つまり「楽天カード」よりも「楽天ゴールドカード」のほうが+2倍分お得で、年会費2000円(税抜)を考慮しても、月1万円以上を楽天市場などで利用すれば、年会費のモトが取れる計算だった。 しかし、2021年4月以降は、楽天市場などを利用したときの獲得ポイントの倍率が、年会費無料の「楽天カード」と同じ3倍(=還元率3%)になってしまう。これでは年会費2000円(税抜)を支払う意味がない。 「楽天ゴールドカード」には、誕生月の利用で+1倍になる特典が新たに追加されるが、獲得上限は2000ポイントまでとなっている。誕生月に楽天市場や楽天ブックスで20万円を利用すれば2000ポイントを獲得できるが、年会費は税込で2200円なので、消費税分の200円を損することになる。 また「楽天ゴールドカード」は、国内線の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる特典もあるが、新型コロナの影響で飛行機に乗る機会が減って