(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の保健省とパレスチナ赤新月社(PRCS)は30日、ガザ南部ラファ近くで活動中だった救急車にイスラエル軍の攻撃があり、乗車していた救急隊員2人が死亡したと明らかにした。 保健省によると、PRCSの救急隊員らはラファ西部タル・アル・スルタンのロータリー交差点近くの死傷者らを避難させるために救急車で向かっていたときに攻撃を受けた。 PRCSは車両には、攻撃の対象としてはならないことが国際的に認められている赤新月社のマークが入っていたにもかかわらず、イスラエル軍は救急車を「意図的に狙った」と非難した。 死亡した隊員2人の遺体は同日、回収された。 イスラエル軍は29日、ラファに展開する戦車の1両が部隊の方へ近づいていた「不審な車両」に向かって発砲したと明らかにした。 PRCSによると、戦闘が始まった昨年10月7日以来、人道支援の活動中に犠牲になったPRCS職員は1