このあいだスーパーで「お菓子の家を作るキット」を発見した。グリム童話に出てくるお菓子の家は知っているが、お菓子の家を自作することがあり、しかもそれがキット化されるほど一般的なことだとは知らなかった。 この機会に自分も…と思ったが、あいにく「家をつくる」という行為にはそんなにグッとこない。じゃあ何ならグッとくるかといえば……ロボである。 この記事はデイリーポータルZ開設17周年企画「名作カバーまつり」のうちの1本です。カバー元:お菓子のロボ(べつやくれい) インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:「普段づかいの古文書」づくり(デジタルリマスター版)