勝手に堺市広報大使 地元・堺や奈良の史跡、古墳、神社仏閣をはじめとするおすすめスポットを紹介しています。奈良が大好きで明日香村、橿原市、桜井市、天理市の神社仏閣や史跡をよく訪れています。2022年12月~飛鳥応援大使に就任いたしました。飛鳥の魅力を多くの方に伝えていけるよう頑張っていきます! お問い合わせ プライバシーポリシー 個人情報保護方針
もてるタイプとして芸能界などで注目されている「塩顔(しおがお)」。色白であっさりした印象があり、はかなげな雰囲気が特徴だ。でも約1470年前の古墳からもそんな顔をした埴輪(はにわ)が出土したという。自分の目で確かめたくて会いに行った。 群馬県南部の玉村町。町歴史資料館を巡ると「人面付円筒埴輪」(復元高63センチ)がガラスケースの中に展示されていた。 手などはなく、素朴な造形。上部にある突起は四つ認められ、冠を表しているという。切れ長のまなざしは確かに涼しげ。鼻筋が通った顔立ちからは若さと威厳も感じさせる。 「まさに塩顔です」と中島直樹・文化財係長。1998年1~3月に行われた「小泉大塚越(おおつかごし)7号古墳」(550年ごろ、同町飯倉〈いいぐら〉)の発掘で見つかったという。 2018年、県内で出土した埴輪の人気ナンバーワンを決める「群馬HANI―1(はにわん)グランプリ」に、この埴輪も出
幻のオリンピックポスターモデル・武人の埴輪 新潟県立歴史博物館(長岡市)で開催されていた秋の特別展「はにわ、どぐう、かえんどきの昭和平成」(11月4日終了)より。 昭和・平成の時代の世相の中で登場した「埴輪(はにわ)、土偶(どぐう)、そして新潟県の誇る火焔土器(かえんどき)」を、各時代の資料(書籍、ポスター、マンガなど)とともに紹介することをテーマとした企画で、見ごたえがあった。 会場で最初に目がついたのが武人の埴輪。 短甲の武人埴輪 この埴輪、日中戦争(1938年)の勃発で中止、幻のオリンピックとなった1940年・第12回東京オリンピックのポスターのモデルになったという(埼玉県熊谷市上中条、東京国立博物館所蔵) 幻のオリンピックポスター 会場では特別展の仕掛人、専門研究員・宮尾享さんに縄文土器について、直接、質問し教えていただいたこともあるが、それはまたあらためて。 火焔土器を聖火台に
接着剤で接合された状態で見つかった円筒埴輪(はにわ)=奈良県河合町で2020年6月3日午後5時47分、熊谷仁志撮影 奈良県河合町の5世紀後半ごろの前方後円墳、大塚山古墳(同町川合、国史跡)の墳丘から、円筒埴輪(はにわ)(底面の直径約30センチ)2本が持ち去られ、後に接着剤で接合された1本や破片が戻されるなどした問題で、町教委は12日、地元の複数の大人と子どもがタケノコと一緒に掘り出し、組み立てようとしたことがわかったと発表した。 町教委によると、被害を発表した2日後の今月5日、騒ぎになっているのを知った当事者から学校を通じて町教委に連絡があった。関わった人数は調査中だが、10人には届かないとみられる。「新型コロナウイルスの影響で自宅にこもってばかりで、タケノコ掘りに行った。好奇心で持ち帰ったが、そんなに大変なこととは思わなかった。軽率な行為で深く反省している」との趣旨の説明をしているという
田原本駅からは畝傍御陵前駅へ南下して、橿原考古学研究所附属博物館で開催中の企画展へ。 本年度春季の特別展「家形埴輪の世界」 部分も含めてですが60棟もの家形埴輪が一度に見られるという貴重な機会です。 撮影可ですが企画展は個人的使用のみとのことだったので、会場の雰囲気だけ備忘のために… こちらは第一会場。 センター右奥は東日本最大の家形埴輪・栃木県の壬生富士山古墳から、中央は西日本最大の大阪府・今城塚古墳から。 左のガラスケース内は大阪府・美園古墳のものですが、屋根に開いた孔(写真と逆側)から建物内側に付けられた扉の軸受け部が観察できました。 第二会場。 屋根の形や表面に刻まれた模様など、さまざまなタイプを比較してみることができて、とても興味深かったです。古代建築史のリアル体験ですね。 右奥の木の柱列は南郷遺跡の出土品とのこと。 公式のショートムービーもあります。2024年6月19日まで開催
奈良市の富雄丸山古墳で、水が湧き出る場所の上に作られた建物を表現したとみられる埴輪が見つかりました。 こうした埴輪では国内最古のものとみられ、水に関する祭りの歴史を探る手がかりとして注目を集めそうです。 奈良市の富雄丸山古墳は、4世紀後半に造られた国内最大の円墳で、▼盾のような形をした鏡や▼波打つような形をした長さ2メートルを超える剣などが見つかっています。 奈良市教育委員会がこれらが見つかったエリアとは別の場所を発掘調査したところ、1辺およそ30センチの四角形をした家形の埴輪が見つかりました。 この埴輪の内側には、水をためる水槽のような埴輪も置かれていて、奈良市教育委員会は、これらの埴輪全体で、水が湧き出る場所の上に作られた建物を表現した「湧水施設形(ゆうすいしせつがた)埴輪」とみているということです。 こうした埴輪はこれまで全国で10例ほど確認されていますが、今回のものは最古とみられる
ココがキニナル! 神奈川県の山奥に埴輪女子を夢中にさせる方がいらっしゃるので取材して下さい(ホトリコさんのキニナル) はまれぽ調査結果! 埴輪女子を夢中にさせる山の主(ぬし)は気さくで優しい陶芸家だった。大井松田ICからほど近い松田山の中腹に築かれた別天地で、埴輪制作一千体の修行に励む作家に密着し、作陶体験にもトライ! キニナル投稿には「神奈川県の山奥」というヒントしかなかった謎の人物。これは探し出すのに一苦労と覚悟を決めて調べ始めたら、意外とすぐに発見してしまった。なぜならその人は、すでにテレビの人気旅番組などにも紹介されたことがある方だったからだ。 その人の名は志村正之(しむら・まさゆき)さん。足柄上郡(あしがらかみぐん)の松田山山中に「時光窯(じこうがま)」という窯元を築く陶芸家であった。 時光窯の場所 だが、山奥にこもって制作に耽(ふけ)る芸術家と聞くと、もしやかなり気難しい人では
国内最大級、3.5メートルの木製埴輪 峯ケ塚古墳から出土―大阪・羽曳野 2022年12月08日16時50分 峯ケ塚古墳から出土した国内最大級の木製埴輪(はにわ)の残存部分(大阪府羽曳野市教育委員会提供) 大阪府羽曳野市教育委員会は8日、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産の一つである「峯ケ塚古墳」(羽曳野市)から、長さ約3.5メートルの国内最大級の木製埴輪(はにわ)が出土したと発表した。 出土木簡に「倭歌」の文字 最古の「やまとうた」か―奈良・平城京跡 発見されたのは、木製埴輪の一種「石見型木製品」。羽曳野市教委は「石見型木製品はこれまで、国内15基の古墳からしか見つかっていない。木材は当時の権力者が好んだ『コウヤマキ』が使われており、非常に珍しい」と話している。 市教委によると、峯ケ塚古墳は5世紀末に築造されたと考えられている前方後円墳で、墳丘の全長は約96メートル。今回の発掘調査で
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