山口敬之の民事敗訴の件で刑事と違う結果になったがO.J.シンプソン事件とそっくりだ。 この事に混乱している人が見られるが、これは法の「仕様」上正常な動作なので少し説明したい。 刑事と民事では証明責任のあり方が違うのが原因だ。 それに伴い「黙秘」「自白」の扱いも違ってくる。 まず、刑事事件で訴えられた者を「被告人」といい、民事事件では「被告」という。両者の混同も多い。 この刑事裁判では、被告人が有罪であると証明するのは全て検事(国)の責任だ。 更に「相当程度明らかに」まで証明しなきゃいけない。「どっちかというと有罪かな」という程度じゃ駄目なのだ。「こりゃほぼ間違いなく有罪だろ」ってぐらいじゃないと有罪にならないというのがルールなのである。 だから被告人としては検事の主張や事実の摘示に「疑いがある」程度まで崩せればいい。その場合は無罪判決となるというのがルールなのだ。 一方民事事件では請求(金
2019年12月19日 20時4分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 伊藤詩織さんに性暴力をしたとして、氏に損害賠償命令が下された件 のちに山口氏は会見し「伊藤さんは性犯罪被害者ではありません」などと発言 これらの発言には、「腹が立つ」「呆然とした」などと非難が相次いでいる ジャーナリスト・伊藤詩織氏(30)が元TBSワシントン支局長の氏(53)に起こした民事訴訟。その判決が12月18日に下され、東京地裁は山口氏に330万円を支払うように命じた。のちに山口氏は会見を開いたが、その発言が物議を醸している。 テレ東NEWSの公式YouTubeアカウントには、会見の様子がアップされている。「判決内容にはまったく納得できません」と話した山口氏。伊藤氏と性行為に及んだ道義的な観点には言葉を濁しながらも「意思に反した性行為は一切していない」と強調している。 そんなやり
2019年12月18日、元TBS記者・山口敬之氏から性暴力を受けたと訴えた伊藤詩織氏は民事裁判にて勝訴。一方、敗訴した山口氏は翌19日に日本外国特派員協会で開いた記者会見にて改めて身の潔白を主張した。この記者会見には多くの海外メディアが参加しており、「安倍政権に近い立場である山口敬之氏だからこそ逮捕状が取り下げられたのではないか、官邸が動いたのではないか」という主旨の厳しい質問が飛び交った。特にニューヨークタイムズ・リッチ素子氏は、過去に伊藤詩織氏に関する記事を書いたこともあり、事件当日の出来事から生じる疑問を率直に質問していた。 そこで本記事では、これまで国会答弁を視覚化してきた「信号無視話法」の分析手法によって、この記者会見におけるニューヨークタイムズ・リッチ素子氏と山口氏の約17分間に及んだ全ての質疑を視覚化する。具体的には、信号機のように3色(青はOK、黄は注意、赤はダメ)で直感的
「桜を見る会」に関する疑惑で安倍政権が揺らぐ中、「官邸の番犬」として知られる中村格(いたる)警察庁官房長の新たな忖度捜査の過去が明らかになった。 *** 速報「勤務中に肋骨3本を折ったのに“1カ月で出社しろ”と…」 山崎製パンの“凄絶ブラック労働”の実態 「コロナにかかったのに強制出勤」も 速報「女がだまそうとして、それに引っかかっただけ」 新宿タワマン“メッタ刺し”事件、和久井容疑者の父が息子をかばい訴えたこと 中村官房長と言えば、警視庁刑事部長時代に、“総理ベッタリ記者”こと山口敬之・元TBSワシントン支局長に出されていた、伊藤詩織さんに対する準強姦(当時)容疑の逮捕状を握りつぶしたことで知られる。 話は2015年の秋までさかのぼる。警視庁捜査一課のある捜査員が釣宏志・捜査一課長(当時)に呼び出されて、こう告げられたという。〈世田谷署管内のゲームセンターで子供が殴られた。すぐやってくれ
繰り返すが、行動変容が「感染者数の減少」という目に見える形で表れるのに2~3週間かかるというのが、世界の共通認識だ。ピークの1月10日から逆算すると3週間前が12月20日。ここから1週間の間に、日本国民に行動変容を強制する措置が実施されたり、全国的に自粛を促すような事象が発生したりした事実は全くない。逆に、緊急事態宣言が出されないまま学校や企業が冬休みに入ったことで、年末の買い出しや初詣、帰省なども、各位の判断で粛々と行われた。 要するに、格別の対策が全く打たれなかったのに1月10日に感染拡大が止まった。西浦氏の「『このまま』では感染者数は等比数列的に増加する」という予測は、完全に外れたのである。 西浦は、2020年春の第1波の時にも「このままでは日本だけで42万人が死ぬ」と「予測」した御仁だ。この時も西浦氏は「実効再生産数」を根拠とした。これは「感染者が何人の人に感染させるか」という数値
伊藤詩織さん「勝訴」!敗訴の「山口敬之」 TBS退社後を支えた美味しすぎる“顧問契約” 菅官房長官の口添えも… 2019年12月18日に判決が下った総理ベッタリ記者・山口敬之元TBSワシントン支局長(53)とジャーナリスト・伊藤詩織さん(30)との名誉棄損訴訟で、山口記者に330万円の支払いが命じられた。詩織さんが検察審査会に審査を申し出て、顔を出して実名で会見をしたのが2017年5月29日。それ以前に山口記者はある社の顧問として、家賃・月200万円の金満レジデンスで生活し、菅官房長官の口添えで別の社の顧問も務めてきたという。(17年6月15日号&19年7月18日号掲載記事を編集のうえ再掲載) *** 東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急である。日枝神社の小高い杜は星の眺めが美しいことから「星ヶ岡」と呼ばれてきた。北大路魯山人主宰の「星岡茶寮」があったのもここだ。ホテルと銘打ってはいるが
またもこの方は「握りつぶせる」と思ったのだろうか。準強姦容疑の逮捕状を官邸と警視庁幹部にもみ消してもらった山口敬之元TBSワシントン支局長(54)が、今度は高級外車の修理費を踏み倒したのだという。 *** かつて「総理ベッタリ記者」として知られた山口氏だが、菅新政権になっても「ベッタリ」は変わらない。 彼の著書『総理』には2012年、当時野党だった自民党の総裁選で出馬を迷う安倍晋三氏の心中を山口氏が菅総理に電話で伝え、安倍氏を説得して出馬させた菅総理から後に感謝されるというくだりがある。 麻生太郎財務相とも極めて親しいとされる山口氏の菅政権とのパイプ。何より伊藤詩織さんの事件で逮捕状をもみ消したのは、菅総理の官房長官時代に秘書官を務め、事件当時、警視庁刑事部長だった中村格(いたる)警察庁次長である。 しかし、今回の場合、政権トップとその番犬からの救いの手が差し伸べられることはなかったようだ
「なぜ伊藤さんがこれだけの嘘を言っているか分かりません」。2015年に同意のないまま性的行為に及んだとして330万円の賠償を命じられた元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(53)は会見で、自身を訴えた伊藤詩織氏(30)の主張に疑義を唱えた。ジャーナリストとして出席していた伊藤氏本人を目の前にして、である。 山口氏に続いて、その伊藤氏も会見した。「嘘をついていると言われたが、どうか?」。報道陣に問われた伊藤氏は、山口氏に静かに反論した。 山口氏「私は真実を述べています」 伊藤氏が性的暴行を受けたとして山口氏を訴え、東京地裁が山口氏に賠償命令を出した判決の翌日となる19年12月19日、山口氏、伊藤氏の順に、日本外国特派員協会(東京都千代田区)でそれぞれ会見した。 山口氏の会見に同席した代理人・北口雅章弁護士は、伊藤氏が自著『Black Box(ブラックボックス)』(文藝春秋、17年10月刊)や
創作される「本当の被害者ではない証拠」 ジャーナリストの伊藤詩織氏が、元TBSの記者でワシントン支局長であった山口敬之氏から性的暴行を受けたとして訴えていた裁判で、東京地裁は伊藤氏の主張を認め、山口氏側に対して330万円の支払いを命じた。 東京地裁は「酩酊状態にあって意識のない原告に対し、合意のないまま本件行為に及んだ事実、意識を回復して性行為を拒絶したあとも体を押さえつけて性行為を継続しようとした事実を認めることができる」とし、山口氏による「合意があった」という主張を一蹴。その上で山口氏の供述に対しては「不合理に変遷しており、信用性には重大な疑念がある」と指摘した。 その後、山口氏はこの判決を受けた会見の中で「本当に性被害に受けた人から聞いた」という文脈で「本当に性被害に遭った方は『伊藤さんが本当のことを言ってない。こういう記者会見の場で笑ったり上を見たり、テレビに出演して、あのような表
詩織さんに寄せられた山口敬之氏と安倍官邸の特別な関係の新情報! 安倍首相の講演の見返りに米シンクタンクにねじ込み 一昨日19日、伊藤詩織さんの主張が認められた東京地裁判決を受けて、元TBS記者・山口敬之氏と伊藤さんがそれぞれ日本外国特派員協会で会見をおこなった。最初におこなわれた山口氏の会見では伊藤さんも記者のひとりとして参加していたのだが、山口氏は本人が目の前にいるというのに「彼女は嘘つきの常習犯」などと醜い主張を繰り広げた。 さらに、逮捕寸前に中村格・警視庁刑事部長(現・警察庁官房長)が逮捕を取り消した問題について、海外の記者から安倍首相や菅官房長官ら安倍官邸の関与を問われた山口氏は、「政治家、権力者、警察、誰に対しても助けを求めたことはありませんし、逮捕状が出ていることすら知らなかった」とシラを切った。 しかし、所轄署が扱うこんな事件に警視庁刑事部長が介入してきて、逮捕直前にストップ
ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんから性暴力被害にあったとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12月18日、東京地裁であり、鈴木昭洋裁判長は330万円の支払いを命じた。 【画像】勝訴した伊藤詩織さんの表情 伊藤さんは、山口さんから意思に反して性行為をされたと主張。一方で、山口さんは「同意があった」として性的暴行を否定しており、双方の意見は食い違っていた。 判決は、山口さんの供述について「不合理に変遷しており、信用性には重大な疑念がある」と指摘。伊藤さんの供述から、山口さんが合意のないまま性行為に及んだと認定した。 また、伊藤さんがおこなった記者会見などについて、山口さんは名誉毀損だとして慰謝料など1億3000万円と謝罪広告を求めて反訴していたが、「公共性および公益目的がある」として棄却した。 判決後、地裁前で伊藤さんは支援者や報
「安倍首相のお友達」山口敬之氏、有名企業から偽名で月80万円 社会・政治 投稿日:2020.05.04 16:00FLASH編集部 「昨年の5月ごろ、取締役会で突然、兼元謙任会長(53)が『“山口さん”を顧問にしたい』と言いだしたんです。当然、役員全員に反対されました」 そう明かすのは、日本最大級のQ&Aサイトを運営する株式会社オウケイウェイヴの幹部社員だ。“山口さん”とは、元TBSワシントン支局長で、ジャーナリストの山口敬之氏(53)のこと。 【関連記事:伊藤詩織さん、無実を主張する山口氏に「ご自身で向き合って」】 山口氏は2015年、ジャーナリストのさんへの準強姦容疑で逮捕状が出され、昨年12月には、東京地裁で「酩酊状態で意識がない伊藤さんに、合意がないまま性行為に及んだ」として、330万円の支払いを命じられている(現在控訴中)。 幹部社員が続ける。 「それだけなら会長の突飛な思いつき
百田尚樹氏、伊藤詩織さんと山口敬之氏の裁判に「下品な事件」 拡大 作家の百田尚樹氏が18日、ツイッターを更新。ジャーナリスト伊藤詩織さんが、元TBS記者・山口敬之氏から性暴力を受けたとして1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁が山口氏に330万円の支払いを命じたことを受け、「個人的意見」と前置きしたうえで「下品な事件」と投稿した。 百田氏は「合意のないセックスの賠償金が330万円か。それが高いか安いか妥当かはわからんけど、合意ないセックスはあかん以前に、全然楽しくないやろと思うんやが…」と持論を展開した。 さらに「男と女の密室での事件、何があったかは第三者である私たちには知る由がない。裁判が必ずしも真実を明らかにするものではないが、私たちはそれをひとつの目安とするしかない」との見解も示した。同氏は「この事件に関して私の見解を述べる気はない。ただ個人的意見を一言だけ言わせてもら
この件が注目されたのは、山口さんが10月25日に自身のFacebook上で行った投稿がきっかけだった。 「伊藤詩織氏が書類送検されたのは事実です。 私は昨年6月、伊藤詩織氏に対する刑事告訴状を警視庁に提出しました」とつづり、「罪状は『虚偽告訴』と『名誉毀損』」と書いた。 告訴状を提出した理由については、伊藤さんが「虚偽の犯罪被害を捏造して警察や裁判所に訴え出た」うえ、「デートレイプドラッグを盛られた」などと繰り返し発信し、「名誉を著しく毀損し続けているから」と主張した。 「送付」が意味するもの 書類送検されたことについて、伊藤さん側はBuzzFeed Newsに「事実」と認めた。 「書類送検」はメディアでよく使われる言葉だ。それだけに、何か重大なことが起きたような印象を受ける人もいる。 これに対し、瀧口弁護士は、以下のように説明する。 よく報道で使われる「書類送検」という言葉は、法律用
【名誉毀損、漏れなく訴えます】 何だか今日、私の事を話題にしている方が増えているようです。 そこで、私について、下記のような書き込みをした人物は、「例外なく」「全員を」名誉毀損で訴える事にしました。 ▶︎レイプ犯 ▶︎首相のお友達のレイプ魔 ▶︎山口敬之が犯した昏睡レイプ事件 ▶︎伊藤詩織さんへの性暴行を行った山口敬之 訴える例を添付写真で示しました。 私はレイプ犯でも昏睡レイプ魔でもありません。起訴も有罪判決も受けていない人にこうした事を書けば大変な事になるという事を、本人と社会に知らしめる事が、ネット社会における人権蹂躙を抑止する助けになると信じます。 今日段階で訴える事を決めたのは、 ▶︎前川喜平 ▶︎石川優美 ▶︎菱山南帆子 ▶︎香西かつ介(日本共産党衆議院議員) もう30人ほど、スクリーンショットを保管してあります。 皆様も、もし国会議員や著名人などで、類似のツィート、フェイスブ
先ほど東京地裁がジャーナリスト・伊藤詩織さんに対して元TBS記者・山口敬之氏から性暴力を受けたことを認定し、損害賠償330万円の支払いを命じました。 同時に山口氏が伊藤さんに起こした1億3000万円の名誉棄損訴訟は棄却されるなど、全面的に山口氏側の非が認められる格好となりましたが、どうしても見逃せないポイントがあります。詳細は以下から。 まず見てもらいたいのが「月刊Hanada」2019年10月号。小川榮太郎氏の「【伊藤詩織氏を告発する! 】性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体」という記事が掲載されました。 2019年11月号では「【告発! 「伊藤詩織」事件の闇】「伊藤詩織」は性被害者なのか」という記事。あくまで性被害者でない……と言わんばかりのタイトルです。 2020年1月号では「【徹底追及『Blak Box』!巨大ネットワークの正体】「伊藤詩織」に群がる面々」として、今度は伊藤さん周辺
山口敬之氏(右後方)、FCCJで会見 記者席に伊藤詩織さん(写真:日刊現代/アフロ) ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏から性的暴行を受けたとして、山口氏に1100万円の損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は18日、「(山口氏が)酩酊状態で意識のない伊藤詩織さんに合意がないまま性行為をした」と認めた。そして山口氏に慰謝料など330万円の支払いを命じた。 これを受け控訴の意向を示した山口氏は、18日と19日に会見を行い、 「明確に性行為に合意はありました」 「私の主張がまったく無視されたかたちで、判決には納得できない」 「伊藤さんは性犯罪被害者ではありません。伊藤さんのように必要のない嘘、本質的な嘘をつく人が性犯罪被害者だと言って嘘の主張で出てきたことによって、私のところにも、性被害を受けたんですという方から連絡があり、お目にかかった方もおります」 「本当に性被
2019年12月18日に判決が下った総理ベッタリ記者・山口敬之元TBSワシントン支局長(53)とジャーナリスト・伊藤詩織さん(30)との名誉棄損訴訟。山口記者に330万円の支払いが命じられた一方で、準強姦逮捕状を握り潰した当時の警視庁刑事部長、更に総理のペットと称される内閣情報官はその後トントン拍子に出世。政権と運命を共にするエリートの人生すごろく――。(2017年7月13日号掲載記事を編集のうえ再掲載) *** 速報「勤務中に肋骨3本を折ったのに“1カ月で出社しろ”と…」 山崎製パンの“凄絶ブラック労働”の実態 「コロナにかかったのに強制出勤」も 速報「女がだまそうとして、それに引っかかっただけ」 新宿タワマン“メッタ刺し”事件、和久井容疑者の父が息子をかばい訴えたこと 【事件の経緯については記事「あの夜何があったのか――「山口敬之」準強姦逮捕状が握り潰されるまでを改めて振り返る」htt
「連絡がないままボツにした」「いくらでも直しますから、ボツはやめてくれ」……。『安倍暗殺の謎 第7回』を3月号に掲載しなかった件について、山口敬之さんは自らの番組その他であれこれ発言していますが、事実と異なる点が多々あるので、以下、経過を説明します。 □2月4日生放送 「原稿を書いて入れたんですよ。そして、ゲラまでになったんですよ。ところが突然、花田編集長と私の担当の編集者から載せませんと言われて、私は納得がいかないから納得がいかないと言いましたけども、まあ、結果的に……」 「今回の原稿は私は非常に重要な意味合いを込めて書いたんですね。それは、安倍元首相の暗殺の真相究明に直接かかわる、ある種のモメンタムをつくる意図をもって書いた」 「どうしても出してくれと、原稿を変えてもいいと言ったけど出さなかった」 □2月25日生放送 「編集長の花田紀凱という人が、原稿の中身について引用が多いとか、なん
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