カラフルなプラスチックの球体に入ったカクテル飲料、BuzzBallz(バズボールズ)を立ち上げた元教師のリリー・キックは、米国で最も裕福な女性起業家の一人になった。 彼女が副業として立ち上げたこのカクテルは、今では全米の数千店舗のコンビニやスーパーマーケットの棚に並んでおり、数十億ドル規模の業界で最大のブランドの一つへと成長した。 「私の人生は、まさにアメリカンドリームです。女性が決して踏み込まなかった分野で成功を収めたのです」と、現在61歳のバズボールズの創業者でCEOのキックは語る。会社の立ち上げから約14年で、彼女はこのブランドをアルコール業界の大手に育て上げた。バズボールズは現在、米国に加えて日本や韓国、台湾を含む29カ国で販売されており、年間売上高は約5億ドル(約780億円)と推定できる。 ルイジアナ州の大手酒類メーカーSazerac(サゼラック)は先日、推定5億ドル(約780億