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杉井光の検索結果1 - 10 件 / 10件

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杉井光に関するエントリは10件あります。 ライトノベル小説 などが関連タグです。 人気エントリには 『『神様のメモ帳』についてあれこれ|杉井光』などがあります。
  • 『神様のメモ帳』についてあれこれ|杉井光

    『神様のメモ帳』1巻の発売年を藤島鳴海高校一年生の年だとすると、今日は彼の30歳の誕生日ということになる。ついでにアニメ放映からちょうど10年が経ったし、なんとなく節目の年だ。なにか書いておこうかな、と思い立ち、(おそらく最後の)短編一本と、備忘録の意味も込めてそれぞれの巻を書いたときのあれこれを思い出せる限りここに書き記した。 短編の方はカクヨムにアップしてある。 以下、全巻解説。当然だがネタバレの嵐であり、『神様のメモ帳』未読の方は絶対に読んではいけない。 第1巻すべてのはじまり、エンジェル・フィックス事件。 デビューシリーズが3冊で打ち切りとなった後、今後作家としてやっていけるのかどうかもわからず五里霧中で立てまくった企画のうちのひとつに編集さんがGOを出し、手探りで書き始めたのが《ニート探偵》だった。 もともと《ニート探偵》というのは、2chの文芸板に僕が常駐していた頃にネタで書き

      『神様のメモ帳』についてあれこれ|杉井光
    • 『ライトノベルの定義』に対する最終回答|杉井光

      はじめに ライトノベルの定義、という話題はとにかく荒れる。荒れまくる。これまで万人が納得する統一見解が出た試しがないし、「持ち出すと荒れるので話し合うのはやめよう」という風潮まで現れる始末だ。 でも、そんなに難しい話だろうか? 僕はライトノベル作家である。 昔は、自分がそうなのかどうかちょっと自信が持てずにいたが、今は自信を持ってはっきりと言える。ライトノベル作家である。明言できるということは自分の中で確固たる「ライトノベルの定義」ができているということでもある。 本稿は、「ライトノベルの定義」という議題にこれ以上人々が振り回されることなく、無駄な議論に費やしてきた時間を一冊でも多くの読書(できれば僕の著作を)に向けさせるために執筆したものである。 まず、なぜライトノベルの定義論がこれまで不毛なままだったのか。 これは、以下の二つの重要なポイントについてしっかりと周知・確認ができていないま

        『ライトノベルの定義』に対する最終回答|杉井光
      • 読めば読むほどクセになる杉井光15作品 - 読書する日々と備忘録

        杉井光さんの新刊「楽園ノイズ」もう読みましたか?音楽を軸に据えたストーリー、著者さんらしい主人公に、魅力的なヒロインたちとのやりとりは杉井ワールド全開で控えめに言って最高でした。まさにこういうのを待っていたんですよ。どうも刊行ペースにムラがある著者さんですけど、ほんとまた頑張ってもらいたいなと思える作品読むと、また過去作品も読み返したくなりますね。というわけで今回は新刊を含めた音楽もの、探偵もの、近未来ものなどを中心に著作15作品を紹介したいと思います。 1.楽園ノイズ (電撃文庫) 楽園ノイズ (電撃文庫) 作者:杉井 光 発売日: 2020/05/09 メディア: 文庫 女装して演奏動画をネットにアップし(男だけど)謎の女子高生ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまった村瀬真琴。音楽教師・華園先生に正体を知られ、その弱みからこき使われる羽目に陥った彼が、三人の少女と巡り合うボー

          読めば読むほどクセになる杉井光15作品 - 読書する日々と備忘録
        • かつての杉井光VS橋本紡騒動の経緯

          前提として、杉井光はプロデビュー前からコテハンとして活動していた重度の2ちゃんねらーだった。デビュー後も変わらず2chに出入りしており、匿名で杉井光スレに書き込んでいることはファンには周知の事実だった。「このスレの書き込みはすべて杉井が書いている」というネタで杉井光スレ住人の呼称が「杉井」になるほどだった。 あるとき、Twitterで橋本紡が「30代前半の作家」を引き合いにして世代論を展開した。 https://togetter.com/li/46758 杉井光がそれに反応して「(30代前半の作家というのは)これ僕じゃん」「ところどころ僕が喋ってないことも書いてある」と指摘。 https://togetter.com/li/54836 さらに橋本紡が「先日の世代論のあと何人かのプロ作家が『2chでスレを立てて自作自演で橋本紡を叩こう』と工作していたようだ」と主張した。杉井光は支倉凍砂らと共

            かつての杉井光VS橋本紡騒動の経緯
          • 【雑談】杉井光協奏曲~ラノベに一般文芸に漫画原作~ : 本達は荒野に眠る

            杉井光さんの作品が好きだ。 確かに色々あったし、嫌いな人もいると思う。でも作品は好きだ。同じ人、結構いると思う。 杉井光さんのあの文章とあれしかない主人公は他の作者さんの作品じゃ絶対にない。ありえない。だから杉井光さんの作品が好きだ。これはパッションだ。 とりあえずお伝えしたいことは12月に『生徒会探偵キリカ』の続刊が出る(正確には短編集と外伝?)信じられるか?『生徒会探偵キリカ』の続刊だぜ? 僕は『生徒会探偵キリカ』こそ2010年代最後の生徒会・委員会ジャンルの作品だと思う。いや『学園者!』とかでましたけどちょっと違うじゃないですか。生徒会ものっていったらこう!ってのがキリカなんですよ。キリカ。 杉井光さんの代表作といえばもちろん『神様のメモ帳』なんですけど、これの完結巻が出たのが2014年9月(五年前!)で、これ以降の杉井光さんの作品を知らない人も結構いると思うので雑に紹介していくよ。

              【雑談】杉井光協奏曲~ラノベに一般文芸に漫画原作~ : 本達は荒野に眠る
            • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『世界でいちばん透きとおった物語』杉井 光 (著) |

              杉井 光 (著) 新潮文庫 あらすじ有名なベストセラー推理作家の宮内彰吾を父に持つ燈真は、母親と二人暮らし。 プレイボーイとしても有名な宮内と母が不倫の末に自分が生まれたため、父と会ったことは一度もない。 突然母が事故で亡くなり茫然としていたところ、校正者だった母と仕事をしていた編集者の霧子さんから、父が亡くなったとの連絡が。 その1ヶ月後、宮内の長男・朋晃から、父親が死ぬ間際に執筆していたと思われる小説について何か知らないかとたずねられ、燈真はその原稿を探すことに。 果たしてその原稿を見つけ出すことができるのか。 交流のなかった父が遺した最後の小説とは母が亡くなり、ひとりきりの生活にも慣れてきたかと思う頃、霧子さんから、父が亡くなったとの知らせを受けた燈真。 どうするか、の問いかけにこれまで関わってこなかったし、これからも関わるつもりもない、という思いから葬式には出ない、と伝えます。 と

              • 杉井光氏による「『ライトノベルの定義』に対する最終回答」 「十代後半あたりの青春期に抱く憧れを、読者の心を惹きつけるための原動力として恥じることなく用いた小説」「読者はどきどきしたいのであって射精したいわけではない」

                杉井光 @hikarus225 小説家、漫画原作者 『神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』『生徒会探偵キリカ』『楽園ノイズ』『世界でいちばん透きとおった物語』など。 お仕事の相談などは↓までお気軽にどうぞ。 hikaru_s@d3.dion.ne.jp https://t.co/cQPDFnfFv6 リンク note(ノート) 『ライトノベルの定義』に対する最終回答|杉井光|note はじめに ライトノベルの定義、という話題はとにかく荒れる。荒れまくる。これまで万人が納得する統一見解が出た試しがないし、「持ち出すと荒れるので話し合うのはやめよう」という風潮まで現れる始末だ。 でも、そんなに難しい話だろうか? 僕はライトノベル作家である。 昔は、自分がそうなのかどうかちょっと自信が持てずにいたが、今は自信を持ってはっきりと言える。ライトノベル作家である。明言できるということは自分の中で確固

                  杉井光氏による「『ライトノベルの定義』に対する最終回答」 「十代後半あたりの青春期に抱く憧れを、読者の心を惹きつけるための原動力として恥じることなく用いた小説」「読者はどきどきしたいのであって射精したいわけではない」
                • 紙でしか不可能! 「透きとおる小説」25万部突破の杉井光氏に聞く

                  すぎい・ひかる。1978年、東京都生まれ。電撃小説大賞・銀賞を受賞し、2006年に『火目の巫女』(メディアワークス)でデビュー。『神様のメモ帳』シリーズ(KADOKAWA)がヒットし、漫画・アニメにも展開。他著書に『さよならピアノソナタ』シリーズ(同)、『楽園ノイズ』シリーズ(同)、『終わる世界のアルバム』(同)、『蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ』(講談社)など多数 「透きとおる」小説はいかにして生まれたのか ――2023年5月に刊行された『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮文庫nex)は「電子書籍化絶対不可能」「ネタバレ厳禁」などを打ち出して注目作となり、既に25万部超となっています。 発売直後の売れ行きは、実はあまり良くはなかったんです。新潮社の営業部も書店も、作品をかなり推してくれてはいたのですが、当初はじわじわと売れているという程度でした。それが数週間ほどたった頃に、

                    紙でしか不可能! 「透きとおる小説」25万部突破の杉井光氏に聞く
                  • 紙でしか不可能! 「透きとおる小説」25万部突破の杉井光氏に聞く

                    日経BOOKプラスに掲載されている記事、本、著者を任意のキーワードで検索することができます。 ※ISBNも検索にご利用いただけます。ISBNとは出版物固有の13桁の番号で、裏表紙に記載されています。本サイトでISBNを使って書籍を検索する際は、ハイフン(-)を省略し、13桁の数字のみを半角文字で入力してください。

                      紙でしか不可能! 「透きとおる小説」25万部突破の杉井光氏に聞く
                    • "ライトノベル"は"ASMR"と同じ種類の言葉ですよ|杉井光

                      こないだの記事は幸いにしてたくさんの人に読んでもらいました。 が、自分ではめっちゃわかりやすく書いたつもりが、文章が硬かったせいなのか、無意識に衒学的になってたせいか(マジすみません癖なんです)、わかってもらえなかった人も多いみたいです。 だからもうちょっとわかりやすく補足説明します。文体も変えます。 その前にですね。 大前提として、「ライトノベルの定義」なんてものを求めている人は以下の三種類しかいないわけです。 1)ライトノベルを求めている読者のニーズに応えたい作り手 2)自分の好みの作品を積極的に探したがる貪欲な読み手 3)とにかく論じたいだけの奇特な人 このうち僕が対象にしているのは1と2だけです。 客がライトノベルくれって言ってるけど要するになにが読みたいんだ~、という作者と、ライトノベル大好き! もっと自分の好みを深く掘り下げたい! なじみのない領域にも出かけていってライトノベル

                        "ライトノベル"は"ASMR"と同じ種類の言葉ですよ|杉井光
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