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山本千尋の検索結果1 - 40 件 / 57件

山本千尋に関するエントリは57件あります。 デイリーポータルZ長崎 などが関連タグです。 人気エントリには 『佐世保の遊郭の本を自費出版した84歳の男性に話を聞いた』などがあります。
  • 佐世保の遊郭の本を自費出版した84歳の男性に話を聞いた

    1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:世界一のカスタムナイフ作家から学ぶ「ナイフ入門」 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 当時82歳だった著者の350ページの自費出版本400冊が完売 平成29年に発行された、山口日都志さんの著書「女性哀史 佐世保遊里考」(芸文堂)。副題にもあるように、懸命に生きた女性たちの記録だ。 明治22年。人口3,700人あまりだった一寒村に鎮守府(海軍の拠点)が設置され、広島の呉や神奈川の横須賀と同じく軍港としてめきめきと発展してきた佐世保。新天地求めて近隣から多くの人々がすみ着き、5年後には人口が2倍近くまで膨れ上がった。 そんなゴールドラッシュさながらな発展の裏には、遊郭を舞台に生計を立ててきた女性たちがいた。

      佐世保の遊郭の本を自費出版した84歳の男性に話を聞いた
    • シュクメルリ、アチャルリハチャプリ……ジョージア料理をはじめて味わった

      1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:5000円あれば、老舗百貨店「佐世保玉屋」で長崎観光&時空の旅ができる > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ ジョージアン航空元ディレクターのニノさんの手料理をいただく 長崎県佐世保市にあるREPORTで開催されたイベント「1夜限りのジョージア料理レストラン」。 先述の、ジョージア在住歴があった友人の主催だ。 彼女が当時、シッターとして雇っていたNINO(ニノ)さんを日本に招待し、料理を参加者にふるまうという内容である。 今回のイベントでシェフを務めるニノさん(左)と、イベント主宰のせいこさん(右)。 ニノさんはジョージアン航空の元ディレクターとして、ビジネスクラス以上の機内食を7年間担当していたそうだ。

        シュクメルリ、アチャルリハチャプリ……ジョージア料理をはじめて味わった
      • 世界一のカスタムナイフ作家から学ぶ「ナイフ入門」

        1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:赤城乳業チョコミントのこだわりからガリガリ君的な冒険話までを聞いてみました > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 鍛刀とは違うジャンル 鍛刀とカスタムナイフ。言葉の響きに軽重あれど、どちらも刀剣をつくる“職人技”ということに違いはない。 鍛刀は鉱物を掘り起こす「鉱山師」から鉄を加工する「刀鍛冶」、刀に装飾を施す「彫師」や鞘を作る「鞘師」など、さまざまな職人の手を経て完成する。 それに対し、カスタムナイフ(自作ナイフ)は、鋼材の切出しから研磨し、刃(ブレード)部分からハンドル(グリップ)までを作り出す(ここでは、日本で基本的な製法となっているストック&リムーバル法についてふれる。後述するが、「焼き入れ」とい

          世界一のカスタムナイフ作家から学ぶ「ナイフ入門」
        • わたしにはファッショニスタのお姑さんがいる

          1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:前略、地上136mの塔の上より~針尾無線塔とともに暮らす男たち > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 外でも家でも服であそぶ お姑さん(以下:なつえさん)の家は、わが家から徒歩10秒ほどだ。近い。 なので取材(?)時のわたしの格好はこんな感じだ。決して先方にケンカを売っているわけではない 家を訪ねる前に、それぞれのベランダを見比べた。ピーカンの青空に、ヒマラヤ山脈のタルチョよろしく、赤や黄色といった元気カラーの洋服がはためいている。なつえさんの家だ。 対して、胃に優しそうな食材の色をした洋服が静かに垂れ下がっているのが我が家だ。太陽を浴びて旨味がギュッと凝縮されているような気がする。 なつえさん(60代)

            わたしにはファッショニスタのお姑さんがいる
          • 長崎県五島列島の郷土菓子「かんころもち」のうまさと歴史を一緒に噛みしめてみませんか

            1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:五島列島最北部にある有人の離島、宇久島はオフシーズンでも楽しい > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 干したさつまいもと餅をまぜて作る「かんころもち」 かんころとは、五島地方の方言でサツマイモの切干しのことだ。皮をむき、薄く切り、茹でて天日干ししたものを指す。漢字で「甘古呂」と表記することもある。 干してカッチカチになったかんころと、お餅を混ぜて作ったものがかんころもちである。 佐世保市相浦町の直売所「よかばい相浦」にて購入。ゴマ、生姜入り、砂糖や水飴など、作り手やメーカーによって味はさまざま。佐世保のスーパーや道の駅、土産店でよく見かける パッケージもかわいい「ごと株式会社」のかんころもち。よもぎ、プレ

              長崎県五島列島の郷土菓子「かんころもち」のうまさと歴史を一緒に噛みしめてみませんか
            • 佐世保のローカルスーパー「エレナ」はいいぞ、超地域密着型だしテーマソングも最高なんだ

              1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:長崎の大注目史跡『福井洞窟』とファッショニスタの姑 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 赤いゾウさんのスーパー「エレナ」 赤いゾウがトレードマークの「エレナ」は、長崎・佐賀を中心に展開している完全地域密着型スーパーマーケットだ。その数は43店舗におよぶ。 エレナ伊万里店。(画像提供:株式会社エレナ※わざわざ編集していただいたものをいただきました有難うございます!) 突然だが、そのテーマソングをぜひ聴いてみてほしい。 心をぐっと掴むイントロ、爽やかなビタミンボイス、そして「パオパオ」のフレーズ。いかがだろうか、すっかりカラダがあったまってきたのではないだろうか。 聞きながら店内をめぐる気持ちでお店の紹介を

                佐世保のローカルスーパー「エレナ」はいいぞ、超地域密着型だしテーマソングも最高なんだ
              • 前略、地上136mの塔の上より~針尾無線塔とともに暮らす男たち

                1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:廃バスの扉をあけると、そこは公民館だった > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 無線塔から徒歩3分、吉田さん宅をたずねる お話を伺った吉田聡さん(65歳・右)とお母さん(左)。後ろに見えるのは二号塔。「わが家です」といっても差し支えないほどの存在感だ 無線塔から徒歩3分の自宅に住む吉田さんを訪ねた。 吉田さんは生まれも育ちも針尾のひとだ。ドール作家をしている筆者母のハンドメイド仲間という不思議な縁で、今回お話を聞かせてもらえることになった。 国道脇に見える、かなり控えめな看板を目印に横道に入ると すぐ見える かつては軍用車がバリバリ通る軍道だった。この時点から塔が「ここにいるよ」と言っている 住民はほとん

                  前略、地上136mの塔の上より~針尾無線塔とともに暮らす男たち
                • 廃バスの扉をあけると、そこは公民館だった

                  1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ バスとは縁が遠い場所にある 踊石町は、市街地から車で30分ほどののどかな場所だ。最寄りのバス停は居住エリアからは遠くて徒歩10分ほど離れているし、肝心のバスも1時間に1本来るか来ないかだ。そんな、バスとは縁が遠い静かな町なのだ。 バス通りから外れたこの道をまっすぐ行けば踊石町だ 目的地へ行く途中、幼稚園の大きな建物を眺めていた。少子化が進むこの片田舎だが、子どもがいる希望ある未来に想いを馳せてしまう。 子どもたちよたくましく育ってくれ ふと、無人販売所が目についた。 てっきり農家さんの作業道具が置いてある棚かと思ったが、こんな道沿いに堂々と設置するはずがない。 並んでいるのは神

                    廃バスの扉をあけると、そこは公民館だった
                  • 山奥にある開拓分校が、アナログの音を浴びる「音浴博物館」になるまでのお話

                    1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:思い入れのある曲で8cm短冊シングルを作ったら愛しかなかった > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 長崎県西海市雪浦、電波の届かない場所にて 佐世保市街地から約1時間とちょっと車を走らせ、わたしは西海市大瀬戸町雪浦にいる。地名は「ゆきのうら」と読むのだが、とても詩的な響きが魅力的に感じている。人口1,200人ほどの小さな町だ。 角力灘を眺める 「音浴博物館」へは何度か訪れたことがあったのでスイスイ到着する予定だったのだが、なんと夏の大雨で道が全面通行止めになってしまっていた。仕方なく別ルートを進むことにしたのだがナビが動いてくれない。 周囲は綺麗な田んぼです 地図を見ながら、「本当にこの道で正しいのだろう

                      山奥にある開拓分校が、アナログの音を浴びる「音浴博物館」になるまでのお話
                    • 赤城乳業チョコミントのこだわりからガリガリ君的な冒険話までを聞いてみました

                      1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:佐世保の豆乳は甘い > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ パッケージ裏面を見ればいつも赤城乳業だった やはりチョコミントアイスの醍醐味といえば、スッキリ甘いミントとコクのあるチョコレートとのハーモニーである。と同時に、この醍醐味はそのままチョコミントが苦手なひとの言い分につながることも多い。別々に食べればいいじゃないかと。 しかし、わたしはアイスにおいて、ここまで味の組み合わせが成功した例を知らない。 ミントはチョコレートのコクとカカオの風味を引き立て、チョコレートはミントのクールでありながら包み込む優しさを掘り起こしてくれる。 彼らのあいだにはつかず離れず、心地いいよそよそしさがそこにある。 夫婦でも友

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                      • 佐世保の豆乳は甘い

                        1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:西海楽園〜バブルに花開いたあの頃をふりかえる > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 戦後から続く佐世保のロングセラー 豆乳といえば、こちらの紙パックタイプのものを思い浮かべる方が多いだろう。 毎日続ける大豆の健康 しかし、長崎県佐世保市で昔から販売されている豆乳はこちらである。 その名も「佐世保豆乳」である まず特徴的なのはロケット容器だ。チューチュー棒、チューペット、ボンボン、ポッキンアイス…地域や年代によってさまざまな呼び名があるかもしれないが、あのポキッと折れるアイスを連想してしまう。あと、駄菓子屋で売られていた舌の色が変わっちゃいそうな色をした甘い液体とかを。大人が見れば懐かしさ、子供が見れば物珍

                          佐世保の豆乳は甘い
                        • 良い意味で突き放してくるアメリカンな味 佐世保ハンバーガー日記「ブルースカイ」編

                          1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:思い出と立地と味のローカルっぷり 佐世保ハンバーガー日記「Stamina本舗 Kaya本店」編 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 小出し記事「佐世保ハンバーガー日記」 ライター:山本千尋 第一回:甘いマヨネーズと厚切りチーズには夢がある「ヒカリ」 第二回:ミートソースとクリームチーズなんて、ずるいよ「エスアンドケイ」 第三回:日本一長いアーケード街でハンバーガーを「マクドナルド」編 第四回:思い出と立地と味のローカルっぷり「Stamina本舗 Kaya本店」編 第五回:良い意味で突き放してくるアメリカンな味「ブルースカイ」編 ※小出し記事は書けたところから即、小出しに公開する連載企画です! Twitt

                            良い意味で突き放してくるアメリカンな味 佐世保ハンバーガー日記「ブルースカイ」編
                          • ホテル朝食で旅行気分が味わえる

                            1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:地元のミニ市町村章を作ると愛着が湧く > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 朝5時半。セットしたアラームの音で目が覚める。そうだ、今日はホテル朝食を食べに行く日だった。着の身着のまま、財布1つで車を走らせた。 前日にドキドキしながら「朝食だけってオッケーですか」と電話をした。 佐世保駅すぐそばにある、なんなら、バスセンターのすぐ上にあるという旅行の香りが超濃厚なホテル。コロナになる前、ここに来る県外からの友人を出迎えたり自分が旅立ったりしていた場所である。そんな場所にただ、朝食を食べに行く。 ふかふかしたエレベーターの床。頭もまだふかふかしてる。 別のホテルでの話だが、フロントに行こうとしてレストランのフ

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                            • 和食器を日常使いしてみたら食への慈しみの心が芽生えた

                              1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:長崎県五島列島の郷土菓子「かんころもち」のうまさと歴史を一緒に噛みしめてみませんか > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 和食器ってよく分かっていなかった 和食器って、例えばこういうの。 画像提供:尾崎陶器株式會社 旅館とかじゃなくても、和食のお店ではお目にかかれるところもある。御膳もので小鉢とか出てくるよね。 小指をピンと立てて親指と中指だけでお皿を持ったり、ぎこちない手つきで蓋を開けたり、とにかく触るときには指に神経を集中させるものだ。 お話を伺ったのは、佐世保市三川内町木原にある明治10年創業の「尾崎陶器株式會社」。 社名頭についている「┐(カネ)」は、大工道具の曲尺(かねじゃく)のようにまっすぐで

                                和食器を日常使いしてみたら食への慈しみの心が芽生えた
                              • 長崎の大注目史跡『福井洞窟』とファッショニスタの姑

                                1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:駄菓子「味カレー」のメーカー「大和製菓」は佐世保にある小さな会社だよ > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 文化財をめぐるツアー、ご一緒しませんか。 実は、洞窟遺跡の数が日本一とされる長崎県佐世保市。「福井洞窟」は、同市(旧北松浦郡)吉井町にある、旧石器時代から縄文時代の過渡期における生活文化が色濃く残る洞窟遺跡である。 佐々川を支流とする福井川の浸食によって作られた砂岩洞窟で、間口は16.4m、庇高4.7m、奥行5.5m。1978年には国の史跡に指定されている。国内にある旧石器時代の洞窟遺跡の中で唯一とのことなのだ。 福井洞窟。福井稲荷神社の本殿がある。近くにあったお城(直谷城)の鬼門にあたる位置のため

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                                • 佐世保には、佐世保バーガーやレモンステーキと並んでじゃんぼ餃子がある

                                  1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:砂にメモするとメモいらず > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ これが「佐世保のじゃんぼ餃子」だ これがじゃんぼ餃子だ。ちなみに正式には、「天津包子舘(てんしんぱおずかん)」で作られているものを指す。 左がじゃんぼ餃子、右がスーパーで売られていたチルドの餃子だ。 一番左の箱は冷凍じゃんぼ餃子のパッケージだ ご覧の通りでかい。重さはスーパーの餃子で約15g、じゃんぼ餃子で45gある。3倍も違うのだ。ちなみに価格はスーパー餃子が10円/1個(18個入り)なのに対し、じゃんぼ餃子は98円である。10倍近く違うの!?と、いま書きながら驚いた。 とにかく皮が分厚く、餡はハンバーグと言っても差し支えないほど。シンプル

                                    佐世保には、佐世保バーガーやレモンステーキと並んでじゃんぼ餃子がある
                                  • 西海楽園〜バブルに花開いたあの頃をふりかえる

                                    西の地・長崎県西海市にとても思い出深いスポットがある。 バブル期に花開き、“光り輝く黄金の仏像群×美しい花園×レジャー施設”というなんとも贅沢なコラボレーションで多くの人を賑わせた「西海楽園」だ。 割と紹介し尽くされたB級スポット(珍スポット)なので、ご存知の方も多いだろう。2007年に閉園したとのことだが、ちょくちょく期間限定で開放されている。せっかくなので現在の姿を見て、ついでに当時の様子を知る地元の方々にもお話を伺ってきた。 長崎の「平成遺産(わたしが勝手にそう呼んでいる)」の足跡を、ぜひみなさんにもご覧いただこう。

                                      西海楽園〜バブルに花開いたあの頃をふりかえる
                                    • 駄菓子「味カレー」のメーカー「大和製菓」は佐世保にある小さな会社だよ

                                      1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:佐世保には、佐世保バーガーやレモンステーキと並んでじゃんぼ餃子がある > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ カレー味のスナックだから味カレー これが「味カレー」。 「やまとの味カレー」小袋サイズ20円 関東の方はご存知ないかもしれないが、佐世保をはじめ、九州ではすっかりおなじみのお菓子なのだ。と一丁前に言ってみたが、ひと昔前の私は、これが佐世保発のお菓子だということも、全国で販売されているということすらも知らなかった。結婚してからは夫が時々買ってくることもあり、時には酒のつまみ、時には主食として美味しく食べている。 DPZで行われていた「仕送りリレー」の企画では、さも昔から知っていたかのように、オカモトラ

                                        駄菓子「味カレー」のメーカー「大和製菓」は佐世保にある小さな会社だよ
                                      • 長崎の山本さん、ナボナ知ってますか? 仕送りリレー 東京→長崎

                                        仕送りのダンボールを受け取りてえよおおおお~~! 親から独立して幾年月、しかしいつまでたっても地元からの仕送りは欲しいものです。 懐かしい地元の新聞にくるまれて送られてくるのは近所のスーパーで買ったなんてことないものたち。 しかし特別でないからこそ、地元ですごした日常が思い出され激烈に胸をゆさぶってくるわけです。 デイリーポータルZに新企画が登場します。その名も「仕送りリレー」。 ライターからライターへ地元の品をリレー形式で送っていきます。 今回は東京の編集部古賀及子が、長崎のライター山本千尋さんにその辺で買ったものを送りました。 前半は送るようす、後半に受け取るようすをお届けします。 とどけ、仕送り(金銭は封入してない版の!)。 未知の土地のスーパーのわくわく感を届ける! というわけで、編集部の古賀です。 今回はおおむね3000円くらいの予算で宅急便の引っ越しダンボールより少し小さめの箱

                                          長崎の山本さん、ナボナ知ってますか? 仕送りリレー 東京→長崎
                                        • 長崎版なまはげ「モットモ」をたずねた。2種類いた。

                                          1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:電化製品と記念写真を撮る > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ “長崎のなまはげ”は、2種類いる 「モットモ」は、長崎市にある手熊(てぐま)町と柿泊(かきどまり)町という、隣り合う2つの小さな町で行われている。開催はそれぞれ2月2日と3日の節分シーズンだ。 長崎の北西にあるふたつのポイントがそれぞれ手熊町と柿泊町 ・「鬼は外~」と豆をまいて鬼を追い出す“年男(としおとこ)” ・「福は内~」と福を呼び込む“福娘(ふくむすめ)” ・「モットモォー!」と大きな雄叫びををあげ、ドンドンと床を踏み鳴らす“モットモ爺(もっともじい)” この3人1組が日暮れとともに家々を訪れ、子どもたちをこれでもかー、えいこれでもかー

                                            長崎版なまはげ「モットモ」をたずねた。2種類いた。
                                          • なにもかも面倒なときでもエスニック ロイタイ グリーンカレーライス

                                            「推す飯」とは、明るくてらいない気持ちでただ好きな飯を推す活動です。 第15回の今回は辛いもの編。 推し手はライターネッシーあやこ、江ノ島茂道、山本千尋、進行は編集部の古賀です。 こちらの記事では山本さんが「ロイタイ グリーンカレーライス」を推します。

                                              なにもかも面倒なときでもエスニック ロイタイ グリーンカレーライス
                                            • 思い入れのある曲で8cm短冊シングルを作ったら愛しかなかった

                                              1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:佐世保のローカルスーパー「エレナ」はいいぞ、超地域密着型だしテーマソングも最高なんだ > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 8cm短冊シングルにこだわる 今回は大好きなスーパーマーケット「エレナ」のイメージソングCDを自作する。エレナにも、曲のプロデューサーにも許可が取れた。(くわしくは前回の記事をぜひご覧ください! そのままこの記事だけ読んでいただくのでも楽しめます!) 制作にあたって、ひとつだけ決めていたことがある。それは、いわゆる普通のサイズのCDではなく、8cmの短冊シングルで作るということだ。 人生で初めて購入した音メディアがそれだった。たしか小学5、6年生ぐらいの時だったように思う。佐世保の市

                                                思い入れのある曲で8cm短冊シングルを作ったら愛しかなかった
                                              • 甘いマヨネーズと厚切りチーズには夢がある 佐世保ハンバーガー日記「ヒカリ」編

                                                1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:佐世保の遊郭の本を自費出版した84歳の男性に話を聞いた > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 小出し記事「佐世保ハンバーガー日記」 ライター:山本千尋 第一回:甘いマヨネーズと厚切りチーズには夢がある「ヒカリ」 第二回:ミートソースとクリームチーズなんて、ずるいよ「エスアンドケイ」 第三回:日本一長いアーケード街でハンバーガーを「マクドナルド」編 第四回:思い出と立地と味のローカルっぷり「Stamina本舗 Kaya本店」編 第五回:良い意味で突き放してくるアメリカンな味「ブルースカイ」編 ※小出し記事は書けたところから即、小出しに公開する連載企画です! Twitterをフォローしていただくと、続きが公開

                                                  甘いマヨネーズと厚切りチーズには夢がある 佐世保ハンバーガー日記「ヒカリ」編
                                                • 肉屋から生まれたレシピ、長崎・真弓精肉店の「揚げサンド」のザクザク感はもはや脅威

                                                  1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:美容室の跡地にマジックで書かれた店名…ちょっとだけ謎のお店、古物商万徳屋さんとは > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ お茶の里の小さな精肉店へ 佐世保市世知原町はお茶の産地としても知られる。 佐世保市の中心地から車を走らせ30分。世知原町に到着した。 ゲートボール大会で賑わう運動公園に車を停め「真弓精肉店」まで歩く。 車では入れない細い路地にある。地元民から長年愛されている精肉店だ。 お肉はもちろん、お惣菜も販売している。 実は、来店前に揚げたてを買いたいと電話していた。 ちょうどフライヤーの火を消したばかりのタイミングということで、ちょっと申し訳なさを感じつつ、カウンターから声を掛けると、ちょうどわた

                                                    肉屋から生まれたレシピ、長崎・真弓精肉店の「揚げサンド」のザクザク感はもはや脅威
                                                  • 長崎県には独自のストローで巻いたかまぼこがある【すぼ】

                                                    1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:長崎県島原市の銘菓「ラッキーチェリー豆」を知っていますか > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ そもそも「すぼ」ってなんだろう 長崎県を中心に作られる、すり身をストローで巻いたかまぼこのことを「すぼかまぼこ」、または「すぼ」と呼んでいる。 厳密には「すぼ」はこのストローのことを指すらしいが、記事内ではかまぼこ本体を含めて「すぼ」と呼ばせていただく。 戸尾市場街のお店で購入した「すぼ」(現在このお店は閉店)。 長崎県平戸市川内浦で作られる「川内かまぼこ」がルーツとされ、その歴史は明治時代にさかのぼる。 ある漁師が近海で獲れた鮮魚を握りつぶし、丸めて茹でたことがその始まりだそうだ。 エソをはじめ、アジやアゴ(

                                                      長崎県には独自のストローで巻いたかまぼこがある【すぼ】
                                                    • 佐世保のハンバーガーチェーン店「らりるれろ」を知っていますか

                                                      1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:工作博士は写真家になり、「虫の目」を手に入れた 昆虫写真家・栗林慧さん > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 「佐世保バーガー」ブーム以前から店を構える 50年以上前、「佐世保バーガー」という呼称が登場するより以前から営業しているという「らりるれろ」。 わたしが幼い頃、ハンバーガー好きの父がよく買ってきてくれたのを覚えている。 いつでもアツアツ、具材の野菜はみずみずしい。作り置きをせず、オーダーを受けてから手作りするスタイルだ。 今でこそ「これが佐世保バーガーの特徴なんですよ!」とハイテンション気味に言うところを、長年淡々と貫き通しているのである。 わたしにとって「らりるれろ」とは、「わたしはやっぱり佐世

                                                        佐世保のハンバーガーチェーン店「らりるれろ」を知っていますか
                                                      • 岡山の岡本さん、「これだ」って知ってますか? 仕送りリレー 長崎→岡山

                                                        旅先でスーパーに行くと、大メーカーの全国展開の商品にまじって見覚えのないメーカーの見覚えのないパッケージがしれっと並んでいるのに興奮するものです。 なにこれ見たことない! ライターが地元で当たり前に買っているものを、他県のライターに送る企画「仕送りリレー」。前回東京から荷物を受け取った長崎のライター山本さんが、今度は岡山のライター岡本さんへ仕送りを送ってくれました!(ご案内:編集部 古賀) 自動車道で約600㎞、車で片道7時間、新幹線で4時間(最短) まずは、岡山県が長崎からどれぐらい離れているのかを調べることから始まりました。 長崎県佐世保市に生まれ、大学でのそっと佐賀の地に足を踏み入れ、社会人で九州を転々とし、結局佐世保に戻るという穏やかなルートを辿ってまいりました。ライターの山本千尋です。 昨年12月に公開された記事『「どうだ明るくなったろう」山本唯三郎の意外な人生をたどる』でわたし

                                                          岡山の岡本さん、「これだ」って知ってますか? 仕送りリレー 長崎→岡山
                                                        • 五島列島最北部にある有人の離島、宇久島はオフシーズンでも楽しい

                                                          1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:山奥にある開拓分校が、アナログの音を浴びる「音浴博物館」になるまでのお話 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ なぜオフシーズンに宇久島に行くことになったか 宇久島は、長崎県本土から約50㎞離れた場所にある。日本海と東シナ海にまたがり、日本有数の漁業海域・五島列島最北の有人島だ。 とはいえ五島市ではなく佐世保市に属しており、同市唯一の外海島となっている。 人口は約1,800人ほどののどかな島だ(画像提供:宮﨑吉男さん) とにかく漁業が盛んで、震えるほど魚介がうまい。 古くは鯨漁や海士(あまんし)によるアワビ、サザエ漁などで発展してきた歴史があり、現在も島内にある「浜方ふれあい館」で資料などが展示されている

                                                            五島列島最北部にある有人の離島、宇久島はオフシーズンでも楽しい
                                                          • バーガーは逆さに持ってネ!長崎は佐世保の老舗ハンバーガー店「ブルースカイ」のことをもっと知りたくて

                                                            1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:気になる長崎の郷土料理、その名は「ハトシ」 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ うっかりベーコンを足しつつ、取材許可をもらう その話を確かめるべく、以前常連だった父を連れ、わたしは昨年ブルースカイデビューを果たしたのである(「佐世保ハンバーガー日記 ブルースカイ編」)。 佐世保市栄町にある老舗ハンバーガー店「ブルースカイ」。 なるほど、話に聞いていた通りだった。“観光客向けにすっかりブランド化した佐世保バーガー”然としないクールな空間にしびれてしまった。 もっとお店のことを知りたいと思い、ふたたび、どきどきしながら扉を開けた。 客はまだわたしだけのようだ。 前回訪れてから一年以上が経っているうえ、常連で

                                                              バーガーは逆さに持ってネ!長崎は佐世保の老舗ハンバーガー店「ブルースカイ」のことをもっと知りたくて
                                                            • クラゲ飼育員ってどんなお仕事?

                                                              1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:佐世保の重要文化財、針尾無線塔がフェス会場みたいになって興奮した日 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 九十九島水族館海きららとクラゲシンフォニードーム まずは、わたしが大好きな地元の水族館「九十九島水族館海きらら」について少し説明させてほしい。 佐世保湾の外側から北へ平戸までの約25㎞の海域に点在する「九十九島(くじゅうくしま)」は、複雑に入り組んだリアス海岸と大小208の島々からなっている。 恥ずかしながら、ライターになるまで島の数は99個だと思っていた。“九十九”は「数がたくさんある」という意味で使われる例え言葉なのだそうだ ほぼ全域が「西海国立公園」に指定されており島の密度は日本一。なので海には

                                                                クラゲ飼育員ってどんなお仕事?
                                                              • 佐世保の重要文化財、針尾無線塔がフェス会場みたいになって興奮した日

                                                                1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:長崎県佐世保市の老舗「白十字パーラー」の2階レストランが70年の歴史に幕。これまでの歩みを聞いた > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 長崎県佐世保市の重要文化財「針尾無線塔」とは 針尾無線塔(※正式には「旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設」)は、1922(大正11)年に旧日本海軍によって155万円(現在の約250億円)の費用と4年の歳月を投じて建てられた。 てっぺんまで見上げようとすると首が痛くなるほどでかい 針尾町の景色ではおなじみの光景である 3本の塔はどれも136mで、300mの間隔を置いて三角形に配置されている。 1941(昭和16)年12月8日に、太平洋戦争の口火を切ったとされる“ニイヤマタ

                                                                  佐世保の重要文化財、針尾無線塔がフェス会場みたいになって興奮した日
                                                                • 工作博士は写真家になり、「虫の目」を手に入れた 昆虫写真家・栗林慧さん

                                                                  1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:400g塊肉で作ったローストビーフ丼が最高すぎたから回転させました > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 栗林さんが、「クリビジョン」でとらえた昆虫の世界 栗林慧(さとし)さん:昆虫写真家。1939年中国大陸生まれ。長崎県田平町の自然育ち。69年ごろに独自で昆虫スナップカメラを開発し、昆虫を中心とした生態写真の接写撮影を始める。超深度接写レンズを組み合わせた虫の目カメラ「クリビジョン」の開発を続け、現在は映像を中心に小さな自然界の一瞬を記録している。2006年にはレナート・ニルソン賞(科学写真のノーベル賞)を日本人として初受賞、08年に紫綬褒章を受ける。 もう、このビジュアルの時点でとてもシビれてしまう。

                                                                    工作博士は写真家になり、「虫の目」を手に入れた 昆虫写真家・栗林慧さん
                                                                  • ミートソースとクリームチーズなんて、ずるいよ。 佐世保ハンバーガー日記「エスアンドケイ」編

                                                                    1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:甘いマヨネーズと厚切りチーズには夢がある 佐世保ハンバーガー日記「ヒカリ」編 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 小出し記事「佐世保ハンバーガー日記」 ライター:山本千尋 第一回:甘いマヨネーズと厚切りチーズには夢がある「ヒカリ」 第二回:ミートソースとクリームチーズなんて、ずるいよ「エスアンドケイ」 第三回:日本一長いアーケード街でハンバーガーを「マクドナルド」編 第四回:思い出と立地と味のローカルっぷり「Stamina本舗 Kaya本店」編 第五回:良い意味で突き放してくるアメリカンな味「ブルースカイ」編 ※小出し記事は書けたところから即、小出しに公開する連載企画です! Twitterをフォローして

                                                                      ミートソースとクリームチーズなんて、ずるいよ。 佐世保ハンバーガー日記「エスアンドケイ」編
                                                                    • ジャパネットが青春も見守っている~長崎県佐世保市・山本千尋さん地元案内

                                                                      ストリートビューを見ながら地元の人しか知らないささいな話を聞くシリーズ。今回は山本千尋さんに長崎県佐世保市を案内してもらいます。 案内してもらった動画の文字起こしです。もとの動画はこちら。 ライター山本千尋さんの地元、長崎県佐世保市をストリートビューを利用して紹介してもらいます。 佐世保市周辺を案内してもらいます 林:山本さんは佐世保に住んでいて 西垣:長崎は平坂さんに続き2回目だけど… 林:あとで地図を見せてもらいますが、長崎市と佐世保って遠いんですよね 西垣:そうなんですね 林:土地勘がないと、東京横浜くらいかなとか思うんですけど、結構離れてます 西垣:山本さんとの出会いはなんなんですか 林:投稿コーナーに佐世保の話を書いてくれまして、アマチュアらしからぬインタビューもので、きちんとした記事を書いてくれる人です 西垣:なるほど 林:デイリーに取材できる人が圧倒的に少ないので…。気づいて

                                                                        ジャパネットが青春も見守っている~長崎県佐世保市・山本千尋さん地元案内
                                                                      • 400g塊肉で作ったローストビーフ丼が最高すぎたから回転させました

                                                                        1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:和食器を日常使いしてみたら食への慈しみの心が芽生えた > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ ローストビーフ丼専用のローストビーフ塊400gを買いました 先日、大好物のローストビーフの400g塊を買った。 もともと、私は普段から、赤身牛肉の塊が手に入ればローストビーフを作って食べるという生活をしている。 まず、肉に専用シーズニングをまぶし、「ピチットシート」で2~3日間ほど脱水。フライパンでさっと強火で焼き、「だいたい良い感じかな」ってぐらい火を通したあと、アルミホイルとタオルで二重に包み余熱を通す。 これでもかとうす~く切って、お手製のポン酢とニンニクで食べればこの世の至福だ。大量のネギやオニオンスライス

                                                                          400g塊肉で作ったローストビーフ丼が最高すぎたから回転させました
                                                                        • 長崎県島原市の銘菓「ラッキーチェリー豆」を知っていますか

                                                                          1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:バーガーは逆さに持ってネ!長崎は佐世保の老舗ハンバーガー店「ブルースカイ」のことをもっと知りたくて > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 長崎県島原市の豆菓子 「ラッキーチェリー豆」は、長崎県島原市のお菓子だ。 JR佐世保駅のお土産店で購入したラッキーチェリー豆。温泉地雲仙と、島原城のイメージが盛り込まれたパッケージが素敵。 県外の友人が佐世保に遊びに来たとき、「これ美味しいよ」と言ってわたしにくれた。豆菓子は洋菓子のように分かりやすくリアクションしずらい。「えー名前かわいい」とボーっとしながら口に放り込んだところ、これがとんでもなく美味しかったのである。 逆輸入されてきた地元菓子が美味かったときの衝撃た

                                                                            長崎県島原市の銘菓「ラッキーチェリー豆」を知っていますか
                                                                          • 「まさかソウルドリンクになるとは」と中の人も驚いた!長崎県佐世保市のローカル乳酸菌飲料「クールソフト」のことを話すよ

                                                                            1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:婚活、進学、仕事……人生の悩みを駄菓子のプロに解決してもらおう【長崎・吉田玩具店】 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 佐世保のローカル乳酸菌飲料「クールソフト」 クールソフトとの思い出を振り返ると、おそらく中学から高校の頃にさかのぼる。 どちらの時期も勉強や部活に熱中していたため記憶がぼんやりとしているが、確か学校の購買部で買っていたはずだ。 お昼のお供でもあり、部活のお供でもあった。乳酸菌飲料だがすっきりと飲みやすかったので、シーンは選ばなかったと思う。 佐世保市内の中学校や高校のほか、スーパーや牛乳屋さんで取り扱われている。あとからメーカーさんに聞いた話によると、長崎県北部と福岡県一部での取り扱い

                                                                              「まさかソウルドリンクになるとは」と中の人も驚いた!長崎県佐世保市のローカル乳酸菌飲料「クールソフト」のことを話すよ
                                                                            • 長崎県佐世保市の老舗「白十字パーラー」の2階レストランが70年の歴史に幕。これまでの歩みを聞いた

                                                                              1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:シュクメルリ、アチャルリハチャプリ……ジョージア料理をはじめて味わった > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 佐世保の老舗喫茶店「白十字パーラー」 「白十字パーラー」は、佐世保の名所でもある直線距離日本一の「さるくシティ4〇3アーケード」内に店を構える老舗喫茶店だ。 佐世保市本島町に店舗を構える「白十字パーラー ぽると総本舗」。 1階は佐世保銘菓「ぽると」をはじめとしたオリジナル焼き菓子や関連グッズなどを販売している。 「ぽると」などのオリジナル焼き菓子のほか、自衛隊コラボカレーやショップグッズなども販売。 2階はレストランとなっていて、本格的な洋食やケーキ、パフェなどのスイーツ、コーヒーなどがゆったりと

                                                                                長崎県佐世保市の老舗「白十字パーラー」の2階レストランが70年の歴史に幕。これまでの歩みを聞いた
                                                                              • 気になる長崎の郷土料理、その名は「ハトシ」

                                                                                1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:肉屋から生まれたレシピ、長崎・真弓精肉店の「揚げサンド」のザクザク感はもはや脅威 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 想像もできない名前、それが「ハトシ」 まず「ハトシ」と聞いて、どんな食べものを思い浮かべるだろうか。 サブレみたいな語感ではあるし、人の名前のようでもある。 佐世保で生まれ育って、たまに見かけることは見かけていた。どうやら長崎の名物らしい。 なんとなく薄そうだし、棒状のようなものにも感じられるなぁ、と、お店の看板やPOPを見て一通り満足してから去ってしまう。そんなハトシだった。 同じ長崎県でありながら、長崎市と私の暮らす佐世保市の文化は色がまったく違う。それであまり身近ではなかった。 文

                                                                                  気になる長崎の郷土料理、その名は「ハトシ」
                                                                                • ののしりを朗読する

                                                                                  1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:朝イチに辞書を開いて真っ先に見たワードを「ラッキーワード」とする > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 一見まぁまぁ読み込んでいる人の本みたいだが、マーキングされているのは青年のののしりだけだ。 一例をあげてみると、 「いやはや先生、あなたは優しそうな仮面を被って、相当に恐ろしいニヒリストですね!」 「ええい、このサディストめ!! あなたは悪魔のような御方だ!」 「いい加減にしろ、この鉄面皮め!」 ※続編『幸せになる勇気』(岸見一郎・古賀史健 ダイヤモンド社 2016)より などだ。日常ではなかなか耳慣れしないののしりばかりだろう。 長いのでだいたい飛ばしてもらってもOKだ たくさん言い間違えているが、気

                                                                                    ののしりを朗読する

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