ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (3)

  • ボノボ

    早わかり 分類: 哺乳類 IUCNのレッドリストによる 危機の評価:絶滅危惧種 性: 雑 寿命: 野生: 20 ~ 40 年 体長: 約90 センチ 体重: メス:最大で約31キログラム、オス:最大で約39キログラム ボノボとは ボノボは大型類人猿の一種で、チンパンジーと同様、99%近いDNAを人間と共有している。 しかし野生の姿はコンゴ民主共和国でしか見られず、チンパンジーに比べるとなじみの薄い存在だ。1929年にチンパンジーとは別の種であることが確認されるまでは、西欧の研究者はボノボを「ピグミーチンパンジー」と呼ぶことさえあった。 ボノボはチンパンジーとほぼ同じ大きさだが、体つきはしなやかだ。チンパンジーと比べて、肩は丸く小さく、足長で、直立歩行することが多い。雑性で、果実、昆虫、魚から、サルやハイラックス、小型のアンテロープなどの小さな哺乳類まで、さまざまなものをべる。 ミミ

    ボノボ
  • コロナ後遺症、2年で6割が大きく改善、免疫の異常が落ち着く

    サイトカインストームに関わる免疫細胞の走査電子顕微鏡カラー合成画像。1個のマクロファージと2個の樹状細胞と多数の白血球が見える。サイトカインは通常の免疫反応にとって重要だが、過剰に放出されるサイトカインストームは害になりうる。(COMPOSITE MICROGRAPH BY STEVE GSCHMEISSNER, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 新型コロナウイルス感染症の後遺症で特徴的に見られる免疫系の異常な活性化は、感染から2年でおおむね鎮まることを示した論文が、4月17日付けで学術誌「Nature Communications」に発表された。長く続く症状に悩む患者たちに、緩やかな回復がありうるという希望をもたらす研究結果だ。 新型コロナにかかった人のおよそ10人に1人は、疲労感、ブレインフォグ(脳に霧がかかったようにぼんやりする症状)、息切れ、動悸、抑うつなどの幅広い症状

    コロナ後遺症、2年で6割が大きく改善、免疫の異常が落ち着く
  • 人種の違いは、遺伝学的には大した差ではない

    DNAを単にデータ保存装置と考えるなら、それが保存するデータは、生物情報です。ヒトでいえば30億の文字があり、2万個の遺伝子をもっています。古遺伝学とは、はるか昔に死んだ生物のDNAを研究する学問です。この技術が開発されたのはここ10年ほどで、格的な研究はまだ5年ほどという新しい分野です。 興味深いことに、DNAはデジタルディスクやテープなどよりもはるかに安定しています。条件さえ整えば、DNAはヒトや有機体の骨の中に数十万年も留まることが出来ます。それを取り出せるようになって、数十万年前に死んだ生物のゲノムを研究することも可能になりました。(参考記事:「ゲノム編集でヒト受精卵を修復、米初、将来性は?」) 最初の転機は、2009年に訪れました。ネアンデルタール人の骨からDNAを抽出することに成功したのです。こうして私たちとは別の人類の全ゲノム配列が決定され、古生物学者の長年の謎が解明されま

    人種の違いは、遺伝学的には大した差ではない
  • 1