッターでこうつぶやいた。 〈政党が違うのですから、選挙は他党の推薦ありきでやるのではなく、それぞれ自由にやるのが自然ですよね。公明党さんの推薦見送り検討、共感します。お互いそれぞれ頑張りましょう!ってやつですね!〉 これが「公明票はいらない」宣言と受け止められたのだ。 岡山は小野田氏と無所属新人の黒田晋・元玉野市長(国民と立憲が推薦)との事実上の一騎打ちだが、自公の協力があれば小野田氏の当選は堅いとみられていた。 しかし、情勢は一変しつつある。政治ジャーナリスト・野上